「タカーシ日記」第十三回 <TAX MAN>
■投稿日時:2002年12月10日
■書き手:タカハシ(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

<12月2日(月)>

ロフトプラスワンに「第2回オタク大賞」を見に行く。オタクの定義もかなり幅広くなり、モーヲタやノアヲタどころか、そこら辺の女の子でもちょっとハマッたモノがあれば「ちょっとオタクっぽいところが・・・」などと言ったりするくらいだ。
そもそもの「オタク」の語源はKO大学のマン研か何かの人たちが、「キミは・・・」と言わずに「オタクは・・・」と言っているのを、何を勘違いしたのか「カッコイイ!」と思ってしまった人たちが真似し始めたのがキッカケ。
で、日常的に「オタクは・・・」と言っているコアなマンガ、アニメ、特撮のファンをひっくるめて「オタク」と呼ぶようになったのだ。今は亡きOUT誌では「ゲンさん」と名付けようとしていた気もするが、モデルとしたキャラクターにもやっぱり「オタクなんなの?」と言わせていたな。
世間的に「オタク」という呼称が広まったのは宮崎勤の幼女殺人事件がキッカケで、友人などはかなり親御さんから真剣に心配されていたようだ。
と言ってもまだまだビデオやマンガの異常な数のコレクションが世間的には見分ける方法だったようで、自分の場合はその頃はビデオもマンガもそれほど持っていなかった事から、そんなに親から心配される事はなかったですね。記憶する限りではそのオリジナルとなったKO大の人たちが「スタジオぬえ」の宮武氏や細野不二彦だったんじゃないかな。

さて今回の「オタク大賞」だが、まぁ当たり前というか「アニメ・特撮・マンガ・ゲーム」辺りがその対象となる。ゲームがカテゴライズされているのが時代の移り変わりを感じる。また不思議なほどに観客にはキレイな人が多く、一昔前の「絶対そこでしかチヤホヤされない」タイプの人が皆無だったのもね。
司会役の知らない声優のお姉さん(メイドのコスチュームがはちきれそうだった)よりよっぽどレベルが高かったような・・・。
出演者は唐沢俊一、岡田斗司夫、氷川竜介、切通理作、眠田直、鶴岡法斎といったところで、(鶴岡氏はともかく)この辺がオタク第一世代と言われているのかな。・・・と言っても第2,第3世代という人たちについては全く知らない。昔同じくロフトで第3世代と呼ばれる人たちが出演した回を見た事があったが、その場所以外では以後も活字ででもその名前を見聞きした事はない。イベント自体は満員だったので、自分が知らないだけだとは思うが。
イベントの詳細については一応ナイショという事らしいので、内容については新年のCS特番で見てもらうとして、まぁやはり岡田、唐沢両氏の話芸の巧みさには感心しきり。マメにコンタクトを取っている事もあるのだろうが、この手のイベントにありがちな、ネタの出し合い、競い合いに陥る事なくうまぁーく話をまとめていた。
正直に言えばこの世代の人たちが話題にする事だと、7〜8割は知っている事柄なので「よぐわがんね」という事にならずに済んだのはよかったよかった。
全体的に面白かったが、隣の席の人たちの「世界中に広がるオタク文化。でも1人しかオタクがいなくて、そいつがそのまま独裁者もやってる国が北朝鮮」てな会話が結構心に残っている。


<12月3日(火)>

レンタルビデオ屋のサービスデイ(旧作1本100円)を利用して「ウルトラセブン」を1から見ていたのだが、この日ようやく最終回まで辿り着いた。「セブン」と言えば12話・・・ではなくて最終回のアンヌに自分がウルトラセブンである事を告白するシーンが有名だ。これのパロディーはたくさん見てきた気がするなぁ。
昨日のロフトで聞いたのだが、アニメヲタの天体観測マニアで自分が新発見した星に次々にアニメ関係者の名前を付けている人がいるらしい。中にはミヤザキハヤオ星というのもあるそうだ。
「ボクはね、ミヤザキハヤオ星人なんだよ!」
「ワレワレハ、ミヤザキハヤオセイジンダ!」
う〜ん、ステキだ。
結局大賞は「海洋堂」と「千と千尋の神隠し」。・・・こうして並べるとマトモに選んだように思えてくるなぁ。


