『EXTERMINATION-D』
■団体:ZERO-ONE
■日時:2003年7月6日
■会場:両国国技館
■書き手:零壱

第0試合:ダークマッチ
●山笠Z"信介 vs 石狩太一○
(5分53秒 片エビ固め)

6月28日は高知に夜行バスで移動していたため、観戦することができませんでした。
そして、今日…
ダークマッチがあるのをわかりながら、17:00前に会場入り。
すみません (ToT)
自分の席は、当日券の2階A。一番安い席です。
客入りは、7〜8割でしょうか?
いつもより入っていて、安心しました。

オープニングセレモニー。
オッキーのアナウンス後、NWAのデブ会長リチャード・アルピンが挨拶。
もちろん、場内は(局所的にですが)ブーイングです。
「みなさん、こんばんわ。
 今日の夜は、素晴らしいNWAのファイトが観れるでしょう。
 ゼロワンのファンの皆さんも、NWAのファンの皆さんも大いに期待してください」
続いて、アメリカの国家斉唱。ここでも、局所的ブーイングが。
そして、我が日本の国歌斉唱。
それにしても…自分の席は暗くて、メモが非常に執りづらいです (;´Д`)


第1試合:タッグマッチ
 星川尚浩 vs ポール・ロンドン○
●日高郁人   マイケル・シェーン
(14分13秒 片エビ固め)

外人組のテーマは、なぜか『スカイ・ハイ』?
…あ、途中で変わった。出だしだけなんですね。
レフェリーは、NWAのMr.フレッド。
第1試合から、場内は「トゥ〜〜〜!」の大合唱です。
試合は、日高とロンドンのカラミが面白い。場内は驚きの声が。
中盤にはお約束の、4人連続の場外への空中弾。
ロンドンは、今日はラ・ケブラーダでした。
終盤、日本組がミサイルキック→原爆固めのコンビネーションで攻めるも、
外人組がシェーンのダイビングエルボー→ロンドンのシューティングスタープレスでピンフォール勝利。
安心して楽しめる試合でした。


第2試合:タッグマッチ
 ドン荒川 vs 佐々木義人●
○葛西純    ヴァンサック・アシッド
(11分54秒 エビ固め)

葛西組は『モンキー・マジック』で入場。
葛西はなぜか三冠王。盗んだベルト1本+ハリボテのベルト2本…なんだかなあ (^-^;
荒川さんはいつも通りのコミカルファイトで、笑いがどんどん出てしまいます。
(リング上のやりとりが聞こえるようにしてるので、ありがたい)
NOAHのあの試合は退屈でしょうがないけど、荒川さんはほんと楽しい。
荒川さんが面白すぎて、他の3人が霞んでしまってますが…。
葛西は、レフェリーに鼻クソ飛ばす猿っぷり。腰にはベルト付けたまま。
アシッドがスワントーンボムをすると…痛がってるのは、アシッド。
最後はベルトで義人を殴打してピンフォール勝利。
荒川さんがアシッドにカンチョー攻撃して、しっかりフォローしていました。


第3試合:シングルマッチ
●テングカイザー vs トム・ハワード○
(10分26秒 No.36)

レフェリーはNWAのドナルド・マック。
試合は…う〜ん、やはり山に帰ったほうが良かったと誰もが思いそうな、
テングカイザーの塩味がたっぷり効いた、つまらん試合でした。
ハワードの技は、場内が声を出したり反応するんですよ。
でも、テングは…なんの盛り上がりもないのです。
スペース・タイガー・アタックなんて、あれだけの身体でやれば凄い技なのに、
場内のリアクションはいまひとつですもんね。
終盤のムーンサルト→スカイツイスタープレスも、場内は冷ややかでした。
ハワードもビッグマッチで、この位置で、この相手で…なんか気の毒でした。
そうそう、ハワードがテングをフォールしたとき、
マックが間違って3つ叩いて「トゥー」に訂正したら、場内は「え〜?!」となってしまいました。
おめえがテングの加勢しちゃ、まじぃだろうって(苦笑)
マックは上手くないですね、レフェリングは。


第4試合:NWAインターコンチネンタルタッグ選手権
○スティーヴ・コリノ vs 佐藤耕平●
 CW・アンダーソン   横井宏孝
(15分23秒 高速カウントエビ固め)

