AAAの日本侵攻は?
■団体:AAA
■日時:2004年1月23日
■会場:後楽園ホール
■書き手:凸ユーレイ

 3年半ぶりの AAA 日本上陸。その時の興行に大変良い印象が残っているのだがさて今回は。

 花道奥に、ボリショイ・日向・米山・渡辺・倉垣をハケーン! もう1人、宮崎らしき人影を確認しようと、さりげなく近づく。やはり本人。気づかれるとマズイ(なぜ?笑)ので、音も無く自席へ。篠崎社長が引率してきた模様。南側RSへ座った。
 別に北側ステージ上に関係者席っぽいスペースがあり、GAMI・西尾・もう1人(たぶん闘牛・空)、島田裕二とDEEPの佐伯、ナオミスーザンら。なぜ JWP勢が客席でスーザンが関係者なん?(怒)。休憩時間には里村、K-DOJOのMIYAWAKIらしき男(すいません男プロ詳しくなくて)が歩いていた。


 オープニング。名物リングアナ?の太ったおじちゃんが挨拶、大きな羽飾りをつけたダンサーが、古代インカ風?の踊り。

1.メヒコ vs ハポン
○カズハヤシ(全日)、浜田文子(フリー)、男色ディーノ(DDT)(18:50丸め込み)アレブリヘwithクイヘ、エステルモレノ、×ピンピネーラ(AAA)

 日本側3選手は LUCHADOR SORPRESA(日本風に言うと“X”)として発表され、入場時に流れるVで正体が判明する仕組み。布袋寅泰の『スリル』が流れた瞬間はドッと来た。

 アレブリヘ、というより主役はクイヘだが、前回来日時ほどの見せ場は無し。カズに追いかけられて全速力で場外を走ったぐらいか。あとトペ。
 小さくてカワイイんだけど、前回その素顔を見た丸藤だか金丸によれば、顔はすんごい老けてるんだとかそうでないとか。

 6人のうちでもっとも技が切れていたのはたぶんエステル。白塗り、カラーコンタクト、アイラインと唇を青系で縁取り、日本でならヒールメイク。ずいぶんイメチェン。変わらずに、要所で「チクショー」とか日本語を交えながらテクニックで沸かせる。
 どうでもいいがコスチューム。胸元を丸く空けて谷間を見せているのだが、その僅かな空間からのオパイのはみ出し量が尋常じゃなくすごい。B地区が出てないのが不自然なほどであった。

 しかし何といっても今回のメヒコ側の主役はピンピネーラ。やたら出てきてオカマムーブするのだが、やたらグネッてていまいち。身体は妙にデカイ。

 対抗すべき日本陣営のディーノ。入場時から、カズには微笑みかけ文子には厳しく。ピンピと胸を突き合わせんばかりにしてクネリ合戦。AAA 側
のリンピオレフェリーが男前で、ピンピのお気に入りらしいのだがディーノが横入りしようとする。カズの尻にかぶりつくピンピをカット、自分がかじりつく。とか。
 やっぱり表情がわかりやすくよく変わるのと、パントマイムが面白いね。不慣れな相手で、繰る時間も無かったのだろうネタのほうはほぼ不発。
普通に控えから「返せハヤシ!」とか声出してたぐらいだもん。笑

 カズと文子は連係考えてきてました。ちょっと雰囲気がアヤシイような気がしたのは気のせいか?


2.LLLライトヘビー&マスコット選手権
マスカラサグラダ、○マスカリータサグラダ(AAA)(19:01セラヘーラ)シコシス、×ミニシコシス(LLL)

 セラヘーラ=変形の卍固めを、コルバタでぐるぐる回ってから決める。YOSSINO のフロムジャングルみたいな感じ。この技では、普通のルチャドールでなくマスカリータが第一人者なのだとか。

 ミニシコシスは、ミニと言っても普通のウエルター級とか、そのぐらいある。ミゼットではない。ドラゴンキッドよりはたぶん大きい。

 対するマスカリータは正真正銘のミゼット、クイヘより少し大きいぐらい、なのにミニシコと互角以上の攻防をこなす! コルバタとかジャベとか(もちろん、それを支えているのは受ける側、ミニシコの貢献が大なわけですが)。大きいほうのシコシスにも「かかって来い!」と向かっていく。負けず嫌いキャラ。人気があるの、わかるなあ。本物の自分より人気が出てしまっているにも関わらず、サグラダが一歩引いて、フォローに徹し、檄を飛ばし、勝利後には嬉しそうに抱きしめて見せるのも良かった。

