速報版観戦記
■団体:PANCRASE
■日時:2003年11月30日
■会場:両国国技館
■書き手:メモ8(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

11/30 PANCRASE 両国国技館大会速報

風の噂では実券はx千枚しか出なかったとか。
それでも、桝席は、ほぼ埋まった印象ありです。
前回に比べてると、かなり少なめですが。

すいません、ゲートは見てません。

第1試合 フェザー級戦 5分3R
『ネオブラッド・トーナメント2003〜フェザー級〜』優勝&MVP
前田吉朗
(パンクラス稲垣組)
vs
2003年『第5回アブダビ・コンバット』66kg未満級準優勝
バレット・ヨシダ×
(グラップリング・アンリミテッド)

(1R1分29秒 GパンチでKO)

打撃ヘタクソなのに、何故か打ち合いたがるバレット、
まったく昔のまんまでした。
キレるタックルがないし、パワーで押し込む、
最近のB柔術系ファイターの定番も出来ないので、
あっという間に、前田の打撃のエジキに。

前田は、センスありますね。
パンフレットとか見ても、
パンクラスサイドも押してるみたいだし、
強い相手との試合が見たいです。

まあ、バレットも強いんですけどね、
最新のVTモードに対応出来てないだけで。

第2試合ミドル級戦 5分3R
ランキング5位
三崎和雄
(パンクラスGRABAKA)
vs
修斗・世界ミドル級ランキング1位
ジェイク・シールズ
(シーザー・グレイシー・アカデミー)

(3R判定1−0)

コアな修斗ファンには、
強いけどつまらないという烙印を押された、
シールズ、かなりユルい身体で登場。81キロ。

1、2Rは、ネバる三崎を、ねちっこく押し込んで、
上を取るシールズだが、そこから何もなく、展開せず。
3Rに入ると、タックルを切った勢いでウマく上になった三崎、
あとは圧倒的に支配。

判定は、こういう結果だけど、修斗なら、
1・2Rシールズで、29−28ってのも有り得る内容。
まあ、3R気合で圧倒した三崎の勝ちでも文句はないですが。

ヘンゾがセコンドについてたので、
アルメイダのオマケとしか思えないです。

第3試合 スーパーヘビー級戦 5分3R
ランキング2位
ロン・ウォーターマン
(チーム・インパクト)
vs
元『キング・オブ・ザ・ケージ』無差別級王者
ジミー・アンブリッツ
(新日本プロレス)

(3R判定0−0)

戦う伝導師、H2Oマン、
アンブリッツと打ち合わず、すぐに組み合って。
けど、双方そこから何も出来ずに、延々四つ相撲。
早くも2Rには、ブーイングが出始めるという超凡戦。
3RやっとH2Oマンが、TD奪ったところで、
廣戸さん、すぐにアウトサイドブレイクをかけてしまい、
観客の不満、バクハツ寸前のまま終了。

願わくば、神よ、
ムキムキなH2Oマンを許し給え(特に意味なし)

第4試合 ライトヘビー級戦 5分3R
ランキング3位
郷野聡寛
(パンクラスGRABAKA)
vs
ランキング4位
ニルソン・デ・カストロ×
(シュート・ボクセ・アカデミー)

(3R判定3−0)

1R途中で、またもや金的貰った郷野だが、
それ以外は、例によってセンスバツグンの打撃で完封。
が、3R、カストロがラッシュに出ると、
引き気味になる悪い癖も相変らず。
残り1分でTDすると、ラスト10秒で、
マウントまで奪い、パンチから十字! 惜しい!
ここで極めきれないのが、郷野なんだよなあ。

お得意のマイクは、
「シュートボクセ、ウチの近所にジムまで出しやがって」云々。
「菊田・郷野・佐々木の3人は、絶対に負けない、
ショーグン、ニンジャ、いつでもやってやる!」だそうで。

