「タカーシ日記」第五回 <甘い囁き>
■投稿日時:2002年10月1日
■書き手:タカハシ(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

<9月23日(日)>

今日は7時からまた三軒茶屋で柔術の練習をさせてもらおうかと思ったが、思い直してどこが面白いのかまるでわからんが、それでも武道館やディファ有明を満員にし続ける謎の団体、NOAHへ行く事にする。
武道館は5時からなので空いてしまった午前中は映画を観に行く事とした。三軒茶屋でやっている「スパイダーマン」と「少林サッカー」の2本立てだ。「スパイダーマン」は原作のテイストをかなり残して、修正すべきところはするマニアも納得の仕上がり。レスラー役として久し振りに"マッチョマン"ランディ・サベージを見るが、身体がズイブン大きくなってないか?薬もほどほどに・・・。
今回はグリーン・ゴブリンを敵役としたエピソードだが、ヒロインはMJのみ。しかしキルスティン・ダンストは「チアーズ!」といい、必ず作中男を乗り換えるな。劇中3回男替えるヒロインというのもどうかと思うぞ。
内容は次作への含みを残しつつも驚くほどのテンポの良さで、アッと言う間の2時間だった。
対する「少林サッカー」は期待が大き過ぎたのと、アメリカン・ポップコーンムービーの洗練され過ぎたテンポの後を受けたせいか、前半の「七人の侍」チックな人集めが間伸びした感じで、サッカーの試合が始まるまでがちょっとツラかった。先に観ていたらまた違った感想だったのかも知れないけど。
さてNOAH観戦は本当に久し振りだが、やっぱり行けば行ったで面白いんだよね。今回は速報も書いたが、メインの高山対三沢の試合自体の面白さには余り触れていないのが我ながら不満だ。あと書き忘れたのはハリー・レイスの入場での「ギャラクシー・エクスプレス」の素晴らしさかな。試合内容には文句ないんだけれど、また行きたいか?となるとちょっと別なんだよな。これがプロレスの難しいトコロだ。
あと正直に言えばR・木村の試合が無条件で付いてきてしまう現状が、NOAHから足を遠のかせる原因のひとつではあるような気がした。気を滅入らせるような試合をする人を上げるのは本当に勘弁してもらいたい。

<9月24日(火)>

たまったビデオを消化しようと晩食後WWE(ついに社名変更まで辿りつきました)のビデオを見る。それでもまだカートには髪の毛があり、ホーガンがチャンピオンだ。連休の遊び疲れからかトリッシュの赤い下着姿まではハッキリ目も覚めていたが、メインのタッグマッチの頃には眠くなってしまい、結局9時から朝の7時まで寝入ってしまう。こういう日もあるよね。

<9月25日(水)>

植野師匠の方針からかボケとツッコミには上下関係のないグレイシー・バッハ東京。今回のテーマは下からハーフガードで足を絡められた際に、相手の道着の裾を使ってポジションをキープしておいて足を抜く方法について。最近は自分が植野師匠がやる見本の実験台となる。やられる事によって力をかける場所や圧迫する場所が判る事が多いので、自分からお願いしてやらせてもらっているのだ。
一応思いついた事はその場で植野師匠に質問する事で、周りの見ている人にも参考になるように心がけている。始める時に「お、技マニア!」という声がかかる時もあるが、「ホモでマゾ」でも説明が付くような気もするなぁ。
最初に何をやるかは聞かされるわけではないので、植野師匠から「じゃあ、まず寝て下さい」と言われてから横になる。余りにも無防備にダランと寝たのを見てすかさず「お店行ってもマグロですか?」とツッコミが入るが、それにはエヘラエヘラと笑ってごまかす。
しかし続けて「お客さん、こういうトコ初めてぇん?」と囁かれると、どうにもツボに入ってしまい笑い転げてしまう。
笑いが収まればいつも通りに技術講座が行われる。自分は上を取る事の方が多い・・・というかグレイシー・バッハなのに下の方が不得意という劣等生なので、今回のネタは非常に参考になるものだった。
また今回のパスガードを数分間、限定スパーのかたちで反復練習できたのが良かったのか、続けて行われたクローズ・ガードからの勝ち抜けパスガードとスパーで早速使い、上手い具合にパスに成功した。習った技術がすぐ使えると非常に気分がいい。今後とも有効に使っていきたいものだ。

<9月26日(木)>

この日は朝「SRS−DX」誌を、仕事帰りに「紙のプロレス」誌を購入。どちらも「Dynamite!」の後遺症に悩まされている人が多いかのように書かれていたが、自分の場合はPPVで見た事もあってか全くそれがない。ゴールドバーグの「Who's next」ではないが、「What's next」という感じで、もう「Dynamite!」も忘却の彼方だ。
「紙プロ」が書いていたように、いつか「Dynamite!」以前と以降というように語られていくかはハナハダ疑問だが、記憶に残る夏であった事は違いない。何年後も語られるのがガファリの腹だったりするかも知れないが。

<9月27日(金)>

会社に着いてからサンケイスポーツを見てビックリ!小池栄子と坂田亘が付き合ってるとの記事があった。これでプロレスでチャンピオンになるより有名芸能人との結婚(してないけど)の方がよっぽどメジャーになれるという自説が正しいのか確認できるというものだ。田村はメチャメチャ嫉妬しそうだな。
取りあえずPRIDEにしてみれば今の時点では田村や他のパンクラス勢より、よっぽど坂田の方が魅力的な存在だろう。昨日読んだ「紙プロ」の坂田インタビューで盛んに「前田イズム」とインタビュアーが言っていたが、この事も含んでの事だったのだろうか。
それにしてもMMAではノゲイラ、プロレスラーでは坂田と小池栄子もイイトコ抑えてるなー。さすが巨乳番長!

<9月28日(土)>

日本のプロレス業界の人に知り合いはいないが、アメリカには1wrestling.comのクリスさん、ヨーロッパには悪のマネージャー兼ブッカーのロバートさんと2人の友人がいる。昨日久し振りにメールを出したら2人とも驚くほど早く返事がくれた。それによるとクリスさんは今年も年末から8日まで日本でプロレス観戦のツアーを行い、ロバートさんの方は産まれた子供が超未熟児だったため、看護もあってかプロレスの仕事からはスッパリ足を洗っているとの事だ。
クリスさんによるとNYで行われたMLWの興行には案の定と言うかマニアが集結し、小島やケアの試合ではかなりの盛り上がりを見せたらしい。
小島やケアがジェリー・リンやサブゥーに今更ジョブするわけにもいかないだろうが、MLWのベルトを持ち込まれてもやっぱり「今更」なんだよな。かつてのUN王座のような位置付けにしたいのかも知れないけど、それもちょっと何だかだなぁ。

<9月29日(日)>

この日は夕方からPRIDE22のPPVを友人宅で見させてもらう。毎度毎度すいません。
今回は谷間の興行らしいラインアップであったが、こういうものは伝染するのか内容もやっぱり谷間の興行らしいテンションであった。今回は速報を担当した事もあり、書き残した事があるほどの興行でもなかったのでサラリと行くが、とにかく今回はハイアンに尽きる。個人的にハイアンをタカーシアワード2000で堀口元気(闘龍門)と並んで新人賞に挙げていたので、今回の鮮烈な勝利は非常に嬉しい。
まあそれにしても今に始まった事じゃないが、観戦記ネットにアップしてもその反応のウスさにはガッカリするね。さすがにモチベーションの維持がツラくなってきました。





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