Rumble on the Rock 生観戦記
■団体:Rumble on the Rock(K-1)
■日時:2004年11月20日
■会場:Neal Blaisdell Arena(ハワイ)
■書き手:原液カルピス

意外と日本で報道してる媒体が多いので詳しい試合経過は省略。
以下あまり書かれて居なさそうな事をごちゃごちゃと。。。
あ、初めてなので読みにくい部分が多いかと思いますが、勘弁してください。


会場となったBlaisdell Arenaはフルハウス。 武道館とほぼ同サイズに立ち見も多数。 というより消防法は?ってくらい。
集客面では修斗ハワイ興行を完全に上回った感じですね。 (あくまでも試合内容ではない)
全体を通してお客さんの盛り上がりが異様だったのが印象的。 ほとんどの試合がKOか一本決着。
個人としては、ROMANEX現象というか、アマチュアでは極まらない技で試合が決まったり、金魚がうようよしていたりで微妙。大味。


第一試合 ×Kaynan Kaku (154.5 lbs) vs ○Gilbert Melendez (154.5 lbs)

パーリングにTKOで勝ってる無敗のMelendez。
相手のKaynan KakuもBJ道場の選手なので試合内容が気になっていたんですが。。。
ハワイ興行なので45分押しは堅いと思い、8時過ぎに入場したところで試合終了。
うわー。 しかも後から聞いたらコレが両者共に相当良かったらしい。 うぅ。 速攻大反省です。


第二試合 ×Ross "Da Boss" Ebanez (178 lbs) vs ◎Dennis Hallman (179 lbs)

スーパーマンの異名を持ち、7年、40戦の格闘技暦を誇るホールマン。煽りVの時点で大人気。
開始直後にパンチの交換をした後、きれいなタックルでホールマンがテイクダウン。(ホールマンはレッシュ着用)
立ち上がった相手に完璧なジャーマン。 そのままバックをとり、スリーパーで一本。 完璧。

この試合は実力差というより、万全のホールマンがが自分の試合をした感じ。
ウルトラマンポーズやKarate Kid(全米で信じられないくらい人気がある映画)の鶴の構えま見せたホールマン。
今度はいつ日本に来るのかな?


第三試合 ××Wes Sims (251 lbs) vs ○Antoni Hardonk (239 lbs)

まず、シムズ期待されてるんだからちゃんと練習しなさい。 次のシルビア戦も決まってるんだし。
ボスジム所属のHardonkのマウントからのV1で一本(コレを返せないのは痛い) 
UFCのミア戦のときからまったく成長の跡なし。
シムズはハンマーハウス所属なのにタックル出来ない、で打撃も柔術も出来ないじゃあいつまでたっても勝てません。

そらWWEも落ちます。 何も出来ずに負け、いいところは全く無かったですね。
永田さんでも勝てるかも(爆) 良質金魚として日本に呼ばれる?


第四試合 ○Kristof Midoux vs ×Mike Malone

バンナをセコンドに付けたMidoux。 チョット攻められた後にパンチでKO。 秒殺だったのに印象薄い。
てかバンナ氏、背中で野球が出来そうでした。 大晦日で噂通りの試合になるのならココで経験つんでも良かったのでは?
バンナのチームメイトがこの内容だと安田戦の再来!?と思ったりもする。


第五試合 ××Juda A'Alona (236.5 lbs) vs ○Spencer "Aitor" Canup (204.5 lbs)

チーム横綱のA'Alona。 曙の友達かなんかか? 格闘技歴はSUMOとあるも、練習している体ではない。 そして不安は見事に的中する。
パンチに顔を背け、バックを取られる。 スタンドでの抱け儀を嫌がり顔が下がって不用意に突っ込んだ(突っ立ってた)ところをスタンドギロチ ン。

おいおい。 これ以上コメントする気になれません。 


途中休憩。

大晦日のFreakShow、曙vsホイスの宣伝。 ホイスに大歓声。 いやマジで曙以上でした。
でも曙がマイクを握ることは最後まで無し。 コレは会場がハワイだけに以外。
しかし曙氏。 ちょっと出てきて帰るだけで汗だくになるってのはどうなの?

本当に良く埋まっている。 混み過ぎ。 会場の雰囲気は出来上がっている。
でも肝心の試合が。 KOTCの様な技術は無いけど強い野蛮人っていうわけでもなく微妙。
まぁ割り切るしかないですね。


第六試合 ○Sean O'Hare (245 lbs) vs ×大山 峻護 (204.5 lbs)

凄まじい体格差、リーチ差、パワー差。 そして高阪さんのセコンド空しく、大山選手K−1MASKに何も出来ずにKO負け。
特に今回思ったのが「パンチ当たってる?」 打たれ弱いのか、当たっていないパンチュでダメージを受けている(倒れる)ように見える。
実際強い弱い以前に、打撃に対して顔を背け、まっすぐ後ろに下がる癖をどうにかしないと、やっていけないと思います。
 今でも目が気になるの か?

