2/15PRIDE武士道「ガトリングガンの前の日本刀。」
■団体:Diamond!
■日時:2004年2月15日
■会場:横浜アリーナ
■書き手:グリフォン

PRIDE武士道2観戦記

○滑川 康仁 (日本/フリー) vs エギリウス・ヴァラピーチェス(リトアニア) ×------1R1分45秒、フロントチョーク

滑川、打ち合いになる前にうまくフロントチョークに入った。
リトアニア、またもや研究無しで試合に臨んでるなと思ったが、考えてみると滑川は宮沢、矢野倍達、その他をフロントチョークで取っていて何気に日本人で割いたのフロントチョーク成功率を誇ってるようだ。

よし、「突貫ギロチン太郎」という異名をいま命名しました。

権利は主張しませんので、マスコミの皆様も自由にお使いください。
しかしなあ、だから滑川がPRIDE本戦に出て欲しいかというと、そんな気もしないんだよね。でも小路晃や松井大二郎との試合とかは見たい。
つまり、やっぱりDEEPのエースとしてがんばってほしいと。

エギリウスも最初のパンチがあたったり、フロントを抜ければ馬車馬のように打撃を連打出来ただろうから、戦っていけばそれなりの戦績をあげるだろうけど、そもそも次に呼ばれるのかな?


×上山 龍紀(日本/U-FILE CAMP.com) vs ショーン・シャーク (米国/ミネソタ・マーシャルアーツ・センター) ○-----2R判定

今後の日本人のシャーク対策は・・・彼は「なかったこと」にするしかない。
こんな奴呼んで、だれになにをしろというのだ。勝てとでもいうのか。またエリクソンとか、最悪の場合はマティシエンコとか来ちゃうぞ。

上山は第一、階級が軽い。須藤元気あたりとやれればいいけど、そうもいかない。 やっぱりDEEPの(略)


○マリオ・スペーヒー(BTT) vs マイク“バットマン”ベンチッチ(米国/クロコップ・スクワッド) ×
---------1R11秒、右フック失神

コネで選手を無理やり押し込むとこうなる。ミルコの参戦のオプションをなんで俺たちが金払って見なきゃならないんだ。
あっ、でも勝ったマリオもUさんの押し込みか。
ちなみに「ベンチッチは練習ではむやみに強い」という伝説はいまだに謎のまま。


○高瀬 大樹 (吉田道場) vs クリス・ブレナン(NGFA ×-----------2R、判定3-0

最近、高瀬の入場のイタさが気持ちよくなってきた・・・。いやー、怖い怖い。
クリス・ブレナン相手に寝技で勝利はすごいと思う。アームロックもほぼ極めたし、それより自分の中でテイクダウンをする方法を身につけたのが大したものだ。

しかし、だから高瀬がPRIDE本戦に(略)でも小路晃や(略)。


×桜井“マッハ”速人(マッハ道場) vs ホドリゴ・グレイシー(ヘンゾグレーシーアカデミー)○
-----------2R判定、3-0

カリスマというのは、要は負ければ失われるものだなとあらためて実感。

普通に戦って、普通に負けた。反射神経でやってた選手だからなあ。
いや、その神経に衰えはなくても、腰の問題があれば反応しきれないわけだ。
はじめの一歩に出てたホークみたいに、才能に任せて型なしでやってたから(それはイメージかもしれないけど)、下り坂をだましだまし、力を維持していけるのだろうか。
練習環境の問題もあるし、なにより最後の美濃輪同様、カリスマ・求心力がなくなってしまえば戦いの場自体がせばまる。つらいな。カリスマがすり減っていく過程で、美しさを表現できるタイプであればそれはそれでいいのだが・・・


○ミルコ・クロコップ(クロコップスクワッドジム) vs 山本 宜久(高田道場)×
---------1R、レフェリーストップ

DSEのオープニング映像はさえてるけど、高田が何ゆえこんな内容を許したのか。
結局山本は、高田にとって「基本はプッシュするが、いざというときはいつでもかませ犬、負け役として使っていい」という便利な負け役、鉄砲玉なんだろう。

