2003.3.21GAEA 本川越ペペホール
■団体:GAEAJapan
■日時:2003年3月21日
■会場:本川越ペペホール
■書き手:maya(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

今日は前売りを買っていないし、予約もしていないので少し早めに会場に。本当は、今日川越でやるの忘れていた。といっても空き席あったけどね。開場前に川越の街をプラプラしていたけど、何も無いので開場時間(開場が4時で試合開始が5時)に会場に入ることにし、駅前の信号待ちをしていたら、思わず隣に大きなカバンを抱えて豊田が立っていた。豊田は私に気付かれたのを悟ったのか、信号が青になると小走りでペペの方に向かってしまった。

だけど、私がぺぺのエレベーター前に着くと豊田はまだエレベーターが来るのを待っていて、結局私と豊田の二人でエレベーターに乗ることになった。KAORUや尾崎ならなんか声を掛けるところだけど、豊田の場合今迄さんざん書いているし、野次も飛ばしているから、「頑張って下さい」というのも白々しいからなにも言わなかったけど、うらやましいだろうリングアウト。ざまあみろ。

ただ、悟られてから小走りで逃げるように行っちゃったというのは、遅刻したからかな。その後、会場でKAORUの追っかけをしている人たちが言うには、今日は渋滞で来るのが遅目で、KAORUは尾崎の車で2時半に会場入りしたと言っていたから。まさか私の顔を知っているということは無いだろうから。

それにしても、ほんの数分だけど、豊田のこういう姿を見ると、フリーになって単独行動をしなくてはならず、大変だなと思った。あのガウンやコスチュームもあの大きなカバンに入れて持って来るんだろう。大体駅前の信号にいたということは、何で来たのかな。車だったら駐車場はぺぺにあると思うのだが。それと、何で私が豊田が隣にいると分かったか。これは、ひ・み・つ。だけど、今日はこの理由で、少々しょっぱい試合をしても、文句言わないことにしようと思った。

会場の入りは8〜9割程度か。ただ、この会場は自分の席があってもわざわざ立って見る人が多いから、良く分からない。私もそうだけど。この日はホールに比べて女性比率が極端に高かった。しかも子供連れが多く、プロレス会場でこんなに子供の比率が多いのも珍しいという感じ(主催者発表900人)。

ペペホールは場内に売店を置いてあり、私の席はその真ん前。今日欠場のシュガーと永島が仲良くカウントダウンパーティーのチケットを売っていた。途中で永島が控え室に戻るとシュガーは最後迄売りさばくハメに。永島なんかは遠くからでも近くからでも、見た目変わり無いのだが、シュガーの方は近くで見るとなんかリアル。別の生き物のようにも見えた。タマちゃんみたいでもあるが。

それでも、写真とかなにげにポーズとか取ったり、結構気さくで、ほのぼののとして見てて感じがいいし、やっぱ可愛い(私のGAEAでの可愛いというのは、世間一般の基準と少し違うけどね)。早めに来て良かった。試合が始まる迄、全然飽きなかった。小さい子供に握手をしてあげたら、思い切り嬉しそうだった。

定刻に開始。まずは大会開始前に、全選手がリング下に整列して、冬木選手への1分間の黙祷。まあ、当然あると思ったが。黙祷が終わると飛鳥リングに深々と礼をしていたのが印象的だった。

その後、文体の全カードを発表。今回は後楽園ホールと何処が違うの?と聞きたくなるような、しょぼさ。新しいと言えば、広田がついにオオバコのセミに抜擢されること位か。
1.○輝優優(変形エビ固め14:53)×カルロス天野

元JWP同士の対戦。GAEAも闘龍門同様第一試合が重要という考えがあるけど、査定マッチのような感じがしないでも。試合はグランド中心のストロングスタイル。二人共テクニックがあり、そこそこは見せてくれるけど、なんか会場の雰囲気は重い。私はわざわざ立ち見で見たから、一応見れたが、アールンホールやこういう会場はセットバックが無くて平らだから、席で座って見ていると、2列目迄しかほとんど見えないんだよね。男の私で見えないんだから、女性だったら尚更であろう。天野ウリは関節だから仕方無いけど、こういう会場の違いも考えないとね。ホールじゃないんだから。