試合前、両陣営に女子アナがインタビュー。
まずは、耕平&横井組。女子アナの閉めの言葉に、場内は大爆笑。
「非常にぶっきらぼうなんですが」
真面目(?)に言ってるから、余計に笑えたのでしょうか?
続いて、コリノ&CW組。通訳は…あのハゲオヤジ!
このオヤジ、何を言ってるのかいまひとつ聞き取り難いのですが、
勢い良くブッ放してくれるので、笑えます。
レフェリーはNWAのMr.フレッド、サブはドナルドと陰謀の臭いがプンプン。
試合は序盤から荒れたものに。
CWが横井の頭を椅子でぶっ叩くも、2発目はパンチで反撃。
試合が進むに連れて気づいたこと…フレッドのレフェリングがフェア?
カウントは普通の速さだし、コリノ組の反則は厳しくチェック!
苛立つコリノたち。アルピンらリング下のNWA陣営は慌てふためいております。
まあ、最後に何かやらかしてくれるかなとは思ってましたが(笑)
コリノは武藤(4の字、ラブポーズ)や橋本(DDT)、小川(STO)の物真似を。
なんか、STOは上手くなってる気が…?
ドナルドはサブレフェリーの役目など全然しなくて、NWA陣営に思いっきり加担。
カットは当たり前。エルボーもするし、止めに入ったデュークを殴打するなどやりたい放題。
最後はゴチャゴチャしてよく覚えてないのですが、
ロープに脚を掛けたコリノが耕平を押さえ込んで、土壇場でフレッドの高速カウント炸裂!
大はしゃぎの悪いNWA陣営。
納得いかないゼロワン陣営が食ってかかるも…
中村部長を、マックの急所蹴りからボディスラム→アルピンプレス→フレッドの高速カウントで蹂躙。
ここまで悪いと痛快です。この人たち、悪いことすればするほど笑えますしねぇ(笑)


第5試合:シングルマッチ
○小笠原和彦 vs キング・アダモ● with リアル・アダモ(島崎敏郎)
(4分44秒 体固め)

おお! 『俺たちひょうきん族』のテーマ曲が!
「ホネマカセ〜」とあの声が場内に響き、本物のアダモちゃん(島崎敏郎)が入場!
(マイクはグッドアイデアでした)
場内は凄い盛り上がりです。
アダモちゃんに呼ばれて、キング・アダモも入場。
2人のパフォーマンスショーが延々と続きました。
リアル「アダモちゃ〜〜〜ん?!」
キング「(しっかりポーズとって)ハ〜〜〜イ!」
こいつらの相手が、あの小笠原先生だもんなぁ…たまんねぇっす (*´Д`)ハァハァ
さて、謎の軍団のひきつれて先生が入場。
リング上で、なんとバット9本折りのデモンストレーション!
そして……ムキムキのマッスルマンがアダモ2人を威嚇するようにポーズ!
……あんた、誰? ( ゚д゚)
ま、いいか。マッスルマン、すぐに帰っちゃいました。場内は異様な雰囲気に。
(小笠原先生のセコンドは、空手着の催リョウジ?)
試合が始まると、事あるごとに耳打ちしてるアダモ軍。
先生は苛立っております。
今日の先生は、アダモの技を喰らいまくっておりました。
なんと、スティンク・フェイスも!
そんな先生に、自分は大興奮……先生ぃ〜… (*´Д`)ハァハァ
(子供たちの声援もかなりありましたね)
しかし、先生はやられてばかりではありません!
コーナーに上り…
先生 「アダモちゃ〜〜〜ん!」
アダモ「ハ〜〜〜イ!」
習性で振り向いたアダモに、先生のライダー・キックが炸裂!!
脱いだ先生が、打撃でアダモちゃんをピンフォール!
試合後は本物のアダモちゃんも挑発しておりました。

第6試合:タッグマッチ
●坂田亘  vs 小島聡○
 高岩竜一   ケンドー・カシン
(14分27秒 片エビ固め)

なぜか葛西を連れてきたカシン。天下一ベルトを奪い取り、坂田の前に差し出す。
坂田が取ろうとしたら……場外にポ〜〜ンと投げ捨て、これを合図に試合開始。
試合中、カシンは坂田にちょっかい出しまくり。
坂田はカシンのマスクを剥ぎにかかるほどの怒りようで、
味方の高岩が放してなだめるシーンも。
小島に対しても、いつものスタイル。
徹底的に蹴りを放ち、「いっちゃうぞ!」もすぐに起き上がって付き合わない。
高岩は小島と対峙すると、さすがに分が悪かったです。
チョップ一発でフラフラでしたからね…。
なんとか、ラリアットで倒し、パワーボムで投げ捨ててはいましたが…。
最後は、3人が揉みあってる背後で小島がサポーターを頭上に投げ、
振り向いた坂田にラリアットを決めてピンフォール勝ち。
坂田とカシンの因縁を作った試合でした。

