米山香織3週連続タイトル挑戦 第2戦
■団体:NEO
■日時:2005年2月13日
■会場:板橋グリーンホール
■書き手:凸ユーレイ

 我闘姑娘の興行終了後、大山のマンガ喫茶でメモを取り、5時前に再びグリーンホールに戻る。
 心配は杞憂に終わり、けっこう入っていて安堵。立ち見も出た。我闘姑娘効果かな。前週2・6は、Wヘッダーの相方が全女だったからイマイチ だったのか。笑

 試合に先立って、新社長に就任した伊藤こ〜へ〜氏が挨拶。そう、前日2・12板橋大会で、指名選手闘牛・空が田村に破れたために甲田はクビ、替 わりに指名されたのが伊藤さんなのだ。

 要旨。昨日の出来事を思い返してみるが、まだ納得できていない。しかし、今日昼のJWP道場マッチでは、リングアナの引継ぎを始めた。そう いったところから姿勢を見せていきたい。

 とかなんとか言っていると三田の曲がかかる。
「なんで今日あたし試合ないの」とさっそく新社長にくってかかるが、三田は前日の時点で拉致さ れており、爆破されるかもしれない立場だったのだから、しょうがないことである。
「なんとかしてよ」
「え、僕がですか? 石田さんならどうし ますか」
「そんなの社長が勝手に決めてください」。
で、第1試合が当初予定の2人に三田を加え、3wayへ変更になる。


1.3way
○三田英津子(6:15丸め込み)×KAZUKI(フリー) ※もう1人はタニーマウス

 出だしはタニーが三田を無視、手四つを挑まれてもKAZUKIとばかり組む。焦れた三田が、意味も無く2人の間を前方回転受け身。で、ようやく 「アホか〜」と相手にしてもらう。

 そこからタニーがKAZUKIを使って三田を攻める。利用されっ放しのKAZUKI。とまあそんな展開で、シリアスモードに変更したKAZUKIにはむしろ辛 かったかも。


2.○宮崎有妃(13:27外道クラッチ)×賀川照子(フリー)

 顔を合わせるなり「太りました?」と尋ねる照りん
「精神的ダメージを…」
「ほら、こういうのって、見た目が大事だから」。気勢を削がれまく る宮崎、
観客から「宮崎だいじょうぶ」の声がかかると
「何が大丈夫だ!」。
賀川「ドンマイ!」
宮崎「今日は負けたな…」。

 組み合うと、「何が太っただ〜」宮崎怒りバクハツでヘアー投げの連発。
賀川へたり込んで泣き出す。客席から♪あ〜ららこ〜らら、いーけない んだいけないんだ、先生にゆーてやろ♪の合唱が。
宮崎「何言ってんだコイツ29歳だぞ。こんなことが許されるのは10代までだ」と追い打ちのド ロップキックにいくが、やっぱりウソ泣きの賀川がすかす。

 その後も宮崎の体重ネタ賀川の年齢ネタの口撃の応酬。逆エビで、それまで騒いでいた賀川がピタリと大人しくなり「ン?声がしない。だいじょ うぶか」と宮崎。
「ここでギブアップするわけには…」と蚊の鳴くような声の賀川。
宮崎はボディスラムされそうになり「この太った私を上げてみ ろ」と開き直る。

 恥ずかし固め、1度目の挑戦は賀川が前転で逃げる。「イヤーイヤーここ(股間)はイヤー」絶叫する賀川。
しかし2度目のトライで成功、「に じゅう、きゅうさい」と言いながら脚をパクパクさせる宮崎。

 ま、内容的にもドロップキックと丸め込みで時間切れ直前まで粘った賀川でした。試合後、引退イベントの宣伝。7・3がNEOの後楽園とカブッたら しく、甲田に裏に呼ばれたとか。そこはてるりん、嘘でもこ〜へ〜さんに呼ばれたって言わないと。笑  


3.○井上京子、さくらえみ(我闘姑娘)、零(我闘姑娘)(19:37ナイアガラドライバーから)元気美佐恵、椎名由香、×仲村由佳

 昼の結果を受けての我闘姑娘選抜選手はさくらと零。高橋を出せばいいのにとは思うものの、まだ中学生、1日何試合もしたり大きな相手とやっ たりするのは体力的に避けるべきなのかもしれません。

