0320こんな寒いお彼岸も珍しいスマックガール大森大会トホホ観戦記(試合は熱い!!)
■団体:SMACK GIRL F
■日時:2004年3月20日
■会場:ゴールドジムサウス東京ANNEX
■書き手:地獄犬SUN

どうも、こんにちは地獄SUNです。

やたらに暖かい2月3月で東京は開花宣言、なのだがお彼岸の今日、3/20は小雪が舞うほど寒い日でこういう日は寝床でヌクヌク過ごしたい。
過ごしたいのだが、そうもいかない。今日はスマックガールFの開催日。大森まで行くのだ。
試合開始時間の10分くらい前に会場到着。
前回はリングサイド1列目だったのだが、今回は立ち見なので、良いポジションを取ろうとそそくさと客席入ってみれば全然ひとがいない。

客席といっても普段はここで格闘技のトレーニングをしているんだろう、柔らかくて厚いマットが敷き詰めてあって、これが立ち続けていると足首
に負担がかかるのだ。年寄りだからバランスがすぐ崩れるから。

前座、つーかアマ試合4試合。
ひとりかなり印象深い選手がいた。ルックスが。なんつーか、夜のお仕事がすごく似合いそうな且つガタイの良いお嬢さん。肩から胸にかけての厚み、かなりゴツかった。
開会式。全選手入場、選手を代表して大門、つーかおっさんの挨拶。会場アナがおっさをおっさん選手と呼ぶのがなんともおかしいのだが他に呼びようが無いもんな。


□第1試合 SGS公式ルール -55kg契約 5分2R
藤野恵実(和術慧舟會GODS) VS せり(SOD女子格闘技道場)

せり、観光ホテルのショータイムのダンサーのような衣装。顔立ちもエキゾチックなのでなかなか似合う。

負けん気がぶつかり合う打撃戦。
藤野の方がいくらか上手いのだが、せりの強気がそれを打ち返す。
身体がやや大きいせりがかなり無理やりなテイクダウンからうで十字を狙うが極まらず。

2ラウンド、打撃戦が続くが藤野はスタミナが切れてきたか口を開けて呼吸を始める。
せりも揉み合いのときに気を抜いてハイをもらってしまう。
終了間際に藤野の良いパンチが何発かヒット。

判定。3−0で藤野。

いきなり気持ちが前面に出る好試合で今日の大会に期待がふくらむ。


□第2試合 SGS公式ルール -48kg契約 5分2R
羽柴まゆみ(BBdoll) VS 井上明子(総合格闘技道場コブラ会)

これがまた、好試合。
井上のパンチ、なかなか。ピシピシと真っ直ぐに出るパンチ。
気が強い羽柴も打ち合いに応じるが分が悪い。バックハンドブローから井上の足元にスライディングして足取り。井上、ボディにパンチを打ち下ろす。

スタンドで打ち合い。井上のローが良い。が、羽柴のローはさらに良い。
実はかなり効いていたのではないかと思うのだが羽柴は連打せずにすぐに組みにいってしまう。これをヘッドロックに捉える井上。羽柴はセコンドの「自分から座っちゃえ」の指示通りに膝をつくと上に乗られてピンチ。かと思いきや、下から腕十字狙って形勢逆転。

2ラウンド、羽柴のローがビシビシ当たる。井上はそれを嫌ってタックル〜テイクダウン〜ポジション取り30秒ブレイクを繰り返すことになる。

終盤、羽柴がタックル潰されてカメになったところからピョンと寝たまま飛んでガードを取り直し下から腕十字を狙う。これを防ぎまたぎ越しそうとした井上の足が羽柴の顔面直撃。

イエローカード。うーむ。イエローはちょっときびしいかなぁ。

判定。2−0で羽柴。
イエローが響いたかな。あれがなければ...ドローかなぁ。

かなり好試合。羽柴、もっとローで攻めればよかったような気がする。井上は相当嫌がっていたから。最初切れていたパンチの勢いも止まっていたし。


□第3試合 SGS公式ルール ライト級 5分2R
石山絵理(Red Devil KIS'S) VS 吉田正子(NATIVE SPIRIT)

吉田のパンチ、石山のミドルの応酬。
石山が首投げでテイクダウン奪うが下から足を取り防御する吉田。
石山、右フックから再びテイクダウン、今度は吉田はオモプラッタで対抗するが極まらず。