試合後、欠場中の催リョウジがリングから復帰の挨拶。
「欠場して1年になります。近い時期に、復帰が決まりました。
 悔しさをぶつけて頑張りますので、応援よろしくお願いします!」

ここで、前半戦が終了。休憩タイム。
O−300に出場する4選手の試合前インタビューが流れる。
キング・ダバダ、500パウンドだそうです。
嵐、しゃべりはそこそこいいのになあ…。
プレデター、あの通訳です(苦笑)
一番面白かったのが、マット・ガファリ!
…というか、インタビューの女子アナ。耕平&横井の時のネーちゃんです。
「脂肪は何パーセントなんですか?」
「アメリカでは、太った人はダメ人間扱いですが、どうですか?」
質問するたびに場内爆笑。怒ったガファリの攻撃を喰らっておりました。
ガファリ「俺はデブじゃない!」

第7試合:タッグマッチ
○大谷晋二郎 vs 藤原喜明
 田中将斗    アレクサンダー大塚●
(15分23秒 逆片エビ固め→レフェリーストップ)

炎武連夢、藤原、そしてアレクのこれまでの映像が流れる。
試合後に、藤原にすがりつくアレク。
藤原に殴られても、情けない姿をさらけながらすがりつく。
根負けしたのが、藤原が自分を殴らせる。張り手を打ち合う2人…
2人が抱擁したとき、一部ではあったが、場内からは拍手が起こった。
ゼロワンで容赦ないブーイングを浴び、憎悪の対象となっているアレクですが、
自分はアレクに対してそういう感情は持っていません。
むしろ、アレクを見るとき、自分を重ねているようにも思えます…。
ゼロワンの会場に響く『AOコーナー』。
白いツナギで入場したアレクに、場内は痛烈なブーイングと野次。
(一部ファンの野次は酷かった)
大谷のコール時に奇襲を仕掛け、試合開始。
炎武連夢がアレクを攻めるときの場内の盛り上がりが凄い。
やがて、アレクはローンバトルを強いられ…
いや、自らローンバトルを課していた。
アレクを容赦なく攻めつづける炎武連夢。
プロレスが久しぶりのアレクに肉体と精神に、プロレスの痛さを徹底的にぶち込んでいく。
這いつくばりながら、炎武連夢に向かっていくアレク。
組長が替わりに入ろうとするが、アレクは組長を制してタッチを拒絶。
なおも攻められるアレク。
アレクに野次を飛ばしていた奴が叫んでいる。
「アレク! そんなもんじゃないだろ!」
ついにアレクが反撃したとき、拍手が起きた。
ラリアット、ジャーマン。
しかし、アレクの反撃は長くは続かず、大谷のスワンダイブキック→逆片エビ固めでレフェリーストップ。
試合終了後、なおも大谷たちに這いつくばっていこうとするアレク。
やっとこさリングを引き上げるアレクと、
リング上でいつものパフォーマンスを繰り広げる炎武連夢…。
アレクへ。もっと恥をかきましょう。


第8試合:NWAスーパーヘビー級初代王者決定戦
     OVER−300〜4WAYバトルロイヤル
@(オーバー・ザ・トップロープによる失格)ザ・プレデター●
A(オーバー・ザ・トップロープによる失格)キング・ダバダ●
B○マット・ガファリ vs 嵐●
(8分58秒 体固め)

レフェリーはNWAの2人体制。
試合はいきなり肉弾衝突戦。
ぶつかり合う、嵐とプレデターに場内は「おお…」。
2人はこの後に握手して手を組みましたが、途中で嵐が裏切ってました。
スリーパーの数珠繋ぎ、プレデターを3人が囲んで腹で突き合い、etc...
でかい4人ならではシーンの連続に、場内拍手大歓声。
デブではないプレデターはダバダにブレーンバスター、ガファリにボディスラムと大暴れ!
でも、3人がかりの攻めで最初の失格者に…。
リング下を徘徊しながら暴れまくった後に帰っていきました。
リング上は、ダバダも失格となり、ガファリvs嵐に。
軽快にリングを走り、跳ねまくったガファリが、ガファリプレスで嵐をピンフォール!
腹に顔を押し付けての窒息責め、最後も顔を腹でしっかり塞ぐなど、
一味違ったナイスな攻めを見せてくれましたからね。
全日じゃ酷評しっぱなしの嵐ですが、今日は良かったと思います。
リングではアルピン会長が、チャンピオンメダルを贈呈。
しかし、花道をノッシノッシと歩くでかい影が…
なんとかリングに上がったのは、ガファリよりもでかい肉団子!
「Z」と書かれたマスクをして、体重は(東スポによると)317kg!
ガファリの背後に立ち、振り向くや急襲! ガファリは大の字に。
マイクを持つと、ボプ・サップを思わせるマイクアピール(笑ったりとか)。
「俺がゼットンだ!」
「見たか! これが、ゼットンだ!」
まあ、キャリアが薄いせいか、上手く立ち回れてなかったので、場内は寒い雰囲気になりましたが。


