3/26 HERO’S 旗揚げ 〜地上波には前田日明が足りない〜
■団体:HERO’S
■日時:2005年3月26日
■会場:埼玉SA
■書き手:メモ8(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)


 マエダマエダマエダマエダ〜!

 いやあ絶叫して声枯れました。試合の途中とかで連呼したんじゃなく、エンディングで、思わずうれしくなって連呼してしまったという。そこまでは、実に冷静に見てたんですけどね。まあ何回か涙流しましたけど。

 というわけで、HERO’Sです。自分は、RINGS終了以来(正確にいえばそれ以前の紙プロオープン観戦記に投稿して前田に観戦記を読んでもらえて以来)、観戦記を封印したという気持ちがあります。実際、その後に速報というフォーマット以外でやったのは、現在では仕事となってしまったジョシカク関連くらいです(まあ例外はありましたけど)。結果として、速報というフォーマットの中で、昔の観戦記よりはるかに濃い事書いてるつもりもあるんですが、かと言って、あれはあくまで速報で。

 が、RINGS復活とあれば(決め付け)、観戦記です。だって、前田スーパバイザだし。自分はこの人がいなければ、総合なんかに関わってないし。

 最近はどの興行見に行くんでも、開始時間ギリギリに何とか間に合うように行くことがほとんどなんですが、気がせいて、早めに着いちゃいました。15時20分くらい。

 表をウロウロしてて、気付いた点がいくつか。まず外のグッズ売り場に、パンフが売ってない(結果として中にも売ってませんでした)。アリーナ興行連発のこのご時世で、この興行規模で、パンフ売ってないの、自分の知る限り初めてです。あの伝説の猪木まつり2003ですら、すんごいパンフ売ってたのに。まあ、あれは未だにライターや編集者の方々へのギャラが未払いですから(実は大きな声では言いませんが、自分も債権者の一人だったりして)、そんなことになるくらいなら、作らない方がいいとは思いますが。まあ、全員配布のペーパーはあったんですがね。簡単な試合見所と、ルールと、前田・上井の挨拶が載ってる。内容としては、それで充分っちゃ充分なんですが、やっぱり寂しい。

 で、関係者入り口の前で、関係者らしき人と雑談している上井さん目撃。うーん暇そうでした。そういう立場なんでしょうね。この人を、ウマくフロントマンに引っ張り出したことで、色々回っていった感じがしているので、そういう意味では現場では暇でいいんでしょうけど。

 ちなみに、今回は、e+でチケット予約して買いました。ぴあで発売開始になる1日か2日前でした。で、これが大正解。会場入ってみると、リング回りに南北10列弱、東西に20列弱作ってあって、そこは関係者席かなーとか思って、降りていったんですよ。ところが、そこが見事に1万円席で。自分は9列目でした。まあ前の数列は、偉い人のご招待なんでしょうけど。丁度、列の1番端で、席が台形型に配置されてるので、目の前の障害物が何もなく、バツグンの席でした。こういうアリーナ興行を、こんないい席で見るのは、久々だー。

 PRIDEで、田村・シウバの時(だったけかな?)、10万円席を1度だけ買ったことがありますが、多分あの時以来ですね。…あの頃はカネあったんだよな。

 で、埼玉SAですが、ここは、スタジアムバージョン・アリーナバージョンであっても、色々その中で微調整できるみたいですね。前回のPRIDE29は、アリーナバージョンの最大(ひょっとすると、スタジアムバージョンの最小?)、今回が、アリーナバージョンの最小だと思います。2階席は使えないようになっていて(PRIDE29では入れていた)。長方形型の全景のうち、東側を舞台で全面潰してます。正確なことは書けませんが、自分のヨミだと、全席で1万2千〜1万5千(かなり幅広いヨミですが)くらいでしょうか。開始時点では、5割強かと思った入りも、そこそこ埋って、まあ大甘で8割以上の入りという感じ。

 で、舞台ですが、書き割りの炎の絵が、DEEPそっくりだったのは大笑い。皮肉でやってるのか、作った人間が知らないのかは判断できませんでしたが、もし自分が責任者だったら、絶対そういうつまんない皮肉はやらないので、後者だと思いたいです。大笑いと書いてはみたものの、全然笑えないというか。

