悲痛なる幕切れ…ガチの感動とは偶然からしかもたらされないのか!?
■団体:スマックガール
■日時:2004年11月4日
■会場:後楽園ホール
■書き手:zen

今日は6時半過ぎに会場入り。
6時半から本戦と聞いてたので、第一試合は観れないと思っていたのですが、ちょうどフレッシュファイト第一試合が終わったところでした。らっ きー。
客入りは最終的に…5割入ってたかな?かなり厳しい入りでしたね。


■第1試合
○バッカス羽島vs15×(判定3-0)

1R、15がバッカスから上手くテイクダウンを奪うが、30秒ブレイクでペースを掴みきれない。
バッカスはスタンドでは15を上回るが、決定打はない。
一方15はグランドで何度か十字をとりかけるが極めきれない。
2R、同じような展開。特に中盤かなり15の十字が極まりかけたが、やはり30秒ブレイクでバッカス逃れる。
なんとなく15の判定勝ちの雰囲気が流れかけたところで急転。
15がテイクダウンを奪った所でストップ。15がダウンを奪われる。さて、これがダウンだったかどうかはちょっと私のところからは見れなかっ たのだが、15はダウンでないと主張(している様に見えた)。
試合再開後、再びバッカスの打撃で15ダウン!私の角度からはスリップに見えないことも無かったなぁ。15再び抗議している様子。
で、そのまま試合終了。
判定は3-0でバッカス。


んん〜〜〜どうなんでしょうねえ。
あれはダウンだったのかなぁ???なんともいえません。ただし、あれがダウンでなければ判定は間違いなく15が取っていたことは確か。
15は勿体無い星を落としました。


■第2試合
○端貴代vsHARI×(2Rチョーク)
1R、端はスタンドボクシングで圧倒し、HARIに何もさせない。
HARIはテイクダウンを奪おうとするわけでも策ナシでただ打撃を受けている。
2R、このラウンドも端はボクシングで圧倒。距離が縮まると首相撲に持ち込み膝をいれていく。
HARIの投げを潰し端はマウントをとり、腕十字を狙うも失敗。
最後はHARIの投げを潰し、バックマウントを取ってチョークで一本。

端はスタンドで圧倒した上に、腰も強くHARIのテイクダウンを全く許さない。
ちょっと実力差がありすぎました。


■第3試合
○デビ・サイvs内藤晶子×(判定3-0)
1R、内藤のいきなりのとび蹴りから試合は開始。
内藤デビからテイクダウンを奪おうと組み合ってコーナへ押し込む。
しかしデビはそのまま首を掴んでフロントチョークの姿勢へ。かなり入ってる。
デビそのままグランドに持ち込み、足でロックして完全なフロントチョークの姿勢に。
内藤耐えて耐えて30秒ブレイク。
あのままデビがグランドに持ち込まないでしめ続ければあるいはそこで試合終わってたかも。

その後も内藤はテイクダウン狙い。しかしほとんど奪えないどころか逆にフロントチョークを狙われる。
スタンド打撃はデビが上で、ローとミドルをぺちぺちと入れられている。

2R、やはり同じような展開で内藤はテイクダウン狙い。取れてもそこから内藤攻めきれない。
逆にがぶられるとバックマウントを取られ、危険な状態に。
最後デビがガードポジションから三角締めを狙うが失敗、でゴング。 判定は3-0でデビ。


デビが終始リズムを掴み、内藤にはいいところが無かった。
だが、デビの打撃も決定打にネるようなものはなくて、なんともフラストレーションがたまる試合でした。


■第4試合
○松本裕美vs舞×(判定3-0)
1R、スタンドは両選手ともすごくよい。 松本はスタンドに織り交ぜ、テイクダウンを狙ったタックルも混ぜてくる。
舞はスタンドオンリーで戦っている。
松本もテイクダウンから一本を狙うわけでなく、腹部にパンチを入れてポイントと相手の消耗を確実にとっていく。
特にサイドポジションから相手の顔面に体重を移し、尻で顔面を埋めた状態から腹部にパンチを落とす動きは、このルールではかなり有効に思え た。

1R終盤松本は舞からダウンを奪い、そのまま1R終了。
2Rになるとスタンドではやや松本が優勢に。1Rのテイクダウンからの腹パンが効いてきたのか?
松本は1Rと同じくスタンドとテイクダウンを織り交ぜた戦法。
舞終盤ラッシュ気味にスタンドで打撃を入れ始めるが、激しい打ち合いのまま試合終
了。最後舞は鼻血だしてました。 判定は3-0で松本。終了後エンセンと喜びをわけあってました。

