速報版観戦記
■団体:D.O.G
■日時:2005年6月11日
■会場:ディファ有明
■書き手:メモ8(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

06/11 D.O.G ディファ有明大会速報

こんにちは、クボさんの犬・メモ8でございます。
前回旗揚げで、関係者受付に長蛇の列と書いたら、
「ありゃあ有料の引き換えの列だゴルア」と、
ありがたいお言葉頂いてしまいました。
それにしたって、身内がしっかり売っているということですね。
スマックは小所帯なので営業が弱いのが1番の問題なので、
かなーり羨ましいとも言えます。

が、ですよ。
旗揚げ2戦目、ガイジンだらけじゃないですか!
なんすか、これ。マルプロ系は国内にいる(のかな?)としても、
アメリカから4人呼んで。
そりゃセコンド代はかなり浮くわけですが…。
はっきり言って、ディファじゃペイしません。
が、そういうクボさんの意思を受けて、
選手がチケット売ってるみたいなんだよなあ…。
満員とは言いませんが、かなり入ってました。
この弱いカードで。
いやいやいや、ガイジンみんな強いんですよ。しかも地味に。
選手にとっても、プロモにとっても、
1番美味しくないパターンというか。
カネだけかかって、後は潰れるのが普通というか。
が、慧舟會がやる以上、続くんでしょう。

…すげえぜ!

第一試合 ライトヘビー級 5分2R
×安達 明彦
(パレストラ松戸)
vs
尾崎 広紀
(和術慧舟會 東京本部)

(2R判定0−3)

尾崎、大器の片鱗を見せたという感じだけど、
まあさすがのデビュー戦、まだ勝ち方がわかってないというか。

第二試合 ヘビー級 5分2R
×スチュワート・フルトン
(XXX)
vs
デゼボエフ・アスラン
(露/マルプロジム)

(1R4分49秒KO)

フルトン、打撃スキル高いと思うんだが、
打たれ弱いんだよなー。
スタンドのみで、押し気味に進めたんだが、
アゴあがって振り回しているだけに見えるわりには、
当て勘のいいアスランの右フック一発で。

マルプロジムの赤いホッペの通訳、笑えます。

第三試合 ライトヘビー級 5分2R
福田 力
(KILLER BEE)
vs
バザエフ・オレグ×
(露/マルプロジム)

(1R21秒KO)

いきなりのボディーフックを当てたオレグ、
福田、効いた風だったが、ムキになってミドル打ち返し、
その後、音がしそうなくらい強振した右フック一発で。

第四試合 ウェルター級 5分2R
星野 勇二
(和術慧舟會 GODS)
vs
和田 拓也
(SKアブソリュート)

(2R判定1−0)

裏メイン的カード。
…なんだけど、この2人だと、
こうなっちゃうかなーという感じであるのも確かで。
お互いレスリング強いので上取れた方が勝ちというか。
1Rはワダタク、2Rは星野でした。
ワダタクは、後半ガス欠の癖変らず。

第五試合 ウェルター級 5分3R
門馬 秀貴
(和術慧舟會 A-3)
vs
デイブ・ストラッサー×
(米/フリースタイルアカデミー)

(1R3分30秒KO)

ストラッサーって、そこそこ強いと思うんだけど、
立ちレスがあまり強くないタイプなので、
門馬の強さが引き立つというか。
結果としては何ですけど、いいカードでした。
テンカオでペース奪って、最後は右フック、一発。

大量に客を呼んでいる門馬、場内沸かせまくり、
マイクではHERO’Sに参戦したいをアピールしてました。
が、HERO’Sをクチにするなら、もっとイチゲンにウケないと。

第六試合 -73kg契約 5分3R
×光岡 映二
(和術慧舟會 RJW)
vs
ニック・アガラー
(米/フリースタイルアカデミー)

(3R判定0−3)

まあ、光岡らしい試合でしたね。
最初は、何でそんなに簡単に、と言いたくなるぐらい、
ポンポン上取って。
が、そこで決め手を欠くと(殴ってはいるんですが)、
徐々にタックル切られ始め、ショートのパンチに加え、
一発を秘めた膝を当ててくるアガラーの打撃もらいだして。
要は、光岡って、勝ちパターンが未だないというか。
岩瀬とは殴り合っておいて、アガラーにはいきなりタックルじゃなあ…。
ちょっと、現代総合格闘技的にはないです。

アガラーは、立ちレスはイマイチでしたが、
それ以外は全部及第点以上で、
スタンド打撃のキレは特筆もん。
また見たい選手ですね。

セミファイナル -66kg契約 5分
×中原 太陽
(和術慧舟會 GODS)
vs
マイク・ブラウン
(米)

(2R2分23秒肩固め)

マイク・ブラウン、メチャ強。
常に上を取って、最後は、何とか苦労してめくった太陽の、
一瞬の隙をつくような肩固めで。下から決りました。

太陽は、まだ若いんだから、もっと覇気が欲しいですね。
元気がないというか。もっと元気だせ。
まっ、引き込んでいるウチは未来は見えませんよ。
そういや、このマイク・ブラウンに勝った元気って、
やっぱり強いんだよねというか。
HERO’Sのトーナメントはアレですが。

メインイベント ミドル級 5分3R
岡見 勇信
(和術慧舟會 東京本部)
vs
ニック・トンプソン×
(米/フリースタイルアカデミー)

(1R29秒TKO)

事故というか。
何もしないウチに、トンプソン、肘を脱臼しちゃって。
うーん、まあしょうがないですね。


門馬と岡見が、明確に「もっと上を目指す」的なこと言ってました。
この2人がそういう言うくらいなんだから、そうなんでしょう。
つまり、現状のD.O.G、あくまで通過点なわけですね。
今までのデモリやクロセクをあえて「発表会」と自嘲してきた、
クボさんらしいセンスだと思います。
んで、その「通過点」である筈のD.O.Gで、
これだけイベントとして凝っているわけで。
イベントとしての出来は、文句なしです。
まあ煽り映像は、最初に選手の名前出した方がいいと思いますが。

主催者側からみて、非常に極めて只管、
コストパフォーマンスの悪い大会だったと思います。
その分、客が得をするなら、それはそれでいいんだけど。
残念ながら、こうやって地味強ガイジン集めても、
ごくごく一部のマニアしか来ません喜びません。
その分、イチゲンの客が多くて、雰囲気はいいんですが。

わかるんですよ。
ええい、ガイジン呼んじゃえっていう発想は。
スマックもよくやりますし。
で、結果として、マイク・ブラウンみたいないい選手が見れるなら、
お得感はメチャクチャあるんです。
あるんだけどなあ…。心配になっちゃいます。

やっぱり見たいのは、日本人同士の潰しあいなんですよ。
それを勝ち残った者のみが、上にいけるような仕組みというか。
ここに上がってこれる仕組みというか。
だから、下もやりましょうよ、下。
今やれば、上から下まで全部自給自足じゃないですか。
下なら、大してカネもかからないわけだし。
普通デモリとか、デモリアトムとか、クロセクとか、JTCとか。
HERO’Sあって、D.O.Gが出来て、
そんな今だからこそ、下が大事だと思うんですよ。

というか、そこを大事にしなくちゃ、クボさんじゃないです。

report by メモ8




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