<12月4日(水)>

柔術クラスにも行かずにまたまたロフトプラスワンに。今回はターザン&吉田豪の「格闘2人祭り」だが、棚橋殺人未遂事件、猪木・新間復縁という時節柄、会場は久々に満員だったが女の子がほとんどいないのは相変わらず。
新間さんの復活に期待カジョーの人たちばかりだったようだが・・・どうですか?
話を聞く限りではちょっと時流からハズレ過ぎていて、今のファンの気持ちを把握していないというか。個人的には猪木と新間さんの復縁は予想していた事ではあるが(新間さんのやってる事全て猪木へのラブコールだもんね)、その喜びを金を払ってるのに延々と聞かされても・・・。
「昭和のプロレス、復活!」との言葉が嬉しいのか、その場のノリに合わせたのかは知らないけれど、「プロレスは変わって行くもの」とニックも言っているように、見る側も「相手がワルツで来たらワルツ、ジルバで来たらジルバ」を踊る」のでいいじゃないかと思う。
それでも自分の音楽のシュミがそうであるように、ヒップホップだとかトランスだとか。どこがいいのかわからないほど変容したならば、ダンスホールから離れるしかないのだろうけれど。

ちょっと気になったのはターザンの「ダイナマイト!やW−1を見た今となっては・・・」と長州の新団体を評していた事。「ダイナマイト!」はともかく「W−1」はそれほど新時代を象徴するほどのシロモノとも思えなかったけどな。


<12月5日(木)>

突然愛機であるシグマリオン初号機の画面が表示しなくなる。反応はあるので本当に画面だけの問題なのだろうが、メールは勿論この日記を書くのもシグマリオン頼みだったので非常に困っている。一応初号機のデータは移動可能という事なので、これを機会に2号機に買い換えるつもりだが、どこかからそのための情報だかをDLしなくてはいけないらしい。
恐らく観戦記ネットで一番文章量が多いのは自分ではないかと思うが(品川さんの掲示板でのコピペは別として)、未だに自分のPC関連のスキルで最上のものがコピペなので、キチンとできるか多いに不安だ。

ちなみに仕方が無いので今はPC使ってこの日記書いている。保存とかもよくわからないので、同じPC宛に書いてる途中の日記を送って、そのメールを元に翌日もドンドコ書き足してまた送るという、非常にムダの多いやり方なので今回ちゃんと締め切りに間に合うのか非常に不安だ。


<12月6日(金)>

仕事を大幅にやり残して全日本の武道館へ。会場に入ると3分の1ほど潰してのステージ設置。しかもそれでも満員ではないという最悪の状況にやり切れなくなる。小島&ケア対大谷&田中がメインでは当たり前と言えば当たり前か。じゃあ誰を呼べばいいのか?と言われると非常に困るが、可能であるならば武藤のパートナーにもう少しインパクトのある選手(欲を言えばスティングが最適だが)を前回の武道館大会の時に発表できれば、もう少し違う結果が出たように思うのだが・・・。
今回は最初の不入り具合が尾を引いて、どうにも試合を楽しむ事ができなかった。大谷&田中が面白い試合をするのは当たり前としても、ケアが怪我で試合に殆ど参加できない状況にあったため、散々攻めこんでおきながら結局メジャー選手のラリアート一発で逆転負けという典型的なメジャーとインディーの試合みたいな図式になってしまったのが哀しい。
あえて見所を探すなら、大谷と田中のタッグ戦はいつも大谷だけが目立つような組み立てなのに、今回は田中も引き立つようなコンビプレイや組み立ても多々あった事くらいかな・・・って結局01か。