スタンド打撃がいい両者の戦いだったが、テイクダウンを上手くおりまぜた松本の戦法が勝った感じ。
なかなかよい試合でした。


■休憩
メモ8さんの斜め後ろにいた(多分)クイントン・ランペイジ・ジャクソンに人だかりが。そういえばさっきエンセンと話していたが、あれはジャク ソンだったのか。


ここで藪下と羽柴のエキシビジョン。
エキシにも関わらず、カメラマンをまじえての試合は充分に観客を暖めている。
いやー、藪下はホント神だわ。
今回試合がなかったのが実に残念。

篠が挨拶。
この後の日本人代表選抜戦と近藤の東京での最後の試合を楽しんでいってください云々。
なぜか西側観客席にいたホスト軍団が大うけ。


■第5試合
×唯我vs石原美和子○(2RKO)
1R、スタンドにグランドに圧倒する石原。
スタンドでは一発一発が思いフックを確実に唯我に入れていく。
唯我組み付いて投げるも投げきれず、石原グランドでは下にならない。
石原はグランドで上になるとそのまま膝を入れていく。なんとも痛そう。
そんな展開が続く。
2Rも全く同じような展開。
2R始まる時に既に唯我はほとんど戦意喪失していたのか、レフェリーに試合続行の意思確認を何度もされる。
既にきれた感じ。まあ、あんな打撃を食らってたら当たり前か…
石原も打撃は入れていくも攻め切れない。なんともぬるい感じの展開に。
最後は石原のフック三連発でダウン。そのまま終了。

実力差がありすぎた感じのマッチメイク。
1R途中に唯我に戦意がなくなったあたりから石原の攻めも鈍った感じ。
うーん、これはちょっとどうかな、と思う試合でした。

■第6試合
×伊藤薫vs高橋洋子○(1Rアームロック)
1R、伊藤重戦車の様に突っ込む。高橋もさばききれずに打撃をやや食らい、コーナ際に押し込まれていく。
コーナ際から伊藤テイクダウンを奪うが、一閃高橋が下からアームロックをかける!伊藤やや耐えるが、さすがにタップ!!

高橋の技術も素晴らしかったが、伊藤の圧力もすばらしかった。唯我-石原戦と違ってぬるい雰囲気も無い、実にイイ試合でした。今日のベストバ ウトかな。


■第7試合
×近藤有希vsアマンダ・プキャナ○(2R膝十字固め)
プキャナより頭二つ程大きい近藤。
1R、スタンドでいい打撃を見せるプキャナー。
近藤やや押され気味。しかし組み付くとしっかり上を取り、果敢に十字での一本を狙う近藤。しかしプキャナーのディフェンスは固く、なかなかと れない。

近藤の投げはかなり鋭く、柔道だったら一本取れるような腰投げも見せる。
1R終了直前同じ様に近藤組み付いて投げるが失敗。近藤下のイノキアリ状態からプキャナ電光石火の膝十字を見せるが、ロープ際だったこともあり 失敗。
結局そのまま1Rは終了する。
2R、スタンドは相変わらずプキャナが有利でいい打撃を当てている。
近藤組み付いて逃れるが、倒せず、逆にプキャナにコーナへと押し込まれてしまう。
そこからプキャナいきなり持ち上げてのテイクダウン!そのまま膝十字に移行!!
近藤たまらずタップ!!
というより、勢いで膝をひどく痛めた様子。

プキャナ、近藤を傷つけてしまった心配からか、それとも観客の空気を読んだのか、勝者とは思えない困惑げな表情… 近藤はリング上で立ち上がれないまま。

すごくいい試合、プキャナも強かったし、近藤も強かった。けど、結末は皆が望んでいないものになってしまった様子。試合そのものはホントいい 戦いでした。

伊藤vs高橋戦と同じく今日のベストバウトでした。


■総評
なんというか、ガチ興行は難しいですね。
ちょっと実力差があったマッチメイクが多かったのと、何より最後のバッドエンド。
怪我に苦悶する近藤選手の表情は悲痛でした。
全体としての点数は…ちょっとつけられんなぁ。いい興行だったかというと、ん〜な感じだが。だが次また行く?と言われれば、当然!と答える。
沖縄には残念ながら行けないけど。
まあ、そーゆー興行でした。我ながらよくわからん総評だけど、それがおれにとっての真実ですなぁ。



本稿の著作権はすべてKANSENKI.NET及び「書き手」に帰属します。

戻る
TOPへ