「タカーシ日記」第十四回 <OLD FRIENDS>
■投稿日時:2002年12月17日
■書き手:タカハシ(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

<12月9日(月)>
シグマリオンは相変わらず不通だが、取りあえず「猪木祭3」をネタに「超・月刊エキサイティング・プロレス」だけは書き始める。ちゃんとアップできるればいいけど・・・。
一応ドコモショップでシグマリオン初号機を使わせてもらえる約束を取り付けたので、それに現在あるバックアップデータをリストアする事で、シグ2の通信設定を執り行う腹づもりだ。うまく行けばいいんだけれど。

帰宅途中に本屋に寄ると、格闘技通信の新刊が出ていたのでちょっと読んでみる。巻頭は数見の松井派離脱だが、アマチュアの場合はお金よりもメンツなどの方がトラブルの元になりがちだ。総裁が亡くなられた後の分裂騒動も在日韓国人である松井館長が後継者として選ばれた事や、緑健児らと同世代であった事あたりがその理由なのだと思っていたが・・・本当はもっと根深かったりドロドロしたものなんだろうな。
さて、密かに注目していたのはシュルトのGP欠場問題を格通がどう取り上げるかだが、これについては何か言いたげ風な書き方をしつつ・・・という例のヤツ。
「アレ?編集長交替と同時に「NO FAKE」も辞めちゃったの?」とオトナ気ない事を一応言っておこう。


<12月10日(火)>

昨夜風呂に入り損ねたので、湯ざめを心配しつつも朝風呂の用意をしようと思ったら、給湯機の調子が悪く沸かし直しができない。仕方が無いのでネットでも見てるかと思ったら、電源を入れても画面が表示しない。シグ1も同じ症状だったので、もしかして呪われているのだろうか?・・・とはサスガに思わないが、コレがウィルスというヤツかと心配になる。そう言えばダイスさんも最近PCがおかしくなったとか言ってたしな。
そこで観戦記ネット・技術担当の愚傾さんに聞いてみたが
「そういう症状のウィルスは聞いた事ないので、単に家電が連続して故障するのと同じじゃないですか?」
と言われる。何しろPCに関しては無知の極みなので、何が起こっても対応できないのだ。

K−1の視聴率が驚異の28.4%であったとの事。W杯を除けば今年のスポーツ番組では最高だったとか。サップが各局でPRしまくった事が第一の要因だろうが、1試合目のアーツ対セフォーから動きの多い試合展開であった事、「サップを誰が止めるのか?」というテーマがちゃんと伝わっていた事が良かったのだろう。
それにしても今やプライムタイムの連続ドラマでも主役クラスの長谷川京子が、真面目な顔してセコンドの様子を報告したりするのも面白い。畑野浩子がちょい落ちだが、いつかノリカ、ハセキョーと3人で2時間ドラマでもやって欲しいな。多分安易に大物格闘家たちがカメオ出演しまくるんだろうけど。
帰宅後PCの再立ち上げにトライしたところアッサリ起動。かなりメールは送っていたので、ウィルスが原因でなくて良かった良かった。シグ2も取りあえずメールだけはできるようになったし。
別の友人から「寿命が近い事は間違いないから、覚悟とバックアップはしておけ」と言われるが・・・立て続けに買い換えるのはキツイなぁ。


<12月11日(水)>

水曜と言えば当然柔術。柔軟しながら話題となったのはK−1とDEEP・・・というかサップとランバーだった。2メートル、160キロを越える脂肪率15%以下の肉体を持つアスリートとムエタイのランカーレベルの技術を持ち、柔術も習っている選手という、ほんの5年前にはマンガの世界だけの話だったのに(後者は特に)、今や現実となりしかも3ヶ月に1回はナマで見る事もできるという奇跡の状況なのだ。
もっともランバーはクラス的にはバンタムだし、特に金銭欲や名誉欲も
「あれじゃ誰も勝てない。フェザーの選手とやっても負けない。」との事だが、例えば修斗のフェザー級チャンプになるために、アマ修に今更出たり、チャンピオンになってもせいぜい15万くらいのファイトマネーのために、ランバーが少しでも何かを犠牲にするとはとても思えないもんな。
修斗がこれ以上の進化・発展を望むのなら、まずは世間に通用する価値観やアガリの設定を明示しないと。職業欄に「プロ修斗選手」と書けるのは10年経っても3、4人くらいかな。コレって異常じゃない?
それにしても「修斗は団体じゃなく競技」とするなら、他団体への出場を規制する事自体矛盾している気もするけど。

さてこの日は大学も決まり、これからはマメに通えるようになったという高3の少年(年齢差2倍だ)とパスガードとスパーを各1回ずつ手合わせした。パスガードは自分がヌク側で始まるが、とにかくパワーが違い過ぎてベースがどうにも作れず、逆に下からストレート・アームバーに取られそうになりヒヤッとする。サスガにこれでタップするのは恥ずかしいので何とかこらえたが、その後も十字を決められそうになるわ、パワーでスイープされそうになるわと「若さに任せた責めにもうワタシ・・・」と熟女AVのようになってしまう。アレ、熟女ものは若憎を優しくリードするんだったっけ?
かなり長く続いていたため、植野師匠から「そこのカップルはあと1分で」と水入りの時間を設定されるが、残り30秒のところで十字に捕らえられ、あえなくタップアウト。
植野師匠から「高橋さん、惜しかったですね」と言われたので「あと30秒ガマンすればおまわりさんが来てくれたんですけど」とオヤジ狩りネタでボケさせていただく。
続けてのスパーも彼と手合わせしてもらうが、お互い上派のためまずは上を取るせめぎ合いとなる。が、ここは「コレ以上カツアゲされてたまるか!」という気持ちのもと(ウソ)なんとか上を取り、彼が来ていない間に習った例の相手の裾を使ってのポジションキープでまぁまぁ互角に渡り合った・・・と言いたいが、彼の下からの技術レベルと自分の上からのレベルがほぼ互角ではダメなんだよな。三角や十字をかなり強引に逃れると、底の方に残った最後のガソリンでスパートをかけ、「お!加速装置!」という声を聞きながら残り3秒くらいでバックからのチョークを取りそうになる。時間がもし残っていてもそこで決められたとは思えないが、その場では「もう少しだったのに!」という気分でタイムアップ。
しかし休みを取らずに青帯の人ともう1本続ける彼と、壁際でへたり込む自分とでは比べようもないのだった。


