ジャガー横田自主興行 ジャガーさん興行・昼の部
■団体:ジャガー横田自主興行
■日時:2004年7月11日
■会場:新木場 1st Ring
■書き手:凸ユーレイ

7・11 ジャガー横田興行【伝心】 新木場 1st RING 昼の部

 新木場 1st RING 超満員(発表350人)。この会場、ふだんどういう仕様か知らないが、私はヤブサカ興行に続いて2度目、前回には無かった南 側のヒナ壇を引き出し、北側ステージ上にもパイプ椅子を並べている。  場内の看板に広告主を募集しているようで、さっそく風俗求人誌のそれがデカデカと。OG向けか?

 この日も暑かったわけですが、北側最前列になんと、ミミ萩原の写真がプリントされたウチワを持っているオサーン発見! 確認できないがおそ らく、図柄上中央のミミを取り巻く小さな写真の当時の若手の中にジャガーさんもいるはず。凄いな… 私も去年のJWPウチワ(渡辺の筆による各 選手の似顔入りのイラスト物。メヒコから短期参戦していたタニアトルメンタとジェスカも描かれている)持参だがこのオサーンには完敗。


 開会前、リング回りの雑用をかいがいしくこなしていた桜花と斎藤が笑い合っている。JDに残った者とJDから追い出された者であるが、そうだよ な、選手の間にはわだかまりはほとんど無いんだろうな。セコンドは、出場選手以外では、やっぱり華名(AtoZ)や、負傷欠場中のおばっち(OK)、引 退した鳥居(元Jd')らも務めていた。


 入場式、総勢35人(男子メジャー団体の所属人数並み)がぞくぞくと。最弱バトルに出る水嶋と竹迫が呼ばれ忘れられて、仲良く笑いながらドサ クサに紛れてリングにもぐり込んでた(笑)。
 セミ出場のタニーが入ると、リング中央に勝手に集まってポーズを取るNEO軍団(タニー宮崎椎名松尾元気)。最後に登場したジャガーさんが ツッコむ。そんなオチかい!
 ジャガー挨拶。しかしよくぞこんなに集まったねえ… 選手退場でジャガーさんの曲がかかる。私、早くもちと涙腺がゆるみかける。


1.▽ジャガー杯争奪ワンデイタッグトーナメント 1回戦
○元気美佐恵(NEO)、Hikaru(全女)(10:57ラリアットから)武藤裕代(OK)、×前村早紀(全女)


 Hikaruここでも黄色く熱い声援浴びる。
 大きい3人に混じって1人小さい前村が、ゴング前から突っかかり、敵2人にビンタでスタート、すぐ場外に落としてポストからプランチャ。前 村、初見のコスチューム、青が濃くなって紺色の水着。

 元気−武藤、えんえん続くチョップ合戦など、こないだのタイトル戦(6・13NEOキネマ)よりずっと面白い。
 前村−Hikaru、噂に聞く意地の張り合い、ガチガチしたぶつかり合い。6・6後楽園のオルパ・トーナメント出場者決定戦すごかったそうで、見た かったなあ。さき花マル、潰される。


 武藤とHikaruはそのオルパ・トーナメントの1回戦で当たることになっており、前哨戦だが、頭突きなどでやや武藤が押し気味か(その試合、 7・18後楽園で行なわれ、Hikaru勝ち。トーナメントは西尾が優勝、新王者)。  元気−前村。引退したASARIなど小さい人との絡みの面白さに定評ある元気。この日も、花マルはかけやすいように屈んだまま待ってあげてた し、ジャーマンでも投げられる。さすが、“守り”も出来る美佐恵ちゃん。


2.▽同 1回戦
○坂井澄江(フリー)、春山香代子(JWP)(13:33首固め)×ファング鈴木(OK)、ドレイク森松(フリー)