大山選手DEEPレベルの相手からやったほうがいいんだろうけど… その辺が難しいんですよねぇ〜。


第七試合 ×Wesley "Cabbage" Correria (268 lbs) vs 中尾 芳広○ (227 lbs)

マルコをセコンドにつけた中尾1R通して3度のテイクダウン。 トップをキープしてパウンド、膝で痛めつける。
パウンドは練習していないのか、巧い印象はなかったですが、担ぎパスを見事に2回決めていました。
これはK−1総合の未来は明るいかと思わせた。 しかし2Rになると両選手ともに完全にガス欠。

以降試合終了までテイクダウンに行かない、スタンドでグダグダの打撃戦?を繰り広げる両選手。
打撃サッパリの中尾選手と、打たれ強いキャベツじゃあ決着つくわけないです。
K−1らしからぬ妥当な2-1の判定で中尾選手の勝利。
試合後本人が「自信があった」と語る中尾選手のパンチには観客から失笑が漏れることが多々ありました。

スタミナ面含めて今後の課題でしょうか? あと、中尾選手膠着ブレイクが早いとレフェリーに抗議してましたが、あれもどうかと。
コレでDynamite出場決定? でも正直コレじゃあフライはともかく、藤田戦とかはどうかと思うぞ。
せっかくマルコ=素晴らしいトレーナー付けて貰ってんだし、まだ3戦目なんで、これから強くなってください。


第八試合 ○Royler Gracie (155 lbs) vs ×宮田 和幸 (150.5 lbs)

宮田選手噂通り凄い体。 一方ホイラー大人気。グレイシーの名前は海外でも凄い。
1R宮田選手自分からテイクダウンに行く宮田。3度程ホイラーの三角締め、腕十字につかまるもバスターで返していく。コレには会場も大沸き。
腕十字は極まってたように見えたが、ホイラーを頭から落としていく。 両者ダメージは無かったんだろうか?
2Rテイクダウンは相変わらず取れるものの、インサイドガードの状態でどうしても簡単に脇を掬われてしまう宮田選手。
ついに逆手での三角ががっちり入ってtapout。 中尾選手と同じくスタンド打撃の成長が急務か?

KID以上の身体能力とやらは見られず。 身体能力は知らないが、野性味という点を考えてもKIDより凄いというのは「全く見られなかった」 です。

しかし練習殆どして無い常態で、海外デビュー、そしてホイラー相手に良くやったと思います。
RJWで練習してるらしいので、井上選手と技術交換していったら凄い選手が2人出来そうです。
そんな訳で宮田選手には期待! (あれ?重いほうの人は?)


第九試合 ◎Carter Williams (249 lbs) vs ×Tom Howard (239 lbs)

実は総合経験ありの期待の高いウィリアムス。 ハワードのタックルを切るも、金網まで押し込まれて倒され、そのままマウントまで取られる。
しかし黒人選手特有のバネ?身体能力でマウントを返しインサイドガードに。
そこから殴る殴る殴る。 実際にクリーンヒットしたのは最後の右フックのパウンド3連打。
結果的に完全顔面破壊。ハワード動かない&顔面血まみれ。 会場が興奮に包まれた後に、その顔が大型モニター映され会場凍結。

こいつと試合したくないです。 あのパウンドはしっかり打っていて恐怖感がありました。
今度はちゃんとした相手と見てみたいですね。 トムハワードはゼロワンに居たほうが良かったのでは?


MainEvent ○BJ Penn (180 lbs) vs ×Rodrigo Gracie (182 lbs)

ココまで技術的に散々な試合を結構見せられたため、自分的にも盛り上がっていたメイン。
もちろん完全に出来上がっている会場は、ティキとフラダンサーの演出によるBJの入場で大爆発!

もう選手のコールとか何も聞こえません。 本当に凄まじい盛り上がりでした。

1Rホドリゴが胴タックルで金網まで押し込む。BJは金網を背にするも、きちんと差し返して行きテイクダウンされない。
今回はホドリゴのベスト体重、一方BJはもともとぺナ級の選手。 体格差が出てるのか?
チョット膠着気味だが会場は固唾を呑んで見守る。 そのまま1R終了。 2Rに期待が募る。

しかぁし… 2R開始直後に会場一階アリーナにてビルダー同士で殴り合いのケンカ発生!
ケンカはパイプ椅子が飛び交う大乱闘に発展。近くに居た為に巻き込まれる。
最初は爆笑しながら見ていたが、連れ(筋肉で110kgある巨大黒人喧嘩師)に椅子が。。。

その時点で自分は完全に凍った。 そして連れはそのまま乱闘に参戦。 逃げ惑う人々。

さすがに85kgアジア人の自分では、アメリカンビルダーの大乱闘には加われない。止められない。
セキュリティーと警官が集まって事態の収拾にあたるが、さすがにビルダー集団に苦戦。
さらにシムズのセコンドで来ていたコールマンが止めに入るが、そのコールマンにケンカを売る観客(!)まで現れ、
至近距離でマーク・コールマン改め、マジギレ・コールマンを見た自分は再度氷結。

連れはセキュリティーが来たとたんに騒ぎを止める役に回る。 意外と頭良い。
結局2Rと3Rはほとんどの観客がケンカを見てる状態に…

結果は全員30-27の判定でBJ勝利。

内容は色々聞きましたが、結局は見てない(見れなかった)ので、ノーコメントにさせてください。
読みにくい文をここまで読んで頂いている方々、本当に申し訳ありません。

微妙な最後ですけれども、会場の大乱闘を含めて、今大会は本当にお客さんが熱かった。
個人的にはまたカーターの総合を見たいですね。 実力者を相手にどういう試合をするか気になります。
K−1の日本人総合選手にはもう少しスキルアップしていかないと、これから相当シンドイと強く思いました。
ふぅぅ。修斗ハワイ興行でもエンセンのセコンドのKIDが乱闘か始めてましたが、またこうなるとは…

こんな読むに耐えない文章を最後まで読んでいる方がいたら、感謝をお詫びの気持ちでいっぱいです。




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