2003.2.11 GAEA 後楽園ホール
■団体:GAEAJapan
■日時:2003年2月11日
■会場:後楽園ホール
■書き手:maya(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

なんか小雨も降って、祝日の夜にわざわざという感じもしたのだが、場内は超満員。昼がアルシだったのでその流れもあったのかもしれない。そういえば、ロッシーも来ていた。スーツなのに袖をまくっている所が、テキ屋みたいで胡散臭い。もう少しイメージを考えた方がいいのでは?

定刻で中島リングアナがいつもの観戦のご注意を話している時に、ポリスが登場。
「今日で謹慎が解けただんだよ、ざまあみろ。東スポ、なめたマネしやがって!
」とがなり、木村さんにも毒付き初めると、木村さんが「そういうことなので、第0試合を用意して置きました。相手はダイナマイト・関西選手です」と言われ、ポリスはたじろく。ポリスは関西が苦手なみたい。以前、場外でラリアットをカウンターで食らって10分位動けなかったことがあったし。

それにしても、こういう時の木村さん、なんかいい味を出す。なんか、干しあわびというか滋味という感じで。

■ 第0試合 シングルマッチ30分1本勝負
 ○ダイナマイト・関西 (4分59秒、ラリアットから体固め) ポリス×

ということで、関西の入場。試合は関西のパワーに圧倒されっぱなしだが、やっと一回ボディスラムで一矢を報いたが、またもラリアットがカウンターに入りピクピク状態で終わり。

リング上で、ポリスがまたピクピクしているのに、中島リングアナが本日の対戦カードを紹介始め、笑いを誘う。ポリスは憎らしいんだけど、なんだかんだ言って体を張っているので、なんとなく共感を持てる。一応プロレス頭もあるし、このへんは尾崎に仕込まれたのかな。

■ 第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負

長与千種 山田敏代 ○シュガー佐藤(16分42秒、雷電ドロップからエビ固め) 永島千佳世× 植松寿絵 輝優優

GAEA所属選手が、第1試合にまとまめられて消化試合という所が、なんだか、豪華なのか寂しいというか。

試合はこのメンバーならこうなるという、いつものパターンだが、この日は植松の動きが目立つ。特に前回シングルで対戦した永島とのコンビネーションは絶妙であった。なんか変な呪縛に取りつかれていたのが、解かれたような感じだ。流れに置いていかれそうになりながらも、必死に付いていこうとする優優も健気でなかなかいい。

シュガーは前回同様相変わらずで、なんか妖気が漂っているような感じな気もする。フィニシュは雷電ドロップという技名だが、ランディング・ボディプレスみたいな技で、カウンターで決まったので、永島はダメージはそんなに受けていなかったが、軽量な永島がシュガーのケツに身動き出来ずに3つ取られてしまったような感じ。試合後に、永島が悔しくてシュガーに軽くケリを入れていたり、なんとなく微笑ましい。

■ 第2試合 シングルマッチ30分1本勝負
 ×カルロス天野 (11分36秒、チキンウイングフェースロック)ライオネス飛鳥○

カルロスは裸足で入場。試合前に飛鳥になにか言うと、飛鳥もシューズを脱ぎ裸足になる。試合はキック&サブミッションのような展開になる。昔のGAEA改みたいな感じだ。まあ、Uスタイルとも言うのだろうけど。

カルロスは最近思うのだけど、サブミッションをウリにしている割には、グランドでのレスリングはそれ程上手く無いような気もする。サンボ流なので、入り方は見事なのだが、展開では全て劣勢になってしまう。

もっとも、この日は相手との身長差が多きく響いたと思うが。ただ、飛鳥も前半はかなり天野に付き合ったのだが、後半になってくると、だんだん雑になって来る所が、久しぶりだったのか、面倒になったのか。最後は、強引にチキンウイングフェースロックで終わらせてしまった。

