速報版観戦記
■団体:PRIDE26
■日時:2003年6月8日
■会場:横浜アリーナ
■書き手:品川(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

6/8 PRIDE26 「REBORN」 横浜アリーナ大会速報 18:30Start
満員の客席(主催者発表 17187人)新生PRIDEをしつこいくらい強調し
森下謎の自殺を払拭しようと必死なのがうかがえた
とりあえずは8・10埼玉でのミドルグランプリへつなぐ重要な興行を
乗り切れるかどうか・・・・・

第1試合
×ニーノ・“エルビス”・シェンブリ
(ブラジル/グレイシーバッハ・アカデミー)
vs
浜中和宏
(高田道場)

(3R判定3−0)
トレーニングモンタージュとSPEEDのREMIXで入場の浜中
1Rこそヒザケリ食らったり倒されそうになるピンチあるも
テイクダウンから殴り、関節仕掛けてきたら立ってスタンドを待つ
という基本に忠実な闘い方を披露し、リスクを負わずに桜庭の敵討ちをする
というデビュー戦としては満点の出来の浜中であった。

まあ先回の桜庭・ニーノ戦もアクシデント勝利だったことを思い出せば
ある意味この勝利も至極当然と言えば当然の結果ではある。
とはいえ、不器用な浜中が最高のデビューを飾り 高田道場もほっとした事だろう

今日の試合を見るにつけ 桜庭は勝利すること以外に
リスクを省みず闘ったことの凄さを感じたのは私だけではあるまい

第2試合
×アウンデウソン・シウバ
(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー)
vs
高瀬大樹
(フリー??吉田道場じゃないのか)

(1R8分33秒三角締め)
慧舟會から諸事情で吉田道場に移籍した高瀬のまさにPRIDEデビュー戦
見事な勝利で飾った

もちろんセコンドには吉田
積極的に打撃をかいくぐりテイクダウンに成功した高瀬が
ハーフガードからの腕がらみ狙いから パスして
マウントに行くと見せかけ、三角締めに入ると言う得意技で
がっちり入りたまらずシウバタップ
マイクもばっちり決め まさにリボーンは高瀬のためにあったようなもの
優等生高瀬にリング上では変身しました プロたるものこうであるべきでしょう

第3試合
×マイク・ベンチッチ
(米国)
vs
アリスター・オーフレイム
(オランダ/ゴールデン・グローリー)

(1R3分44秒TKO左ひざケリが入って効いているところへグラウンドパンチ連打)
ミルコの師匠とのこと>マイク
引き込みから スイープ見せようとするも 足が長くて返せないマイク
ミルコとセットのマッチメイクゆえこれ以上コメント不可
オールドスクール風の引き込みのみで
抱え込みはもう通用しなくなってきていると言える

第4試合
クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン
(米国/チーム・パニッシュメント)
vs
イリューヒン・ミーシャ×
(ロシア/ロシアン・トップチーム)

(1R6分26秒上四方からのヒザ四発で痛くてタップ)
打って変わってニュースクールのランペイジと
リングスロシアからの久々のミーシャ。
MAD DOGの触れ込みだがかなりクレバーな闘い方をしたランペイジ
何しろ腰の強さと、インファイトの時のアッパー・ヒザは凄かった
ミーシャも倒されてからインサイドからの下からのアームロック
を見せるも極まりそうかなと思ったが、ランペイジ前方に回転し
はずすという離れ業。柔術の技術の十分見せパスガードまでしっかり

上四方からヒザを連打し 最後は情けないタップのミーシャ

ミドルグランプリの台風の目になりそうなので
早めに強いのと当てておくべきと思います

第5試合
×ドン・フライ
(米国/フリー)
vs
マーク・コールマン
(米国/ハンマーハウス)

(3R判定3−0)
これまたオールドスクールの戦い
UFCの屈辱を晴らそうとしたと言う触れ込みの割には フライ
倒されてからの下からの技術何も出せず ディフェンスの弱さ露呈
タックルはコールマン絶対支配するのだから 下から何か出来なきゃ
フライに勝つ見込みないのに・・・
コールマンも終盤はいつものごとくガス欠ぶりを見せたが
マウントからパンチも力入れずにフライを最後まで持たせてしまう
まあ「武士の情け」ということで介錯はしなかったと思っておきましょう
勝ったコールマン苦しくとも再び頂点を目指すとのこと
ニュースクールの打撃を会得できるかどうかが鍵となるだろう

セミファイナル
ミルコ・クロコップ
(クロアチア/クロコップ・スクワッド・ジム)
vs
ヒース・ヒーリング×
(米国/ゴールデン・グローリー)