 で、備えつけのモニター(だと思うんですけど自信なし。南東と北西にあるやつですね)に加えて、舞台中央と、正対する西にもう少し大きめのスクリーン。都合4機です。見やすいです。で、セット自体はさほど大掛かりなものじゃないんですが(動きモノがなかったんで)、これがよく考えられていて。特に、赤青の花道の上にトラスで吊っている照明群。これが物凄い効果をあげてました。

 照明の話になったので、その辺のことを最初に書いちゃいましょうか。照明は、自分の知る限り、NKくらいのハコ以上の大きさ(いわゆる大箱)の興行では、最高峰のものでした。カネがかかっているという意味ではないです(むしろかかってないと思います)。よく練られていて、センスがいい。担当者のスキルとセンスの問題だと思いますね。サップの入場の時の照明なんて、それだけでうっとり見てしまいましたから。そうだな、照明とかが過去に1番カッコよかった興行といえば、自分の場合は、未だルミナ・宇野第2戦の修斗NKなんですが、あれ並みの出来というか。

 が、今回、この評価は、自分が9列目に座っているといことが前提です。実は、今回徹底的に観察してやろうと思って、一部を、後ろの方で立ってみたりしているんですよ。まず、音響がダメ。全然後ろに届いてないです。アリーナに座ってると、こんなに低音がビリビリくる音響初めてだというくらい来てるんですけど。後ろの方だと、ただのチャチい音が鳴っているようにしか聞えない。で、照明も、後ろの方で見ると、真ん中の方でチマチマやってる感じなんですね。つまり、すべて舞台幅でイメージされているというか。上の方、後ろの方に届かせるイメージが作れてないわけです。これからどこのハコを使っていくか、自分は知りませんが(笑←何故笑う)、そういう部分を考えて欲しいと思います。スキルとセンスは文句なし。なら、ハコの広さを使えるのも、時間の問題でしょう。

 煽り映像も無難なつくり。映像自体が無理に自己主張しない、試合に興味を繋ぐ映像という意味では、これでいいんじゃないでしょうか。選手入場時のタイポグリグリ系映像は、まあちょっと手抜き気味でしたが(スマックより酷いぞ、あれ1ターン3〜4秒だったでしょ、スマックだって10秒とか15秒とかあるぞ笑、せめて選手の静止画挟みましょうよ)、その分、照明がウマく使われてて、客の視点はモニターに向ってないので、あれ以上凝っても意味がないってのもありますが、そこは作る人間のPRIDEっつーか。こういうのの積上げで、全体の質が上がっていきますからね。それこそパンフをちゃんと作るとか。

 って、中味に入るまでが随分長くなってしまいました。15時40分くらいに会場に入った時点で、オープニグファイトの内藤戦がもうやってました。内藤打撃効かされて、下からの攻めも凌がれて判定負け。

 17時少し前に本部席回りの紹介。チーフレフェリー(!)・梅木。レフェリー・和田、芹澤、岡林。チーフジャッジ(!)・平。ジャッジ・松本、磯野。まあ、基本的にはJTC人脈というか。チーフという役職がいったい何を意味しているのかは不明でしたが。

 リンアナは、最初とメインが、古田さん(!)。んで前半は知らない人(イマイチ)、後半戦も知らない人(この人は素晴らしかった)と、3人で。PRIDE以降、複数のリンアナを使う方式がよくありますけど、これ何か意味あるんでしょうか? 1人でいいのに。RINGSからの流れでいえば、古田さんでいって欲しいんですけど、古田さん、試合途中のアドリブ系のアナウンスとかが、特にウマいわけじゃないので(どっちかというとヘタ、まあ慣れの問題だと思うんですけど)、リング上は全部古田さん(もしくは後半戦の人)で、試合回りは誰かもう1人。くらいに押さえたらどうでしょうね。まあ前半後半で色をつけるぐらいはあってもいいとは思いますけど…。

 定刻にオープニングがはじまります。映像自体は大したことないんですが、そこに被せるスタッフ・キャストロールの出し方といい、照明の絡ませ方といい、バックミュージック(ハードコア系っていうのかな? あんまり自分が詳しくない方面の音)といい、200点の出来。勿論、ラスト大爆発でしめて、瞬時暗転して、リングにスポット集まると、立っている前田日明という演出を含めて。まずここで1回目の泣き(笑)。マエダマエダマエダマエダ〜!