こういう試合が7試合も続くと飽きてしまうのだが、間で入るとなかなか新鮮に見えて良い。

■ 第3試合 特別試合・つぼ原人変人7番勝負最終戦30分1本勝負
 ○つぼ原人 (12分09秒、エビ固め) 広田さくら×

前の試合とは一転としてという感じ。広田はスクリーン・トークなしで、いつものチャイナドレスでセクシーに入場。だけど、この衣装そろそろ薄汚れている。つぼ原人変人7番勝負の最後の変人が広田になったらしい。つぼは、アフロヘアーで、レフリーはこの試合だけは、やはりテッド田辺。「テッド、頑張って!」という声援に、「俺はこの二人を裁く自信は無いよ」というように、二人とも勝手にいろいろなことをやっている。

試合は、つぼのアフロはヅラで本当はスキンヘッドだったのに驚かされたり、広田が股間攻撃を受けて、女に目覚めそうになったり、なんとなく甘酸っぱい感触がした。

最後は広田のチャイナドレスをまくり上げて上で結び、ちょうちんにした所でつぼがピンを取るというもので、なんか広田少し可哀想な感じも。いつものつぼ原人の試合よりも面白かったけど、いつもの広田の試合よりもは、面白くなかった。妙な味はしたけど。

ここで休憩。ここまでで4試合。今日は7試合もあるのね。以前4試合という時もあったのに。それにしても場内が熱いというか、空気が薄くなってきている。

■ 第4試合 シングルマッチ30分1本勝負
 ×ダイナマイト・関西 (12分38秒、ウラカン・ラナ) KAORU○

もはや恒例になってしまったD-Fixのシングル。KAORUの衣装は前回同様の白いビスチェ。この勢いなら、そのうちシースルー出て来るのではないかと思えてしまうが、それはないとしても一歩手前のようなものだ。

序盤、KAORUは何をやっても関西のパワーに跳ね返されて、なすすべ無いという感じ。たまりかねて控え室に戻ろうとする。有明の広田みたいだった。

それでも思い留まりリングに戻るが、ほとんどやられっぱなし。尾崎、永島同様、打たれ強さと受けの凄味を見せてくれるけど。最後は逆転のウラカンでKAORUがピンを取るのだが、これが、不自然極まりないというか、あまりに関西が下手なのか。こういう所が、関西を使う難しさとも思ってしまう。今迄見たKAORUのウラカンで一番ぎこちないものであった。

■ セミファイナル シングルマッチ45分1本勝負
 ×豊田真奈美 (13分58秒、エビ固め) 尾崎魔弓○

この二人、対抗戦の時は、いろいろあったんだろうけど、私は良く知らない。それでも今のGAEAでどちらが主導権を握るのかを賭けたような試合で、この日一番興味のあった試合。ともかく、この二人は水と油であろう。

ということで、試合はワークではあるんだろうが、尾崎はシャイニング・ヤクザ・キックなんかをモロカウンターで顔面に入れている。一瞬、これマジでやっているんじゃないかと思わせてくれる。豊田は基本的にいつも通りのことしかやらないというか出来ないのかもしれないが、凶器、セコンド無しでも尾崎のエゲツ無さが目立つ。

やっぱ、なんかあるとしか思いようが無い。最後は、尾崎が丸め込んだのだが、ロープ際で、きわどい判定で豊田にも傷付かないような配慮で尾崎の勝ちになる。

終わってみても、この二人は水と油だな。だけど、これはまた不可思議な世界で、豊田の世界観を尾崎に墨で塗って欲しいような気がする。

■ メインイベント AAAWタッグ選手権試合 60分1本勝負
×里村明衣子 浜田文子(19分01秒、裏拳からエビ固め) デビル雅美 アジャ・コング○
ハイスパート600以外で、GAEAがホールで7試合というのは今迄無かったであろう。これからタイトルマッチというのに疲れてしまった。しかもこの4人、個人的にはどうでもいい感じ。

ただ、試合を見ているうちに気づいたのだが、文子とアジャの関係は勿論だが、デビルとアジャは、里村がオオバコで対戦した相手なので、因縁浅からぬ相手であった。それでも風化してしまったというか、なんかピンと来ない。

結果的にはデビルさんが久しぶりにベルトを奪取したということで、いいのかもしれないが、シングルが豊田で、タッグがデビル・アジャでは、ますますモチベは下がるな。

なんか遠大な流れや計画があるなら別だが、元全の顔だけを立てているとなんか白けてしまう。だけど、なんかあるんだろうな。まあ、今のプロレス団体は何処も順番制だからな。




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