0201スマックガールF大森大会クマクマ観戦記
■団体:SMACK GIRL F
■日時:2004年2月1日
■会場:ゴールドジムサウス東京ANNEX
■書き手:地獄犬SUN

どもこんにちは地獄SUNです。

SMACKGIRL−F大森大会行ってきました。なんすかね、Fって。

裏じゃPRIDEやっていたらしいけどチケット高いし、会場広すぎてどうせモニター見ているだけだし、こっちは今のうち観ておかないと興行自体なくなっちゃいそうだし。

会場は駅前のビルにあるスポーツジム。6階だったかな、エレベーター降りてみたらなんだか大変な混雑ぶり。エンタランスが狭いのと、冬でみんな厚着だからモコモコしているのと、会場、土禁だから靴脱がないと入れないのとで、大混乱。

当初、立ち見の予定だったのだがちょっと事情があってリングサイド席で観る事になったのだが、この席がまた最前列、リングと客席に高低差が無いのでまさに手を伸ばせばロープが掴める距離。ビビッた。

会場の男子率のあまりの高さ、およびパッとしなさ、厚生年金会館のルー・リード公演を彷彿とさせるものがあった。
女子もいるにはいるが、多くは出場選手の友人およびいままで出場していた選手。
あらためて間近でみると選手みんな小さい。大門なんてポケットに入ってしまいそうだ。リングの上にいるとそれほど小さくも感じないのだが。

アマチュアの4試合がどれもいきなり熱戦で会場かなり温まる。

全選手入場、15が挨拶。ややすべるが声が良くて元気があるので微笑ましい。
あ、このとき、三島はなぜか出てこなかったな。飯でも食っていたのか。

□第1試合 SGS公式ルール5分2R 56kg契約
15(所属不明) VS 内藤晶子(RJW/Central)

アクシデント(のようなもの)絡みとは言え、強豪ジェット・イズミを破ってしまった15、その後の夏川戦もなかなか見応えがあったので今日も期待しているのだ。

あいかわらずどうしてもパンツに見えてしまう15の白いアンスコに目を覆いながら気がついたのだが、スカートが半端にめくれるとパンツに見えるんだなあれは。完全にまくれあがるとちゃんと白いタイツに見えるのだ。人間の心理って不思議だ。

タックルもらって倒されても下からの攻めなど見せてくれてなかなか良い調子だった15だが、1ラウンドの終盤で足を怪我した模様。足首か膝か足の甲か。ファイテイングポーズをとるが踏ん張りがきかない。幾度かのドクターチェックをやれますやれます、と振り切ったものの、ついに痛みに耐えかねて蹲ってしまう。

レフェリーストップ、だったのかな。残念。

□第2試合 『Next Cinderella Tournament』1回戦
SGS公式ルール5分2R
羽柴まゆみ(BBdoll) VS 川畑千秋(フリー)

羽柴、考えてみたら1回しか見ていないんだよな。今は亡きナナチャンチンに腹部ストンピングという荒業で勝った光景があまりに印象強くて、なんだか常連みたいな気がしていた。
いやしかし、羽柴、恐い。顔が。顔立ちはわりと可愛いのだが、眼光鋭いっていうか暗いところで目だけが爛々と光っている感じ。

が、闘志や気合だけでは勝てないのがスポーツです、スタンドでの打撃戦でも後れをとって、グランドでも意地はみせてくれたもののちょっと技術のレベルが違った感じ。
下からの三角を抜け出そうともがいたところうつぶせになって腕十字でタップ、だったと思う。

勝者、川畑。

□第3試合 『Next Cinderella Tournament』1回戦
SGS公式ルール5分2R
高橋まり(パレストラ東京) VS 石山絵理(フリー)