それと二人ともハイレベルな攻防を見せようという意気込みは分かるが、イマイチ弾けない。やはり、会場を沸かせられなかったというのを真摯に受け止めた方がいいな。相手と戦うだけでなく、客とも戦わないと。

ところで輝はGAEAに来て初めてのピンフォール勝ちではないか。試合中も時々ニコッと笑うのだが、試合後に手を上げて嬉しそうに笑っているのは、感じが良かった。二人ともこれからだ。

2.尾崎魔弓、○KAORU(体固め14:58)山田敏代、×植松寿絵

続いて、客と本当に戦ってしまうD-Fixの登場。ポリスはまたもカートに凶器を満載してついて来る。尾崎は地元だからホールよりも声援が多い。若干だけど。相手は山田・植松コンビ。前回の後楽園ホールでは、この二人のコンビはなかなかいいなと思ったが。

試合はいきなり4人入り乱れるトルネード方式。誰が試合の権利があるか分からない。毎度のことだけど。ホールではペナルティー明けの割には凶器を使う頻度が思ったより少ないと思ったのだが、この日はのっけから使い放題。

山田・植松組はどっちかというと押され気味だけど、こういう乱戦になると山田の直線的なファイトが妙に映える。植松とのコンビネーションもなかなかいいし、はっきり言って関西よりもいいのではないか。まあ、この辺は植松が合わせているのだろうが。植松も後半になるとD-Fixの凶器攻撃を、今迄見たことないかわし方ですかし、植松なりの工夫を感じさせてくれる。ちにみに最近髪型に凝っている植松だが、この日はセンターハーフだけ違う色に染めていて、モヒカン染めというかウルトラセブンみたい。結構金を使っているね。

結果はミエミエだけど、ヤマさんと植松が妙に噛み合うのが見てて嬉しかった。一時二人ともどうにもならなかった時期があったのだが、それ故かえって好感が持てる。D-Fixは今更、いつも通りだけどね。悪いけどしなやかで、したたかだね。静かだった会場もようやく温まって来た。

3.○長与千種(エビ固め8:26)×広田さくら

いつものように同じチーム・エキセントリックのテーマで二人揃っての入場。いつものスピン・ルーニーは無し。お約束通り、試合前の寸劇を経て試合開始。ちなみに文体まではどちらが班長になるかという権利を賭けてシングル3連戦をやるらしい。先に2勝した方が文体で班長を名乗れるということで、今のところは、広田の1勝でリード。

最近広田もかなり成長したのか、長与の当たりがいつもより強いので、突き合わされている長与が固い試合をするように思えたが、やはり、いつものコメディーモードに変わっていく。というより、ネタ満載でチーム・エキセントリック・モード全開。

こうなると何をやっても笑ってしまい、真面目な攻防でもつい笑ってしまう。この二人組んでも戦っても、何をしても笑えるね。あの絶妙な呼吸がね。考えて見ると、この二人が絡む試合は外れが無いね。

これで、班長争奪戦は1勝1敗、長与が暫定班長になる。どうでもいいけど。そうわき合いあいとやっている時に、D-Fixの3人が乱入し、急襲される。広田はいち早くリング下に降ろされ、オロオロと逃げ惑う。長与が一人で3人を蹴散らし、マイクを握って何かを言おうとすると、すかさず広田が取り上げて威張ってマイクアピール。広田が長与からマイクをひったくると、尾崎が露骨にイヤな顔をするのが可笑しい。

広田「お前ら乱入ばかりしてプロレスをバカにするのもいい加減にしろ!」広田に言われたくない言葉だが、KAORUが「お前ら長与の坊主になるファン10人集まってないらしいじゃない」
だけど、GAEAのHPに”また、「10名集まらない!」という緊急事態に備え、リザーバーとして広田選手ファンの参加希望者も一応、募集致します。何卒、エキセントリックへお力添え下さい。なお、エキセントリックが試合に敗れ、スキンヘッドになった場合でも、弊社では一切の責任は負いかねます。予めご了承下さい。”って書いてあったが、長与のために坊主になろうという人はいるかもしれないけど、広田のためにというファンはいるのかね。