 坂井組『Butterfly』で入場。坂井のほうがほんの少し先輩なのに、春山はJWPのHPで呼び捨てにしていた(笑)。控えからの声かけも「スミエ 〜」。

 ファングと春山は初顔合わせか? 体当たり合戦、ロープを指して「お前が行け!」とやり合い、目突きから当たり勝ちした春山に、椅子を持ち こむファング。パイプの部分をちょっと開けてすぐバチンと閉める、反対側を掴んでいた春山は指を挟んでイテテテテ。目突きもイスで防がれてイ テテ。


 コミカルなスタートだったが、その後、坂井が試合時間のほとんどを受け身を取りまくる。春山ほとんど働かないまま坂井が逆転勝ち。  坂井、ファングにも「ひさしぶり〜」って言われてたな。


3.▽同 1回戦
○宮崎有妃(NEO)、倉垣翼(JWP)(12:19横入り式エビ固めから横にブリッジ)亜利弥'(フリー)、×KAZUKI(OK)

 けっきょく阿部ちゃんも出てるんだから、KAZUKIはWanted!で出ればよかったのに。代わりに阿部ちゃんの元同期と組んでのエントリー。

 JWPでの元同期組、宮崎の曲で入場。総合力ではたぶん出場チーム中1番だと思うが、Hikaru組が行っちゃいそうなイヤな予感がするんだなァ。
 連係、宮崎がタニー以外のパートナーと組んだ時に必ず見せる、場外からエプロンへ駆け上がり式挟み撃ちドロップキック、宮崎が雪崩式ブレー ンバスター+倉垣が別のコーナーからスプラッシュ、対角線同時ムーンサルト、など。  この試合の開始直後に倉垣が見せた自身のオリジナル技ウイングクラッチは、逆さ押さえ込みの体勢からブリッジして、背中で相手を押さえるの だが、宮崎がフィニッシュで見せたのは、スクールボーイから敵の身体の横でブリッジするという形。NOAHの丸藤の何とか言う技だっけか。


4.▽同 1回戦
○藪下めぐみ(SOD)、米山香織(JWP)(11:45裏十字固め)×椎名由香(NEO)、ザ・ブラディー(OK)

 参加チームのうち、もっともタッグとしての必然性?のある、最近もよく組んでいる椎名組。そういえばブラディーも椎名のことを呼び捨てで、 キャメルクラッチからの顔面低空ドロップキックを指示したりしていた。6月のNEOキネマ大会に続き、ブラディー単独でのコーナー宙吊り式から2 人がかりでブラディーEXを決める。


 試合前も試合後も、ブラディー−藪下の組合せでだけ握手無し。仲悪いギミックか。
 最期、米山が必死でブラディーの足にしがみつき、さらに自らの足をロープに絡みつけ絶対放さないという、説得力あふれるカットを見せた。
 これでJWP3選手みな2回戦進出。だがHikaru組がどうも気になる。


5.▽女子最弱レスラー決定負け残りバトルロイヤル
○木村響子(JWP)(10:41キムラロック)×竹迫望美(Iジャ)
 ※退場順=阿部幸江(AtoZ)、渡辺えりか(JWP)、東城えみ(新間事務所)、MARU(OK)、賀川照子(フリー)、斎藤啓子(OK)、松尾永遠(NEO)、水嶋なつ み(全女)、桜花由美(JD)
 3カウント・オーバーザトップロープの最弱決定ルール

 負け残り1名、および勝ち抜けた順番をジャガーが指定して1名、計2名が夜の部にノーギャラで出場しなければならない。
 なぜか鞭を持ってリングインした渡辺、後から入場の東城を意識してのものらしい。視線を投げなにやらブツブツ言っている。似たような、赤い エナメル系のコスチューム。

 ゴング、すぐに阿部が松っちゃんを逆さ押さえ込み、イチ抜け。

 他ならぬ東城に「コイツ鞭もってる〜」と指摘され、全員を敵に回した渡辺。コーナーに押しやられ9人からドロップキックを連射される。  しかし直接対決で、シェーブリッジを返し、ジャパニーズレッグロールにいく途中経過の形のままで3カウントを奪う。ひょっとして東城に負け るってこともあり得るかと危惧していた私、ほっと一安心。  

