「週刊タカーシ(仮題)」第三回 <ROCKET DIVE>
■投稿日時:2002年4月30日
■書き手:タカハシ(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

別に内緒というワケでもないのだけれど、実は1昨年12月より駒込のクラブ・ウィンズ内の修斗クラス@WILD PHOENIXに通っていました。そして数ヶ月前から新たに本場ブラジルのグレイシー・バッハ代表のカーロス・グレイシーJrから道場開設の承認を得た植野雄選手(以降植野師匠)によるグレイシー柔術セミナーも開講されたので、こちらもかけもちで受講し始めたのですが・・・これがまた修斗とは別の面白さがあり、すっかりハマってしまったんですよ。
ところで(決定タイトルではないけれど)週刊タカーシはプロレス・格闘技限定ではなく面白いと思った事を書いていきたいと思っているので、一貫性がないのはご容赦願いたいところです。
まぁ前振りはこの辺で止めるとして早速本題に入っていきましょう。

柔術日記、第一回目のテーマは「受身について」。
一応基本的な動き他は修斗クラスで経験がある事もあり、自分が最初に習ったのはギを使っての締め技からでした。本当に基本の基本からと思っていたので、受身からになるのかな・・・と考えていたのですが、それまでの修斗クラスでの基本的な動き他の経験を尊重してくれたという事のようでした。
付け加えるとやはり本国でも寝技の展開になる事が多い事から、柔道と比べると受身の練習に割く時間の比率は少な目のようです。
話は少し逸れますが、昔雑誌かネットで読んだエピソードとして第一回のUFCからしばらく後のこと、ホイスのいるグレイシー柔術アカデミーでの体験セミナーを受講した日本人が次々と柔術の技術を習う中、ふと「受身の練習はしないのですか?」と聞いたところ、当たり前のように「受身?投げられなければいいんだ」と当たり前の様に答えられた事があったそうです(記憶違いは多々あるかも)。

さてこの日は前回り受身を柔軟体操後のウォーミングアップとして行ったのですが、受身の練習としてまず用意されたのが折りたたみのイス。
スパーンと飛び越えての前回り受身を見せて「さぁ、次の人!」・・・とこれは植野師匠によるジョークですが、実際にブラジルではこのようなイスを飛び越えて前回り受身の練習をしているそうです。
「コレができればバイクで80キロ出してる時にふっ飛んでもケガしないぞ!」とブラジルでは言われたそうですが、ここは日本なのでキックミットで代用。2つ用意してお互いに寄り添うように立たせてダミーとしましたが、ちょっと自信のない自分はまず1個寝かせて、ある程度できたところで2個目を積み重ねて、最後に立たせてトライと段階を踏ませていただきました。
植野師匠曰く「昔、忍者が葦の木を毎日飛び越えて練習した話みたいですねぇ」との事。ま、これ以上高くする気はないですけどね。
練習はいつも柔軟体操やウォームアップ、続けて技術講座とその反復と続いてスパーリングという流れとなります。1クラス1時間半と限られている中ではかなり濃密な練習ができていると思います。
この日は柔術流の背負い投げとクロスガードからのエスケープへの対応の2種類とその反復練習。
前者は柔道とは戦い方の違いから独自に発達した投げ方で、後者は相手の一歩先一歩先を見据えてのコンビネーション。これは植野師匠も言っていたけれど、本当に誰がこんな動きを考えるんだろう、という感じ。
ここでどのようなやり方かを書くのは簡単だけれども、技術的な事についてはキチンとした技術を持っている人から習うべきと思っているので、今後も書いていくつもりはない事をここでお断りしておきます。

