1/14 今年最初のNEO−1に中西
■団体:Neo
■日時:2004年1月14日
■会場:渋谷ClubATOM
■書き手:凸ユーレイ

1.タニーマウス、○宮崎有妃(10:47グラビア固め)賀川照子、×千春(フリー)

 2ヶ月ぶりの試合となる賀川、キャラ全開。ゴング前、「千春さん、行くわよ!」と声をかけ奇襲。連係時も「千春さん、ダブルよ!」。客席側ロープに敵を張りつけて踏みつけながら「みんな、久しぶり〜」ミサイルキックで、敵を押さえフォローしていた千春まで一緒に倒れてしまい「も〜う千春さん!何がやりたいのよ〜」。
 極めつけは、恥かし固めをすんでのところで外し「お嬢様が股を開くときは、てるりんの王子様の前でだけなの!」。
 NEO−1向きかもしれないな。
 終盤に、結局はWで恥かし固めされてしまい「千春さん早くギブアップして〜」フィニッシュは、ホリプロ(引退)の西田夏を破ったグラビア固め。

2.○市来貴代子(フリー)(0:11首固め)×椎名由香

 昨年秋、大向・市来組が蛍光灯を使ったことから、田村と大向の抗争が激化しているらしい。で、その決着戦の前フリとしての秒殺試合。
 仕事上の特技?を私生活のパートナーから学べてよかったね>市来。しかし市来に対するヤジはあい変わらずヒドイな。半分以上、同感だが。笑


3.▲田村欣子(4:57無効試合)×大向美智子(フリー)
※再試合 ▲田村(2:28無効試合)▲大向

 大向追放だ何だと試合直前までモメていた勝敗に付帯する条件だが、最終的に、大向が勝てば3月14日川崎市体育館大会のプロデューサーは、大向をブッキングしたホリプロの永田氏に。田村が勝てば同大会のプロデュース権に加えて永田氏追放。

   大向、赤のエナメル系コスチューム。闘うランパブ嬢ではない。
 どうもこの人、好きになれません。蹴りとパンチのファイトスタイル、しかし重いわけでも鋭いわけでもなく、振り回してるだけ、上っ面の格好だけっぽい。ケバい。
 案の定市来が乱入、それを止めるために椎名まで。そうかそれでさっきの試合か。

 「決着戦」という言葉にも、試合の内容にも期待していなかったので私的には別に。

 再開後すぐに今度は京子が乱入。NEOにとって大切な川崎大会のプロデュース権を勝手に賭けるな、とのこと。もっともだ。
 京子、自らが推薦するプロデューサーを呼び込む。下田の曲がかかって場内どよめく。最近いろんなところに出てくるなあ… タムラ様「下田、ここにいる皆が思っていることを言ってやろう。人の心配する前に、自分の団体の心配をしろ!」
 ともかく、今日17日の北沢大会で、永田氏・田村・下田の3人が各々、ビッグマッチのプロデュースに向けてのマニフェストを提出し、どれが一番面白いかによって決定することに。

 さらに居残った下田「由佳〜松尾〜出て来〜い」リングに上がった仲村「下田さんにまた会えて、うれしいです」この、下田を慕う気持ちはガチ。
 「由佳、松っちゃん、頑張ってるの? 今日は2人でシングルの予定みたいだけど、ウチから選手を連れてきた。若い世代で熱い試合をしてくれ」でカード変更。笑


4.○西尾美香、未来(AtoZ)(12:02タイガーSPX)仲村由佳、×松尾永遠

 というわけで、西尾&北上が登場。どうせAtoZなら、高瀬(玲央奈)と闘牛or北尾が良かったな〜。でもNEO−1だし、ルックス的にも華やかなので西尾組でしょうがないか。高瀬が来たら、ふつうのマジメなプロレスになっちゃうもんな。笑
 考えてみれば、西尾&未来と松尾、ファイトスタイルがよく合ってるかもしれない。大柄で長い手足でドタバタ。そこそこ噛み合い、そこそこ激しく、そこそこバチバチと。しかしどうも、西尾に感情移入できないな… ウチのPC、「にしお」が「に塩」に変換されるんだが。

 敗れて顔を覆う松尾に下田「悔しい?団体の一番下で、いつも先輩の相手で負けるのが当たり前。同年代の相手に負けて悔しい、って気持ちを感じて欲しかった。悔しいだろ?」ってことで、今日17日北沢、松尾vs西尾、再戦決定。