<12月12日(木)>

昨日「畑野浩子がちょい落ち」と書いたが、それにはちゃんとした理由があって、芸能界の超実力者、周防さんの息子と付き合っていたので仕事がバンバン来ていたのを自分の実力と勘違いして、柏原崇に乗り換えたため干されてる・・・というゴシップ記事を読んだ。「もうすぐそのの姿が見られなくなる」とあったが・・・。
頑張ってね、畑野ちゃん。全然タイプじゃないけど。

この日は前日に急遽観戦する事にしたWMF初の後楽園大会。会場に入ろうとすると、選手の手売りらしい当日引渡しの机の前は人だかりになっていた。会場も平日のインディーとしては驚異的な入り具合だったが、ハヤブサと冬木のイメージの差なのか、ここまで入りが違うともう笑うしかない。
これが継続されるかが大切なのだが、運営方針としてはWEWを反面教師としているきらいが感じられる。結構そこが利点だったりして。そのうち冬木が交流戦とか言い出すんだろうなぁ。
今回はゲストとして小島、人生、キッドが出場していたが、単なるゲストではなくそれぞれに意味のあるマッチメークであったところにセンスを感じる。時間が押していたのか、WMFだけはガチなのか、怨霊とキッドが「夢の対決」とか言われていたのに、3分少々で特に見せ場なく終わってしまったが、雁之助は小島相手に堂々と渡り合う試合を見せ、人生は森田がガルーダを続ける事の意味合いを観客に示してみせた。
観客の年齢層が高い事を計算に入れてか、7時開始というのも嬉しかったが8試合は明らかに多過ぎ。まぁこれはたくさん選手がいる以上仕方ないか。今は無駄な選手をいかに抱えないかが、団体経営の最重要ポイントなんだけどね。
もうしばらくは見守っていきたいが、リッキーをまた見なくちゃいけないのがちょっとツライなぁ。


<12月13日(金)>

金曜は柔術の日だが、この日は中学時代のプチ同窓会があったのでそちらに。
30代半ばともなると結婚している人の方が圧倒的に多いのだが、今回のメンバーでは男女とも独身・既婚者は半々といったところ。当然消息不明の人や、地元から遠く離れて生活している人もいるわけだが、

考え過ぎかも知れないが、同窓会に集まるのは精神的にも経済的にもそれなりに余裕がある人なのかも。結婚している人は独身時代と比べれば、やはり束縛されている事はあるようだが、それでも家族がいる事の幸せは強く感じているようだった。
自分はと言えばフラれてからは女運の方はサッパリだが、それでも仕事はまぁ順調と言えるし、相変わらずプロレスを毎週のように見に行き、新たに趣味に加わった柔術では高校生相手にヒーヒー言わされたりと、日記に書くネタに困らないような生活を送っているわけだ。もちろん世の中にはプロレスより楽しい事は幾らでもあるのだろうが、(女の子を除けば)ここまで夢中になれたものには出会っていないし。
また観戦記ネットという場を提供してもらった事で、その日記でも何千人単位の人に文章を読んでもらえ、今年最高のヒット数を記録した「DYNAMITE!」速報では、カウンターが壊れるほどアクセスしてもらったようだ。
「毎日楽しいか?」と聞かれれば「楽しいよ!」と即答はできるが、家族の長として昔ほど好き勝手にはできなくなったにしても、「楽しさ」とは違う充実感は持っている友人と話をしていると、こういうのもアリだったかなぁなど、とガラにもなく思ってしまう。どこで間違ったのか・・・とまではサスガに思いませんけどね。


<12月14日(土)>

仕事が思うように終わらず、5時からの三軒茶屋の方の柔術クラスも間に合わないのでこの日は諦め、家でたまったビデオを見て、連載等書いていく事にする。そろそろアワードも選ばなくてはいけないが、全く何も決めていない。取りあえず自分が行った興行についてまとめておこうと思ってちょっと数えてみる。
・・・軽く50回越えていた。計算すると毎週1回は見ている事になるが、これは友人宅でのPPV観戦を除いての数なのだ。もう「プロレス記者かっ?」つーくらい会場行ってるな。確かに異常だわ、コレ。


<12月15日(日)>

なんと言っても01両国大会である。4時からスタートとは言え、金網の取り外しも含めて10試合もラインアップされているという恐ろしい興行だ。全女のドーム大会も長かったが、もし01が間違ってドーム大会を行ったとしたら、いったいどれほどの長時間興行になるのだろう。
ところが始まってみるとどれも見所のある試合ばかりで、トイレタイムとなるような試合は1つもなかった。多分橋本の家に食事に招待されると、デカいテーブルにあふれるほどの料理を出されるのではないだろうか?などとバカな事を考えてみた。
さて試合についてだが、正直に言って心に残るような突出した試合がなかったのも事実。ガファリが意外とセンスのいいところと、マイクから伺い知れるインテリゲンチャなところがすぐ思い出せるくらいかな。
50回も行けば、そりゃ感覚もマヒするわな、と投げやりに終わっておこう。来週頑張ります。





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