JWP vs M's 気運高まる
■団体:JWP
■日時:2004年7月31日
■会場:板橋区赤塚公会堂
■書き手:凸ユーレイ

 前週7・25、キネマ倶楽部大会のメイン、AKINOのパートナーにとうとう吉田万里子が登場したことで、いよいよM'sとの対抗戦気運が高まっている JWP。オープニングは、双方のいちばん下同士の試合から。


1.○木村響子(11:45キムラロック)×MICKEY☆ゆか(M's)

 MICKEYの握手の求めに木村応じず。

 お互い、ロープに振るとき相手の腕を左右取り間違えてモタモタしたりはあったが、激しい前腕パンチの打ち合いなど、対抗する意識がよく顕れ たいい試合。

 木村と比べてぜんぜん線が細いMICKEYはやはりやや打ち負け気味だったが、小さい子でも問答無用に勝てる卑怯(笑)な技、スリーパーを多用。
 フィニッシュ直前、いったんはキムラロック(V1アームロック)を、セコンドの吉田・AKINOのアドバイス通り、ブリッジから体をひっくり返し て躱したのには驚かされたが、再度の仕掛けでfin。

 勝ち名乗りの木村、へたり込むMICKEYの顔面を蹴飛ばす。

 先輩にお膳立てされ、予定していた技を全部出しただけ、みたいだった6・8のデビュー戦より、気迫が出てよっぽど良かったMICKEY。いかんせん 身体が出来ていなさ過ぎるんだが。


2.○チョコボール向井、竹迫望美(Iジャ)(13:21チョコごと刈れ!から)×おまわりさん(Iジャ)、渡辺えりか

 チョコサコ、チョコの曲で入場。竹迫、照れながらチョコウォーク。
 ふだんから対戦しているおまわりさん相手に、自信たっぷり、動きのいい竹迫。今まで見た中で一番良かったかも。控えから「もう色物じゃない んだろ! 返せ!!」とチョコに檄を送る。

 対する渡辺、おまわりさんに合わせてミニスカポリスの扮装。エナメルっぽい制服だが、腹が出ているのでキツそう。笑

 「婦警は苦手なんだよ…」とチョコ。Iジャにそもそもおまわりさんが出始めたのも、きっかけはチョコとは無関係だったはずだが、この日の敵 は2人とも警察という。笑

 おまわりさん、妙なオリジナリティのある技を使うが迫力と緊迫感は無い、インディによくいるタイプ。

 警察組のほうが、2人がかりの攻撃や、耳元でを鳴らす、チョコの急所狙い、とダーティファイト。
 最後、手錠で竹迫をサードロープに固定しようとしたところリバースされ渡辺が逆に繋がれておまわり孤立。
 フィニッシュ、もともと「チョコごと刈れ」っていうのはフライングネックブリーカー+ジャーマンらしいが、竹迫が間に合わず、後から慌てて 押さえ込みに行っていた。笑


3.○倉垣 翼、ECO(16:20ルナウイングから)ジャガー横田(フリー)、×KAZUKI(OK)

 KAZUKI、前週のJAGUAR'S EYEにつづいて、JWP流のハードヒットによく対応する。
 倉垣組の連係、互い違いのロープワークから手を組んでエルボー、など。
 ECOの、ローキック、シャイニング延髄斬り(輝優優風)をアクセントにしたスタイルは、団体の戦いに調和してきているようだ。ジャガー相手 にエルロロも出しかけた。

 セコンドの渡辺の顔面に、KAZUKIが放り投げたゴミ缶が直撃。しばし鼻を押さえ立ちすくみ、控え室へ走り去る。入り口脇で試合を見ていた日向 が、すれ違って「え、何?」という表情で替わりにセコンドについていた。