 で、前田のカミカミの紙読みながらの挨拶に続き、全選手入場。これがRINGSの全選手入場のテーマです(リミックスはしてるような気はしましたが)。いやあ、ここまでやるかという感じで。

 試合内容は、地上波でやった内容なんで、展開とかは一切追いません。自分の感想のみ。そうそう勝利時の音楽とかよかったですねー。80年代のロックというか。ちょっと感傷が乗ってる系の。あと、幕間とかの繋ぎに、クラッシュ(ロストインザスーパーマーケットとか)流れて、ううう、自分のツボ突きまくり。そうそう、ただ、勝利時の曲、全試合、曲変えていましたけど、これはある程度、曲数絞って固定すべきのような…。その方がHERO’Sとしての色がついてくるというか。まあ、この辺は、好みの問題ですけど。

 結果自体は、スポナビからコピペしてます。ルールは配布のペーパー見る限り、中量級以下は、4点膝はなし、重量級は、一部ありみたいのようでしたが(PRIDEと同じく選択制?)、熟読してないので、よくわかりません。


第1試合 5分3R
○大山峻護(フリー)
×ヴァレンタイン・オーフレイム(オランダ/リングスオランダ)
1R1分28秒アンクルホールド

 んまー、恐らく、マニア的視点からすれば、オーフレイムに勝ったくらいで、そこまで喜んでどうするよという感じはします。けど、いいんじゃないでしょうか。元々地力のあるファイターですから、こういうポジションから、じっくりゆっくり這い上がって欲しいと思います。っつーか、この人が一部のマニアに叩かれるのは、みんなマッチメイクのせいなんですよね。もうちょっと等身大のマッチメイク(という意味では今回は悪くない)をしてあげて、人気を作ってあげて欲しいなあ。

 コンテンダースに出た頃なんて、ホント光り輝いていたんだから、この人。

 などと思ってたら、地上波では結構いいポジションで流れてて。いきなり応援する気無くしちゃうぞー。

第2試合 5分3R
×宮田 和幸(フリー)
○イアン・シャファー(オーストラリア/リングス・オーストラリア)
3R判定1−2

 うむー、この試合は、つまんなかったです。レスリングは文句なしでポンポン上取る宮田ですが、すぐ祈ってしまって。潜在能力はあるのは間違いないわけで。最初からコツコツ殴りでポイントアウトするつもりだったのでしょうか。

 ジャッジですが、磯野さんの29−27ってのはどうなんでしょ(ブーイング起きてました)。宮田の勝ちがあってもおかしくないと思うんですよ。けど、29−27ってのは。いきなり不透明ですね。ジャッジ基準、早々に明確にした方がいいと思います。もしくは、マストでつけるドローなしなら(ペン・リョート戦の時、明確になった)、ポイントなんて、ハナからつけなきゃいいのに。まあ考え方の問題ですが。

第3試合 5分3R
×宇野 薫(和術慧舟會東京本部)
○ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/チーム・スカンジナビアン)
3R4分48秒KO

 文句なしの、ベストバウトでしたね。この日初めて「いい試合だー!」コールも出たし。1Rは、上取ってウマいスペースの空け方した宇野くんのラウンド。2Rは下からの蹴り上げとスタンドでいいパンチ当てたハンセンでしょう。凄いのは、ここで完全にペースを持っていかれた感じだったのに、3Rにまた盛り返した宇野くん。あと12秒、判定まで行けば、宇野くんの勝ちで問題なかったでしょう。だからこそ、最後に油断したか、勝ちに行く気が抜けたか、いずれにせよ、もらっちゃいけない一発でした。