 ミニシコ、試合中に「シ〜コ〜シス!」と観客を煽りコールの強要。今回、他の試合でもコレをやる選手が多くてややウザ。


3.AAA&新日本 vs LLL
○フーベントゥゲレーラ、ミステルアギラ、チャーリーマンソン、ゲファー、ティファニー(LLL)(19:47APクロスから)×獣神Tライガー(新日)、ソロ、オリエンタル、エレクトロショック、レディアパッチェ(AAA)

 フービー、日の丸を持って入場、NOAHファンの歓声浴びる。
 選手が多すぎて散漫に感じた試合だったし、紹介するのもアレですが、フービー、アギラ、次に出てくるチェスマンで X チームというらしい。
マンソンはキ●ガイキャラ。ティファニーも、次のチェスマンと組んでミックスドタッグ王者の悪女キャラ。ゲファーは今回メヒコ側唯一の LUCHADOR SORPRESA、グロンダのライバルらしいが有難みは特に無かった。

 ソロは怪傑ゾロ、オリエンタルはモレノ姉妹の末弟、小柄だがめいっぱい元気、いい身体してる。エレクトロとレディが最近結婚したという設定らしく、連係がいろいろあった。
 アパッチェと言えば親父と娘達、どうしてるのかな。彼らを呼んだほうがずっと面白かったような気もするがそれでは AAA ではないのだろう
きっと。

 ルールがよくわかっていなかったのだが、場外ダイブの連発、乱闘があった後、転落した選手は失格ということだったのか、2対2になってそれ以外はエプロンから応援(キャプテンフォールマッチだったらしい)。
 ライガーがアギラを掌底からのパワーボムで下しブーイング。「ルチャやれー」「飛べー」。主催者の思惑としては、ライガーにもっと人気があると思っていて、だから、どちらかと言えばリンピオの AAA 軍に加えたのだろうが、どっこい後楽園に平日集まる、3年半ぶりの AAA 公演を楽しみにしてたヲタは、そんなヤワな人たちではなかったということだ。

 NOAH もさいきん見ていないので詳しくないが、普通のフービードライバーというのはみちドラと一緒ですか? フィニッシュの技は、相手の脚をクロスさせて抱え上げたので、浜田文子の APクロスだと思われるが、コレって本当に浜田のオリジナルなのか?

 ライガーを破ったフービー、英語で「WCWでIWGPも獲った。GHCに挑戦させろ!(たぶん)」とアピール。そんなアングルにこの場を利用せんでも…


4.LUCHA ESTRELLAS
○ラティンラバー、パルカ、グロンダ(AAA)(10:36ラ・マヒストラル)×シベルネティコ、アビスモネグロ、チェスマン(LLL)

 試合はドタバタ。リンピオのネクストビッグシング、グロンダが、痛めている脚を攻められ観客のヒートを煽り、団体内団体 LLL を率いるリーダー・シベルネティコが、抗争を仕掛けている相手 AAA アントニオペーニャをマイクで呼びこみ、両軍入り乱れて大乱闘、その隙を突いて幕。と。

 ラティンは、マグナムTOKYOの原型。一昨年の有コロでタッグ組んで、一緒に踊ってましたね。またも珍子を強調して踊る。
 パルカは弱いキャラ、可笑しな仕種で笑わせる役割だが人気が出て、大きな試合で優勝したりしてるらしい。この日も持ちネタ、持ちムーブを披露。

 グロンダが、今回の目玉らしいのだが… 以前から雑誌で見ていた印象は、全身を赤くメイク、筋肉のカットをマジックで書き入れるというその容姿が、グロというか稚拙というか。
 実物を見てなによりすごかったのは、その股間。生っぽくプルプル揺れる。ファウルカップしてないのか? リングサイドの女性客も口を覆ってました。

 シベルは、先に書いたメヒコ版 nWo というか、その首領・蝶野のような人。

 アビスモは、CIMAの原型。ガスボンベ+ライターで、入場時に火炎放射を魅せる。
 この2人がそもそも中心でバイパーズというユニットを組んでおり、前に来たときは CIMA も加えて「クレイジーバイパーズ」っつって、カッコ良く感じたんだけどなあ… 今回は登場時間が短すぎ。
 チェスマンは全身タイツの黒に、赤で炎をイメージしたデザイン、顔面ペイントも同様で、ケインキャラ。

 全体的に、前回来日時より、空中戦・ルチャらしい華麗さが減じて、ラリアット・パワーボムなどのドタバタが増えているように感じた。うー ん、どうなんだろ。




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