速報版観戦記
■団体:DEEP 11th IMPACT
■日時:2003年7月13日
■会場:グランキューブ大阪
■書き手:メモ8(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

7/13 DEEP 11th IMPACT グランキューブ大阪

DEEP初めての大阪。
この会場は後ろの方でも見やすそうで
いい感じなんだが、いかんせん広すぎるなあ。
ステラホールと料金そんなに変らないという噂も聞いたし、
今後、どんどん使われるようになるのかもしれません。
パンクラがここでやった時と同じくらいの入り。
まあ、ガラガラです。

フューチャーファイトは4試合やってましたが、
ちゃんとは見てません。
ライルーツコナンの選手と、クラブJの選手が、
ガツンガツン殴り合いしてたりすると、
いったい大阪まで何見にきたんだという感じになります。

そうそう、リングアナが昔の人に戻ってました。
この人は、ウマいと思います。
最近の後楽園のオドオドした黒い人より、
全然いいです。いつもこっちの人でお願いします。

第1試合 68kg契約 5分2R
×亀田雅史
(総合格闘技道場コブラ会)
vs
深見智之
(CMA京都成蹊館)

(2R3分46秒)
もう後がない亀田、
1Rこそ、上になって殴りにいけたものの、
徐々にスタンドで殴り負けて、
最後は、右のフック一発で壮絶KO負け。
深見は、かなり、いいですねー。

第2試合 90kg契約 5分2R
伊藤博之
(フリー)
vs
奥山哮司×
(CMA京都成蹊館)

(2R判定3−0)
ああ、この選手は、この会場でやったパンクラで、
謙吾に善戦した選手だな。
1R、無理して打ち合わず、
2本差して押し込む伊藤、しかし、全然倒せない。
結局、1Rはスタンドで膠着し、
後半に奥山のいいパンチが入って、自分から寝て逃げる伊藤。
相変らずかなと思ったが、2Rに入ると、
差したまま、ひねり倒しを狙うんじゃなく、
そこから足を取りにいって、何とか上になることに成功すると、
後は、殴りに行って圧倒。
最初から2Rみたいな戦い方すりゃいいのに。

それにしても、この奥山という選手は、
一国一城の主だけあって、心が強そうで、いい感じだ。
かっこいい、おじさんというか。

第3試合 76kg契約 5分3R
池本誠知
(ライルーツコナン)
vs
佐々木恭介×
(U-FILE CAMP.com)

(3R判定3−0)
修斗で負けが混んでいるというものの、
さすがに、佐々木相手じゃ可哀想だなーの、
浪速のスピードマスター池本ですが、
今日も一杯お客さん呼んでいたようで大人気。
ここは圧勝せんといかんだろという感じで、
開始早々、池本らしく、絡みつくように、
スタンドからバックを奪って、
そのままグラウンドに持ち込んだのを、
何とか佐々木、凌ぎ切って、がんばりましたが、
そもそも、池本に失礼でしょ。いくら何でも。
佐々木には、まだ、なーんにも実績ないんだから。
タイショーvs朝日くらい失礼です。
それでもタイショーが勝っちゃったりするから、
世の中複雑なわけですが(笑)。
まあ、U−FILEのこのクラスが出てこないと、
DEEPに未来はないのは、わからないでもないですが。
それにしても、池本、
あっさりタックル取られたり、
挙句、パスされっちゃったり、
ちょっと、危なっかしいところも相変らず。
まあ、この試合は、1本極めたかったなー。
充分に、味は出てたし、圧勝なんですけどね。

第4試合 78kg契約 5分3R
光岡映二
(RJW/Central)
vs
グレイソン・チバウ×
(ブラジル/ノヴァ・ウニオン)

(2R3分41秒 タオル投入)
1R、光岡、ポンポンTD奪われてました。
チバウは、柔術というより、レスリング系ですねー。
これだけあっさり光岡の上になった選手は、
初めて見ました。まあ、光岡、
それほど強い相手とやってないわけだが。
2R、初めて上になった光岡、
あとはインから只管殴ると、一発いいのが入って、
そこからボコりまくり、デデがタオル投入。
光岡のマイクは
「今からもっと熱い試合が見れると思いますが
ボクのことも忘れないでください」
まあ、忘れてしまう人がほとんどでしょうが、
今日は、ファイトもマイクもよかったです。

第5試合 82kg契約 5分3R
長南 亮
(U-FILE CAMP.com)
vs
久松勇二×
(久松勇二)

(3R判定2−0)

U系ファン上がりとしては、
普通は長南応援なんだろうが、
おれは久松先生のファンなのである。
パンクラスでは三崎、
DEEPでは長南と、
見事な踏み台にされっぷり。
だからこそ、勝って欲しいなあと思うわけで。
スタンドでの打ち合いは互角。
結果論をいえば、そのまま殴りあった方が、
よかったような気も。
1Rは倒しきれず、逆に倒され、かなり殴られ、
2Rは丁寧なTDに成功し、そこそこ殴れたものの、
かろうじてポイントを取った程度。
3Rは、終盤バックにまで回られ、
まるで三崎戦のリフレイン。
あそこまでは大差はなかったし、
心が切れた感じもなかったんだが…。

うーん、それにしても長南はカツゼツがいいですね。
(試合後マイクの印象)
そうそう、久松先生、六甲おろしに阪神ハッピで入場してました。
これはちょっとアザといと思う。


