「ハイスパート・アンダー1000」第二回 <チョコの心意気、橋本の男気>
■投稿日時:2003年5月2日
■書き手:タカハシ(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

プロレスラーで『さん』付けで呼ばれる人について考えてみた。馬場さん、デビルさん、TARUさん、ポーゴさん(ちょっと微妙かな)、チョコさんといったトコロだろうか。共通点としてはキャリアへのリスペクト、アガリの状態、人柄は・・・まぁ置いておこう。
この中では何と言ってもチョコさんことチョコボール向井が異色の存在だ。少なくともレスラーとしては殆ど記憶に残るような試合をしていない上に、キャリアも他の選手たちに比べればグリーンボーイもいいところだ。
その向井が何故『さん』付けで呼ばれ始めたのかと言えば、それは単に金村たちがそう呼んでるからなのだが、それがファンにも定着しているのは、売れっ子AV男優としての本業があるにも関わらず、プロレスラーとしての活動に真摯に取り組んでいるからだろう。多分AV男優としてのキャリアに対するリスペクトではない事は、自分を鑑みれば分かるというか、男優への記憶なんぞあろうはずもないからだ。
さて金村が3日のWEW後楽園大会(かなりの苦戦が伝えられているが)で橋本と向井の対戦をブチ上げている。自分は単なる話題作りではないと思っているのだが、それ以上にこれは案外『プロレスラー』チョコボール向井にとっては大きいチャンスなのでは?と思っている。
向井の試合から一所懸命さは伝わってくるし、決してパートタイム的な取り組みでない事は向井の試合を見た人なら誰でも感じる事だろう。ただ『AV男優が必死に戦っている』ということ以外に何かあるか?と言われれば答えには詰まってしまう。
そこで橋本戦だ。恐らくはこれだけの短期間に決定する事はないと思うし、29日の試合後の談話によると向井自身も全く聞いていなかったようだ。しかしこの試合が実現し向井がその試合で橋本の心を動かす事ができたなら、ようやくプロレスファンも『プロレスラー』チョコボール向井に対する評価ができるのではないだろうか。
異色過ぎるカードではあるがもし実現したなら、向井の心意気とそれを受け止める橋本の男気を見せてもらいたい。



前へ 一覧へ 



本稿の著作権はすべてKANSENKI.NET及び「書き手」に帰属します。

戻る
TOPへ