んで、休憩後の船木のマイクとあわせると、
セコンドについた山宮のグラバカ入り決定の模様。



休憩明けに、数見の演武。
結構湧いてました。
最初の氷柱割り、左正拳で3回失敗し、右の裏拳で。
最後の氷柱割り、結構残した。

「超人追求の夢を求めてがんばっていく」
と参戦は匂わせず。
と、そこに船木入場し、握手して退場。

船木
「あのエクゼクティブプロデューサじゃないです顧問です」と
ミモフタもなく、マイク開始。

以下大意。

イズム解散して欲しいです、イズムを作った鈴木みのるは、
今はミッションというプロレス部門にいるわけで。
近藤、國奥、渋谷で、名前をつけて、
道場を新しく使って欲しい。
世界に通用する選手が、グラバカにしかいない、
その方法が世界に通用する方法なら、それを取り入れて、
新しく道場を作って欲しいです。
今のままじゃ自分は道場に行く気にならないです。
高橋も出稽古に行ってます。



自分が何もやってないことや、
高橋のリーダーシップの無さを、
棚にあげるのは何だかなと思いますけど、
まあ、ほぼ、正しいと思います。

第5試合 ウェルター級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチ 5分3R
初代ウェルター級K.O.P.
國奥麒樹真
(パンクラスism)
vs
ランキング3位
芹澤健市×
(和術慧舟會駿河道場)

(3R判定3−0)

宇野くん、トイカツという最強のセコンドをつけた芹沢、
タイタンファイトでしょっぱいファイトしてる頃から見てるので、
メモ8的には、何だか感無量で始まる前からウルウル。

が、当たり前の言い方すると、凡戦で終わってしまいました。
別に芹沢が悪いわけじゃなく、
最近の國奥、ホントに一昔前のパウンダーみたいな、
なんつーか、加藤鉄史と区別つかないというか。

けれど、最初から、ここが目標で、
試合終わると、やり遂げた感じで、
さわやかな笑顔を見せた芹沢と、
防衛して当たり前で試合をやってる國奥、
そのモチベーションの違いがある限り、
芹沢やその他GCM勢、勝てないと思いますぜ。

セミファイナル ミドル級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチ 5分3R
第3代ミドル級K.O.P.
×ネイサン・マーコート
(コロラド・スターズ)
vs
ランキング4位
ヒカルド・アルメイダ
(ヘンゾ・グレイシー柔術アカデミー)

(1R4分53秒 フロントチョーク)

アルメイダ、最新のVTモードテク満載で、
最初から押しまくり。体重こっちの方が重いのに、
前の試合より、動き早いです。
圧倒的に押し捲った挙句、1Rの最後に、
FCで引き込み、初めて下になったアルメイダだが、
そのまま、グイグイ締め上げて、マーコート、遂にタップ!

勝った側のヘンゾが、リングに飛び込んで、
フラフラのマーコートに膝蹴りぶち込む。
すぐに仲直りしていたが、
FC外そうとして、噛み付きでもしたのかな?

メインイベント ライトヘビー級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチ 5分3R
第2代ライトヘビー級K.O.P.
×菊田早苗
(パンクラスGRABAKA)
vs
ランキング1位
近藤有己
(パンクラスism)

(3R8秒 KO)

恐るべし近藤!
普段はスロースターターにも関わらず、
何と1Rで1回も下にならず。
菊田の投げやら引き込みからのスイープ狙いやら、
その辺全部潰して、スタンドでは、常に自分から押し込む。
この段階で勝負ありという感じ。
2Rも圧倒して、自分からTDしてパウンド狙うなど圧倒。
3R開始早々に、押し込むような左フックでKO勝ちだが、
これは効いたというより、痛さで心を刈り取った感じでした。

近藤、やっと、90キロ前後では、
国内最強と言える位置に来ましたね。さあ、次は世界だ。


近藤マイク
チャンピオンになれたことより、
菊田選手に勝てたことがうれしい。
皆さんが、期待してくれるようなところに、
ドンドン出て行きたい!

ということで、次は年末かな?


セミとメインは面白かったものの、凡戦多く、イマイチ感は否めず。

イズム最後の希望、近藤激勝で、
そういう意味では、ファンは大満足だとは思いますが。
それ以上でも以下でもないという感じです。

report by メモ8



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