全ての道は神戸ワールドへと通ず
■団体:闘龍門
■日時:2003年6月19日
■会場:後楽園ホール
■書き手:甲殻機動隊

いつも皆様の観戦記楽しく拝見しております。
最近闘龍門のがないようですんで、拙の駄文の投稿を思い立って、え〜と・・・
つー訳で、なんだか緊張気味なんですよ。

 いつもの様に6時ころホールに到着、だいたい定刻ぐらいでした。
ロビーでは斉了ヒールターン記念Tシャツが好評の様子、
場内では「TIME ZONE」がかからず少し寂しくなってみたり。

第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負

×岩佐 卓典       JUN○
 アンソニー・W・森 VS TARU
  (0分41秒 鬼風車→片エビ固め)

 割とあっさりC-MAX入りした感のある大分県人JUN。東京初披露。
入場するなり森に絡みだすJUN。
「ロイヤルブラザーズってお前一人しかいねぇじゃねぇか!」
方言が分からず(?)もごもごしている森にさらに
「T2Pを忘れたのか?」みたいな大分弁で中傷していると、
一年間身体面の進歩の見られぬ岩佐が割って入り 、
「小川内君・・・T2Pはもう終わったんだよ。ボクたちは闘龍門JAPANの一員として・・・」
しかし聞きずらい声はシカトされ、JUNと王子がバトル開始でゴング。
開始するや、王子が分断されて場外に、なんやかんやで必殺鬼風車。JUNが岩佐をピン。
今日は6試合ある日なので再試合もなく幕。
TARU「オレまだなんもしてねーぞ」

第2試合 シングルマッチ 30分1本勝負

× ストーカー市川  VS リッキー・フジ○
  (8分45秒レフェリーストップ)

市川、入場時に「どぶねえずみ〜♪」と「リンダリンダ」をマイクで歌いながら入場。
サビ前にで鐘が鳴らされるという国営放送オチでした。
Xとの発表があった対戦相手は、リッキー・フジ。
セクシーストームを歌いつつ(上手いな〜、感心。)きっちり入場、かなりご機嫌。
見渡すと客席が意外に歓迎ムードでびっくり。
高山の後だし、脱力感がちょうどいい感じなのかも知れません。
試合の方は長めで、だれた感じもなくじっくりとしたコミック攻防。
 最後は一回防がれたカミカゼの体勢から、
かつがれた市ちゃんを玉金が思いやりのレフェリーストップでした。
ゴング後一拍おいて、リッキーのカミカゼ決まってしまい、市ちゃん悶死。
たまにはフィニッシュホールド受けましょう。
まあ生ケツに浣腸してたし立派なもんでした。

四方にケツ出しのリッキーさん。
異様なムードになるリングサイドの女の子(子でもねーかな)たちが愉快でした。

第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負

 セカンド土井      三島 来夢
 ドラゴン・キッド VS 新井 健一郎
  (7分36秒 ノーコンテスト)

 入場終わってからM2Kの消化試合である事に気づく我がダメさ加減よ。
土井の執拗な新井への指責め(NOT攻め)に場内は我慢モード。
キッドのデジャブも受け手不在(三島も受けるけど、あれはダメ)でナシ。わざとか?
しかしちょうど良いタイミングのDFの乱入に大歓声があがる。
エゴドラ、ビーチブレイク、横須賀カッター、フィッシャーマンズバスター
のカルテットセッション(!)は壮観の一語に尽きました。
マグナム「おまえらパッとしないんだよ」とM2Kの面々のふがいなさを罵倒。
新井を斬る返す刀でモッチーにも「オマエもこんなチームの中じゃ光らない。」
モッチーも同意。明日からの態度で今後を考えると言って去ってしまう
特に調子が悪く、うなだれっぱなしの新井は、
「今のお客さんの反応が自分への全員の気持ちだと思って、ずっと忘れません!」
正直何を忘れないんだろうと思いつつも、
アラケン出直しは二度目だよねーと、遠くメキシコ戦線など鑑みてみました。
 合議制になったと言われる、今の闘龍門。
誰かが考えたアングルが、どんな曲折を経て団体内でコンセンサスを得ていくのか?
そして何故旧正規軍組だけが常にリング解体をしているのか?
今後の動向で何か見えそうな気もするんですが、
何やらメンバーの、「学校」闘龍門入学の後先を必要以上に
確認させるような台詞回しが気になりました。