4.セレブ伝承 マネーのETSU
○三田英津子(フリー)(11:34後方回転エビ固め)×米山香織

 前週キネマ大会での経緯から、米山が勝てば何故か三田のシャネルのバッグを貰えることになってしまった一戦。

 米山の握手を警戒する三田、腕に引っ張り合いになるが結局、丸め込まれて試合がスタート。

 本部席に預けられたバッグを確認に行く米山。三田と場外で追いかけっこ。
 締め技を噛みつきで脱出されて「そんなのセレブのやることじゃないですよ〜」と米山。三田「そんなのてめーが勝手に言ってるだけだ」。
 さらに客席に、「お前らそんなにヨネちゃん応援してるんだったら、買ってやれよ」とも。笑

 とにかく、ひたすら息つく暇無く丸め込む米山。徹底している、たいしたもんだ。それにフライングボディプレス、Wリストアームサルト、 ジャーマン。

 三田も、ときおり使う自分が座った体勢のまま相手の頭を押しこんで決めるエビ固めなどで反撃。最後も回転エビ固めで。

 三田は中西とよく手が合うように、そしてこれは元気美佐恵も同様なのだが、小さい相手とやるときの自分の大きさの活かし方をよく知ってい る。

 終了後、鼻を赤く腫らし、口の上部にバンソーコーを貼った渡辺が登場「KAZUKIの缶を受け損ねて顔に傷が付いた。美しさが欠けた。セレブにな るためにはバッグが必要です」。もう1度、という米山と、押し合いへし合い三田に握手を求める。
 ウンザリ顔の三田が、イヤイヤ応じたのは渡辺のほう。で、次大会で「セレブ伝承 マネーのETSU」渡辺戦が決定。


5.○日向あずみ、コマンドボリショイ、春山香代子(20:35みちドラIIから)吉田万里子(M's)、AKINO(M's)、×Baby・M(M's)

 JWPらしい、目まぐるしく全員が入り乱れる6人タッグ。M's勢とはよく手が合う、とくに吉田。春山のデカイ身体に関節技が決まるのが絵にな る。

 Baby、この日もベイビーイリュージョン(ドラゴンキッドのデジャヴみたいなの)でよく回る。
 ボリショイの、自分が下になった体勢で、相手の腕を支点にして、マットに背中をつけたまま360°回って決める三角締め、私的には久しぶりに 見る。

 そのなかでも、日向の出番はやっぱり少なく、復帰後(たぶん)初めて風車式バックブリーカー(敵の背中を自らの膝に打ちつける)を見せた が、最も日向らしさを感じさせた技、ロープワークからの高速ジャンピングニーは未だに見られない。
 チームとして、受け身を取る役はほとんどボリショイと春山だった。

 途中からJWP軍が3人がかりでBabyを捕まえ攻め続けたので、展開が読めてしまったが… 日向最後だけオイシイとこ取り。しかしBabyにみちドラ 出さなくても(笑)。

 AKINO「Babyに勝って、そんなに嬉しいわけ?」
 「M'sにはもう1人いるんだよ。いま北海道に行ってるけど…」。
 AtoZの北海道巡業に出ている大向を対抗戦に投入するという予告だ。それを聞いた瞬間、会場中が「え゛〜〜・・・」。
 コレ笑ったなあ。JWPファンの感覚が共通して、殴る蹴るとアピールばっかりの下品な大向スタイルが嫌いなわけだ。

 マイクでの言い争いに続いて乱闘。激しくMICKEYに掴みかかる木村!
 日向「てめぇら負けたくせにゴチャゴチャ言うな。さっさと帰れ」。

 そして春山は、リング下にいた倉垣を向いて
 「いろいろやり合ってきたけど、いまは看板がかかってる。また組んで、みんなで力を合わせよう!」。
 昨年秋、JWPに再入団してから今年前半まで、春山とは対面するコーナーに立ち続けてきた倉垣だったが、この言葉に力強く頷く。最近は、お互 いがお互いのセコンドにもついてたし、この台詞遅かったくらいかも。

 というわけで、8・15キネマ大会で 日向・春山・倉垣 vs 吉田・大向・AKINO が決定。




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