9・9闘龍門X最終興行後楽園ホール大会
■団体:闘龍門X
■日時:2004年9月9日
■会場:後楽園ホール
■書き手:タカハシ

この日はLOFTで行なわれる梶原一騎生誕祭に行くつもりだったのだが、サンスポで『ウルティモドラゴン開催興行』の案内が目に入ってしま い、それまでスッカラカンに忘れていたものの、これも運命かと思い後楽園に行く事とした。平日に日付越えて帰宅するのもツライしね。

一応行く前に闘龍門に通う姐さんにメールしてみるが、代々木に備えてかこの日行く予定ではないとの事。しかし ”DGになったら、グッズ販売とか営業活動が激しいんだわさ。ちょっとウンザリしてんの… マグナムの入場曲も「トキオ〜ゥ」ぢゃなくなっ ちゃったし…。私達も、チケットいらないとは言えないから、とりあえず用意していただけるうちは行こうかな、って感じですよ…”


・・・と自分的にはおいしいネタを頂戴したので、ちょっと得した気分。続けて姐さんも闘龍門の名前が使えないから『開催興行』なのかなと言わ れるが、確かに妙な話ではある。あまりDGの悪口は言わない方がいいという事でしょうか(笑)。

会場に入るとすでにオープニングのスキットが始まっていて、メインの試合に「なんか賭けろ、コラ」とライガーが通りの悪いマイクでがなってい た。結局UWA6メンの王座決定戦になるが、これをある程度新日本で回していくという事なのだろうか。

第1試合の前にパンチさんが特別ルールの説明。要は3WAY9人タッグの勝者チームでウェルター級王座決定戦を行なうというものだ。

<第1試合:UWA世界ウェルター級王者決定戦:サイバー・オブ・ザ・ドラゴンWAY(レフェリー:田山政雄)>
ミニCIMA&スモール・ダンディ・フジ&SUWAシート 対  ムルシエラゴ&ランボ三浦&GALLARDO 対 南野 たけし&マンゴー 福田&パイナップル華井

(○ミニCIMA−×ランボ三浦(5分32秒:マッドスプラッシュからの片エビ固め) → ○マンゴー福田−×スモー ル・ダンディ・フジ(7分35秒:片エビ固め) → ○パイナップル華井−×マンゴー福田(2分25秒:エビ固め)→ ○南野たけし−×パイ ナップル華井(8分01秒:デスバレーボムからの片エビ固め)

注目していたのは南野たけしだったが、なるほど入場時に見せるサルサは3人の中では抜群に目立っていた。大山総裁も「ダンスの上手い人は、格 闘技をやらせても強いんだよ、君ぃ!」と言ってたしね。

しかし試合が始まるとミニCIMAのコピーを越えたセンスの良さにどうしても視線が行ってしまう。サイドキックのフォームや何気ない動きに CIMAの動きが入っているのもそうだが、細かいミスが目立ったもののそれをすぐさまリカバーしてしまうところにセンスの良さを感じた。

SUWAシートの方もミニCIMAを見ていなければ、同じように驚嘆したものと思う。

また南野もタッグと決定戦でキチンと技を使い分けていたところなどは大したもの。この辺でもうLOFTを選ばずにこっちに来た事を納得してい ましたよ。あとレフェリーの田山さん、タッグはほとんど見てるだけでした。


<第2試合:シングルマッチ20分1本勝負(レフェリー:テッド・タナベ)>
○野橋 真実 対 ×村上 学(4分19秒:極楽固め)

村上対Xとして発表されていた第2試合。テーマが人生のものだったけど、出てきたのは2回り小さい人生のミニ。名前にミニとかシートとかは入 れないのね。ちょっとドタドタしたミニ人生が最後に極楽固めで勝つと、本物が出てきてリングで拝み合っておしまい。みちのくに行くXの若手の 一人なのかな。


<第3試合:シングルマッチ 30分1本勝負(レフェリー:テッド・タナベ)>
○キング・アリババ 対 カラオケマシーン2号&3号(6分30秒:ドクターストップ)

