速報版観戦記
■団体:PANCRASE 2004 BRAVE TOUR
■日時:2004年4月23日
■会場:後楽園ホール
■書き手:メモ8(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

4/23 PANCRASE 後楽園ホール大会速報

近藤と菊田の集客力の違いが、ハッキリ出た感じの、
まあ、満員マークはつけていいかなの8割。
招待券も、結構出ていたようで。

第1試合 ミドル級戦 5分2ラウンド
井上克也
(RJW/CENTRAL)
vs
金井一朗×
(パンクラスism)

(2R判定2−0)

金井は、オドオド感がなくなって、
プロらしくなりましたねえ。
一方の井上、前回のビビリはなく、いいツラ構え。
圧倒して完封でした。強い。
けど、勝ち味に遅いなあ。
1Rでパウンドで勝てておかしくない筈です。
廣戸さんのジャッジ、統一感出てきて、
ちゃんとドローにしてました。

第2試合 ウェルター級戦 5分2ラウンド
×関直喜
(フリー)
vs
アライケンジ
(パンクラスism)

(2R判定0−3)

打撃がウマくなったのは一発でわかった関だが、
それでも打ち負けてダウン気味に倒れてしまう。
あとは、丁寧にTD狙いに切り替えると、
グラウンドでは、やや押し。
けれど、ポイント挽回するほどではなく。

第3試合 ウェルター級戦 5分2ラウンド
伊藤崇文
(パンクラスism)
vs
小沢稔×
(V-CROSS)

(2R判定3−0)

1回もグラウンドなしで殴り合っていたんだが、
1Rで3回もダウン気味に倒しているのに、
攻めきれず、ましてや2R後半には、打ち負けてしまう伊藤、
ちょっと何だかなという感じ。
ワダタクと必死に殴りあってた時の気合が、
また見れなくなってしまった。
これじゃ永久に三島には届かないと思います。
おっかなビックリやってるというか。
終了後の勝ちドキも、かなり虚しい。

第4試合 ライトヘビー級戦 5分3ラウンド
渡辺大介
(パンクラスism)
vs
百瀬善規×
(禅道会)

(1R4分53秒 レフェリーストップ)

低いガードでアタマ振りながら、
プレッシャーかけていくワタダイ、
見事にプレッシャーかけられて、押される百瀬、
数度の素直なタックルに失敗すると、
打ち合ってみれば、ほぼ互角か、それ以上。
あっという間に余裕吹っ飛ぶワタダイ、かなり微笑ましい。
まあ、ハイ一発でダウンしたところを、
連打されてストップになったわけだが。

百瀬は作戦ミスだと思うなあ。

第5試合 ウェルター級戦 5分3ラウンド
大石幸史
(パンクラスism)
vs
星野勇二
(和術慧舟會GODS)

(3R判定0−1)

メモ8的には、裏メインの好カード。
例によってボクシングスタイルの大石、
出入りを多くして、右のアッパーを多用する星野、
双方、時たまTD狙いに行くものの、
3R通して、グラウンドには1回もならず、
大勢は打ち合いから、大石がコーナーに押し込み、
ブレイクが繰り返される展開。
1Rはやや大石が打ち勝っていたものの、
3Rは明らかに星野打ち勝っていた。
けれど、押し込まれちゃう分だけ印象悪くて、
ポイント奪えずという感じ。

メモ8的には、元同門対決らしい、
緊張感あるいいファイトだったと思うんだが、
客席には、あんまり伝わってなかったかなあ。
やっぱ、コーナー押し込みで膠着が多いと、
緊張感持続しない人が多いのはしょうがないかな。

第6試合 スーパーヘビー級戦 5分2ラウンド
謙吾
(パンクラスism)
vs
保坂忠広
(パンクラスMEGATON)

(2R判定1−1)

DEEPでの石井戦に引き続き、
保坂、常軌を逸っして、しょっぱい。
押し込んで、押し込むのみ。
この選手は、ファンであったことがないのではないか。
いくら何でも、あまりに尋常じゃない。

一方の謙吾、何故か、入場では大人気。
どうやら、アメリカの生活は充実しているようで、
保坂に打ち負ける(爆)。
大声援を送っていた観客、
前ショッパイキングが謙吾であったことを、
やっと思い出したようで(笑)。

あまりに双方しょっぱくて、場内大盛り上がりの一戦でした。

セミ・ファイナル ミドル級戦 5分3ラウンド
竹内出
(SKアブソリュート)
vs
國奥麒樹真×
(パンクラスism)

(2R判定2−0)

テーマ曲かえて(アニソン風)、
コスプレのお姉ちゃん2人に先導させて入場の竹内、
まったく似合っていません(笑)。
いや、そっちの方向じゃなくて、アイ蛇のレスラーとかに頼んで、
そっちのキャラを作ればいいのに。世界の荒鷲、復活希望!

試合は打ち合わず、丁寧に倒していく竹内が、
まあ、祈りまくりで殴りきれないものの、
文句なしのポイントアウト。
廣戸さん、統一感あるジャッジでドローだけど。

負けた國奥、何故か「みんな大好き」とか。

メインイベント ライトヘビー級戦 5分3ラウンド
菊田早苗
(パンクラスGARABAKA)
vs
キース・ロッケル×
(チーム・エリート)

(3R判定2−0)

菊田、インタビューでの発言通りに、
昔のスタイルに戻してました。
不細工ながら抱えて込んで、TD狙い。
今回はそれに加えて、倒せないなら引き込んでました。

ロッケル、グラウンド、ウマいです。
1回もめくられなかったし、パスされても、
丁寧に戻していく。

菊田がスタイルチェンジを模索している間に、
世界は追いついてきたって印象でした。

けれど、おかしかったです、この試合。
ロッケルに勝つ気があったようには見えませんでした。
いわゆるひとつの無気力試合まがい。
スタンドでも待つだけだし、上になっても祈るだけだし。

まあ、だから何だとは言いませんけどね。
で、極めつけは、廣戸さん。
この試合だけ、30−29で菊田。
せっかく、この試合まで徹底していたのに。
ここだけ見事に。
いったい何にポイント入れたんでしょう。


しょっぱさに、味がある。
なんつーか、コケる時のパンクラの典型的なのが連発して、
酷過ぎて、面白かったです。
いや、これ皮肉じゃないですよ。
ホントに味があるんです。
修斗じゃこの味、出ませんもん。

report by メモ8




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