つまりはグッドジョブと。


○五味 隆典 (日本/木口道場) vs ジャドソン・コスタ (シュートボクセ)×
-------1R4分25秒、マウントパンチでKO

カリスマというのは、要は勝てば身につくものだなとあらためて実感。
個人的には面白い試合なわけじゃないが、きれいに一本勝ちしたんだから二重丸か。
しかし、滑川は「元リングスの滑川です」と無駄にアピールしてたのに五味のほうは修斗のシの字もねえ。

まあ、もう終わったプロモーションのことはいくら宣伝してもアングルの材料、旧ファンの動因につながるだけでPRIDEも実はウマーなわけだが、現存プロモーションは商売敵だもんな。 五味はこの後、どんなペースで修斗に出るの?


×郷野 聡寛(日本/パンクラスGRABAKA) vs マウリシオ・ショーグン(シュートボクセ)○
-------------1R、サッカーボールキックKO

昔、いかにも本宮ひろしか島本和彦のアシでもやってましたというような、ストーリーが猛烈に頭の悪い漫画(ほめ言葉)があってな・・・

主人公が敵を守る防弾ガラスを殴るが、びくともせず。

敵「ふはは、無駄だこの防弾ガラスは◆◆トンの衝撃にも耐えられるのだ!!」
主人公「ふふっ、そうかいいいこと教えてくれたぜ。じゃあ、◆◆トン以上出せば壊れるわけだ!!」

といって、まったく同じように(気合を入れて)殴るとたちまち破壊、敵が「ばっ、馬鹿な!!」つーシーンがあった。今回の試合でなんとなくそれを思い出した次第。

郷野のあれは付け焼刃でパンチを打つ人と、あとは普通ぐらいのスタミナの人間なら確かに有効ですばい。ばってんショーグンは目茶若くていくらでも回復するですたい。

やっぱり倒したときに絶対に立たせないぐらいでやったほうが まだマシだったと思うとよ。
あと、1発二発を攻防の中で食うことはおそらく郷野も覚悟してたばってん、その一発二発が郷野に蓄積させたダメージが予想以上に大きかったとですたい。

熊本弁に意味はない


×美濃輪 育久 (日本/フリー) vs ヴァンダレイ・シウバ (シュートボクセ)○
---------1R1分9秒KO

階級差とかはもう問題じゃないだろう。やっぱり作戦がなさすぎ・・・といいたいが、タックルを狙ってうまくいかなかったら引き込む、って別に問題ないよな。
あそこでパウンドを防げないのは技術が荒いのか?
さらに肩の筋肉が盛り上がったシウバのパウンドが神の域に達したのか?

本当は、今回の美濃輪についてあれこれ書きたくはない。
俺のHPに各種のコンテンツがあるように、美濃輪のある種の狂いっぷりを自分はきわめて愛好してきたし、またそこに留まらず、闘いの中でも第三者からまっとうに評価され得る存在だとまだ思っている。
しかし、ランペイジやシウバといきなり闘って、派手に玉砕することが「リアル・プロレスラー」の道か?そんな自殺っぷりは、カクタス・ジャックやサブーに任せとけ。

まだ契約は残っている以上、次のチャンスは一応あるだろう。
だが、美濃輪はもう商品価値をだいぶ搾り取られた。
美濃輪の意志にかかわらず、次の相手は実力的にも階級的にも下だろう。
そこから這い上がれるかどうかはかれ次第だ。まずはダメージと怪我を徹底的に治せ。

========少なくとも美濃輪は分かるネタ=================


 「ウラウナ火山の麓にごくぬるい鉱泉がわいててな…
  これがキズや打ち身に不思議なくらいよく効くんだ。
  おれもケガした時にゃ必ずかよったっけよ。
  オット!
  長年やりあったライバルに教えちゃソンだ。あばよ!」。

          不死身仮面アズテカより




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