超熱戦。本日のベストマッチ。

迷彩柄のセパレーツのコスチュームに金髪、いかにも気の強そうな石山。

ガツガツ殴りあう打撃戦。グランドでも動きが止まることなく手足を取り合う。

が、困ったことに興奮しすぎて詳細記憶に無いのだ。憶えているのは、石山がおそらくパンチを受けて右目の上をものすごく腫らしていたこと。もう、プックリと一口餃子くらい膨れていた。

判定。高橋。リング内では相手の健闘を称えていた石山だが退場するときには涙が堪えられなかったようだ。目に前を泣きながら通り過ぎるのを見て切なくなる。

休憩。自動販売機でお茶を買う。自販機、壊れていたみたいでコーラかなんかが次から次へとガンガン落ちてきた。

□第4試合 スペシャルエキシビジョンマッチ
藪下めぐみ(SOD女子格闘技道場) VS 三島☆ド根性ノ助(総合格闘技道場コブラ会)

三島、78sだそうだ。そうか普段は10s近く落として試合しているのか。眉毛まで金髪になっているので人相がイマイチはっきりしない。

藪下、最高。いままで色々エキジビ観たけど、こんなに楽しそうにやる選手初めてだ。 動きも、表情も、声も良い。惚れた。

適宜、格闘技でお馴染みの動きの中に、これだ、という感じでプロレス技を挟みこむ。 動きの大きいローリングクレイドル。下から三角を三島がコーナーに担ぎ上げるとすかさず藪下スイング式ヘッドシザース(と言うのか何なのか)でぶんなげる。三島のミドルをつかんでドラゴンスクリュー、三島ふっとぶ。

とても面白かったです。

□第5試合 『Next Cinderella Tournament』1回戦
SGS公式ルール5分2R
舞(パレストラ松戸) VS 吉田正子(NATIVE SPIRIT)

舞、ボクシング上手すぎ。スパンスパンジャブが入る。ワンツーが入る。自分は全く打たれない。
吉田はグランドに活路を見出したいのだが、相手のガードが固いのと30秒ルールとに阻まれて良いところがなかなか見せられない。

いや、しかし、2ラウンドやって舞がもらったパンチ2発くらいじゃないかな。いれたパンチはもう数え切れない。あんな殴られたらおれは泣いているな。

判定。舞。倒しきるパンチ力が無いのか、吉田が打たれ強いのか、そこのところは不明。

□第6試合 『Next Cinderella Tournament』1回戦
SGS公式ルール5分2R
705(パレストラ千葉) VS 坂本奈緒子(フリー)

705と書いてナオコ、対戦相手も奈緒子。セコンドやら道場生の声援やら交錯してどっちがどっちやらさっぱりわからない。

坂本は恐らくスタンドで勝負したいのだろうが、有効打を見せるまもなく片足タックルで倒されてしまう。
倒してからは705の攻め手が甘いのか動きが止まって30秒ブレイク。
タックルの前にいくらかでもパンチなり合わせた蹴りなりできれば坂本の印象はだいぶ良かったのだろうが。この試合ではひたすらタックルをもらって転がされる役回り。

判定。705。

表彰式とトーナメント準決勝の抽選。

本日のMVPの舞にテディベアが贈られる。
これは本当に嬉しそうにしていた。盾やトロフィより女子格闘技の賞品に相応しい良い記念品だと思う。

総括

試合はどれも熱戦で、スマック史上何本指かに入る良い大会だったと思う。
ただし、リングアナ、もうちょっと練習してくれ。「顔面打撃」とかジム名くらいスラスラ読んでくれないと辛い。
会場が狭い分、選手の熱気も伝わりやすく、観客も気持ちが入り込みやすかったと思う。

反面、客席の女子率が低かったのは会場のせいかも知れない、とも思う。大森のスポーツジムよりは六本木のデスコのほうが職場の女子とか誘いやすいだろうから。いや、おれはどっちにしろ女子は誘えないけど。

そんなこんなを加減乗除してズバリ82点。先日の修斗後楽園ホール大会に肉薄する好大会でした。

ほいじゃまた。




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