第9試合:The Conclusion 〜 Destruction or Dangerous
○橋本真也 vs 武藤敬司
 小川直也   川田利明●
(19分45秒 タオル投入→TKO)

4人目に入場した、破壊王・橋本は…足をひきずる、痛々しい姿。
これじゃダメだろなあ…と思いましたが、これが試合の面白さを半減させた要因の1つとなりました。
小川が川田を挑発し、小川vs川田でスタート!
打撃と投げ中心の攻防に、場内は沸きっぱなし。
そして、橋本vs武藤に。場内は「ハシモト」コール。
タックルに来た武藤を腹固めに捕え、アームロックに移行。
武藤は橋本の右脚を取ってアキレス腱固め。小川がカット。
ここから、武藤の容赦ない攻めがスタート。
ドロップキック、アキレス腱固め…。
タッチして入ってきた川田も蹴りを放ち、ニーを落とす。
(これが橋本と川田の初遭遇だった)
意地で立ち上がった橋本は、川田を睨みつける。
チョップ合戦になるも、川田が右膝を蹴って橋本は崩れる。
コーナーで睨みあう2人。小川にタッチ。
川田が小川の脚を攻め、タッチした武藤がドラスク→4の字固め。
(10分経過)
小川が武藤をバックドロップで投げ捨て、橋本にタッチ。
しかし、武藤がドラスク! 場内から悲鳴が起こる。
ドロップキック、4の字固め。シャイニング弾は両腕でガード。
DDTを喰らわせ、小川にタッチ。
武藤に大外刈り。もう1発! そして、腕ひしぎ逆十字に。
これは川田がニーを落としてカットするが…これに、小川がプッツン!
川田に馬乗りになり、目覚ましパンチを叩き込む。
しかし、背後から武藤がドロップキック。
逆に川田が小川を殴りまくる。これを、橋本が倒れかかるようにカット。
だがしかし、武藤が4の字固めで捕えた小川を川田が殴る。
橋本が蹴ってカット。
(15分経過)
川田と橋本の打撃戦。倒れない橋本に、川田のジャンピング・ハイキック一閃!
コーナーの小川にはケンカキックをぶちかます。
橋本が反撃。右膝を川田が痛めてしまった。川田、立てない。
右膝をなぐって、不恰好ながら膝十字固めに。
全日のセコンド陣があわただしくなる。
なんとかエスケープするも、またも膝十字に。これもエスケープ。
武藤は小川にシャイニング・ウィザードをヒット!
しかし、小川がSTOボンバーで反撃。
小川が武藤をGTOで捕え、橋本が川田を膝十字で締め上げる!
エプロンにはタオルを持った渕が!
どうする? どうする?
迷いに迷って………タオル投入! 
手負いのOH砲がTKOで全日最強コンビを返り討ちにした。

リング上には両セコンドが多勢いる。
さっさと帰っていった武藤。川田はタンカに寝かせられて引き上げた。
以下、OHのマイク。よく聞き取れてませんが…。
橋本「ありがとー! 一生懸命がんばるぞ。
   次、期待してくれ。小川、ありがとう」
小川「両国、今日はどうもありがとう!
   どんな挑戦にも俺たちは負けない。次は(聞き取れず)全日などまとめてかかってこい。
   最後に、しめるぞ〜。まずは、オーエイチホーからだぞ。
   1、2、3、ダーじゃねえぞ。
   オー、エイチ、ホーッ!」
橋本「皆さん、ご起立ください。よろしくお願いします。
   一生懸命やったら、勝っちゃったよ。
   3、2、1、ゼロワン〜〜〜!」
リングでは、小川のホーガン流パフォーマンスが続いた。

メインに関しては、破壊王がまともに動けないし、川田が途中から膝をやられてしまい、
4人が全力を出し切る形の好試合にはなりませんでした。
ただ、怪我してる割にはよく盛り上げたし、頂上決戦という試合ではありました。
でも…本当に残念でした。
全体的にはゼロワンらしさもいっぱいあり、とても楽しめましたが…。

破壊王は試合中に右肩も脱臼してしまい、今後が非常に心配です。
あと、テングは山に帰してください。ありゃ、ダメです。




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