またまた石山のテイクダウン、吉田は下から腕十字。腕が伸びる。
石山、縦横に回転して逃れようとするがついに極まってタップ。

好試合。


休憩。なんせ会場がスポーツジムなもんでビールとか飲めないのですることが無い。
今日、行われるはずだった試合を怪我で欠場した舞の挨拶、いままで聞いた格闘家の挨拶の中で一番キチンとした言葉遣いと過不足の無さ。大人だ。


□第4試合 スペシャルエキシビジョンマッチ
久保田有希(PUREBRED京都) VS 茂木康子(ストライプル)

両者、柔術衣で登場。そうです柔術のエキジビです。
テイクダウン何点、バック取って何点、リバーサル何点、と解説付で模範演技。


□第5試合 『Next Cinderella Tournament』準決勝
 SGS公式ルール ライト級 5分2R
705(パレストラ千葉) VS 川畑千秋(Red Devil KIS'S)

川畑、「アルプスの少女ハイジ」のテーマで登場。連れてきた小さな羊のぬいぐるみ、勢い余ってリングサイドの口をゆすぐバケツに投げ込んでしまう。セコンド慌てる。

打撃の川畑、組技の705。かなりわかりやすい構図。
飛び込んでヒールやアキレスを狙う705に対してかなりキレのあるパンチで対抗する川畑。
バスンバスンとかなり厳しいパンチが顔面にヒットするが705はひるまない。ボディパンチをもらいながら狙ったヒール、かなり惜しかった。
2ラウンド、タックルに来た705に川畑のパンチがヒット。ダウン。
気を取り直した705が片足タックルに行くがこれを引き込むかたちで川畑の腕十字。
レフェリーストップ。

うーむ。川畑、強いな。
激好試合。


□第6試合 SGS公式ルール -48kg契約 5分2R
おっさん(総合格闘技闇愚羅)VS 大室奈緒子(和術慧舟會東京本部)
※大門まいこ改め

大門、つーかおっさんかのテーマが鳴り始めたと思いきや「ゴジラはメカゴジラ」が取って代わって三島☆ド根性ノ助が登場、リングイン。先に入場していた大室、まったく相手にせず。

と、また音楽が「河内のおっさんの唄」にかわり、エプロンに買い物カゴのおばはんの扮装のおっさん(ああ、ややこしい)が走りこんできて手にした大根で三島の頭ぶん殴る。飛び散る大根、リングから転がり出る三島。おっさん、おばさんパーマのカツラを取ると鬼ゾリの金髪のパンチ。かなり凄い。

おっさん、ナイスタックルからテイクダウン、慌てず下からの三角で対抗する大室。
おっさんはレスラーなのでひたすらタックルを狙う。これに対して柔術家の大室は打撃で対抗、グランドではややおっさん有利。パワーで勝っているのかもしれない。
が、おっさん、パンチがいけない。打つとき、受けるとき、目をつぶるクセがあるようだ。
2ラウンド、だいぶタイミングに慣れてきたか、大室がタックルを切るようになる。 まずい。おっさん攻め手が無い。
パンチは当たらない。タックルは読まれる。
大室の左ミドル。おっさん思わず身体をくの字に曲げるがこらえてタックル、テイクダウン奪うがしのがれる。
スタンドになって大室のパンチが何発かヒット。

判定。3−0で大室。

うーむ。おっさん完敗。パンチが課題、かなぁ。大室は終始冷静だったな。

全選手(おっさん除く)入場して表彰式。
私服に着替えた選手もいてそのまちまちさに驚く。
これからご出勤という風な腰まであるかというような深いスリット入りのドレスのひととか。いや、とか、っていうより彼女限定で驚きました。

総括。
前回あれだけ面白かったのに客入りイマイチで残念。
進行はあいかわらずピリッとしない。
リハとかできないのか。または、申し伝えが上手くできないのか。
しかし、試合がどれも好試合だったので85点。
正直、会場が狭い分生々しく感じられるからかもしれないのだが、六本木でやっていたころより選手のレベルが上がっているような気がする。
そりゃ、辻やしなしやジェットやウィンディは別格だけれど。

次回は5月、その次は6月で本戦大阪で開催、らしいので各自旅費を今から貯蓄はじめるように。

ほいじゃまた。




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