 その東城は、突進してきた桜花を、トップロープを下げて場外に送り、勝ち抜け。  その後もオーバーザトップロープによる決着が多かったが、斎藤は松尾の攻めていた相手を横取りする形でピンフォール、軽く笑わせてくれる。

 残り4〜5人になったところから急に目立ち始めたのが水嶋のヘッドバット。この子は元気だなあ。ポスト上の桜花を頭突きで襲ってOTRさせる。

 たいてい勝敗はキャリアの順になるのが原則だが、残り3人からは水嶋→木村→竹迫と逆になる。
 木村のブービーには複雑な思い。掛け声付きのブレーンバスターはこの日も失敗。  竹迫が負け残ったのは意外性が無さすぎ。「昭和」子やAtoZの華名、M'sのMICKEY、LLの藤枝とか入れて欲しかったかも。

 表彰式。嫌な役回りを務めさせられた竹迫、勝ち抜け順の番号札を持ってリング下に待機する出場選手たちに囃されるが、笑顔。たくましいと言 うべきか情けないと言うのか。
 表彰状を渡してジャガーさん
 「あなたには夜の部、日向選手に挑戦してもらいます。ボコボコにされてください。あんたは今、マイナスだから、あとは上がるだけだから」。
 そして当選?番号の発表。1番。阿部。  「キャリアが長いと思って楽しようとして。許さないよ。田村選手に挑戦してもらいます」。
 しかし阿部も9年目。田村と2年しか違わないんだよなあ…


 休憩。


セミ ○ボリショイキッド(JWP)(12:39横入り式エビ固め)×タニーマウス(NEO)

 リングに入ってすぐ、タオルで両脇を拭い、その匂いを嗅いで自分で「ウッ」となるタニー。その姿をレフェリーのトミーに見せて喜ぶ。
 ボリショイの入場は飴を配りながら。恒例のことで飴を受け取ったトミーさんに、セコンドの春山と木村がなぜかおねだり。ジャンケンさせて 勝った方に飴を渡すトミー。
 ボリショイ、コーナーで米山と柔軟、臨戦体勢。

 熟練の芸人であるこの2人、最近では2・8Diamond!で一騎打ちしているらしいが私は未見。
 ボリショイには、出場したJWP勢が総出でセコンドに。タニーには松尾ただ1人だが、会場後方から皆が見守る。昼の部に出番の無かった田村や日 向、また他団体の阿部、坂井、Hikaruらも観戦。これはメインも同様だった。

 何故かボクシングの構えで牽制し合う両者。セコンドの木村が「ジャブ、ジャブ!」とか言っている(笑)。拳を突き出したまま、2人同時にボ リショイダンスに移行する。

 フゥ〜跳びを、何度も起き上がって邪魔するボリショイ。「長くなるから」とトミーに説得され、仕方なく付き合う。口惜しそう。トミーさんは タニーに合わせて手をヒラヒラさせる。

 お返しに、フゥ〜跳びに挑戦するボリショイ、ただし1往復目でいきなりカバー、さらにしつこく何度も押さえ込む。

 唐突に地獄突き合戦が始まる。えんえんと終らないので「プロレスは殺し合いじゃないんだ!」と止めるトミー。リングアナ、なせか再度ゴング を鳴らして試合続行。(このJDのリングアナ、何か言わずもがなの一言を付け加えたがってややウザい)

 セコンドの松尾に紙コップを取り出させ毒霧を企むタニー、しかし、含んだところでボリショイに口を手で押さえられエプロンへ。永源のツバ体 勢に入るが噴射は未遂に。
 またリング下からバナナの皮を出させるタニー。蹴飛ばして付き合わないボリショイ。

 恥ずかし固め、松尾がポラ撮影。


 ポストからTシャツ・アタックを狙うタニー、ボリショイは急いで反対側コーナーへ。寝そべって知らん顔かと思いきや、入場時に被ってきたヅ ラ付き帽子を持ち出して敵の元へ戻り、ポスト上のタニーに被せ、松尾のポラロイドカメラを強奪して撮影。
 口惜しがるタニー、写真を取り返そうとボリショイを追いかけリングを一周、さらにリング下へ両者潜り込む。しばし、下でドタバタ。マットの 上から「どっちかギブアップか?」と姿の見えない選手に問い掛けるトミーさん。
 おもむろにエプロンから這い出て「(写真を)取り返したぞー」と、ヅラを被ったまま喜ぶタニー。その姿を、また記念撮影してしまい叱られる 松尾。

