2/6修斗下北大会観戦記
■団体:修斗
■日時:2003年2月6日
■会場:北沢タウンホール
■書き手:うしをたおせ(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

ちょっと忙しい日々だけど、木曜日だけ見事に時間が空き、余裕で18:20には下北へ。
なかなか人が賑わってました。それにしても平日昼間なのに。

会場入りしたらなんとメイン中止とのこと。レンケンが減量失敗してドクターストップが
かかったとか。うーん、残念。弘中選手見たかった。レンケン減量する気あったのか?

では観戦記へ。

第1試合 フェザー級 5分2R
○赤崎勝久(SHOOTO GYM K'z FACTORY)
×ナット・マッキンタイア(米国/ミネソタ・マーシャルア−ツ・アカデミー)
2R 3'34" ヒールホールド

赤崎選手は空手衣(無門塾の文字入り)を着て入場。「受即攻」が見れるかと思ったが、あれは無門会か。
マッキンタイアは普通のおじさんぽいが、体格はいい。赤崎選手より2回り近く大きかった。

1R
お互いロー。パンチ打ち合い。お互いに接近してコンビ打つ。ずっとそんなスタンドの攻防が続く。
赤崎は終盤後ろ回し蹴りも見せる。お互いタックルは一回も無し。ヒットはやや赤碕?

2R
またまたずっとスタンド。マッキンの蹴り取って、赤崎がコーナーに詰め、ラッシュ!
そしてタックルでテイクダウン!上からパンチ、連打。マッキンはあまり足も効かせられず、
随分と殴られる。腕で必死にガード。アリ・猪木状態から赤碕ヒール一閃!マッキンタップ!

マットにうずくまって11戦目での初勝利をかみしめる赤崎選手。
初勝利遅いよ!だって強いもん。もっと勝って、クラスA目指してください。

マッキンは意外にも打撃の選手でしたね。ムエタイやってるとか。
タックル警戒しつつの、大きい体格から繰り出す打撃はなかなかでした。でも寝たら、ダメでしたね。


第2試合 03年度新人王トーナメント フェザー級1回戦 5分2R
△きんぞ〜(ピロクテテス新潟)
△田中寛之(直心会格闘技道場)
判定1-0 (19-19,19-18,19-19)
※ポイントで上回ったきんぞ〜が準決勝進出 

きんぞ〜は髭&髪モジャキャラ。田中選手は坊主で若い感じ。

1R
いきなり田中が打撃で押す。ワンツーが鋭く伸びていい!田中がそのまま攻め込み、左フック放った
ところ、きんぞ〜見事に左フックのカウンター当ててダウン奪う!しかし田中は効いていない模様で
すぐ立ち上がる。きんぞ〜は田中の蹴り取って、パンチで攻め込む場面も。
しかし後半はまた田中ペース。鋭いワンツーや左フックで攻め込む。特に左ジャブは何度も
きんぞ〜に当たる。

2R
田中相変わらずワンツーがいい。田中タックルも試みるも、きんぞ〜に切られる。
その後はずっとスタンド。田中はワンツーを中心に攻め込む。きんぞ〜は下がりながらかわしつつ、
フックを返していく展開が続き終了。

ドローに。きんぞ〜選手が1Pしか取れてないのを考えると、あのダウン以外はずっと田中選手が
評価されていたということか。堅く判定勝を狙ったのか、きんぞ〜選手ちょっとさみしい戦い振り
でしたね。ポイント差で新人王トーナメントは2回戦進出。次はコブラ会の外園選手が相手。

田中選手、いい選手でしたね。アグレッシブだし、パンチは思い切りがいいし、寝技もできるらしいし。
またすぐ見たかったなー。


第3試合 03年度新人王トーナメント バンタム級1回戦 5分2R
○畑 武彦(タイガー・プレイス)
×渡邊“MAD”康司(パレストラ松戸)
判定3-0 (20-18,20-18,20-17)

なんか2人とも渋い感じあり。渡邊選手はBADBOYスパッツ。畑選手も黒スパッツ。
畑選手には紙テープが飛ぶ。

1R
畑、タックル。渡邊いなしてパンチ打ち込む。畑タックルでテイクダウン。しかし渡邊立つ。
激しい差し合い続く。畑が足掛けとうとうテイクダウン。インサイドから掴まれた腕を切りつつ、
パンチを叩き込む。なかなか重そうなパンチ。渡邊も下から引き付け、腕に足を絡めるも、
畑は腕を抜いてパンチ連打。

2R
渡邊が足掛けテイクダウンしそうになるも、畑が上に。渡邊突き放して立つも畑がまたテイクダウン。
渡邊また立つも、畑が粘り強くテイクダウン。インサイドからパンチ。渡邊また立つもやはり
畑が組み付いてテイクダウン。そのままサイドに。アームロック狙い。渡邊はガードに戻して、
オモプラータに固めるもそれまで。

