速報版観戦記
■団体:パンクラス
■日時:2005年2月4日
■会場:後楽園ホール
■書き手:メモ8(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

2/4 PANCRASE 2005 SPIRAL TOUR
後楽園ホール大会速報


はい、今年一発目の速報になります。
今年もやりますよー!

昨年11月あたりから、スマック周辺がドツボに忙しく、
精神的な余裕を失い、ヨソの興行ゆっくり観戦(するだけならまだしも)、
速報する元気などまったくなかったわけですが、
1月はゆっくり休みましたので、ボチボチ。

やっぱね、やらせる側に回ってしまうと、
総合を客として見る視点を徐々に失ってしまうと思うんです。
だからこそ、ファンとして見る側としての最後の拠所というか、
見っぱなしにしないで、書くこと。それが大切だと思ってます。
書くことは、考えることですからね。

さて、パンクラス、今年一発目は、
メインにイズムもグラバカもメガトンいないカード。
益々、場として機能させていこうということの表明でしょうか。
マニア好みのカードはあるものの、こりゃ集客的にはキツいですね。
予想通りというか、6〜7割の入り。リングサイドは1列でした。
それでも南は4・5人しか座ってないし。

第1試合 ウェルター級戦 5分2ラウンド
石毛大蔵
(SKアブソリュート)
vs
外山慎平×
(和術慧舟會東京本部)

(1R35秒KO)
いいカードなんだよなー、これ。
大石欠場で、その代役が外山とは。

ゴングと同時に前に出る外山をいなした石毛、打ち合いに出ると、
いきなり、いいパンチがひとつ入ってこれで勝負あり。
完璧に外山足止まってるのに、
レフェリー小菅止めるの遅すぎです。
なので、最後は余計なパンチもらって失神KOになっちゃいました。

しかし、外山の奇跡的な貰い勘(?)のよさ、
いったいこれは何だろうか。打撃もウマいという噂なんだが。

第2試合 ライト級戦 5分2ラウンド
矢野卓見
(烏合会)
vs
滝田J太郎×
(和術慧舟會東京本部)

(1R2分15秒アンクルホールド)

J太郎の入場、Jボーイズ2人だけで寂しかったです。
入場曲の録音に凝り過ぎて、人の手配がおろそかになった感じで。
一方のヤノタクさん、ハデなおニューのスパッツ。
OFG着用のファイトは久々だなあ。

J太郎の打撃が大したことないこと見切って、
半身に構えず、予告通りに何発かパンチ入れたヤノタクさん、
下からウマく足取って。レフェリー(新しいデカい人)が、
一旦タップかと思って止めちゃい、そこから再開後あっさり。

「パンクラス、男祭りにご来場ありがとう」と、
J太郎の入場のオチをつけるマイクも決めて、いい感じでした。

何度でも繰返します。
体重落として、前田とやって欲しい。
勝負かけなきゃ!

第3試合 無差別級戦 5分2ラウンド
佐藤光留
(パンクラスism)
vs
小谷野澄雄×
(烏合会)

(1R2分57秒タオル投入)

久々の三瓶です。
って、もう消えた? TV見てないから知らんのだ(笑)。
相手がヒカルくんだと、全然びびりません三瓶、
打ち合っても充分いける感じだったんですが、
そこは唯一「勝つパンクラス」に異をとなえるヒカルくん、
気合で打ち勝った感じで。

まあ、勝てば官軍、今日はこれでいいと思うし、
ようやく最近マニアの目が向いてきた感じのあるヒカルくんですが、
やっぱり勝たないと先は見えてこないと思います。
強ければ何やってもいいわけでさ。

第4試合 ウェルター級戦 5分2ラウンド
伊藤崇文
(パンクラスism)
vs
倉持昌和×
(フリー)

(1R3分30秒KO)

打撃にアタマが行ってるのか、伊藤、2度くらいTDされてました。
何とか立って、ワンパンチKOに近いカタチだったので、
まあ結果オーライだと思いますが、
途中までいけると思ったんでしょう倉持の悔しそうな顔見てると、
あんまり喜んでいられないような気はします。

第5試合 ミドル級戦 5分3ラウンド
竹内出
(SKアブソリュート)
vs
久松勇二×
(和術慧舟會TIGER PLACE)

(3R判定3−0)

久松先生の入場、J太郎より豪華。
ピンクビキニを4人ひき連れて、本人はピンクにハートのギで入場。
一方の竹内も、イズルガールズ連れての入場です。
場末の素人演芸大会の会場ですかね、ここは(笑)。
いや誉めてるんですけど。