ここで休憩となるわけだが、
試合前にロビーで、
自前のマイクを持ち込んで
署名運動(?)を展開していた入江が乱入。
カツゼツ悪くアピールを開始すると、
突如、1人の男が走り込んできて、
後ろから飛び掛る。
確か、翼鍛錬所の選手で、
三島のセコンドについた選手だと思います。
係員に引き剥がされると、
「お前は誰だよ」と唖然としながらキレる入江。
と、今度はそこに、
元キングダムの鬼木が乱入して、
リング上から
「パンクラスでKO負け、MAX宮沢から逃げて、
しかも、おまえは、そんなルールでやったことないだろ」
とミもフタもない位、シュートなマイクをかまして、
今やってやると、上半身裸に。
入江、痛いところつかれて、益々収拾つかなくなって、
佐伯さんが「休憩時間なので」と、
さらにミもフタもないマイクでエンド。

鬼木、美味しいところ、持って行きました。
が、入江はそんなに弱くないことは、
近くにいた本人が、1番わかっているでしょう。
マジに試合決まったら、鬼木さん、大勝負だなー。
応援しますんで、がんばってくださいー。
まあ、組まれない可能性の方が高いと思うけど。

第6試合 55kg契約 5分3R(グラウンド顔面パンチあり)
×辻 結花
(総合格闘技 闇愚羅)
vs
アンナ・ミッシェル・ダンテス
(ブラジル/ノヴァ・ウニオン)

(1R3分55秒 腕十字)

当然ながら、おれはこのカードを見に来たわけである。
セミやメインも興味はあるものの、
今日は、修斗後楽園のカードが、
おれ的にはメチャクチャいいので、
この試合がなかったら、修斗に行っていた筈だ。
が、我らがジョシカクの星、辻ちゃん登場となれば、
しかもそれが、セミ前という試合順であるならば、
切羽詰まった仕事をほっぽらかしてまで、
大阪まで行くのである。

この試合のみ、リンアナ乾くん。
いい感じでコールを決めました。

まあ、結果から書けば、辻完敗ですね。
レスリングの強さを見せて
上にはなったものの、下から延々十字と三角狙われ、
凌ぎに凌ぐも、何度目かの三角がきっちり入り、
それでも、タップせずも、そのままめくられて、
十字に切り替えられて、伸ばされて。

負けた瞬間の表情が、また何とも微妙な表情でした。
あまり悔しそうではなく、やっちゃったーというような、
何だか、さっぱりしたような、そんな微妙な表情。
うーん、見てるこっちも微妙になりました。

第7試合 グラップリングタッグマッチ 20分3本勝負
桜井“マッハ”速人
(マッハ道場)
須田匡昇
(CLUB J)
vs
國奥麒樹真
(パンクラスism)
門馬秀貴
(A-3)

(20分 時間切れドロー)
それぞれのテーマで入場。
しょっぱなが、プロレス好きの門馬と須田の組合せなもんで、
門馬がチカラ比べを挑もうとして、
一瞬、須田がそれに応じそうになったり、
双方、しょっぱくロープに飛んでみたりしたものの、
ファンが見たいものは、そういうムーブではなく、
グラウンドにおける極めっこなのだ。

須田が、國奥をジャーマンで投げたり、
マッハが、門馬に側転パスを狙ったり、
ごくごくわずかな、見せ場はあったものの、
全般的には盛り上らないまま、時間切れ。

試合後は、須田がマイクを握り、
次回に上山とタイトルマッチをやることを説明し、
放送席にいた上山もリングにあげ、
マイクを渡し、まさに司会進行する(笑)。
そりゃリンアナの仕事だと思うんだが、
この辺、どう仕切るか、
多分、佐伯さん自身は何も考えてないんだろうな。
もうちょっと最初から仕切って、
盛り上げてやれよって感じ。

あーグラップリングルールやるなら、
思い切って、膝立ちからスタートしたらどうだろ。
誰も、立ちレスなんて見たくないと思うんだよ。

こういう試合やって、いつだって盛り上げてしまう、
門馬のセコンドについていた、
宇野くんの偉大さを、再認識しました。

メインイベント 第8試合 69kg契約 5分3R
三島☆ド根性ノ助
(総合格闘技道場コブラ会)
vs
今成正和×
(Team ROKEN)

(2R2分58秒 マウントパンチ連打でRストップ)

今成は得難いキャラだと思うものの、
さすがに、三島相手じゃ、
何も出来ないだろうなという予想以上に、
三島、えげつなく勝ちに行きました。
足関防ぐお手本みたいなファイト。
上になって、深くインに入り、
無理してパス狙わず、とにかく殴る。
2Rに入って、
そこそこパンチも効いたとみるや、
いきなりパスしてマウントまで取って、
あとはひたすら殴るだけ。
1Rに一瞬足関狙うようなそぶりも見せたが、
ありゃポーズでしょうな。
とにかく、もう完封です。
これでいいんだと思います。
最後まで心は折れなかった今成も、
もっと上目指して、これからに期待です。


いやね、いい興行だっと思うんですよ。
しかだね、ZSTのエースの今成に、三島を当てて潰し、
スマックのエースの辻に、
ノバウニオンから、恐らく世界中で、
女性で唯一(?)の茶帯を呼んで潰し、
いったい、これからどうなるんでしょうね。
毎回、女子のカード組むって言ったって、
これからどうするつもりなんですか?
はっきり言って、
何も考えてないでしょ佐伯さん(笑)。

いやいや、今成にしたって、辻ちゃんにしたって、
自分で望んだ試合なわけだし、
ここらあたりで1回負けておいた方が、
絶対、本人の為にもなるんですよ。
けどねー、何だかねー。
極私的には、メチャクチャ後味悪かったです。
何だか、今日は、散々選手を引っこ抜かれる、
修斗の上層部の気持ちが、
ちょっとわかったような気になりました。

DEEPの大ファンであることは大前提ですけどね。

report by メモ8



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