12/18パンクラス横浜文体雑感〜風になった、みのる
■団体:パンクラス
■日時:1999年12月18日
■会場:横浜文化体育館体育館
■書き手:メモ8(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

 うぐぐ。仕事、終わりません(泣)。ネットもロクロクしないでがんばっているのだが。しかしだ。熱狂的前田ファンにあるまじき態度でありながら、今日は風になるぜ〜と行って来ました、横浜文化体育館。アリーナ7割以上、2階も6割以上の客入りにビックリ。やっぱ、未だ風になるぜ〜な奴は多いのか。船木のVTで入らない客が、鈴木の通常ルールで入るっつーのは、何だかよくわからない現象。


<オフィシャルルール10分>

○窪田(判定)レスリー・アレン×

 終始、上になり、ハーフマウントいうより、ハーフサイドと言いたくなるようなポジションから、窪田、腕狙い。決めきれず。判定は3者とも窪田。特に思う所なし。


×稲垣(判定)太田浩史(rJw)○

 太田のセコンドにエンセン。セコンドのエンセン見飽きた。お前が試合しろ。

 試合は、滅茶苦茶、面白かった。太田のアマレステクを堪能。兎に角、バックを取るバックを取るバックを取る。稲垣、カメになるカメになるカメになる。こればっか(笑)。なのに、何故かこれが面白いんだな。太田、スタンドでも打撃の間合いを、ふにゃっと潰してすぐ組み付いてしまう。稲垣も膝を狙うのだが、まともに入ったのは、数発程度。んで、テイクダウンされてバックを取られてカメカメカメ。

 判定勝ちでもOKという割りきりさえすれば、太田のこの戦い方がヘタしたらベストなんではないか? 相当、上の方とやっても通用するとみた、この人。

 まあ、もう1度見たいかと言ったら、うーん、なんだけどね(笑)。

 それにしても、稲垣は、第2の柳澤化が顕著。ハイブッリットバディはカッコいいんだけどねぇ。


<パンクラチオンルール15分>

×ネイサン・マーコート(13分ちょっと腕十字)元気○

 元気、防毒マスクに、火炎放射器からは、スモーク吐きまくり。わーいベイダーみたいだ! しかし笑いは取れず。だから言ってるだろが、手を変え品を変えってのじゃ、もう受けないんだってば(笑)。

 最初にテイクダウンを取ったのは、元気なのだが、2転3転とポジション入れ替わり、結局は、元気がガード状態である時間が長かった。マーコートはインサイドから、コツコツ、頭突き。例によって、元気も下から色々仕掛けるのだが決まらず。こりゃドローかなと思った13分過ぎに、一瞬のスキをついて、下から元気の十字。

 マーコートは、負けはしたけど、かなりイケてると思う。今日の外人勢の中ではライトル以外では、どう見ても1番。そのマーコートをきっちり決めた元気もOK。なのに試合後マイクで「しょっぱい試合ですいませんでした」。いいぞいいぞ。その謙虚さとプロ意識が、とってもいいぞ、がんばれ元気!


△美濃輪(時間切れドロー)クリス・ライトル△

 美濃輪、立ちあがり、数回のフェイント。相変らず、カッコいい。ところが本物のタックルに行った瞬間、膝をあわされ、上になったのはライトル。あっさりパスされマウント取られて、ありゃありゃりゃと思ったが、あっと言う間に、横回転でスイープして上に。この辺も、実にカッコいい。

 ところがだ。また行くんだよ、足狙い。両足を取敢えず抱え込んでいるので、蹴りは貰わないのだが、上半身を起したライトルのパンチがボコボコボコ。そんなに効いているようには見えないのだが、音が凄くて不安になる。そのままの状態から美濃輪も上体を起して、頭突きで応酬。2発ほど入る。それでも、ヒール狙いを止めない美濃輪。うーん、何故?

 よし、わかった、キミのことは、これから赤いパンツの頑固者と呼ぼう!

 最後の最後まで両者バテず、激しいポジション取り&パンチ。判定があれば、ライトルですな。


 休憩10分。新グッズの紹介など。


<エキジビジョン3分>

船木 vs 渋谷

 お互い遠慮気味のスパー風。船木のマイクアピールは「15年間の集大成を出す」等、大して内容なし。

 しかし。最近、やたら老け込んでいた船木の表情からケンが取れたような気がした。5歳位若返った。決して、全然似合わない金髪のせいではない(と思う)。いい表情だった。ヒクソン戦に専念できる状況を回りが作ってくれたのだろうと解釈。…やっと、本気で、船木を応援する気になった。

 2コーナーに昇り、バク宙サービスして退場。


<パンクラチオンルール15分>

○國奥(14分44秒腕十字)レイン・アンドリュース×

 アンドリュース、アタマ剃ってて、シウバ風。腕に「武」のタトゥー。

 スタンドで打ち合う國奥。結果、アンドリュースの金的食らう。コーナーに押し込んでも、すぐにはテイクダウンを狙わず、慎重。ただ、これ1番見てて面白くない膠着なんだよな。何とかしろ。

 やっとテイクダウン取って、サイドを取るとセコンドから親分が「まずはしっかり押さえ込め」って、もう押さえ込んでるじゃん。ここでもまた膠着。慎重過ぎないか、國奥。

 スタンドに戻って、似たような展開を繰返し、再度金的でアンドリュースにレッドカード。ラスト2分で、再び國奥サイド。親分「あと2分しかないよ!」。こりゃドローかと思った、残り1分でやっとパスに成功した國奥、打撃を連打し残り20秒で、見事に腕十字。

 試合後のマイクアピールは、最近の若者風。「あと2試合あるけど、皆さんノリノリで応援してください!」とか。ここでも修斗化(笑)。


○高橋(7分59秒マウントからの打撃でタップ)ジョン・クロンク

 試合前の場内ビデオで「ダイビングヘッドバッドを狙う」と高橋宣言。うーむ。

 クロンクは、ディック・フライを細くしたような感じで、入場時は、おおこれはヨサゲじゃないかと思ったのだが、レフェリーからの注意時あたりには、もうキョドり始めて、この時点で、金魚であることを確信。

 まったく打撃に付き合わず、あっさりテイクダウンした高橋、公約通りに、インサイドから、ハデな頭突きを狙うが、挙句、自分の方がダメージ大きかったようだ。なんだかな。

 結局、パスも狙わず、インサイドから打撃乱打だけで、クロンク、タップ。


<オフィシャルルール10分>

×鈴木(2分3?秒肩固めでレフリーストップ)菊田○

 風になれ〜みのるぅ〜。

 入場時、恐い顔してない。それで風になれるのか、みのるぅ〜。

 インサイドを、あっさりパスした菊田、サイドに戻して、そこから肩固め。あっさり。パンクラ内VT最強なだけじゃなく、このルールでも最強か菊田。

 と言うより。


 鈴木みのる最弱!!!


 UWFが終わったことを痛感した。




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