速報版観戦記
■団体:新日本プロレス
■日時:2003年5月2日
■会場:東京ドーム
■書き手:品川(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

5/2 新日本プロレス 〜ULTIMATE CRUSH〜 東京ドーム大会速報
今日はよく入ってます。少なくとも昨日よりは(笑)
かつての超満員にははるかに及ばないものの スタンドはきっちり入り
外野人入れずとも PRIDEよりは入ってました

しかし昨日の「アニキボンバイエ」(猪木兄貴のワンマンショー)は凄かったらしい
カード発表では、小橋VS蝶野に大歓声。
流石の動員。やっぱりノア最強だな(笑)
第1試合 次期IWGPヘビー級王座挑戦者決定戦 30分1本勝負
天山 広吉
vs
棚橋 弘至×

(10分24秒 TTD→体固め)

天山は往年の川田を彷彿とさせる、安定したムーブ。
対する棚橋は藤波イズム爆発で、
ラ・マヒストラルやスモールパッケージなどの、
とても若手らしからぬ技で対抗。
そんな所は引き継ぐべきではないかと。
最後はダイビングエルボーに行った所を捕まえて
天山ツームストンでピン。

天山が次期挑戦者に決定。
第2試合 シングルマッチ 30分1本勝負
×飯塚 高史
vs
ケン・シャムロック

(11分44秒 アンクルホールド)

シャムロック、星野総裁に先導されて魔界マスクで登場
胸毛がしっかり生えてるところにも注目
プロレスでのドーム登場は、藤原組以来か?

途中、魔界倶楽部であることを忘れて、クソまじめにファイトしてしまい
お客さんを大いに退屈させてしまうも、徐々に勘を取り戻して。

シャムロックが出したラリアットに
解説の健吾(男の中の男にあらず)が思わず「できるんですね」と一言。
そりゃ、WWE仕込みですから。
逆エビからのスリーパーなど、素晴らしい攻めを見せた飯塚に追い込まれるも、
最後は脇固めからのアンクルの黄金連携で
飯塚、思わずタップ(笑)
貫禄負けですな。
第3試合 IWGPジュニアタッグ選手権試合 60分1本勝負
(王者)
金本 浩二
 獣神サンダー・ライガー
vs
(挑戦者)
タイガー・マスク 
ヒート×

(19分50秒 タイガースープレックスホールド)

試合前に、次期挑戦者のノア2人組(丸藤・鼓太郎)が登場も、
テーマ曲等何もナシで寂しく放送席へ。いやはや、新日さんこの辺りは手厳しい。

試合内容もさることながら、
場内FM放送解説の新間節の余りの暴走振り
(初代タイガーの自慢話)が全てを持っていき
アナ「4代目はかなり初代に近いという話ですが。身体能力も高いですし」
新間「そりゃあ、2代目は三沢でしょ?」
の身も蓋も無いシュート発言に一同コケる(笑)

ライガーはリングサイドのみのるが気になってしょうがない、
と、解説の新間さんが仰ってました(笑)

場外でライガーが四虎に場外垂直落下を喰らわしている間に
金本がヒートをタイガーSPでピン。素晴らしい連携でした。

試合後、ライガーがノア勢・みのるに喧嘩を売り、
今後の展開をわかりやすく説明。
みのる“ミッション”Tシャツを着こんで、やる気満々です。


休憩明けに、A猪木登場。
本日の挨拶はあっさり目に。
最後に一言「元気のある奴はこのアゴに留まれ」と締め。
第4試合 ヴァーリトゥードマッチ 5分3R
LYOTO
vs
謙  吾×

(3R判定 3−0)

いよいよここからVTマッチ。

お馴染み「男の中の男」で入場の謙吾には、山宮と義生が
リョウトには出たがりイズマイウが。
義生とイズ、よもやこんな所で再会しようとは、夢にも思わんわな。

試合は、全ての面でリョウトが上回るも、
リョウトも下になると何も出来ず、
3度にわたるマウントも仕留めきれない、
VTとしてはとても見ちゃいられないレベルの試合。(PRIDE的に)

