2/1 PRIDE27 大阪城ホール大会
■団体:HYBRID WRESTLING 武∞限
■日時:2004年2月1日
■会場:大阪城ホール
■書き手:クジラ

ノゲイラがコールマンに完勝して以来の大阪大会。
カードに少し不満はあるものの、
一試合ごとにちょっと気になるポイントがあったので生PPV観戦。

オープニング。桜庭統括副本部長の
ちょっと甲高い声での「男の中の男たち!出てこいや!」。

第一試合 ボブチャンチン VS ボビッシュ

入場曲だけなら「レッドブル軍団」VS「ロードウォーリアーズ」。
やせましたボブチャン。動きのほうはやはりかつてのヒリヒリしたものはない。
でもここで意地のもう一花咲かせてくれ・・・。

1ラウンドは、猛牛男爵ボビッシュ。圧力がありますね。
なんか体パンパンです。変なものやってるんじゃ?
「一見、肥満に見える彼の肉体は、その実すべて筋肉で・・・。」
100キロのボブチャンを片足だけもってリフトするあたりも
なんか、ビスケット・オリバ白人版みたい。

2ラウンドで、スタミナ切れた猛牛男爵にロシアンフック炸裂(泣)!
さらに強烈なパウンドで勝利。無差別級GP進出か・・・。
ミドルでやってほしいという気もありましたが、今日の試合みてふっきれました。
いけるとこまで行って華々しく散ってもらいたいもんです。

2ラウンド、ボブチャンのKO勝ち。

第二試合 ハリトーノフ VS LAジャイアント

オーラありますね、ハリト。
「リングスロシアの末裔」VS「ゼロワン外人」。

ロシアにはまだまだ怪物みたいなやつがゴロゴロいるというのは
マジみたいですな。前田の先見は正しかった。

パラシュート部隊と言えば軍隊の中で
もっとも白兵戦が強いとか言われるとこですね。
その部隊出身のハリト・・・。強い。ていうか拳に殺意を感じました。
軍人対決ということで、次はミルコとやらせてみたい。

ジャイアントは、シルバよりはマシなものの。
もう少し練習してきてほしかった。まあ相手が悪いか。

1ラウンド、腕十字固めでハリトーノフの分殺。

第三試合 ニンジャ VS アレク

やる気まんまんのアレクだが、ファールカップも壊れるほどの金的ひざ食らい中断。

第四試合 中村 VS ドスJr

若いふたりの地力はほぼ同等なんでしょうか。

「近代柔道」VS「ルチャ・リブレ」。
といいたいところですが、
ドスのTシャツには「AAA」ではなく「RVT」。
フアスVTの門下生として1年やってるらしい。
平均的な選手になってしまっては、商品価値がないのだが・・・。

いきなし打撃でいった中村。アグレッシブなのはいいけど、つなげない。
極めにいくが、ドスの回転によって度々かわされてしまう。

ドス、一度は餅つきパワーボムのようなムーブで、
中村の腕十字をはずす。ルチャドール魂の片鱗?

ふたりとももう少し、特色出せたらなあ。

結局、中村の判定勝ち(3-0)。

第三試合 仕切りなおし

金玉は無事なようでアレク突進。
「吉田の次にシウバを苦しめた日本人選手」の面目躍如なるか。
だが、かなりダメージは残っており、
ニンジャにバックマウントをとられてからはいいとこなし。

ゼロワンで一度みせたヒールっぷりを見せてほしかった。

1R、大出血させた上に、肩固めでニンジャの完勝。

休憩 高田劇場はちょっとつらい。今回はねたもないし。

第五試合 ケアー VS 山本

クスリからの復活といえば・・・

「信仰が暴挙を産み――暴挙のみが――奇跡を産む!!!
 丹念に作り上げられた巨大な筋肉は贅肉と断ぜられ
 淘汰され――切り捨てられ――
 筋と見紛うほどに細く引き絞られた高密度な肉体はまさに――
 ダイヤモンド!」

とは行かなかったようで、ケアーのお腹のでっぱり戻ってません。
コール時もうつむき気味。おいおい大丈夫か。

ハンマーのように拳を振り下ろすケアー。
見てますか?コールマン。

開始直後、ケアーの弾丸タックルが、
山本いわくDDTのように逆効果に決まった。
ケアー、マットに頭を強打して・・・轟沈。

「ケアーには頑張ってほしい。」戦友ボブチャンの願い空しく。
もう駄目なのかなあケアー・・・。

1R、山本のまさかのマウントパンチKO秒殺勝利。うーむ。

セミ ヒーリング VS マッギー

これぞ「PRIDE」VS「UFC」って感じなのですが・・・。

闘志ムンムンでがんがん攻めるヒーリングの攻撃を、
面倒くさそうにすべて受けるマッギー。
まともに顔面に食らったと思ったら、
落ちたマウスピースをひろう余裕のあるマッギー。

「何をやっても通用しないのか!?」

ヒーリングの顔にあざとともにあせりが・・・。

スタミナあるのかと思いきや、インターバルではへたりこむマッギー。
こいつ面白いな。巨体ゆえにミドルキックがハイキックになり、ヒーリングを襲う。

しかし、ヒーリングがこんなに頑張っているのに、
なんか「え、なにそれ」みたいに平気そうなマッギー。
・・・おもしろいなこいつ。
もっとやる気まんまんなやつとやらせてみたい。

勝負は、判定2−1でヒーリング勝ち。

メインイベント ミルコ VS ロン

ミルコの野望V長いです。本当に国会議員になってたんですね。

失うもののないロンの高いタックル。決まっちゃいました。
ミルコ下になって防戦一方。圧力強いなロン。
パウンド系には弱いのか。けっこうまだまだ穴ありますね。

スタンディングに戻るとミルコ劇場。
神速の左ハイ。まあ、これが見たかったんですが。

1R、ミルコのKO勝ち。

全試合にプロレス者の絡んだ今大会。
泣けた試合は、ボブ。
いい仕事したのは、ロン。
可能性を感じたのは、ハリトーノフ。
なんかおもしろかったのは、マッギー。

まあ、谷間の興行としては、満足です。




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