背景ほか全く知らないまま見たので、てっきり本当は日本人のインチキアラブ人かと思ったら、インチキ度が薄くただの外人レスラーだった(十分 インチキ外人だけど)。最初は2号が『夢芝居』を歌いながら入場し、メタメタにやられたところで『世界にひとつだけの花』で3号登場。このま ま6号くらいまで出てきてくれたら面白かったのだが、結局この2人がダメージで動けなくなっておしまい。なおも暴れるアリババに新日の矢野が 乱入して成敗。新日本とウルティモの蜜月ぶりがわかるね。


<第4試合:6人タッグマッチ45分1本勝負(レフェリー:和田京平)>
×ウルティモ・ドラゴン&中西 学&鈴木 みのる 対 ○永田 裕志&棚橋 弘至&カズ・ハヤシ(25分07秒:ナガタロックII)

この日2人目のXが登場するセミ。最後の入場がそのXだったので「SUWA来い、SUWA来い」と念力送ったがダメだった・・・。
試合は中西と永田、棚橋の絡みは・・・だったけれど、みのるのカズに対する態度や中西とみのるの素の仲の悪さ、終盤の永田と鈴木が2分くらい 場外で試合の流れに関係なく張り手をかまし合ってるところなど、興味深いシーンが多かった。踏みつけでフォールに行こうとする鈴木に、京平さ んが「カバーしろ!」とカウント取らないトコとか。あと棚橋とカズのコンビは華があっていいな。違う相手で見てみたい。健介、勝彦とかどう じゃろ。

試合後ウルティモが10月末でウルティモドラゴン封印(微妙な言い回しだなー)するので、最後にサスケとライガーと6人タッグを組みたいとア ピール。対戦相手はクレイジーが見たいんだけど、絶対無理だろうな。ま、ヒート、金本、垣原辺りですか。


<メインイベント:UWA世界6人タッグ王座決定戦(メキシコ・フリータッチ制ルール)>
[セーラーボーイズ]石森 太ニ&佐藤 秀&×佐藤 恵 対 [CTU]○邪 道&外 道&竹村 豪氏(16分28秒:クロスフェース・オブ・ JADO)

試合についてはキャリアの差以前に、セーラーボーイズに技の失敗が目立ち、流れがそこで切れてしまう事と、邪道があまり付き合わなかった事 で、凡戦になってしまった。最初のスキットでライガーのマイクとの温度差で予想はついてたんですけどね。

「ボクたち大丈夫?」くらいのナメきった態度から、「なんだコイツらやるじゃん」という文脈ならもう少し良かったと思うんだけど、そもそも恵 秀フツーのボディースラムで悶絶してるくらいだったからな。でもスーパースター・エルボーくらい出させてよ。

試合後にCTUがダメージの残るセーラーボーイズに襲いかかるシーンになったので、ここでもう一度「SUWA来い、SUWA来い」と念力送っ たがやっぱりダメだった・・・。

最後は全員で歌を歌ってから記念撮影。ミニCIMAがなんか浮いてる感じなのがちょいと気になるが、本当はDG行きたいヤツもいるんだろうし なぁ。どうするんでしょ?


<総括>
小さいながらもセンスを感じさせてくれる選手も少なくないし、T2Pの更に下、というイメージを払拭させるだけの空白期間があれば、DG並と は言わないけれど、そこそこの成功はできそうな気もする闘龍門X。そこに踏み切れないのが岡村社長の不在故という事なのだろうか。

とにかく現DGの選手たちと一緒にやれると思って入った人ばかりだろうから、そういった意味では生徒たちにはなんとも気の毒な話ではある。
まぁ1年くらいしたらまた戻って来るとか言っていたので、今回はあくまでもXのラストという事なんだろうな。
前半は手作り感があったいい雰囲気で「なんだこのまま続けてもいいじゃん」と思って見ていたが、後半は新日の選手ばっかりで、校長にXで継続 させる気が全くなさそうな事がわかってしまいちょっとガックン。まぁでも校長にはどうせならアストレスやハッスルのプロデューサーになって欲 しいけどなぁ。




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