速報版観戦記
■団体:修斗
■日時:2003年5月4日
■会場:後楽園ホール
■書き手:負井

5/4 修斗 後楽園ホール大会速報
開始時間を確認していたのにも関わらず、
都合により遅刻してしまいました。2試合目途中に到着。
リングサイドのイスはやや少ないものの、満員に近い入りでした。
第1試合 新人王決定トーナメント2回戦 ウェルター級 2R
×滝田J太郎
(和術慧舟會)
vs
鹿又智成
(武蔵村山格闘技道場)

(1R4分49秒 腕ひしぎ十字固め)

一番楽しみにしていたこの試合を見逃すとは、何たる不覚。
メモ8さんによると「入場含めて、J太郎の勝ちだな」との事。
先にタックル取ったものの、下からの十字を極められたそうです。


<メモ8補足>
やってくれるのか? 入場曲固定のクラスBでも、
ガチバカばかりで、アタマの固い客が多い修斗でも、
やってくれるのか、J太郎!!!
デフレが続く世の中で、唯一インフレ中と言われるあの入場を!!!

やってくれましたよ!!! それでこそ男だ、J太郎!!!
もう、勝者は、J太郎ということで、この時点で決定。
「J! J!」コールと共に、
鯉のぼりを掲げた褌姿のJボーイズに担がれて、
颯爽と入場!
リングにあがると、例によって、慌てて恥かしそうにスパッツ履きます。

ここで、我々は、信じられない光景を目にすることになるのです。
なんと、会場は、大拍手に包まれたのです。
しらーっとした雰囲気なんて、まるでありません。
偉いぞ、修斗の客!

そして、ゴング。
な、なんと、先にテイクダウンを奪ったのは、J太郎!!!
勝ちです。間違いなくJ太郎の勝ちです。
おれは、そんなJ太郎についていきたい。お前等も、乗り遅れるな!

まあ、鹿又は、この先いくらでもスポット浴びると思うので、
今日は、ノーコメントでいいでしょう。
J太郎を、1Rで極められる人間は、そんなに多くないと思います。

第2試合 新人王決定トーナメント2回戦 ミドル級 2R
福本よう一
(和術慧舟會千葉支部)
vs
杉浦“C坊主”博純×
(シューティングジム大阪)

(2R判定 3−0)

この試合の2R途中より観戦。
終了時の両者の様子を見て、福本選手が圧倒したのかな
と、思ったのですが、
話を聞くと1Rに福本選手がダウンを奪った以外は
一進一退の僅差の内容だったとの事です。
第3試合 ミドル級 2R
徳岡靖之
(パレストラ加古川)
vs
岩瀬茂俊
(総合格闘技TOPS)

(2R判定 0−0)

1Rはしつこくタックル狙い続けて最後にはバックを奪った岩瀬選手、
2Rはそのタックルを潰して、パンチ・膝を入れていった徳岡選手のラウンド。
力の入った好勝負でした。
第4試合 バンタム級 2R
阿部マサトシ
(AACC)
vs
生駒純司
(直心会格闘技道場)

(2R判定 1−0)

前回の対戦に続いて今回も相譲らない熱戦でした。
スタンドは、シャープなパンチでダウンを奪った阿部弟が、やや支配するも
生駒選手も2Rに下からの十字で追い込んで(キャッチ)取り返してのドロー。
総合の最新スタイルを実践している阿部弟と
昔ながらの極めにこだわったスタイルが見える生駒選手のコントラストが、
そして両者の気持ちの強さが、名勝負数え歌につながってるのかもしれませんね。

ココで休憩。
次回の下北大会のメインに出場する川尻選手が呼び込まれてインタビュー。
リンアナの河内氏、うっかりと
「前回のNK大会ではイイトコが無かったわけですが」
と言ってしまい、少しブーイング浴びる(笑)

川尻選手、シャオリンに対しては
「もっと上で何か(タイトル)かけてやりたいですね」

前回のホールと同じく、休憩明けに後半戦出場の選手で入場式。
挨拶は漆谷選手。
爽やかにまとめようとするも、カミカミでした(笑)
第5試合 68Kg契約 3R
門脇英基
(和術慧舟會)
vs
石川真×
(PUREBRED大宮)

