アルゼ K-1 WORLD GP 2003 inさいたま 観戦記
■団体:K−1
■日時:2003年3月30日
■会場:さいたまスーパーアリーナ
■書き手:プリンセス八百長Jr


最初は客入りが悪いなあ
やっぱり今日はお花見に行っちゃうよねと思いつつも
さすがはK1、ちゃんと最終的には埋まりました。

観客約23000人でしたが
カメラと選手入場のセットのために席のど真ん中をつぶすのは
良くないなあと感じましたが
選手入場のテロップが流れるセットはすごいです。
K1がセットはいつも一番かっこいいと思います。
演出で炎がぼわっと立ち上るんだけど
これがものすごい火力で、かなり離れているのに、
炎が立ち上った後、一瞬蜃気楼が立ち込め
風景が歪んで見えましたもの。
圧巻です。

選手が登場してその後に角田が挨拶。
すっかり館長の代理になりきってます。
スピーチなかなか素晴らしかったです。
大人数でもひるまず場慣れしています。


第1試合
○アーネスト・ホースト(オランダ/ボスジム)
vs
×ジェファーソン・“タンク”・シウバ(ブラジル/コンバット・アブソリュート)

入場曲がとっくに一巡しているのに
入場ゲートから全然現れないホースト。
やっと出てくるもびっこ引きながら歩いているので
こりゃダメなんじゃないのかと心配したのですがさもあらん、
あっけなくコーナーへ押し込んでパンチの連打で勝ちました。
ホーストが試合後にマイクアピール、
亡くなった弟さんに対するものでした。ご冥福を祈ります、合掌。


第2試合
○ ヤン“ザ・ジャイアント”ノルキヤ(南アフリカ/スティーブズジム)
vs
×エヴジェニー・オルロフ(ロシア/チヌックジム)

でかデブ対決
ノルキアはすぐスタミナ切れ。
相手のロシアのデカデブもすぐノルキアの首に自分の腕を引っ掛けて
休憩するで何度も警告を食らい遂に減点を受ける。
その分でノルキアの判定勝利だと思う。
あまり大差が見られませんでした。
5Rもやって眠い試合でした。
TVではかなりカットされていました、当然です。


第3試合
○レミー・ボンヤスキー(オランダ/メジロジム)
vs
×ビヨン・ブレギー
(スイス/ボスジム)

最初はスイスのブレギーが試合を押していたが
いつのまにか形勢逆転!
ボンヤスキーが得意の飛び膝をお見舞いして
タオル投入で勝利。
第2試合がデブの押しくら饅頭だったから会場はかなり沸きました。
やっといつものK1の会場に来た感じです。
K1のファンは、こういう派手な試合を求めているんだな。


第4試合
○レイ・セフォー(ニュージーランド/ファイトアカデミー)
vs
×ペレ・リード(英国/セントトーマスジム)

レイ・セフォーの入場時の盛り上がりは凄かった!
やぱり知ってる選手が出てこないと盛り上がらないわ。

相手のリードはボクシングの元チャンピオンだから
壮絶な殴り合いになると思いきや、かかと落しなんかを披露して会場を沸かせる。
開脚も見事でした。
最後は、セコンドがセフォーのパンチ連打を食らってるのを見て
タオル投入、しかし、さすが元チャンピオン倒れないのは見事です。
これこそK1の試合会場の熱気ムンムン!
第4試合にてやっと会場が暖まってきました。


ここで休憩15分
休憩後はサモアのダンスを鑑賞して K1やらプライドやらプロレスの試合に参戦するとのこと。
ふーん、あっそうってな感じでした。


第5試合
×ピーター・アーツ(オランダ/メジロジム)
vs
○ステファン・“ブリッツ”・レコ(ドイツ/ゴールデングローリー)

この試合は入場時の歓声がものすごかった!
やっぱりみんなアーツやレコが好きなんだなあと実感しました。
両者、地響きがするような声援に押されて入場です。

しかし哀しいかな
アーツは年を取ったと実感。
打ち合っても、すぐ後退しちゃダメよ。
アーツ、赤のタータンチェックがそろそろ似合わなくなってきました。
やんちゃな笑顔もなくなり、苦い表情が印象に残りました。

レコも「イケメン」というにはちょっとおでこの辺りが…危険です。
そっか!だから入場のときはハットをかぶっていたのね。

試合は、アーツの打ち合った際に切った右足のすねの傷が酷く
ドクターストップ、そのアナウンスがされるや否や
相当数の女の子が立ち上って会場を去ったのが印象的でした…
合掌。
疲れたときにはエスカップ〜を会場でもらったのですが
なんだか哀しくなりました。


メーンイベント
×ボブ・サップ(米国/チーム・ビースト)
vs
○ミルコ・クロコップ(クロアチア/クロ・コップスクワッド)

女の子たちが去った後、一瞬しらっとした空気が流れたのですが
メインのテロップが流れると会場は一気にヒートアップ!
わたしの周りにもガキが押し寄せて大変でした。
どうしてかというと
選手がリングに入場するときに観客席を通るので先回りするんです。
わたしの方は、サップではなくミルコが通る方だったので
ちびっこ達はちょっとがっかりしていたようですが
ミルコでも大満足だったみたい。

試合は、ご存知のように
一瞬のガードの隙を突いたミルコの左ストレートがサップの目に突き刺さり
サップは、間を置いてゆっくりと倒れました。
右目にじわっと痛さが染み渡って動けなくなったようです。
眼底骨折も疑いもあるということなので
ミルコの打撃の破壊力は本当に恐ろしいものです。
そしてサップは泣きながらリングを降りたと聞いたのですが
何より驚いたのは、にっこり笑ったミルコを始めて見た気がします。
素敵な笑顔でした。

新しいヒーローが誕生した瞬間に立ち合った観客は、一瞬の出来事に
どうも呆気に取られてしまったようです。
ただ、サップに対しても、ミルコに対しても概ね好意的に受け止めていたようでした。


ラストに再び角田の挨拶があって
「どーですか!新体制のK1は?」という内容だったと記憶していますが
わたしは全6試合で、あっさり風味で良いと思います。
K1を観戦して、時代は一見てんこ盛りに見えるけど
実はあっさり腹八分目なんだと実感しました。

今大会の画像及び選手コメントは こちら! 



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