 下で2人が暴れたため、リングの一部がボコッと盛りあがってしまっている。上から踏みつけて直そうとするトミー、と何故かボリショイも一緒 に足でドンドン。

 松尾から毒液のコップも奪ったボリショイ、口に含むがやっぱりタニーに胸を突かれて誤射、霧状にならず液体のままタニーにかかってしまう。  イヤそうに顔をしかめたタニー、し返しに、松尾に水を含ませ噴きつけるよう指示するがそれも誤爆して同士打ち。「臭え〜」それは松っちゃん に失礼だろ。

 今度は自軍コーナーからバケツを取り出し、水を撒き散らそうとするボリショイ。場外、客席にまで逃げ込んだタニーにかけようとして、トミー さんに「お客さんにもしかかったらクリーニング代出せるか?」と諭される。
 いつのまにか、水の入ったバケツはタニーの手に。対抗上もう1つバケツを持ち出すボリショイ。かけるぞかけるぞという牽制のし合いから、グ ルグル肩から腕ごと回して見せる。水は落ちてこない。ドリフ。

 ここまでこの試合、2人が用いている通常時のネタが相乗効果を生んで盛りあがってきたのだが、ボリショイのバケツは、ネタ自体ひさしぶり、 去年のディファ以来かな。大一番限定ネタなのだろうか。笑

 お前もやってみろ、と促すボリショイ。客席からもコールが起こり、嬉しそうにバケツを回してみるタニー。
 水が落ちてくるかこないか、きわどいところでだんだんゆっくり、ゆっくり回してみろと指示され、とうとう頭上で一瞬バケツを止めるタニー。

 落ちてきたのは画鋲のひとかたまり、マットに散らばる。  

 試合はもちろん続行、おっかなびっくり画鋲に触れないよう戦う両者。ボリショイは、道場マッチの「もしリングに水たまりがあったら」ルール の経験が生きたか、画鋲の方に行かないようにタニーが踏ん張る力を逆用して、反対方向に丸め込んで格闘漫才に幕を引いた。

 お2人、おつかれさまでした。

 終って、毒霧やら水やら画鋲やら、汚れ、散らかったリングを総出で掃除する若手セコンド陣。「すいません」と謝るタニー。


メイン 三田英津子(フリー)、○井上貴子(フリー)、吉田万里子(M's)(10:51カニ挟みからのエビ固め)ジャガー横田(フリー)、立野記代(LL)、× ハーレー斎藤(LL)

 入場曲は1人ずつ。

 LL勢を久しぶりに見るが、ハーレーについては「男役」という言葉しか思い浮かばない。
 記さんは太った? この人、俺より1つ歳下なんだよなあ信じられん。ジャガー・デビル・飛鳥が俺より上、長与・神取が同い年なのはなんとな く、納得できるんだけど。
 ジャガーが、このチームメイト達に促され、並んだ2人の太ももに乗ってポーズを作り本部席に向かって投げキッス。
 白衣の男が座ってるな、とは思っていたが、それがジャガーの新婚のダンナさんだったとは気づきませんでした。

 三田、「ジャガーさんおめでとう〜」記さんに「おひさしぶりです〜」と口に出しながら技をかける。吉田も立野に「あたしもひさしぶり〜」。
しかし後輩達に手加減は無し。
 「この〜エツ〜」とドスの効いた声で応答しながら、デスバレーも、蜘蛛絡みも身体を張って受けてみせるジャガーさん。

 たくさんの若手がセコンドについていたわけだが、チョコさんのAV手拭い(AとVの文字がそれぞれ、駅弁だったり正常位だったりを模った図 柄)を堂々と肩にかけている竹迫ちゃん(20歳・ええ乳)はどうなんだ。




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