「週刊タカーシ(仮題)」第六回 <年下の男の子>
■投稿日時:2002年5月21日
■書き手:タカハシ(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

さて今回は自分が通っている「グレイシー・バッハ」について。系列も含めればブラジルでも1、2を争うほど大きい組織(個人のジムとして一番大きい(人数が多い)のはLAのヒクソンのジムらしい)ですが、時折専門誌で見られる「バッハ・グレイシー」という表記は正しくないそうです。
では「バッハ」とは何か?という事ですが、海が近くにあり高級住宅街でもある観光地・・・つまり地名ですね。

タ「海のある軽井沢っていう感じですか?」
植「うまい!イイ線ですね。」

ちなみに通っている生徒にはやはり育ちのいい人が多いようで、植野師匠もある生徒さんの家に遊びに行ったところ大理石を内装に多く使った豪邸にド肝を抜かれたそうです(ちょっと誇張)。
「グレイシー・バッハ」の選手で日本でも有名な人と言えばまずマーシオ・フェイトーザ、ニーノ・”エルヴィス”・シェンブリといったところでしょうが、以前ゴング格闘技でも紹介された「オタク番長」ホドリゴら5人の新世代のグレイシーは全てバッハ所属で、これからは日本でその実力を披露する事になるのでしょう。バッハ系列の選手を挙げるのならやはりヘンゾ&ハイアンの兄弟がその筆頭でしょうが、サスガにこれ以上は書いていくとキリがないのでこの辺で。

植野師匠は2度ブラジルに柔術留学しているのですが、主に教わったのがマーシオ・フェイトーザなので、グレイシー・バッハ東京も練習はまず「フェイトーザ式柔軟体操」から始まります。これは座ったままの体勢でできるもので下半身のストレッチが多いのが特徴かな?立ったり座ったりせずその場でできるので風呂上がりに自宅でやる事もありますが、初めてやり方を教わった時は「フェイトーザはモノグサな人なのかな?」とついつい思ったものです(ちなみに植野師匠によると「ブラジル人の中でも非常に勤勉」だそうです)。
さてこの日も勿論「フェイトーザ式柔軟体操」から。それから前回も触れた前回り受身をマットの対角線を使って行います。ところが障害物ナシでの1回目は問題なくできるものの、2度目以降のキックミットを利用した練習では意識し過ぎるせいか、自分でも危ない回り方をしてしまいます。「タカハシさん、小さく小さく」とアドバイスをくれた植野師匠の笑顔も引きつっていたので相当マズい回り方をしていたのでしょう。別に障害物越えが義務ではないため、入りたての人は脇を普通に回っていくのですが、自分はもう一度トライ。・・・今のままでは多分80キロどころか法定速度で走ったバイクから落ちてもケガする事でしょう。

練習のルーティン・ワークとして以上をアップとして行った後に、前回書いた通り植野師匠による毎回必ず技術講座があるですが、引き出しの多さと柔術の奥深さには心から感心してしまいます。
今回は先日柔術の大会に出た人による試合での反省点について。
それは片足を抱えられた時の対処なのですが、柔術らしい力に頼らずバランスを利した動きで試しにやってみるとなんともスムーズに切り返せる。ついつい「自然だー」と口走ってしまうのですが、本当に無理なくやれるので非常に気持ちいい。ちなみに名前は特に決まったものはないようで、「指先のカタチがちょっと違えば別の技」というプロレスとはエラい違いです。
もっとも何でもテキスト的なものを求める日本人には、細かく名称を付けたほうが受け入れられるんじゃないかな、と思ったりもしますね。

さてこの日の練習には試験勉強のためかしばらくぶりに手合わせする高校生会員も入って行われました。彼とは今までは修斗クラスでしか一緒ではなかったので、ギを着てのスパーでは初めてなのですが5分フリーの寝技限定スパーで先に肩固めでタップを奪う事に成功!ぶっちゃけた話修斗の時にはやられ放題であったので喜びもひとしおでした。
お互いに道着を使わず修斗で学んだ技術でやり合う感じだったため、結構ダイナミックに動き合い、見た目も面白かったようで、植野師匠からもおホメの言葉をいただきました。
自分自身久し振りに彼からタップを取れたのですが、再スタートすると今度は30秒もしないうちにマウントを取られて十字という、やられてから思い出した彼の勝ちパターンで自分の方が高速タップ。

植「お!タカハシさん、オヤジ狩りに遭いましたか?(笑)」
タ「いやぁ、給料出たばっかりなんですけど・・・。」

結局残り時間はお互いに極めきれなかったものの、これからまた通い始めるらしく今のうちに少しでもアドヴァンテージを付けておきたいものだと思いましたね。20才近く年が離れている相手に大人気ないとは思いますけど・・・。


グレイシー・バッハ東京
場所:JR山手線駒込駅前クラブ・ウィンズ内
住所:北区中里2−5−8 ヴェルドミール駒込201号
電話:03(5974)7793
時間: 週3回・水、金(夜19時−20時15分)、土曜日(昼11時30分−12時45分)
(不定期ですが日曜日にやる事もあります)
料金:月額1万円

*自分が通っているのはこちら。ブラジルっぽい?雰囲気の中、柔術の楽しさを満喫しています。
修斗・キックのクラスもあります。


グレイシーバッハ渋谷<旧A.D.G.JAPAN>
場所: 小田急線代々木上原駅前
スポーツプレックス内
時間: 週1回・水曜日
21時-22時半
料金: 無料
(フィットネスジム「スポーツプレックス」の会員のみ)
クラブの月会費は12000円です。
ビジターの体験入門は1500円で出来ます。
2001年12月「A.D.G.JAPAN」より改名しました。
フィットネスジムの中の1クラスということもあり、老若男女問わず様々なメンバーで和気あいあいとやっています。


<先週見た興行>
先週は闘龍門のデイファ有明大会のみ。日曜が先週かはこの際考えないように。
先月の後楽園が大変な盛り上がりだっただけに今回も期待していったのだけれど、こちらの期待値がとんでもなく上がっているようで、試合内容はハイクォリティーでストーリーの分岐点でもある贅沢な興行だったにも関わらず、どうしても最後までノル事ができませんでした。それでも堀口元気の受けっぷりの良さにはシビレルばかり。
今回もお客さんの殆どが大満足の表情で会場を後にしているのに不満を感じてしまうのは、マニアックな視点で見てしまいがちな自分に要因があるのが判っているだけに、ちょっと複雑な気分になってしまいました。





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