(1R3分17秒 )
K−1 VS PRIDE という表面的な戦い以外に
非常に意義深い対戦となったこの試合 ミルコ強すぎました。
ヒーリングを全く寄せ付けず 完勝
なにしろスタンドでのパンチの早さは驚異的
倒れないこと倒れないこと・・・なんでこんなにタックル切れるのか
最後は左ミドルがヒーリングの腹に突き刺さり、よろけたところに
左パンチ11発!! 強烈! 何もかもが凄い

今後の対戦が興味津々 早めにPRIDE側が倒しておかないと
興行的にもえらいことになる予感が・・・
リングサイドについていた K−1の偉い人のくしゃくしゃの笑顔が
今後のPRIDEの行く末を予感させたような違うような・・・・

勝ったミルコ今までのすべての勝利者(浜中・高瀬・ランペイジ・コールマン)が
リングサイドの桃詣でを欠かしてないのにミルコは素通りでした

非常に印象的です

メインイベント
エメリヤーエンコ・ヒョードル
(ロシア/ロシアン・トップチーム)
vs
藤田和之×
(猪木事務所)

(1R4分17秒左ミドル〜左右フック〜チョーク)
アレだけの試合をセミで見せ付けられたあとのメインゆえ
多少のテンションは下がった状態ではあったが いい試合だった
藤田入場前に猪木登場で「元気があれば 勇気がわいた 藤田ぁ〜〜出て来い」
でオーケストラヴァージョンで入場の藤田
ヒョードルはいつもどおり淡々と ノーサービスで入場

試合は・・・ ファーストコンタクトがしびれましたね
打撃練習してきた藤田が左ジャブで距離空けているところを
逆にヒョードルが左パンチ仕掛けテイクダウンを狙うと言う意外な展開に
 凄かったです

途中藤田の右フックが当たってしまい(笑)ヒョードルふらつく場面もあり
藤田行けるか?と思わせるも冷静に組んで対処したヒョードル
逆に左ミドルから左右フックで藤田をダウンさせ
すかさずチョーク取り(コレがアゴにがっちり)我慢せず藤田タップ!
これまたいい試合でした

(総括)
何と言っても ミルコの強さが際立った試合

コレに尽きる
メインも藤田の打撃力向上の努力で 思わぬいい試合となったが
ミルコ・藤田などもう見たくないので 勝たなくてよかった
コレでヘビーはヒョードルを追うものが吉田・ミルコ・コールマン・ノゲイラ
となりこの辺のシャッフル戦はどれも黄金カードとなりそうである
しかしながらミルコの強さは現時点で頭一つ抜けてるようで
ヒョードル戦を夏にやるのかが目下の興味となりそうである。

新生PRIDEを強調したこの興行 満員でともかく成功とはいえるが
ミルコが台風の目になる可能性がある以上 K−1系の興行からも
目が離せなくなるだろう。

桜庭復活のためのミドルグランプリも無事開催の運びとなり
関係者もほっとしたことであろう
シウバ・ランペイジの本命に桜庭を何とか決勝に導くため
クレバーな組み合わせを組む必要があるといえる

なにしろ面白い興行であった

おまけ 休憩明け高田劇場

(一番受けました)

高田「シウバ!お前は王者としてGPに出場する気はあるのか? 」

シウバ「ヤッテヤル 」

高田「シウバ、お前は男だ!」

(反対側にクイントンランペイジジャクソンがスポット)

高田「ランペイジ!お前もシウバと戦いたいならGPへ出て来いよ」

ランペイジ「アア イイトモ」

高田「ランペイジ、お前も男だ!」

(するとヘンゾ・グレイシーがマイクを持って)

ヘンゾ「タカダサン、グレイシー抜きでGPをヤルツモリカイ?」

高田「ヘンゾ、お前が出るのか?」

ヘンゾ「イヤ グレイシー一族からの刺客を送り込む イイカイ? 」

高田「ああ、分かった。グレイシーも男だ!」

高田「皆さんもう一人、忘れちゃいませんか?出て来いよ、桜庭!」

桜庭(マスクをしたまま)恥ずかしいのでこのまま失礼します 最近、負け続けて、 負け飽きたので。高田さん、GPいただきます

高田「サク 体は大丈夫なのか? 」

桜庭「はい、大丈夫です」

高田「桜庭、やっぱりお前は男の中の男だ!!皆さんというわけで超ド級の対決8.10、さいたまでお会いしましょう!
report by 品川 今大会の画像及び選手コメントは こちら! 



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