12・27WMF後楽園大会
■団体:WMF
■日時:2003年12月27日
■会場:後楽園ホール
■書き手:タカハシ(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

特に行く気はなかったはずが気が付いたら会場に。その程度の意識だけに到着した時はもう7時半も軽く過ぎていた。
ゼロチュービジョンでは6割入ってましたけど、WMFファンの人にはもう少し多く見えたかも。
天龍とマンモスの師弟対決がメイン・・・なんだけど、当日券は全席種売ってました。厳しいですねぇ〜・・・て、2人の関係がそれほどアピールできてないって事もあるかな。


第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負
○藤田 峰雄&タナカジュンジ 対 ×宮本 裕向&GENTARO(12分33秒:三角絞め)

第2試合 『鉄拳プロデュースマッチ第2弾!!』シングルマッチ 30分1本勝負
×さくら えみ 対 ○工藤 あずさ(5分24秒:ラ・マヒストラルをつぶしてフォール)

第3試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
ミスター雁之助&GOEMON&×チョコボール向井 対 ○安生 洋二&木村 浩一郎&リッキー・フジ(11分47秒:腕ひしぎ逆十字固め)

この試合の途中に会場入り。雁之助が長州ムーブで攻め込むとヤブヘビというか安生、木村が「金払え、コラ!」と怨念を込めた逆襲を見せるという展開に。これは面白かったな。
一応ホームである雁之助だが、不況を反映してか観客も「金払え」コールで後押し。最初からベビーとかヒールとか区別するようなカードじゃなかったけれど、一転興味深いスポットが見られたんだから分からないものだ。
安生、木村もこれからは『はぐれWJ軍団』として未払い回収や穴埋めをネタに稼いで欲しいよ。

第4試合 タッグマッチ 30分1本勝負
○怨霊&MIKAMI 対 斗猛矢&×アジアン・クーガー(16分13秒:パウダー攻撃→回転エビ固め)

それぞれ独特のスポットを多く持っている同士のタッグではあるけれど、ラダーとか使っている分やっぱりMIKAMIが一番インパクトあるよな。斗猛矢の腹這いにさせた相手の背中をクルクル回るムーブは、毎回見せられるとちょっとどころかかなりキツイ。
フィニッシュはパウダー攻撃からのエビ固め、とスポナビに書いてあったからそうなんだろう。全く記憶にないが。
試合後は29日のDDT後楽園の営業に橋本友彦他1名が登場。観客の反応がちょっと寂しかったなぁ。


第5試合 『ガルーダ復帰戦』シングルマッチ 60分1本勝負
×ガルーダ 対 ○ツバサ(12分16秒:ドラゴンスリーパー)

ちょっと話込んでいたのでコレと次の試合全く記憶にないが、ガルーダがまずやる事は自分独自のムーブを確立する事じゃないかな。ハヤブサの影を背負ってやっていくにしろ、払拭するにしろ得意技にファイヤーバードを使っている限り、ハヤブサ抜きでは見てくれないですよ。
あと対戦相手はツバサよりはバッファローの方がベターだったような気もするな。

セミファイナル タッグマッチ 45分1本勝負
池田 誠志&×湯浅 和也 対 ディック東郷&○黒田 哲広(18分33秒:ラリアット→片エビ固め)

試合前にはXと発表されていたのだけれど、東郷というのも微妙だなぁ。アパッチ軍とFEC衝撃の合体!とまで行くはずもないし、本人たちもキャリアの浅い2人をお互いに楽しみながらキャリーした、とという以上でも以下でもない試合だったろうな。

メインイベント シングルマッチ 60分1本勝負
×マンモス佐々木 対 ○天龍 源一郎(13分11秒:53歳→体固め)

最近貼りついてるマンモスとの対戦だけに、もう少しオーバーさせるような試合にするのかとも思ったが、途中よほどアタマに来たのか、それともこれが天龍流の可愛がりなのかイス、記者席、ビール瓶と相当ボコボコにされていた。今回は南側の席のちょい西側だったのだが、人間がビール瓶で頭殴られるシーンを初めて生で、しかも目前で見られただけで来た甲斐があったというものだ。
天龍相手にコーナーに詰めてのグーパンチ&天龍チョップや『53歳』まらぬ『29歳』を仕掛けて行くのは勇気があると思うけど、威圧感や受けっぷり他で全く相手にならず、格の違いとしか表現のしようがない試合になってしまった。ただ大谷戦よりはお互いのリング上のキャラクターではない、素の部分が垣間見えた分、こっちの方が全然面白かった。
ところで今回も保坂が天龍のセコンドに付いていたが、この関係もイマイチわからねぇな〜。


<総括>
試合後雁之助がリングに上がったのは、てっきり天龍に突っかかるためかと思ったが、ちょっと顔を合わせるとすぐマンモスの介抱に回ってしまった。マンモスのために1歩下がるのは結構なのだが、そのままじゃストーリーが繋がらないだろうに。
マンモスのアパッチ軍参加でWMF本体のストーリーが巧く連動できていない印象は受けたが、そのせいかハヤブサも特に姿は見かけなかった。1つ1つのプロジェクトそれぞれ予算立てして仕事をしている立場なので思う事なのだが、ドライな事を言えばハヤブサがいる事で利益が産まれるわけではないからなぁ。このままフェードアウトしていく事になるのかも。
今後の課題としては集まった選手と協力団体からの出場可能な選手を一度再確認して、どのような方向性を打ち出して行くべきかを明確にする事じゃないだろうか。今をマンモス売り出しの時期としているならそれでもいいのかも知れないけど、後楽園でやる度に田中や天龍といった、その日だけ登場するゲストにメインで毎回ジョブというのでは、以前武藤が新日本の問題としてのドーム興行の弊害をスモールスケールで踏襲しているだけのような気がする。とにかく01行っても冬木軍興行行ってもWMFに行ってもメインのカードは変わらないというのだけは避けないと。




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