5.○ジャイアントキマラ(5:45ボディープレス)×Gウォーリアー

 試合前、石田リングアナがGの控え室を訪れるVが流れる。「オーマイゴッド」と頭を抱えているG。「負ケタラインターイ」と口走る。
 「デリ〜シャス」と叫んで太った客を襲いながら場内を徘徊して入場のG。対して、アフリカ民族調の音楽で本物のキマラが入ってくる。

 テイクダウンした相手の両脚をとり、ボストンクラブかサソリに行く直前の体勢になってキマラ。そこで初めて気が付いたかのように敵の股間を見やり、客席の方を向いてニヤ〜。

 G、隙をついて急所打ち、先ほど自分がとられた体勢から、躊躇わず敵の股間にヘッドバット。
 という一連の攻防がすこし面白かった。


  6.△井上京子(20分時間切れ)△中西百重(フリー)

 ファーストムーブ、相手の背中の上でジダンダ足踏みする京子。怒ってやり返す中西。両者立ち上がり向き合って、「ン?」と動きを再現してみる京子。ダンシングツリーのように、微妙に腰にヒネリが加わっている。「腰使わねーよ!」とまた怒る中西。
 中西にモンゴリアンチョップを食らい、「私が教えた技…」と呟く京子。
 京子がキャメルクラッチ。腕を使って、何度もフェイスロック風に相手の顔を左右にねじる。「しつこい!」と中西。いくら反っても参らない中西に驚く京子。逆に中西、さらに顔を反って、相手の顔にツバを吐きかけて技から脱出。
 中西もキャメルに挑戦。なかなか京子の身体を反らすことが出来ない。「重い」観客の声に「重い!」と答える中西。体格の違いをわかりやすく表現。
 さらにサーフボードから、自分がグラウンド状態、脚で京子を持ち上げようとする中西。少し体が浮き上がり、驚く京子。
 お返しに京子、ダンシングツリーへ。「足が短い」とボヤき、反転して自分がグラウンド、グイッと持ち上げて敵の足をさらに押しこむ。これで中西は足を痛めたよう。

 12月以降、Diamond!!で2回、JWP、DDTと、いずれも明るく楽しいプロレスだった中西。それはそれで、流石一流のエンタテイナーだと、観て一定の充足感もあったがしょうじき物足りなさもあった。
 この試合も、ここまでは最近の中西と同じ。だがここから、足を痛めてからが様相を異にした。

 場外に落とされ、引きずり回され、固いATOMの床に(たぶん)ブレーンバスターで叩きつけられる(人垣で見えなかった笑)中西。なかなか立ち上がれず。リング内から「どうしたー中西。そこまでかー」と檄をとばす京子。
 ラリアットを主体に押す京子。ジャーマンを狙う中西。展開が白熱。
 逆襲して京子を場外へ、反転式ボディアタックで敵の後頭部を床に強打させる中西。
 ついに決めたジャーマン、相手のパワーボム狙いは切り返し丸め込み、飛びついてのモモ☆ラッチにも2度成功。
 しかし巨体は崩れず。20分は短すぎた。

 京子「中西ーっ。強いッ!!余裕を持って、楽しんでやろうと思ってたけど、敵わない!次は本気を出す!」
 中西「(苦しげにへたり込んだまま)本気じゃなかったのかよー。こっちは本気なのによー」「17日のトーナメント、決勝で待ってます!」

 近くは直後の 17日北沢大会に向けて、遠くは3月14日川崎大会に向けての前フリが目立ったこの大会。NEO-1 そのものが、本体である NEO への前フリになることが多いのではあるらしいが(会場規模も小さいし)、それでも(自分にとっては)賀川、AtoZ 登場のプチサプライズ、内容で魅せた京子−中西戦と、バラエティがあって面白かった。


 出口。大向グッズを売っているのは遠田ちゃん!? え?遠田ちゃんが何故?? 別人かな。本人だとしたら、よりによって大向なんかに付くのは止めた方がいいよ遠田ちゃんのために。
 後日、中西・吉田・AKINO・大向のユニットに、賀川・babyM・遠田が加わっていることを知る。なんだそれでか… 賀川も。
 それにしても、AtoZ が出る興行に、M's style も特にどうということなく参加している。どちらもこれから、全女をターゲットにすることでもあるし、選手の間にはそもそもたぶん、なんら含むものは無いだろうし、とすれば女子団体間の交流を阻む要因はもう、おそらく小川宏ただ1人、なんだろうなあ。
 そしてますます液状化していくことが、業界全体にとって良いのか悪いのかもわからないが…




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