速報版観戦記
■団体:PANCRASE
■日時:2003年4月12日
■会場:後楽園ホール
■書き手:メモ8(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

4/12 PANCRASE 後楽園ホール大会速報

9割弱の入りで、押しなしでスタート。
イズム陣営のセコンドには、
シツコイ位に、みのると美濃輪がついてました。
離脱説一蹴の為かと思いしや、
山宮の試合には、辞めた石井まで付くもんだから、
全然、不安は一蹴されませんな(笑)。

第1試合 ライト級5分2R
×大場裕司
(P'lab東京)
vs
熊谷真尚
(禅道会)

(2R 判定0−2)

非常に戦略的なファイトをする大場だが、
今日は、地の強さがやっと出た熊谷に、尽く潰される。
1Rこそ、スタンドでいいパンチを当てた大場、
それ以降は、スタンド、グラウンドと、すべてのパーツで、
技術的に上回られて、何も出来ず。
熊谷は、行くべきところで行けるようになったら、
相当強いと思うんだが。こんなもんじゃないと思う。

第2試合 ウェルター級5分2R
北岡悟
(パンクラスism)
vs
和田拓也
(SKアブソリュート)

(2R 判定0−0)

ワダタク、リングインしても、どうも集中力散漫。
キョロキョロして、呼んだ女でも捜しているのか?
そこを、北岡に狙われて、開始早々、一気に突っ込まれるも、
スタンドでもグラウンドでも、凌ぎあいになると、
テク的には、やや上回る。
かと言って、気迫が表に出るようになった北岡が、
マストでつけたら勝ちと言っていいかもだが。

第3試合 ライトヘビー級5分2R
KEI山宮
(パンクラスism)
vs
栗原強
(チームRoken)

(2R 判定1−0)

「かませ犬」とネーム入りのギを着た栗原、リングインすると、
「セコン道」とネーム入りのギをつけた鬼木を相手に、
多少すべり気味のパフォーマンス。
ローケン、烏合周辺の、世界を凍りつかせるパフォーマンスが、
総合を席捲しつつあるな(笑)。いや、おれは好意的ですよ。

試合になると、栗原、引き込みというより、
抱き付き倒れという感じで、
打撃の打ち合いを避けるんだが、
馬鹿正直に、これに付き合う山宮、
そこから何も出来ず。
2Rの最後の数十秒で、やっと気付いた山宮、
スタンドで打ち合いに出るが、
最初からそれやってりゃ、楽勝だったのに、
いったい何考えているんだという、ファイトでした。

第4試合 ライトヘビー級5分2R
佐藤光芳
(パンクラスGRABAKA)
vs
渡辺大介
(パンクラスism)

(2R 判定1−0)

いきなり、突っ込んだのは、佐藤芳、
これを捌いた大介から、あっさりTDを奪う展開。
が、大介、強くなったなあ。
これを何回もめくって反撃開始。
久々登場の佐藤芳にも、オフィシャルインタビューの通りに、
プロ意識がカイマ見えるようになり、
2Rには、意地の張り合いで殴り合いも展開し、
終わってみると、双方笑顔でノーサイド、
今日のベストファイトか。

第5試合 ウェルター級5分3R
大石幸史
(パンクラスism)
vs
クリス・ライトル×
(米国・I.F.アカデミー)

(3R 判定2−1)

大石は、グラウンドコントロールを含めたレスリング力に、
絶対の自信を持っているようですな。
下から狙い続けるライトルに対して、
スタンドでの打ち合いは避けて、
キッチリTDを奪って、パスを狙い続ける。
ライトルも相変らず下からウマく、
FCからのメクリを何回か成功させるが、
そこから極めには行かせない大石が、
やっぱり、ウマいんだと思います。
判定は微妙。これもドローでいいと思います。

セミファイナル ミドル級5分2R
國奥麒樹真
(パンクラスism)
vs
門馬秀貴×
(A−3)

(2R 判定3−0)

打撃の間合いが遠いので、スタンドだと、圧倒的に門馬。
かと言って、自分からガンガン前に出るわけでもなく、
國奥に差されると、例によってあっさり下に。
そこからは、パスも狙わずコツコツパンチの國奥と、
下から十字狙いの門馬。
最近流行りの強いパンチを入れるでもなく、
手堅く勝ちに行った國奥の作戦勝ちですな。

メーンイベント ライトヘビー級5分3R
ヒカルド・アルメイダ
(ヘンゾ・グレイシー柔術アカデミー)
vs
佐々木有生×
(パンクラスGRABAKA)

(3R 判定3−0)

猪木アリから、飛び込みざまのパンチ、
同じ体勢から振っての蹴りと、
柔術家らしくなく、最新のVTモードの戦略を取った、
アルメイダが、その分だけ、佐々木をポイントで上回ったという感じ。
まあ、完勝と言っていいでしょう。
佐々木は、スタンド打撃でアドバンテージがあるのに、
(アルメイダの打撃もよくなっていたけど)
上になれなかったのが敗因ですね。
しかし、2Rのグラウンドのメクリ合いは、
なかなか熱くさせてくれ、いい試合でした。


どの試合も面白かったです。
なのに、この満たされなさはなんだろう。
今のパンクラスには、何か大切なものが、
足りてないような気がします。
決して、ドローが多かったからじゃない。

いったい、何を楽しみにして、
我々は、総合を見ればいいのでしょう。
そういう根源的な疑問を感じてしまったというか。

まあ、先行発売の横文のチケットが、
飛ぶように売れていたのが、唯一の救いか…。

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