畑選手、徹底的なレスラー戦法でしたね。スタンド打撃は危なっかしかったですが、
粘り強いテイクダウン。上からの強いパンチ。強い選手だと思います。
2回戦ではアライブの藏田選手と対戦。今回と同じ展開になるような気が。

渡邊選手、自分の距離で戦えればよかったんですが、また倒されても立ち上がるところは
かなり良かったんですが、相手の粘り強いテイクダウンにやられましたね。
柔術的仕掛けが多くて、うれしかったんですが、警戒されて全部つぶされてましたね。
柔術系シューターは厳しいな。


第4試合 03年度新人王トーナメント ライト級1回戦 5分2R
○高谷裕之(格闘結社田中塾)
×碓氷早矢手(RJWセントラル)
2R 2'06" TKO (レフェリーストップ:スタンドでのパンチ連打)

高谷選手はやはり田中塾法被を着て入場。黒いスパッツにも梵字や日の丸が入って田中塾風。
アマ時代から異彩を放っていた高谷選手の応援団がやはり多数来場。通称高谷軍団ってやつです。
いわゆるヤンキー風のお兄ちゃん達なんですが、気合を入れて応援し、盛り上げてました。
碓氷選手のスパッツは白地にオレンジでRJWの文字。

1R
碓氷いきなりパンチ連打。高谷はぐっとアゴを引き動じない。碓氷はミドルを放つ。高谷も距離を詰めて
強烈なパンチを連打していく。碓氷も負けずに打ち返す。そして碓氷の左ストレートが高谷にヒット!
高谷の腰落ちるも踏ん張る。碓氷タックルも高谷倒れず。回復してきた高谷、パンチでの回転と勢いで
圧倒し始め、パンチでダウン奪取!場内凄い盛り上がり。良く見ると二人とも凄い鼻血。
また激しい打ち合いで、碓氷が倒され、2度目のダウン!またも碓氷立ち上がる。
またも打ち合いに。高谷は碓氷をパンチで押し倒すように上を取り、一発重たいパンチを入れる。
碓氷タックルで立ち上がり、またも打ち合い。

2R
高谷またも強烈なパンチで攻め込む。碓氷はきれいなミドルで対抗。ミドルが決まるとやや高谷の
動きが止まる。碓氷は鼻血がひどく、顔面は真っ赤に染まる。距離が開くと、舌を思い切り出し、
相手を挑発する。高谷は変わらずパンチで攻め込む。打ち合いからストレートが一発入り、
碓氷がロープに吹っ飛ぶ!そこを高谷が連打で攻め込んだところでレフリーストップ!
高谷軍団は抱き合って大喜び。セコンドの田中塾田村選手は泣いてました。

高谷選手、期待どおりいい!パンチの強さ、回転の良さ。テイクダウンされない腰の強さ。
気持ちの強さ。素晴らしい。次も楽しみ。そうそう相手はアライブの日沖発選手。
いやーメチャメチャいいカードだ、こりゃ。

碓氷選手、打ち合う気持ちの強さも、ミドルも良かった。あれだけ攻め込まれて、倒されても、
気持ちが切れないのが凄い。ミドルをもっと多用できれば、展開は変わったかもしれない。
またやはり1Rのパンチが当たったシーンをモノに出来なかったのが惜しかった。


第5試合 ウェルター級 5分2R
○松本光央(WILD PHOENIX)
×小谷ヒロキ(SHOOTO GYM K'z FACTORY)
判定2-0 (19-19,20-19,20-19)

相変わらず2人とも少しふっくらしてます。

1R
松本左フック、右ハイ、共にかする。小谷組む。そして反り投げで見事テイクダウン!
インサイドから小さいパンチ打つも、攻め手なくブレイクに・・・。
松本ミドルも、小谷が取ってテイクダウン。お互いたまにパンチ。そして小谷ヒール!
しかし極められず。松本凌いで上に。ハーフからたまにパンチ。

2R
パンチ打ち合い。小谷組む。松本離れるとパンチで押す。そしてバックに回る。小谷は腕を掴み、
桜庭アームロック狙い。そのまま動かない二人にブレイク・・・。小谷両差しで詰めるもそこから
攻めれずまたブレイク・・・。終盤あせったのか小谷が反り投げ失敗して松本が上に。

まあ僅差ですが、スタンドで攻めてた松本選手が判定勝利に。
はぁ、相変わらずの2人でした。ブレイクの多さが展開のなさを示してます。

松本選手スタンド打撃はアグレッシブでよかったです。でも相変わらずグラウンドになると
動きが少ないですね。

小谷選手、上取ったり、ヒール仕掛けるまではいいですけど・・・、スタンドはぎこちないし、
相変わらずもったいない形で上取られるし。うーん・・・って感じです。


第6試合 バンタム級 5分2R
○高橋大児(SHOOTO GYM K'z FACTORY)
×石井俊光(タイガー・プレイス)
判定3-0 (20-18,20-18,20-17)

