慶三興行感想
■団体:松田慶三興行
■日時:2003年10月26日
■会場:バトルスフィア東京
■書き手:ぱり (ex:仮面の独白

久々に観戦記を書きました。久々故色々読みにくい部分は多々あるのでしょうがそこはどうぞ天空海闊な心でご寛恕していただきたいと思います。
タクシーで会場につくとスフィアの張りぼての券売り場で慶三自身が低姿勢かつハスキーな声でモギリをやっていたのが印象的。五郎ちゃんのように指を舐めずに券をさばいているところに若さを感じてしまった。う〜む。会場内は予想を裏切る寂寞とした雰囲気。Iジャでないとここまで客足が違ってしまうのか?。

第1試合
第一試合 ×岸勝也対○三宅綾ギブアッブ(テキサスクローバー) 
一時期に比べたら締まった三宅。荒谷といい無印虎と言い何故か最近マット界はグッドシェイプブームだ。試合は岸が真っ向三宅にチャレンジしていく夢勝ち的な図式で、あの三宅が大きく強くみえてしまった。岸はそれ程何か瑕疵があるわけでも無いが、アピールが毎回あるのでくどいかなと思う。もう少しアピールを削って要所でやれば印象が変わるのだが。

試合は三宅が貫禄勝ちだったが、最後労いの握手を差し出す三宅に岸は手をパチンと弾き反抗のポーズ。まだまだ1年に満たないグリーンボーイに反抗される三宅って一体(笑)。

第二試合・×竹迫望美対○元川恵美ミサイルキックから体固め 
さくらも小さいと思っていたが更に竹迫は小さかった。試合は女子プロ的な華やかさは全然無く、メジャー団体の若手のようなゴツゴツと音のなる痛みの伝わるプロレスに終始していた。
特にさくらの竹迫に対する胸へのパンチをあまり聞き心地が良いとは言えないような、ズドンという低い音がするような打撃を食らわし続けていて、一寸会場が引いていた。

竹迫は途中泣きが入ってさらに引く会場。試合中竹迫は殆ど攻撃機会を与えられず、女子プロ門外漢の私でも両者の格が雲泥万里有る事が一目瞭然の試合だった。

第三試合・×ケン片谷対○ヘブン反則(ロングガム食いきりマッチに変更ギブアップ3カウント無効のルールに怒りレフェリーへ暴行) 
ヘブン提案にロングガム噛み切りマッチに変更。どんなルールかといえば50センチはあるロングガムを相手を熨している間に噛みきった方が勝ちというルール。両者同意の上とアナウンスがあったが片谷は納得してなったぞ(笑)。

とは言いつつも忠実にルールに従いガムを頬張る律儀な片谷。途中レフリーがガムを測定し経過を報告したり色々芸が細かい。
試合はお互いが相手のガムをリング外に投げルール通りの決着がつかない状態になり、片谷がこの無茶苦茶な状態に我慢出来ず、レフリーを暴行し反則負け。

まあ息抜き的に丁度良い感じで挟まれていたので結構楽しめた。そういえばヘブンで出てきたのは珍しいのではないだろうか、いや愛蛇に出ていないってわけじゃないんですが(笑)色々事情ってものがあるのでしょうか……。

第四試合・○松田慶三対×川内大裕ラリアートから体固め 
流石自分主催の興行だけあっていつも以上に気合が入っていたように見える。大内を見るのは数年振りだが中々前見た時よりかはこなれているという感じだった。1回転バンプとかを一応はやっているのだが身体がついていけてないという印象。

慶三はいつも通り安心して見れる。いつもの慶三隊もいたのでまた独自の世界が作られ会場の盛り上がりがそこで頂点を迎えてしまったと言える。スフィアの狭い空間のおかげで慶三ボイスが聞こえ易かったのが良かった。なんかこれだけが唯一スフィアで行った利点なんじゃないかと思ってしまう。
試合後三宅が乱入し客を煽るが礼冷淡淡な客席は反応無し。

メインイベント ×ザグレートタケル&アジアンクーガー対○yujikito&GENTAROスプラッシュから片エビ固め 
全員がGENTAROクラスの技量があれば難しいスポット組めたり出来るんだろうけど……なんかGENTAROは一寸カラーが違う。普段から愛蛇を見ている私としては愛蛇の休憩前のあのため息が出るような脱力系の試合でも良かったと思うんだけどね、これをセミに回して。

どうもメインに据えられて良い試合をしようという方向に試合が作られてしまって、いつものらしさに欠ける試合になったというか、愛蛇に求めるのとは極北の内容だったといわざるえない。
最後KITOがピンを取ったというの又更に追い討ちをかけてしまったといわざるえないだろう。

う〜んKITOがピン取るなら絶対セミにまわすけどね、だって盛りあがるわけないじゃん(笑)。

一寸期待外れだったかも。カード見ればわかるけど夢勝ち的で総花的な強く感じられる興行だったと思う。まあそういうカードの方が組みやすいってのもあるだろうけど、客が驚嘆するようなブックなんてのは全然期待していないので、せめてもう少し砕けた雰囲気があれば良かったかなと思う。




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