<12月7日(土)>

今週は水・金とも柔術を休んだので、午前中の駒込の後に夕方も三軒茶屋で練習する事とした。駒込では今週の型稽古のネタであった肩固めについて教わる。自分もよく肩固めは使うのだが、どうも決まるまでには行かないので、仕方なくヒザを相手の胸に押し当てて、肩固めというよりは痛め技のように使ってタップを取ろうとしている。
今回は自分の技のダメな部分を教わったが、要するに力を入れる方向がデタラメだったという事であったようだ。変なクセが付いてしまったのか、すぐの矯正はできなかったが今回教わった事はちょっと集中して身に付けていきたい。
今回は植野師匠含め3人しかいなかったため、ゆったりと雑談を交えながらの練習となり、自分は池袋で買い物の下見、植野師匠たちは同じく池袋の別のクラスで練習のため駒込を後にする。
下見の目的はデジカメとシグ2の値段のチェックだが、植野師匠の友人がさくらやで働いているとの事から、紹介と口利きもしてもらう。最初はビックカメラで買うつもりであったが、紹介がなくてもさくらやの方がお得なシステムになっていたので、翌日に買う事を決め、その後はしばらく池袋をフラフラしてから自分も三軒茶屋に向かう。
三軒茶屋の型稽古のネタはカニ挟みとビクトル投げ。教わったビクトル投げは垣原がドームでの健介戦で見せた、バックを取られた瞬間に合わせて、相手の足を取りながら前方回転してヒザ十字なりに切り返すものだったが・・・ちょっと自分の記憶しているのとは違ったなぁ。まぁ記憶違いなんだろうけど。
今回の練習はどちらもヒザ十字への連携技なのでそっちの練習もしたのだが、技が本来の決まり方をしてない場合は多少痛くてもガマンして、相手に「もっと深く」とか「強く締めつけて」とか言いながら、ちゃんと決まったところでタップするという繰り返しのため、ちょっとヒザに軽い違和感が残ってしまう。多分それはお互いさまなのだが、その辺りの相手に対する思いやりと言うか、信頼感が組技系のいい部分のように思える。これはさすがに打撃系ではおいそれとはできないだろうからな。
スパーでは相変わらずスタミナに難点はあったものの、上を取った時のキープに成長があったようで、植野師匠からオホメの言葉を戴く。今回は一度もタップは取れなかったが、意識していない部分の上達を指摘されるのも嬉しいものだ。

帰宅後は楽しみにはしていたのだが、練習で疲れていた事もあり、K−1GPは録画だけしておいて早々に寝る事とした。


<12月8日(日)>

朝目が覚めてからすぐにK−1GPのビデオを見始める。サップの快進撃に期待はしたものの、まぁやはりホーストがキッチリ勝つだろうな・・・と思いつつ、途中までは横になりながら見ていたが、余りの面白さに座り直して見る事にした。今回は本当に1回戦から決勝まで全部面白い試合で、ここまで面白いワンデイ・トーナメントはJカップ1STかPRIDE・GP決勝並ではないかと思う。
サップがホーストをKOで撃破し、サップはそのままリタイア。しかしKO負けのホーストが優勝というマンガのような結末は、来年に繋がるラッキーなもの。石井館長はスゴいなぁ・・・と思ってたら朝刊ではその石井館長が遂に在宅起訴されたとの記事が。まぁ仕方ないとは言え、これがどれほどの影響を及ぼすのか。なんだか猪木だけが妙に嬉しそうなのがどうにも気になるが、それはともかく石井館長への感謝の気持ちはいささかも揺らぐ事はない。館長が獄中に入ったら毎週励ましのお便りを書くつもりだったのだが、在宅起訴ならそんな心配も不要か。残念というかなんというか・・・。

ビデオを見終わってからさくらやでお買い物に出かける。デジカメは良かったが、シグ2に関してはやっかいな事にブチ当たってしまい、フテ寝する事にした。しばらく速報できそうにありませんよ、クソ!





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