それに引き換え、セコンドのイズマイウのエキサイティングぶりは
見事なものでした。

リョウト、一方的な展開で完勝も、一本取れない結果に
猪木が糸を引くナックルパートで、愛弟子に鉄拳制裁
もとい、手荒い祝福。
イズの先導の元、桃の天然水への挨拶も忘れませんでした。
第5試合 ヴァーリトゥードマッチ 5分3R
×ドルゴルスレン・スミヤバザル
vs
高阪 剛

(1R3分11秒 TKO※左肘脱臼によるレフリーストップ)

ラストは、TKが密かに準備してしていた殺人技(断言)
TKの完勝でしょう。
(メモ8談)

完全にアクシデントだモナ!
あんな勝利で喜んでいる高阪は本当に精神性が低いモナ!
(( ´∀`)談)

あれは肘へのDDTです。
スミヤバザルは絶対にプライドに出るべき。
金取れる身体です
(品川談)

※詳しい試合内容はスポナビを参照のこと(笑)
第6試合 ヴァーリトゥードマッチ 5分3R
中邑 真輔
vs
ヤン"ザ・ジャイアント"ノルキヤ×

(2R3分12秒 マウントからの肘押しにアゴが痛くてタップ ※一応、ギロチンチョーク)

素晴らしい試合だ!
レベルも素晴らしく低・・・

中邑、低空タックルでノルキアのパンチを掻い潜り、
テイクダウンして鉄槌の嵐。
これぞ新日魂! 天山も見習え(笑)

ポジションを圧倒的に支配して、
ルールの特徴を説明するかのように、肘・膝で攻め続け
最後はマウントからの拷問業(笑)で、
本日のVT戦初の一本勝ち。
ようやくのスッキリした結末に、場内大盛り上がりでした。
流石は新日イズムの継承者だな。。。


高田道場に出稽古に行ったノルキアが負けたモナ。
やっぱり高田道場は諸悪の根源モナ!
(( ´∀`)談)
第7試合 ヴァーリトゥードマッチ 5分3R
 ○ジョシュ・バーネット
vs
ジミー・アンブリッツ×

(1R3分5秒 TKO※亀の体勢へのパンチでレフリーストップ)

ラッシュをかけたアンブリッツ、見事なガス欠ぶり。
3分持たずにスタミナ切れで、ジョシュにガブリ落とされタップ(笑)

新日(タオル)を背負ったジョシュ、完勝で今後も安泰か?
パンチ・レスリングとも役者が二枚ほど上手でした。

猪木氏との記念撮影は本当に嬉しかったことでしょう。
第8試合 ヴァーリトゥードマッチ 5分3R
×中西 学
vs
藤田 和之

(3R1分5秒 TKO※亀の体勢へのパンチでレフリーストップ)

ここまでで一番の大歓声。そりゃ役者が違いますわな。
先入場の藤田にはカシンと義生、中西には大和魂がセコンドに。

いやーー、中西こそプロレスラーの鑑!
全ての顔面へのパンチを“よけない”
(決して“よけられない”では無い)

1R終了のインターバルで、完全に目が死んでしまっていた中西
2Rは根性で凌ぐものの、(中西が押していたと言うものまで出る始末>GK)
3Rに入って本気を出した藤田の前に、轟沈。

ギアを一つさげた藤田の姿を見て、和田さん すかさず止めに入る(笑)
中西ご苦労様 なかなか倒されなかった部分は素晴らしかった

藤田、ヒョードル戦に向かってアピールしたいところだったが
そこは新日、ヒョードルをカメラに入れないという心憎いまでの演出(笑)
第9試合 シングルマッチ 30分1本勝負
エンセン 井上
vs
村上 和成×

(6分33秒 マウントパンチ→失神KO)