KAORU「私たちは勝つためならどんなことでもするからな!」
広田「いいよ〜ぉ」
KAORU「机二つ持って来るからな!」
広田「いいょ〜ぉ」
尾崎「チェーンも使うからな!」
広田「いぃょ〜ぉ」
尾崎「ポリスも乱入させるからな!」
広田「ぃぃょ〜ぉ」
だんだん声が細くなっていく広田に、尾崎は「あっ、こいつびびってやんの!」

ここでQK。

広田は前の試合に出たので、この日は植松と輝がお仕事。植松は前から良く働くが、輝も植松になにかを聞きながら良く働く。この日はセコンドにもほとんどついて、働き者振りを見せる。男子もこういうのは、見習った方がいいな。前回の後楽園ホールでは飛鳥までセコンドで結構働いていたからな。女子の方が面白いはずだ。姿勢が違う。

後半前に川越恒例のサイン色紙のプレゼント。今日のプレゼンテターは輝。いつもは広田なんだけど。なんか適当に愛想を使って感じがいい。セコンドでもこういう雑用でも、輝は客の前に取り敢えず出て、顔を売れば人気が出るかもしれない。そういえば、尾崎の時は色紙をブーメランみたいに投げていたけど。これは尾崎らしい。

4.○ダイナマイト関西、永島千佳代(体固め10:27)豊田真奈美、×デビル雅美

まずデビルさんが出て来て、関西にお前は引っ込めと言い、永島との一騎討ちを要求。それに呼応して永島が出て来るのだが、デビルさんはかなり永島を意識しているみたいだ。
この日は永島の私設応援団が来ていて、永島への声援がいつになく多い。それに対していちいち「ウルセェー」と反応する大人気ないデビルさんが可笑しい。これもまたデビルさんのインサイドワーク。それにしてもこの二人は最近妙に噛み合う。というのも、デビルさん最近体はイマイチ動かないのだが、永島の技はこれでもかという程良く受ける。デビルさんがクルクル回されるのだから、見てて壮観である。

しかしいざ永島をつかまえると、パワーでボロ雑巾のように投げ棄ててしまう。もう少しいたわってあげていいんじゃないのと思ってしまう。続いて豊田の登場。これまた力づくでねじふせようとする。それをちょこちょこ動いてあれやこれやで巻き返してしまうところは永島。

5分経過で関西と交代。そこでデビルと関西のJWP対決で、なかなか迫力があったのだが、この試合関西・永島組はチェンジはこれ1回だけで、フィニシュも不透明でイマイチ消化不良。なんか最近永島の出番が少なくて面白くないな。文体でも第一試合だし。これぞというタイミングを計っているのかね。まあここの所働き詰めだから休憩なんだろうな。

5.ライオネス飛鳥、○アジャ・コング(片エビ固め15:31)里村明衣子、×カルロス天野

飛鳥・アジャ組というのは、ある意味女子プロレス界最強コンビだね。ただ、DOAで組んだ時には、清々しさを感じたのだが、元全として組まれるとなんか淀んでいる。飛鳥はセルフ・プロディースが下手だね。

この日は各選手の動きも試合もイマイチだったのだが、アジャはいつにも増して動きがいい。やはり里村相手だとアドレナリンの分泌量が増えるのかな。天野もOz仕込みのタッグ屋振りを発揮して、この試合では歓声を受ける。

だけど、イマイチこのカードは乗れないよね。ブックはミエミエだし。まあ、ブックがミエミエという意味ではこの日の全試合がそうだけど。少し意外だったのは、長与が広田に勝ったくらいか。それにしても、文体前にしてはしょぼかったな。

試合後に、セコンドについていた、関西と山田にこの日デビルと組んで文体で当る飛鳥が、「関西、山田、横浜で当ることになってるが、こんなつまんねぇカードやる気が無いんだよ!元全にもう一人入ったからな。そいつを連れてくる。下田だ!」
あっそう、という感じだけど、その後が少し可笑しかった。「お前らも誰か連れて来い。だけどな、三田を連れてきて、ラス・カチョ対決みたいな面白くないことは考えるなよ!」だって。

まあ、それだとあとは京子ちゃんか、貴子くらいしかいないと思うけど。 飛鳥の天敵と言えば、ダンプ。まあ、無いだろうし見たくも無いけど。それにしても、最近GAEAはアングルは強引だし、アジャ・豊田絡みで回っているから、もう一つ乗れない。文体で流れが変わればいいけど。そういう意味でシュガーの欠場は大きいな。




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