 が、しかし。試合全体からも、終わった後の宇野くんのパフォーマンス(ようやく意識取り戻して、フラフラなのに担架使わず退場しようとして、思い出したように1人でリングに戻り、四方に例の挨拶。これがカッコいいんだ)からも、もう文句なく目立ったのは負けた彼の方だったと思います。勿論、ハンセンがいいファイターであることも大前提なんですが。RINGSファンは敗者に優しいし、ダイナマイトと前回MAXの30秒ルールが軽い予告編(撮影快調!みたいな)だとすれば、今回のファイトは、今後のHERO’Sの中心人物となるべき宇野くんに取っては、ようやく正規の予告編ってことでいいと思います。予告編が、年間最高試合候補(いやもう決定かも)。素晴らしい。

 会場は沸きましたし、敗れた宇野くんにも優しかったです。勝利時の曲も、宇野くんの為に用意したかのような曲でした(勝っても負けても似合うんだ、これがまた)。とにかく総合格闘技を競技として見るならば、この試合だけ技術レベルが突出してました。そして、これだけのメンツに混じっても輝く宇野くんのオーラも。そもそも、ここだって、ヨワヨワの打撃系連れてきて、宇野くん勝たせりゃいいじゃないですか。旗揚げなんだし。自分がマッチメイカーなら絶対そうします。そこに宇野くん本人と、宇野くん周辺の意地を感じました。けど、なんていうことは、わかってる人には伝わってもイチゲンはわからないわけで。だから、それがどれだけ埼玉SAの客と、地上波を見てる人に伝わったか。期待半分、不安半分というところです。

 RINGSラストマッチを見て、自分はこれからのUWFは、宇野くんにお願いしますと書きました。その考えは、未だにまったく変ってません。

 宇野くん、UWFを、そしてRINGSをお願いします。貴方しかいません。

第4試合 5分3R
○須藤 元気(ビバリーヒルズ柔術クラブ)
×ラモン・デッカー(オランダ/リングスオランダ)
1R2分54秒ヒールホールド

 あの地獄の風車が、リングスオランダですよ! RINGS! 何かそれだけの試合だったというか。

 元気は、パンクラデビュー以来、ずっと好きなんですよ。ホントに強いし。入場パフォーマンスもいいし。けどまあ、たまには、勝負論が重要となる試合もやって欲しいと思います。そうじゃないと、コアなマニアからの支持を失い続けるだけというか。それでもいいと思ってやってるんだとは思いますし、まあ世間的に見れば、それが正解といえば正解なんでしょうけど。でも、マニアはどうしたって、宇野くんの意地に軍配あげちゃいますよね。

第5試合 5分3R
○ゲーリー・グッドリッジ(トリニダードトバゴ/フリー)
×アラン・カラエフ(ロシア/リングス・ロシア)
1R2分58秒ギロチンチョーク

 いやまあ、よくありましたよね、RINGSに、こういう試合。わはははは。としか笑いしか起こらない試合。面白かったですけど、それ以上でも以下でもないというか。

 グッドリッジもなあ、もうちょっと空気読めるといいんだけどな。最後のアピールとかね。いつも同じじゃなくて、3パターンくらい用意していると。で、今日とかは地味目にやってくれればみたいな。あと、カラエフのセコンドに外山がいたのが面白かったです。RINGSガイジンのセコンドに伊藤がついているみたいな感じというか(笑)。

第6試合 5分3R
×B.J.ペン(米国/BJペンMMA)
○LYOTO(ブラジル/チーム・イノキ)
3R判定0−3

 凡戦でしたねー。で、悪いのはやっぱり待ってるLYOTOでしょ。それほどペンの幻想が大きいのかもですが。考えてみると、この試合、ペンが86キロ、LYOTO102キロで、秋山・バンナより、はるかに体重差ないんですよね。そりゃ煽り映像も、地味目なわけだ。なんか結果として、ペンの我侭聞いただけで、なーんにも生まなかった試合というか。ところで、まさか、プロモーションの側からやらせたんじゃないでしょうね、この試合。まあ、地上波で流さないで正解というか。