第4試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負

×"brouther"YASSINI  斉藤 了
 YOSSINO     VS K−ness.○
 ミラノコレクションA.T.   横須賀 享
   (14分20秒 ダークネス・バスター→体固め)

一転、どう転んでもはずし様のない6menです。
不協和音の噂をのらりくらりかわしているイタコネは、
吉野が肩を痛めており、痛々しいテーピング(丁寧な)。
一方タイトルホルダーDF3人組は、自らのスペック以上のオーラの醸成に成功。
場内の焦点は自然と、次回神戸ワールドの対戦が決まっている
クネスと吉野に向かいます。
内容としては、この日初めての場外弾を、公式掲示板で最もアツイ漢、
ヤッシーニがインチキっぽく決めたのと、
常に最高到達点の高いミラノのエンポリオ・アルマニッシュ(ライオンサルトって言うの?)
が左目の青タンとともに映えていたのが記憶されます。
技とスピードの密度の濃さに、玉金のDFに偏ったレフェリングにもさっぱり気づきません!
ヤッシーニはこの一年で80回位ピン取られてる気もしますが、非常に自然なフィニッシュ。
 次はレモンサワーにしようかなと思っていると、
試合後、ヨッシーノがトルベジーノからソルナシエンテの連携で逆襲。
ソル・ナシエンテの腕を交差したところをクネスに切り替えされてソル・ノチェセルが炸裂!
「ジャベなんかよー知らん俺のジャベの味はどうだ?
お前がなんで肩を怪我してるかわかるか?ベルトの呪いだよ!
俺が神戸ワールド記念ホールでお前の呪いを解いてやるよ!」
神戸で黒い王子様クネスがソル・ノチェセルで吉野姫の呪いを解くも、
ベルト持ったとたんに、地方で腰をやり欠場するクネス。・・・って、ないない。
余談ですがクネスはお芝居の人だったようで、話し振りが常に芝居がかっているけど、
他団体だったら鬼のように浮くんだろーなー。

第5試合 タッグマッチ 45分1本勝負

× 堀口 元気        ドン・フジイ ×
○ マグナムTOKYO VS CIMA   ○
  (同時フォールの後、ドロー)

UDG選手権前哨戦、二年に一回(らしい)の頂上対決前とあって、
両者入場のアクションのキレには凄まじいものがありました。
試合はいいから、入場だけもぅ一回やって欲しいくらい。
闘龍門は「TOKYO GO」の今年のバージョンをシングル化する様に。
3000円までなら黙って払います(笑)
元気とフジイさんとで腕取りのスキットをこなした後
フジイさんの髪つかみ攻撃で抜けた元気の髪がライトに照らされて
ふわふわキラキラ3本ほど宙を舞っていたのを肉眼で確認。
大丈夫か、元気の毛根!!
そんなのに見とれているうちにCIMAとマグナムが対峙。場内の雰囲気は最高潮。
軽く流した後、元気が南側でつかまり毛根コールドスプレーで汚辱にまみれる。
場内で「H・A・G・Eコール」の開始したが応援団斉了が、グロッキー気味の元気に、
「まだ早いって!!まだいけるいける」って元気はもういっぱいいっぱいだって。
芸の深みが感じられました。客前で何度もやってんだろうなー。
 終盤マグナムがビーナス→アイコノクラズムのCIMAコンボを喰らわすと、
片や背筋ビキビキのCIMAがマグナムに意趣返しの腰振りフランケン!(マグナム大人気なくかわす)
最後は、シュバイン、エゴドラが同時に決まって、レフェリー神田、パニクッてダブルカウント。
両方フォールが引き分けに・・・。
 試合後にマグナムがCIMAにパウダー攻撃→シュバインを決める。
「10日後の神戸もこんな感じで終わらせる!」
 両者の対戦は確かマグナムの1勝2敗1分け。
CIMAの膝や首を考えると、マグナムがUDG奪取→CIMA長期欠場、かしら?
神戸の前振りとしては良い出来でした。