続いて寝技限定スパーリング。今回は4人と妙に人数が少ないため、2組休みなしで5分フリーで行われました。
まだまだギをうまく利用した戦い方は身に付いておらず、どちらかというと裸体の戦い方の延長でしかできていないのですが、それでも(柔術を始めたばかりの)体重差のある相手に肩固めでタップを取り、次には上を取られてからうまく体重を使われてのケサで逆にタップを取られたりという感じでまず一本。次は体重は逆に自分よりも少ない人が相手でしたが、柔術歴は自分より少し長い人。内容としてはパスしてはスイープの繰り返しで、パスしてるんだかさせてもらってるだけなんだか自分でもわからなくなってしまった。途中オビはおろか下の腰ヒモ(?)の結びまでほどけてしまい、さすがに半ケツさらしてまでは続けられなかったのでタイムを取らせてもらう。
もちろん植野師匠とも普通にローテーションで当たるが、スイープされるともう自分でもどんな体勢でひっくり返っているのかもわからない感じ。まぁ。こんな感じで2周ほどしてこの日の練習はおしまい。

今回は受身に少し時間を多めに割いた事もあり、スパーの本数自体は少なかったけれど、次回は今日来なかった人に先の新ネタを試してやろう、と暗い情念を燃やして帰路につきました。


グレイシーバッハ渋谷<旧A.D.G.JAPAN>
場所: 小田急線代々木上原駅前
スポーツプレックス内
時間: 週1回・水曜日
21時-22時半
料金: 無料
(フィットネスジム「スポーツプレックス」の会員のみ)
クラブの月会費は12000円です。
ビジターの体験入門は1500円で出来ます。
2001年12月「A.D.G.JAPAN」より改名しました。
フィットネスジムの中の1クラスということもあり、老若男女問わず様々なメンバーで和気あいあいとやっています。

グレイシー・バッハ東京
場所:JR山手線駒込駅前クラブ・ウィンズ内
住所:北区中里2−5−8 ヴェルドミール駒込201号
電話:03(5974)7793
時間: 週3回・水、金(夜19時−20時15分)、土曜日(昼11時30分−12時45分)
(不定期ですが日曜日にやる事もあります)
料金:月額1万円

*自分が通っているのはこちら。ブラジルっぽい?雰囲気の中、柔術の楽しさを満喫しています。
 修斗・キックのクラスもあります。

<先週観た興行>
先週観たのは22日の闘龍門の後楽園大会のみ。しかし!今回は本当にそれだけで十分と言い切れるほどに面白かった。昨年は川田対武藤の初対決とバッティングしているため、泣く泣く蹴ったエル・ヌメロ・ウノ決勝だったが、今年も試合、ストーリー共最高に楽しませてもらいました。
第0試合のバトルロイヤルでDブロック進出者が決定するという方式が今年も採用されたのですが、これほど面白いバトルロイヤルは観た事がないですね。試合の流れもフィニッシュも抜群でした。
今まで自分の中では、ガイアで行われたコメディータッチの試合がベストだったけれど、ライブで観たという事を差し引いても文句なくベスト1ですね。
興行のストーリーは開始当初はロックがWWF王座を初戴冠した時のサバイバー・シリーズのアレンジ(*)かと思っていたのですが、サスガにそこまではひねくれてはおらず、最後はM2Kの4人とマグナムがリング上で踊り狂うという、ハッピー・エンドだかなんだかわからないけどとにかく楽しいフィナーレでした。
ひと息ついちゃったかなー、と思っていた時にこの大爆発。行かなかった人は後悔して下さい。
個人的には人生のベスト興行トップ5に入りそうなほどの満足感です!

*:サバイバー・シリーズ:当時コーポレート(ビンス側)と張り合っていたロックが、王座決定トーナメント開始前にはコーポレートのイチオシだったはずのマンカインドを、実はウラで密約が出来ていたコーポレート側の力を借りて決勝で倒し、以降「ピープルズ・チャンプ」から「コーポレート・チャンプ」を名乗るようになる。マンカインドはオースティンを止めるためだけに利用される役を演じた。この後しばらくは必殺技も「コーポレート・エルボー」となる。
つまり”いい人”の望月が、仲違いしているはずのM2Kの力を最後の最後に借りてトーナメント優勝・・・と予想していたワケですね。





本稿の著作権はすべてKANSENKI.NET及び「書き手」に帰属します。

戻る
TOPへ