JDとJWP、合同興行
■団体:JWP
■日時:2005年2月6日
■会場:新木場 1st RING
■書き手:凸ユーレイ

 JDスターとJWPの合同興行。JWPは3月にもNEOとの合同興行を予定している。再編が予想される今年の女子プロレス界、こうした動きが何を産む か。


 会場、セコンドにいる小さい子は、顔を良く覚えてないけれどアストレス5期生で総合格闘技経験者の井上明子か。それに、怪我で今だ欠場中の 斎藤啓子。

 リングアナは、伊藤こ〜へ〜さんともう一人、以前M’s STYLEでアナウンスしているのを見たことがあるタレントの水原英里(サムライの女子プ ロレス番組のレギュラーらしい)。


 まずはじめに、JDから竹石本部長、JWPからボリショイ、2人並んで挨拶。「J.J.JOINT」という大会名はボリショイが考えたんだそうな。
 開会式は、試合の順番に選手が紹介される。木村響子と木村ネネは小競り合いしながら。ECO・乱丸組は「シャキーン」「シャキーン」…「エコ 〜」。春山と桜花は手をつないで、それぞれ入場。リング上、乱丸の音頭で曲に合わせ踊るJDの選手たち。後から入ってきたボリショイがそれを見 て促し、それまで棒立ちだったJWPの選手たちが恥ずかしそうに身体を揺らす。笑

 1st RING そこそこ満員(発表302人)。


1.○米山香織(7:38ダイビングセントーンから)×風香

 アストレス4期生の風香。私は初見だが、聞いていたほどひどくはなく、ふつうにプロレスが出来ている。それは巧者の米山相手だったからかも しれないが、619を出したり技もそこそこある。
 一見カワイイんだが、間近からは、耳の下からあごにかけてや、内股の肌が荒れているのがわかってしまう。風邪だろうか。微妙に老けて見える タイプなので、年齢詐称疑惑(DDT所属の柿本選手が実兄ということになっているのだが、本当は風香のほうが姉だとか)があるのも頷ける。笑


2.MARU、○亜沙美(17:23踵落としから)×木村響子、木村ネネ

 ネネを観るのは2度目。前回はある意味でけっこうな衝撃 を受けたわけであるが、今回はその異様な雰囲気を少しだけ残しつつも、普通の新人レスラーになっている。顔面ウォッシュ、大きくモーションを つけたトドメの1発で、ロープに足を引っ掛けちゃってたけど目立ったミスはそのぐらいで。

 風香といい、JDには怖いもの見たさという負の魅力?も存在していることからすると、普通の女子プロレスになっちゃうのも、それはそれで寂し いものが。AKINOや吉田万里子がコーチしている功罪か。あ、ネネと響子は吉田教室の姉妹弟子ということになる。

 ネネの、肩に跨がって捩るアームロックがガチっぽく入った直後ぐらいから亜沙美の顔色が変わり、報復のキックが鋭くなったよう。

 木村姉妹、前半はネネが出ずっぱり。

 中盤、対角線をスローされ鉢合わせにならんとしたところランラランと手を組んで方向転換、コーナーにいる相手2人へフロントキックを同時に (本当はちょっとタイミングがズレた笑)。そして各々が敵を1人ずつ捕らえてブレーンバスター、滞空時間をずらして、ネネに投げられた相手の 上に響子が敵を重ね餅。さらに何故かパートナーをも投げんとする響子。ネネが抵抗、お互い胸ぐらを掴み合って仲間割れ? しかしそれは罠で、 チャンスと見て襲いかかってきた相手チームを迎撃に成功。

 というシーケンスがあって、後半は入れ替わりに響子が出ずっぱり。  

 試合後も揉み合う両陣営。勝敗の当事者同士、亜沙美と響子は平成15年デビューの同期。良いライバルになり得る2人だと思うが、響子が試合中 から意識していたのはむしろMARUのほうだった。気迫を前面に出すタイプ同士なので今後も続篇があるかも。


3.○乱丸、ECO(13:03後ろ回し蹴りから)コマンドボリショイ、×渡辺えりか

 両チームが顔を合わせて、いきなり乱丸「仲間はずれ!」と渡辺を指差す。そう、渡辺もマスクを被って、ラウンドガールとして出場するべき だったと、私も思っておりました。

 ボリショイを仲間に引き入れようとした乱丸、逆に「JWPだから」とECOに裏切られる。「シャキーン」「シャキーン」「パワー」をやろうとして も、後から頭をハタかれ、逆にボリショイ組にポーズを真似される始末。独りで闘おうとする乱丸に、「キビシイやろ」とようやくECOが助太刀に 入り、通常の試合が始まる。

 テクニシャンが揃って、それなりの試合。乱丸組は関西人タッグだなそういえば。  

 休憩。「JJクイーンズの登場です」との触れこみで、いつもは原人キャラの響子と、全身スーツのネネとが揃いの可愛らしい水着でリングイ ン。当日限定の、木村姉妹寄せ書きサイン色紙が売れ残っていますと宣伝。


4.○倉垣翼(10:04ムーンサルトプレス)×渋谷シュウ

 前週1・30JWPバトルスフィアで、渡辺相手に何も出来なかった渋谷だが、この日は奮闘。若手らしい技、丸め込みや場外ダイブは、形もきれいで 迫力も出ており良かった。

 場内からエプロンにいる相手に前方回転エビ固め、を見て、かなたく子のBBSで批判されてたのはシブだったのか… と知る。

 倉垣、ダウンした相手に肩を貸して退場、花道奥2人で手を挙げる。クラちゃんはやさしいいい子だな〜。


5.○春山香代子、桜花由美(20:17ダイビングギロチンドロップから)日向あずみ、×秋山恵

 日向を挑発して逆にボコられ、コンタクトがズレたりしてたけど(笑)、桜花はやっぱりデカくていいな。米山と別れた春山には現在、固定の タッグパートナーがいないので、組んでJWPに上がって欲しい。今、チャンピオンはAKINO・倉垣組だから、EXPERTつながりで手も合うと思う。“春 桜”と称して、連係の練習もしたみたいだし、バランスがいいチームなのでは。


 全試合終了、まず春山が挨拶、「桜花が頑張ったので〆めて欲しいと思います」。「頑張った」って、終盤で敵のパートナーをカットしてたのが 一番だったような気もするが(笑)。

 なぜか感極まって涙する桜花を、エプロン下のJD勢が冷やかす。よく泣いてるのかな。

 最後、両団体選手がリングに上がり大団円(同日17:00〜NEO板橋大会にWヘッダー出場の米山・ECOは居なかった)。他の選手とは笑顔で握手し ていた木村響子、亜沙美に手を差し出されてバチンとハタく。亜沙美テレ笑い。そう、君達はそれでよろしい。


 とりたててどうこう言うような興行でもなく、特別いい試合があったわけでもないが、お金持ちらしいJDスターさんにいろいろ考えてもらって、 今後も工夫した大会を開いてもらいたいものです。




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