第7試合 5分3R
×ヒース・ヒーリング(米国/リングスUSA)
○サム・グレコ(オーストラリア/チーム・グレコ)
1R2分41秒TKO

 この試合は面白くなりそうだったんだけどな。チト残念。

第8試合 セミファイナル 5分3R
○ボブ・サップ(米国/チーム・ビースト)
×キム・ミンス(韓国/リングス・コリア)
1R1分12秒KO

 サップの入場テーマ、ケツ切れちゃって、その後編集してませんでしたね。うんうん、スマックみたいなミスしてくれてうれしかった(笑)。さすがに、慣れてきた最近は、短い曲は編集してループさせてもおかしくないようにしてます、スマックですら(笑)。ってまあ、試合については書くこと特になし。キム・ミンスはいいんじゃないでしょうか。というか、これからに期待できるというか。前に出る気持ちがあったので。ファイターとしては重要な資質です。試合後、前田に挨拶にいった時の表情なんて、かなり近くで見れましたけど、悔しさが全面に出てて、実にいい感じでした。あと、サップを身体で止めた和田さん、ナイス!

第9試合 メインイベント 5分3R
×秋山成勲(フリー)
○ジェロム・レ・バンナ(フランス/ボーアボエル&トサジム)
1R2分24秒KO

 ああ、バンナ、よくなってましたねー。って、体重差ですかね、あれが切れるのは。現時点でコアなマニアを抱えてるわけでもない秋山、この時点でバンナに勝とうが負けようが、どうでもいいっちゃいいので、結果としては、バンナの勝ちは、結果オーライのような。試合自体は、面白かったし。


 そして、全選手入場に繋げます。ここでついに流れる「HERO’S」。自分はボウイのヤツで疑ってなかったんですが、U2のだったようです。エンディングにはどんぴしゃですね。宇野くんは見えなかったけど(病院直行かな?)、あとの選手はみんな上がってきて。オーフレイムが、前田と話し込んでいたり。

 でね、客がなかなか抜けないんですよ。これが凄かった。自分は一旦席を立って、後ろの方に移動したんですが(人がいっぱい前に出てきちゃって、邪魔になって見えなくなってきたので)、そこで「マエダマエダマエダ〜」と何回も絶叫してたら、遂に全体で前田コールが起きて。で、前田も最後にマイク持ってくれて。んもう、この暖かくヌルい雰囲気は、RINGSそのものでした。

 1回目としては、これで満点だと思います。例えば、規模の違いこそあれ、U−STYLEの1回目もアレでよかったと思うんですよ(自分は2回目まで行きました)。けれど、何回も何回も繋げていこうとしたら、懐古趣味だけじゃない、プラスアルファが必要になってくるわけですね。

 んじゃ、HERO’Sはどうすべきか。マッチメイクやら、それ以前の方向性やらで、どういう絵を描いていけるか。RINGS風味ってのはいいんです。この日、会場に来た、RINGSファン、前田のファンだって、これがRINGSじゃないことは、わかって来てるんです。だからこそ、前田をウマく使って欲しいと思うし、そうすれば前田なんだから、色々な意味で、すんごい事してくれると思うし。少なくとも、今日、前田とRINGSの影を追ってここに来た人間の多くは、満足したと思いますしね。

 ライブの熱をあげようという方向性は充分見えました。最近のMAX以外のK−1に欠けていたものは、恐らくこういうことであって。TV撮りにおける、ライブの軽視ってのも、ほとんどなかったんですね。1回休憩でないタイミングで、TVの解説席の撮りが入ったくらいで(これは開始前か休憩中にやるべきだと思いますが)。進行としては、メインの前にちょっと間が入っちゃったのが痛かった。あそこは叩き込みたいとこでしたね。が、それもTVの撮りの問題ではなく、セミが早く終わってしまったからでしょう。まあ、そこで繋ぎで流れたのが、クラッシュだったので、自分はニヤニヤしてしまいましたが。

 少なくとも会場に来た人間にとって、次に期待出来るだけのものは、充分あったというか。まあ、地上波の視聴率とか、そういう政治的な問題の方が、実は大きな問題としてあるんでしょう。けど、そういうところは、ファンの自分としては、どうでもいいことなので。やっぱ、いいライブが、いい格闘技興行が見たいので。がんばって欲しいです。って、完全にファンの視点に戻ってしまいました。うんうん面白かった。

 それでは皆様、最後はご一緒に。

 前田スーパバイザ最強!!! リングス最強!!!




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