1R
高橋組んでから押し込んで足掛け、テイクダウン。そのままマウントへ。石井ブリッジするも、
高橋バックマウントへ移行。石井はそのまま立ち上がるも、高橋はスリーパーへ!キャッチ奪う。
そして後ろに倒れる。石井は凌ぐ。高橋は後ろからパンチ。

2R
高橋また組んでテイクダウン。石井は下からパンチ連打。そしてアームロック狙い。高橋は
その隙ついてパス。マウントへ移行しようとすると、石井はタックル。高橋はがぶってギロチン。
そのままひねり倒して上に。またパス、バックマウントからパンチ連打。

まあ高橋選手の完勝です。テイクダウンからパス、極めへの動き、素晴らしかったですね。
バンタム級でならそうそう力負けしないでしょうから、持ち味のグラウンドテクを生かして、
ガンガン試合して上位ランカーになってほしいですね。

石井選手。完敗でしたね。体調が悪かったという噂も。体格的にも厳しいんで、可能なら、
フライ級に落とした方がいいかも。


第7試合 ライト級 5分2R
○風田 陣(ピロクテテス新潟)
×南部陽平(シューティングジム横浜)
1R 3'30" TKO (レフェリーストップ:膝蹴り→グラウンドパンチ連打)

風田選手は赤いトランクス。南部選手はいつものロングスパッツ。うーんシューターっぽい!

風田、前蹴り。南部はコンパクトなパンチ連打。風田はアゴ引いて防御。打ち合いの中、絶妙な
タイミングで南部選手がタックル!しかし風田は切る!組み合いの展開になり、風田はボディへの
ヒザ狙い。またも打ち合い後、南部は首投げ。しかし潰され、下に。風田は蹴り、ボディにパンチ。
南部、下から引き付けなかなか攻めさせない。そして隙見て立つ。南部タックル。しかし風田切る。
南部またタックルも風田のヒザがもろ顔面にヒット!そのまま風田の足にしがみつくも、
風田からのパンチを上から浴びつづけ、レフリーストップ。

風田選手強い!ヒザが恐いと感じさせる。スタンドでも、タックルを切るときも見事なヒザだ。
今回は全くテイクダウンされる気配がなかった。早くクラスA行って暴れてください。

南部選手、思い切りのいい打撃、鋭いタックル。下からのプレッシャー。良かった。
でも相手が強かった。そして一発を完全にもらってしまった。


第8試合 ウェルター級 5分2R
×朴 光哲(SHOOTO GYM K'z FACTORY)
○石田光洋(総合格闘技TOPS)
判定0-3 (18-20,18-20,18-20)

朴選手はかなりの応援団が来場した模様。入場で盛り上がる。横断幕も掲げられる。
石田選手はいつも以上の強烈な眼光で朴選手を睨み付け入場。

1R
石田ロー。そしてタックル。朴ギロチンで対抗。石田頭抜いて、インサイドからパンチ連打!
相変わらずパンチが強烈!朴蹴って立つも、石田タックル。足掛けテイクダウン。
石田はボディへパンチ連打。朴はスイープ狙い。しかし石田はベースを保ったまま、パンチを落とす。
朴も下からパンチ返す。石田は最後まで凄いペースでパンチ連打。

2R
石田タックル。朴切るも、石田足を手で刈って、テイクダウン!あとはひたすら石田が上からパウンド!
朴も柔術的な仕掛けで、崩そうとしたり、下からパンチで応戦したりしたが、最後の最後まで
石田の闘争心と強烈なパンチが衰えることがなかった。

というわけで、熱い戦いは石田選手が完勝。素晴らしい闘争心。見事なタックルとレスリングテク。
強烈なパウンド。クラスA行ってもいいでしょう。ホント最近TOPSは強い。

朴選手、今日は持ち味を全部消されましたね。やはり徹底的にテイクダウン狙われたのが痛い。
あのタックルを切れないと、今後も厳しいかもしれませんね。相性もあるんでしょうが。
それにしても柔術的な下からの仕掛けが通用しなかったな。うーん厳しい。
今回は華麗なスタンド打撃も見れませんでした。いい選手だし、次回に期待かな。


といった感じだったんですけど、やっぱ修斗、特にクラスBおもしろいです。
他の総合をよく見てる知人たちもレベルの高さ、試合内容を絶賛してました。
今年はずっといい試合が続いてますね。みんな新人戦なのにレベルが高い。特にスタンド打撃。
最近の新人はみんな上手くて強いです。今年の新人王トーナメントも楽しみですね。

そうそう23日のホールもいいカードがいっぱい。修斗ファン、総合ファンは行くしかないでしょ。




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