ハッスル3を制したのは・・・・・・青木裕子
■団体:ハッスル3
■日時:2004年5月8日
■会場:横浜アリーナ
■書き手:生首 (ex:週刊WWEだけどWCWフォーエヴァー!

川田対ミック・フォーリー
カクタスジャックすら知らない日本で、フォーリーのビッグネームは通用するのかと言うのが最大のテーマ。実際プレス発表から大車輪で広報に徹 するフォーリーのイイ人ぶりに少し感動。それに対しデンジャラスKは動かざること山の如し。ここまで何もしなければ、それも一つの芸だと思え る。社会人としてどうか?と問われれば答えは別だが。

試合は潔くバービー(バット)を置いてクリーンに始まったのだが、ハッスル最大の欠陥、低予算のため通訳つかず、肝心のフォーリーのフリのセ リフが全く客には伝わらない。

結局まともに戦っては勝負にならないロートルが凶器に頼ると言う、60年代のプロレスを再現したのが王道なのだろうか。バービー持ち込んでも勝 てないフォーリー。マンディブルクローだけは成功したものの、これまたありがたみのわからないハッスルの客はポカーン。

世界のベストセラー作家レスラー、ミック・フォーリーを殺しまくったキラー・川田の本領発揮であった。


OH砲対ジ・アウトサイダーズ
ナッシュはWWE時代そのままに短髪兄貴で登場。これはこれで悪くない。しかし久々に見るホールは白髪頭で、歳も実以上にフケて見える。ここは やはりプロとして白髪染めして、いつもの黒髪にして欲しかったね。しかしウルフパックのテーマはWWEに買い占められちゃってるの?盛り上げる なら、ゴールドバーグの時のようにオリジナルのテーマで、アォォーン♪と登場して欲しかったな。せっかくナッシュはポーズやってんのに。

ホールの楊枝投げ攻撃からヘラヘラ殺法はけっこうまわる。OHもその辺はうまく受けを見せるところはさすがに日本のトップ。

とにかくアウトサイダーズを活かすには前半理不尽にヘラヘラ攻撃を受け、アウトサイダーズエッジあたりでニアフォール、ジャックナイフが決ま りそうになるとこをスティングがじゃまして乱戦、んでベビーが勝つみたいな、(あれ?いつの間にかWCW回想してる)うまいパターンを展開して 欲しい。今回のOHはベストではないものの、最後の俺ごとカレー、狩人でキメ、しかも悪のレフ・島田のちょっかいもうまくいなせて、実はわりと 満足でありました。


それ以外の試合
皆さん絶賛の青木裕子は、全盛期、華原朋美より美人で巨乳の男殺しマシーンとして知られていたが、ちょいとトウがたって再登場したことで、熟 女好きのおっさん諸君のアンテナには返って若い頃よりヴィヴィッドに響いたようだ。などと気取って三人称で書いてる私のアンテナは全開になっ た。


またサブゥー、マイク・アッサム、タナカのECW組だが、どーも日本の風土に合わないハードコア戦であるということで、ダラダラした感じになって しまった。

一方タイガー・ジェット・シンの久々登場と、ダスティ・ローズのエルボーには正直目頭が熱くなる。80年代が蘇った瞬間であった。

全体を通して

とにかくカネのないビッグイベント。小川一人の私財によってなりたっているため、エンタメとしては成立していない。DDT(見たこと無いけど) を広めの会場で、高ギャラ外人使ってやってる感じ。それでも明らかに締まっているには小川のおかげ。日本最高のレスラー、天才・小川がいる、 それだけでハッスルは成り立つ。


無駄な客イジリなど、全く方向性が間違ってるし、高田総統のコントも不要。それよりフォーリーやローズのセリフをちゃんと拾う通訳をつけるべ き。もしくはフジの長坂アナ(プライドのヒト)、ナイトロの内田アナ並みのプロをつけ、タイガー服部クラスの知識のある解説を場内に流すな ど、カネの使い方を間違っている。フォーリーに高いギャラ払うくらいなら、そこにカネ使い、川田は殺人医師くらいでも良いんじゃないの?


ただし「アメリカ風コントはやるな」という見当違い甚だしい批判はきちんと否定しなければならない。アメプロなめんなよ、と。アメプロの脚本 であんなヒドイ筋書きやったクビだろう。セリフもマトモにしゃべれない高田総統、ゼブラーマン、島田裕三・・・・・カート・アングル、エリッ ク・ビショフなどプロ中のプロはもちろん、若手のマイク・サンダースだって、ちゃんとしゃべれる者が芝居をする。レスラーは台詞回しの練習ちゃ んとやってないんじゃないか。受身とるヒマあったらセリフ稽古してほしい。




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