休憩をはさんで、再びプロレスパートへ。


この時点で、本日のベストバウト(笑)
完全にVTを超えてました。 VTよりはるかに面白く、プロレスが如何に過酷かが白日のもとに。
エンセンを完全に光らせた、村上の勝利でしょう

いきなりの場外戦で、ジュースの現場がバッチリ。
PPV録画した人は、繰り返し要チェックです。
(魔界の誰かがカット)

しかし、ちょっと深く切りすぎだよ、カット担当の奴(笑)

エンセン、おいしいけど、相手探しが大変だな、これは。
受けをイヤイヤでも勉強してくれ
セミファイナル GHCヘビー級選手権試合 時間無制限1本勝負
(王者)
小橋 建太
vs
(挑戦者)
蝶野 正洋×

(28分27秒 ハーフネルソンSP6連発→豪腕ラリアット2連発→体固め)

いや、もう場内のボルテージが完全に違います
。 小橋への歓声の凄さと言ったら。
さっきまでは、全体の10分の1以下しか見てなかったな、きっと。

GHC認定書読み上げは、ジョー樋口さん。これまた大歓声。

ロックアップ力比べから始まるジックリした展開から、
ルー・テーズ直伝のバックドロップ4連発で逆転した蝶野、
STF・アリストリストロックと畳み掛けて持っていくが

対する小橋がこれを上回る、ハーフネルソンSP!!
(途中で天山のタオルを拒否するスポットも秀逸)
最後は豪腕ラリアット2発まで受けてピン。

試合後のストレッチャージョブをも拒否した蝶野。
いやはや、貴方がココまで体を張るとは思いませんでした。
お見逸れいたしました。

これぞ、久々のストロングスタイルでしょう。文句なしです!
メインを見るまでも無く、間違いなく本日のベストバウト。

そして小橋は見事なまでに“ノア最強”を証明してくれました。
ノアこそがガチだったな、やっぱり。
メインイベント IWGPヘビー級&NWFヘビー級選手権試合 60分1本勝負
(IWGP王者)
×永田 裕志
vs
(NWF王者)
高山 善廣

(18分17秒 ニーリフト→エベレストジャーマン→片エビ固め)

セミ終了後、席を立つお客さん多数(笑)
その気持ちもわからなくは無いが・・・
ちなみに我らがスイートCでは( ´∀`)演説中で、これまた誰も試合見てません(笑)

永田の執拗な腕攻めを耐えた高山が
ジャンピングしないニーからエベレスト一発でピン。
と、文章で書くとこんな感じだが・・・

ベルト授与式で、新間節大爆発
「NWFのベルトがIWGPより上である事を貴方(高山)が証明した。
IWGPのベルトは是非、封印して欲しい」
とぶち上げると、次期挑戦者(笑)天山を巻き込んでグダグダの展開に。
新間さん、ちょっとぶち壊し。(もっと立場のなかったのは天山だが)

最後は高山コールまで起こり「ノーフィアー」で締め。
いやあ ともかく今まで頑張ってきた 永田ご苦労様
よくやってきたのは認めます
チャンプになってからも そつなく防衛重ね 頑張ってきましたが
一番大事な 「お客さん」が離れちゃいましたね
これが全てです

かといって ほかに務まる奴もいなかったし 外部流失しかアングル無かったです
まあ当然といっては当然の結果か今回
(総括)

見事なドーム興行復活であったと思う
武藤・小島・長州(笑)ら主力の離脱でもたもた したものが
ようやくこの興行で持ち直したというべきか
その興行も皮肉にも「真剣勝負」をブレンドすることでの完成とは・・・
いや これこそ「猪木新日イズム」とでも言うべきなのか・・・
まだまだ新日完全復活は程遠いものではあるが 
NOAH(高山も一応)のおかげで「持ち直した」とあえて言っていいと思う

業界のど真ん中は WJではなく新日が行くべき道だから・・・
とにもかくにも 現場監督ご苦労様 の一言に尽きる
report by 品川 今大会の画像及び選手コメントは こちら! 




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