 零が先発してくるのを見てから、パートナーを押しのけ出てくる元気。ビビる零。こちらは何発打っても効かず、1発返されただけで泣きそうな 顔になりコーナーに戻ってくる。これを何度か。
 「見本を見せてやれ」と京子に促されさくらが挑むが、同じ結果に。ついに京子が登場、しかし京子まで泣き顔でコーナーに。ええ〜(笑)。終

盤には京子もしっかりと、元気相手に一歩も引かない、重い打ち合いを延々と演じました。

 「さくらえみ70kg!」でコーナー背面アタックやセントーン、必死に声を出し盛り上げるさくら。以前、京子を見事に持ち上げた吊り天井を元気 にしかけるがこれは失敗。元気はこの日、前週のタイトル戦から引き続き、“つきあわない”ガチモードだった。

 零は、良くなっているとは思うんだが、やっぱりロープワークで足が止まっちゃったり、スタミナ切れが目についてしまう。京子が「よくがん ばった」と慰めてはいたが。

 椎名さんは、コーナーで京子のラリアットに来た腕を捕らえ自らロープ越し逆さ吊りになっての腕ひしぎ、が目立ったぐらいで、フォロー役に徹 していたが、実はこの試合いちばん頑張っていたのは仲村。終盤、京子の攻めを耐え、返し、踵落としや丸め込みで逆に京子から獲ってもおかしく ないと感じさせる場面もあった。最後にナイアガラを出させたのはそこまでする意味があったから。
 期待されて試練の試合が続く松尾や、他団体ながらNEOでミラクル級の活躍をしている米山の影に隠れてはいるが、仲村もいつ来てもいい、位置 にいると思う。


4.○アメージングコング(全女)(9:55アメージングプレス)×松尾永遠

 アメコン、本日の入場時は石田アナへの威嚇はナシ。笑
 それでも余裕たっぷりの試合運び、場外に机を設置して「Happy Birthday!」と絶叫しながらダイビングプレス、机ごと松尾を破壊。松尾の誕生 日だったのか… 前週、田村の誕生日はケーキが出て来たのに松尾にはアメコンプレスか。ま、ケーキも実際、食用にはならなかったけど。笑

 「必勝」ハチマキで入場してきた松尾(京子も同じのしてました)。パワーボムやらラリアットやら、返して返して粘って反撃、巨体をジャーマ ンで投げたのには驚いたけど、松っちゃんのこのところの善戦のパターンからは脱していない。  


5.TWF世界シングル選手権
○田村欣子(=王者)(20:06パトリオットバスターから)×米山香織(=挑戦者、JWP)

 米山試練の3週連続タイトル挑戦、前週の対元気に続く第2戦。
 この日米山は、攻撃を関節技と打撃技に特化。田村の腕を狙って、腕ひしぎ、Wリストアームロック、終盤にはトライアングルランサーまで。新 日の井上がやっていると、どうしても痛く見えない(笑)この技だが、ヨネちゃんのは両手でリストを逆に決めていて痛そうだったなあ。形の端々 まで理詰め、神経が行き届いているというか。

 打撃は、序盤から、相手の耳に蹴っていったストンピング、馬乗りエルボー。中盤の平手打ちで田村にスイッチが入ってしまい、表情が険しく反 撃はより厳しくなったが、それでもヒジ、ヒザを鋭角的に頭部へ、また出たベイダーハンマー、ズバッとローリングソバット。

 関節の打撃の組み合わせで、ロープに引っ掛けた田村の腕にエルボーを落としたり蹴ったり、手首を掴んでそのまま場外へ飛び降り、肘をロープ に打ちつけたり。

 とにかくガチで殴る蹴る、極める。それによって田村のし返しもキツクなっていたのだが、元気に対するよりは体格差もほぼ気にならず、勝敗へ の興味という点で前週よりははるかに進歩。途中まで本当に米山が勝ちそうだったもんなあ… 小さな米山が目の前の強大な敵を、なんとかなんと か乗り越えようとする気持ちが伝わる、胸が痛くなるような試合でした。  

 終わって田村「ヨネヤマお前とは何度でもやってやる」「これからもNEOは伊藤新社長のもと突き進んでいきます」。




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