(3R 判定3−0)

門脇選手、スタンドの打撃がかなり良くなっています。
不用意なハイキックなどで、懐に入れてしまう場面もあるものの、
左のリードを的確に当てて、出鼻をくじき、
膝とフックを畳み掛けて、石川選手の右瞼辺りをカットし
全体的に試合を支配しての判定勝ち。
前回の敗戦から、見事な復活劇でした。
欲を言えば、寝技も見たいところなんですけどね(笑)
第6試合 フェザー級 3R
×塩沢正人
(和術慧舟會)
vs
マルコ・ロウロ
(ノヴァ・ユニオン)

(3R 判定0−2)

初来日のマルコ選手、兎に角しつこく倒しに行って
上を取ると、慎重にポジションをキープしての判定勝ち。
しかし、塩沢選手も下からきちんとコントロールして
綺麗なスイープも何度か奪い、
後半はスタンドでもプレッシャーをかけて
どちらかと言えば試合を支配していたような印象も。
まあ、テイクダウンのポイントを考えると、妥当な判定かとも思いますが、
ちょっと納得しかねます。いや、塩沢選手のファンなだけなんですが(笑)
第7試合 ライトヘビー級 3R
×マルタイン・デヨング
(マルタイン道場)
vs
山下志功
(パレストラ札幌)

(3R 判定0−3)

1Rは山下選手が上を取りつづけていたものの、
2・3Rはほぼスタンドの展開に終始。
両者ともに最後まで正面からぶつかり合った結果、
マルタイン選手にロープ掴みの反則もあって、
山下選手が判定勝利。
第8試合 バンタム級 3R
×ホブソン・モウラ
(ノヴァ・ユニオン)
vs
漆谷康宏
(RJW)

(3R 判定1−2)

本日の個人的ベストバウト(メインと甲乙つけがたいですが)
再び、素晴らしいタックルの切れと、寝技の冴えを見せ、
1Rを完全に支配したホビーニョが圧勝かとも思いましたが
2R以降、スタンドの距離を修正し、
ローと前蹴りを効果的に使ってホビーニョの勢いを半減させ、
3Rにはローで確実にダメージを与えた
漆谷選手が見事に金星をゲット!

判定に関しては、漆谷選手のローのダメージを取るか
ホビーニョのテイクダウン・ポジショニングを取るかで、
意見の分かれるところでしょうが、
個人的にはアリ、だと思いました。
セミファナイル ウェルター級 3R
×雷暗暴
(PUREBRED大宮)
vs
ビトー・“シャオリン”・ヒベイロ
(ノヴァ・ユニオン)

(3R 判定0−3)

グランドを支配し続けたシャオリンの完勝でしたが、
ライアン選手も粘って極めまでは持って行かせず。

シャオリンの下からの一連の動きは、
本当に惚れ惚れするほど鮮やかです。
が、上になってからは安全運転だったのでしょうか、
余り無理をしていないようにも見えました。
メインイベント フェザー級サバイバートナメント決勝 3R
×今泉堅太郎
(SKアブソリュート)
vs
松根良太
(パレストラ松戸)

(3R 判定0−2)

ありきたりな言い方ですが、本当に素晴らしい試合でした。
お互い、倒れず倒されず、前に出続け、
一時もその動きを止めることなく
3Rを戦いぬいたその姿に圧倒されました。
判定を分けたのは1Rに松根選手が奪った、右フックでのダウンでしょうが、
その他は、本当に甲乙つけがたい内容でした。

松根選手、もっともっと強くなることでしょう。末恐ろしいです。
そして、今泉選手も仕事との折り合いをつけて、マダマダ頑張って欲しいですね。

松根選手と王者・大石選手とのタイトルマッチは8・10横浜文体とのこと。
6時開始で10時過ぎ終了。正直、疲れました。
試合内容は良かったものの、
全体的に少しピリッとしなかったのも影響しているかもしれません。
でも、この興行形態はアリ、だとは思います。
report by 負井



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