速報版観戦記
■団体:GCM CONTENDERS
■日時:2003年5月25日
■会場:横浜赤レンガ倉庫
■書き手:メモ8(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

THE CONTENDERS-8 INFINITY 横浜赤レンガ倉庫大会速報

うーん、このカードで、赤レンガで一杯になりませんか。
いやあ、厳しいなあ。
10分押しで、例によってのカッコいいオープニングから。
生ゴンギャルの開会宣言に続いて、全選手入場。
今回は、煽り映像は控えめも、相変らず、クオリティは高いです。

第1試合 CONTENDERSルール 5分2R −74kg契約
小谷 ヒロキ
(K'z FACTORY)
vs
芹澤 健市
(RJW/central)

(2R 判定40−40)

いきなり動きの少ない、いなし合いが延々。
うーん、ちょっと厳しかったです。
双方の気合が、この退屈さを乗り越えるほどには、
高まってないんですね。

第2試合 CONTENDERSルール 5分2R −62kg契約
中村 浩
(ロデオスタイル)
vs
廣野 剛康×
(和術慧舟會GODS)

(2R判定 39−38)

イッツアスモールワールドで入場した廣野、
この階級では、既に国内無敵な為、相手探しに苦労したようで、
62キロ契約で、そりゃ可哀想だろーという感じ。
ロデオスタイルの中村、初見だが、やはりパワー差は圧倒的。
それでも1Rは、下から攻めまくった廣野がやや優勢に。
2Rはギを着た中村が、ポジションで圧倒して、
何度もパスを決めて、ポイントを稼ぐ。
が、プロデビュー戦で、廣野相手にこういうファイトしてちゃ、
将来はないと思います。

第3試合 CONTENDERSルール 5分2R −74.5kg契約
石田 光洋
(総合格闘技TOPS)
vs
星野 勇二
(和術慧舟會GODS)

(2R判定 40−40)

第1試合に比べれば、双方仕掛けまくるのだが、
基本的には、やはりスタンドのいなし合からTDを狙い合う、
第1試合と同じような展開。
1R、仕掛け続けたのは石田、
2Rは、星野が仕掛るという攻防だったが、
唯一のTDを奪ったのは、石田でした。

第4試合 CONTENDERS DOUBLESルール 15分3本
矢野 卓見(烏合会)
 今成 正和(Team-Roken)
vs
門脇 英基(和術慧舟會東京本部)
中原 太陽(和術慧舟會GODS) 

(本戦15分 延長5分時間切れ ドロー)

予想したより、面白くありませんでした。
ワッキー、もうちょっと遊ばないと。
ヤノタクは、相変らず、遊び過ぎ。
太陽くんと今成くらいが丁度いいと思います。

第5試合 CONTENDERSルール 5分2R −78kg契約
×北岡 悟
(パンクラスism)
vs
光岡 映ニ
(RJW/central)

(2R判定 36−40)

塩分含有率No.1決定戦の呼び声も高い一戦。
しかし、結果としては、光岡がレスリング力で圧倒。
北岡なーんにも出来ず。
が、負けたにも関らず、退場時に何か強烈にアピールしておりまて、
かくして、塩分含有率No.1は、北岡選手に決定したのでありました。

第6試合 CONTENDERSルール 5分2R −76kg契約
弘中 邦佳
(SSSアカデミー)
vs
和田 拓也
(SKアブソリュート)

(2R判定 40−40)

これは面白かったです。
特に実感したのは、ワダタクのレスリング力の高さ。
1Rは、弘中、最後にめくって上になるのがやっと。
2Rも、自分からは上になれませんでした。
かと言って、ワダタクも、決定打はなく。
が、ワドー、ワタナベをセコンドにつけた弘中の、
柔術テクが、予想以上によかった感じもしました。

第7試合 CONTENDERSルール 5分2R −67kg契約
小室 宏二
(RJJ)
vs
戸井田 カツヤ×
(和術慧舟會東京本部)

(1R 2分50秒 袖車絞め)

激しい試合でした。展開追いきれず。
とにかく足関狙いのトイカツと、袖車狙いの小室。
いやあ、下から袖車とか、カッコよかったです。
小室、どうやら途中のアンクル(ヒール?)で、
足首破壊されたようだが、タップはせず、
最後は、上になった瞬間、凄いタイミングで袖車。
そこまでは、トイカツ、正対しないというシンプルながら、
見事な袖車対策だったのだが。

そして、涙ながらにマイク。

コンテンダーズのリングで色々勉強させてもらいましたが、
柔道家として、TOPに戻る為に、このリングを降ります。
柔道家として自分も応援してください!

柔道でトップを取って、次戻ってくる時は、
堂々総合に参戦して欲しいです!

第8試合 CONTENDERSルール 5分2R −74kg契約
宇野 薫(和術慧舟會東京本部)
 雷暗 暴(PUREBRED東京)
vs
三島☆ド根性ノ助(総合格闘技コブラ会)
植松 直哉(K'z FACTORY) 

(本戦15分 延長5分時間切れ ドロー)

セミは、かなりよかったです。
が、ここまで、全体としては、どうなることかと思いました。
しかし! やはり、宇野くんは凄いです。
シュート系タッグマッチの過去最高マッチだと思います。
スペース空けて、ガンガン攻めるわけですよ。
だから、ガンガン攻められるわけです。
この宇野くんに、見事に反応したのは、まずは植松!!
豪快な反り投げとか!
勿論、三島も付き合います。
最初のうちは、ライアン、1人で固く押さえ込んだりして、
お前は、出てこないでいいよ状態でした。
が、やっぱり、試合というものは、
観客と一体となって、有機反応を起こすもんですね。
やがて、ライアンもスペース空けながら、
激しいファイトになっていきます。
もうメモれないほどの、目まぐるしい展開。
エクストララウンドに入っても、衰えません。
いやあ、素晴らしかった。

しかし、この試合、色濃くプロレスの萌芽が感じられました。
そりゃ、ケツは決めてないし、ヌルくもなかったですよ。
けど、暗黙の前提が、発生し始めているんです。
そこが、問題といえば問題。
でも、そこが楽しさの理由であるのも確かなんですね。


<付記 2003.05.31>

上記の「色濃くプロレスの萌芽が感じられました」
「暗黙の了解」という表現に、
『八百長呼ばわりしているのか』という、
抗議を頂きました。
勿論、まったくそのつもりはありません。
上記の文章も、キチンと読んで頂ければ、
決して『八百長呼ばわり』などしていないことは、
理解して頂けると思いたいです。

が、現実に、そういう声を頂いた以上、
不快な気持ちを感じられた方々には、
これを深く陳謝し、今後、よりよい文章を書いていけるよう、
努力していきたいと思います。



最初と同じように全選手入場して、記念撮影して、
最後の宇野くんの挨拶。またUFCを目指すそうです。
次こそ、世界の頂点に立てると、メモ8は確信します。
やっぱり素晴らしいよ、宇野くんは。

しかし、前半は、どうなることかと思いましたよ。
けど、セミとメインがよければ、興行は文句なしです。
ただ、コンテンダーズのコンセプト自体は、
益々困難な時代になってきてますね。
夢のカード・顔合わせが、コンテンダーズ以外の興行でも、
ガンガン実現し始めてるから…。

やはり、宇野くんと、三島のシングルを、
しかもVTルールでやるくらいでないと、
客は入らないんだと思います。

厳しい時代ですね…。

report by メモ8
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