第6試合 英連邦ジュニアヘビー級選手権3WAYマッチ 60分1本勝負

× SUWA VS ○ コンドッティ修司 VS 望月 成晃
   (17分13秒 ゴリラクラッチ)

 序盤からパワーあふれる自称172cm、コンドッティが他の二人を圧倒。
ランセルサ、スイングスリーパー、場外でのスチール攻撃と飛ばします。
ドッティのジョンウー、もっちーのランサルセ、
SUWAの三角跳び蹴り(実は失敗したがドッティーにいい具合に当たって結果オーライ)等、
技の攻防もさる事ながら、場内はセコンドのヤッシーニの挙動にいちいち爆笑!
ワームっぽい動きから近藤にかついでもらって、串刺しヘッドバットを
決める新技「ビッグヘッドトレイン」は、SUWAには決まるも、
モッチーにはかかと落としで撃墜され、マットに刺さるの巻。
しかしイタコネで初とも言える、ブーイングをもらわない乱入技でした。
アピールが長く自爆の予感が大いに漂うダイビングヘッド「ビックヘッド」も、
えらい沸いてました。タイトル戦に乱入でグルーブ感をあおるな(笑)。
 終盤パン屋姿のマスクマンがさらに乱入。手にしたフランスパンでSUWA、モッチーを
ばったばったとなぎ倒しリングが粉砕されたパンのカケラまみれに。
自軍の悪行ファイト三昧に頭を抱えるミラノ。
弱った足にゴリラクラッチで近藤のギブアップ勝ち。初戴冠です。

パン屋さんがマスクを脱ぐとやはりあの男。髪が伸びてきたペスカトーレ八木。
なんだかこいつも生え際やばそうだな。頭部の蒸れに気をつけろ!
八木のマイクパフォーマンス
「このフランスパンはなぁ、親父に頼んで焼いてもらったんだよ!!」
っておまえが焼けよオイ。
 
 締めはどうなのかな?と思っていると、JUNがやってきて対戦要求。
一通り終わる頃、突如暗転した場内に響き渡る「SANDSTORM」!!
南側中段からなんだかテラテラした大鷲透が、客をねめつけながら登場。
大ヒートする場内!毎回ファンからアンケートでも取ってるのか!?
HHHを彷彿とさせる(というか俺だけが彷彿する)水が大量に滴るリングインから、
ドッティ「何でそんなに身体がてかってんだよ!」
大鷲「うるせぇよ、試合がある時は連絡しろって言ってんだろ!!」
大鷲「おまえいいもんもってんなぁ〜俺によこせよ!!」
ジャイアンismが溢れる、ベルトの欲しがり方が笑えました。
 大鷲の3WAYのタイトルマッチの要求は
「だめです、あんた重過ぎます」と神田教頭に却下され
「きたねえやつらだなぁ」と大鷲。 痩せる気ないんだ 。
折衷案で次回神戸でのノンタイトルの3WAYで決定。ゴツゴツしたカードだな。
これで他の試合では呵責なく組体操に専念できます。
T2P勢だけで後楽園締めていいんだ、へー。と感心しました。

興行としては去年の有コロ前のディファ(だったけ)の様な、
最高の前哨戦でした。
ちなみに都内のファンはPPVで見れってさ〜。

お目汚し失礼しました。




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