ちなみに、今日のスカイAの解説席は、みのるでした。
これといいJ太郎といい、穏やかに睨みつけてました(笑)。

久松先生、勝ちに等しい負け。なんて言い方はないわけですが。
素晴らしかったです。なんつーかな、この2人を比べたら、
もう立ちレス力で圧倒的な差があると思うんですよ。
というか、よく見てるマニアなら、そう思っている筈です。
その差を、理詰めなファイトで埋めたという感じだったんですね先生。
こういうのを多分練習の成果というんでしょう。
3Rの最後の方には、うるうるきちゃいました。
2回TD取りました。その倍くらいTDされたけど、丁寧に立って。
負けて喜んじゃいけないんだと思います。
けど、いつぞやの内藤だかがドローで大喜びしてた時と違って、
慧舟會プロ選手の大騒ぎも、不快感なかったです。

竹内は、危なげなしではあるものの、
やっぱり何か武器が欲しいなあという感じ。
タイトルへのアピールは、いまやマイクの人となった、
天心総帥がやってました(笑)。



休憩明け、ヨシキが上がってボブチャンチン戦の挨拶。
「殴り合ってくることが決りました」そうで。
それとベルトを返上すること、
イズムを抜けて、謙吾とアライで新チームを作ること等を報告。
原点に返るそうです。ちと遅いような気もしますし、
元々リーダーシップを感じさせない人ですから、
イズムにいるよりいいような気はしますが、メンツがなあ。

第6試合 ライトヘビー級戦 5分3ラウンド
ケステゥシャス・アルボーシャス
(ラトビア士道館)
vs
佐藤光芳×
(パンクラスGRABAKA)

(3R4分59秒KO)

光芳、益々イヤそうにファイトするようになりましたね。
せっかくTDしても、何やるのか迷いがあるような気がします。
あと、やっぱり立っても寝ても、打撃怖いんですかね?
上取ってるのに、ポジション返しちゃう、数年前までよく見られた、
あまりモノ考えてないアキレス狙い以外は、
スタンドでパンチもらってだんだん腰引けていく、いつもの展開でした。
んで、3R最後もダメダメのアキレス狙いからバック取られて、
そのまま強烈な横殴りのパンチ数発で失神。あーあ。
光芳、どちらかというと好きなファイターなんですが、
イヤそうに戦うくらいなら見たくないです。

セミファイナル ヘビー級戦 5分3ラウンド
×謙吾
(パンクラスism)
vs
桜木裕司
(掣圏会館)

(3R6秒KO)

打ち合わずに低めの胴タックル(いわゆる尻タックル)、
ほほう、謙吾、なかなかベンキョーしてるじゃんてな感じで、
1・2Rとも、あっさり上になって殴りにいくんだが、
んで、下の桜木、実に無策なんだが、掣圏道の根性はやっぱ凄いです。
下から相手を見てパンチ受けてるので、致命傷は食らいません。
で、2R終了後、疲労困憊でコーナー戻ると、
セコンド田中塾長、激怒の渇入れ。
どなりつけて、水ぶっかけてました。
途端にシャキっとなる桜木。
3R早々、ハイ1発でKO勝ちです。

だはは。掣圏道最強!!! 田中塾最強!!!
謙吾、1・2Rらしくなかったけど、やっぱり最後は謙吾でした。

メインイベント 第2代ウェルター級王者 決定4人トーナメント 第1試合 5分3ラウンド
×ヒース・シムズ
(チーム・クエスト)
vs
井上克也
(和術慧舟會RJW)

(1R4分40秒KO)

前に出てプレッシャーかける井上、
しかし、手数はシムズの方が多い。
が、左ミドルを何発か入れた後、見事なパンチが2発。
ダウン気味に倒れたシムズもそこから粘るが、
最後はインサイドから強烈なのが入ってシムズ失神。

5月でタイトル絶対取れると思います。
でも、パンクラスのベルトは通過点で、
修斗の菊地選手と、DOGで、金網でやりたいです。

うわー。いやお見事という感じのマイクでしたが、
まあ、パンクラスサイドは、うれしくないよな。
つーか、ベルト取ってから言うべき。


前半は秒殺過ぎてコクが足りなかったですが、
セミとセミ前が、ねちょっとした感触のファイトになり、
非常にバランス取れて面白かったです。

今年も、謙吾はどこまで行っても謙吾であるように、
パンクラスは、どこまでもパンクラスであって欲しいと思います。
グリーンボーイに「通過点」とか言わせちゃダメでしょ。
舞台裏で囲め囲め!

report by メモ8




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