なんとなく、パンクラス
■団体:PANCRASE
■日時:2003年1月26日
■会場:後楽園ホール
■書き手:リー監督(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

 皆さん明けましておめでとうございます。

 というのは鈴木みのるの挨拶。新年一発目ということで、全選手入場。その中に郷野の姿がない。多分なんとなくタイにでも行っているのだろう。例の発言でなんとなく干されているわけではないよ、念のため。

 日曜の12時から興行をやるなんて、どうかしてるぜ、全く。眠くて仕方がない。休憩なしでの進行はデモリッションのセコンド陣へなんとなく気を使ったためか。なんとなく本末転倒のような気もするが、まあ協力関係にあるってことだろうか。休憩がないと、なんとなくニコチン中毒者には辛い興行だった。

 前回のディファは、郷野の発言で個人的には上々の評価になったが、今日のカード、パンクラスとしてはなんとなく中の上。試合内容もなんとなく中の上。判定が多くて、私のように睡眠不足の人間は欠伸をしたり気を失ったりと、なかなか忙しい。観客の入りは1800人くらい(アバウト)かな。これは結構入っている部類。なんとなく客層はいつもと一緒。観る側とやる側と冷やかし少々。入り口でグッズの割引券が配られていたので、グッズ売場は人でごった返していた。賑やかなのは良いことだ。是非頑張って頂きたい。

 あ。今回はなんとなくラウンドガールの2人に欲情しました。我が愛する妻よ、申しわけありません。

 ゲートは観てないが、なんとなく「武∞限」を応援しているので、島袋がKOで勝ったと聞いて喜ぶ。
 
 
(1)田上(武∞限)62.4kg 対 梅木(SKアブ)62.5kg

 前述の通り、なんとなく「武∞限」を応援しているのでなんとなく田上の応援。なんとなく梅木の動きがくねくねしていて面白い。梅木がなんとなく後ろ回し蹴りを失敗したが、なんとなく腕を取って絡みつく展開に。なんとなく絡み合っているうちに判定になり、なんとなく梅木の判定勝ち。なんとなく残念に思う。
 
 
(2)佐藤光留(ism)81.4kg 対 岡見(WK)79.8kg

 佐藤は白髪にヒゲ、眼鏡で白マント。なんとなくわけわからん。1R後半、佐藤が足にこだわりすぎて、上から頭を踏まれるなど大苦戦。佐藤のタックルは全部切られるし、上からパンチ落とされるし、スタンドレスリングでもいいとこないし。スタンドでの打撃がかろうじて佐藤に分があった程度。3-0判定で岡見の勝ち。というか、なんとなくテーマがよく見えない試合だった。
 
 
(3).長岡(ロデオS)74.7kg 対 北岡(ism)74.9kg
 
 なんとなく両者とも打撃がサマになっている。私のメモでは、「北岡タックル→フロントチョーク」とか「北岡タックル→インサイドガード」とか「北岡立ってフロントチョークから膝」とか「北岡インサイドガードからパンチ」とか書いてある。なんとなく判定で北岡の勝ち。決め手に欠けるものの、北岡ってもしかすると強いんとちゃいますか。いや、なんとなく。


(4)大石(ism)73.8kg 対 和田(SKアブ)74.4kg

 なんとなくテイクダウンを取られそうにない2人の対戦。したがって、なんとなく立ちレスの展開が多くなる。それでも大石はなんとなく和田の打撃をかいくぐってタックルからテイクダウン。和田が負けるとすれば敗因は裏拳の多用だな、となんとなく考えていると、引き分け(大石の1-0)。この試合を面白いと感じた私はなんとなくマニアかも。
 
 
(5)石川(GRABAKA)81.6kg 対 金井(ism)81.3kg

 石川圧勝。というか、なんで極められへんねん、となんとなく思ってしまう試合だった。判定(3-0)で石川。
 
 
(6)渡辺大介(ism)87.9kg 対 入江(キングダム)89.6kg 

 入江、入場シーンはなんとなくかっこいい。相撲は入江。打撃は大介。なんとなく大介のパンチが効いて、どんどん攻めたら入江がひっくり返る。大介のKO勝ち(1R4:18)。なんとなく入江側は抗議していたようだが、あの倒れ方では仕方あるまい。入江の負ける姿を観ることは大変珍しいのでなんとなく得した気分。
 
 
(7)三崎(GRABAKA)81.3kg 対 ジョー・ダース(ヘンゾ)81.8kg
 
 セミ。なんとなく三崎は気合い充分。ダースはタックルからテイクダウン。その先があまりないものの、インサイドガードをキープして、マウントまで取る。2R、三崎が猪木アリ状態からなんとなく上になり、インサイドガードからパンチパンチパンチ。パンチパンチパンチ。パンチパンチパンチ。……で、ダースがタップ。2R4:51。

 三崎、マイクを取って「こんにちは」。そして、王者宣言。「GRABAKAにベルトを二つ持ってきますんで」とのこと。なんとなくミドル級は面白くなりそう。
 
 
(8)近藤(ism)88.1kg 対 ガブリエル・ベラ(ハイアン)89.4kg

  メイン。近藤の対戦相手は、なんとなくどこかで聞いたことのある名前だが、指が5本あるので人違いだろう。ベラは近藤の打撃を警戒して固い守りで対峙する。と、いきなりタックル。そして、お馴染みのフルコース。途中近藤がなんとなく立ったりしたものの、ベラは柔術家としては強い。なんとなくマウントまで進行。これでは近藤の対菊田戦が思いやられるな。

 2Rに入ると今度は近藤が例によってなんとなく上になる。立ってからもパンチやら膝やらでなんとなく近藤のペース。タックルを切って上になり、殴る。が、ベラもさすがにそれを続けさせず。判定はドロー(近藤の1-0)。3Rがあれば近藤の勝ちだという人も多いようだが、それはどうだろう。その時はベラのペース配分も変わってくると思うので、何とも言えない。

 
 総評。なんとなく、これが今のパンクラス。やっぱりセミとメインがなんとなく面白かったので、これは中の上とはいえ成功の部類か。しかし、この程度で満足しちゃいけないのではないか、となんとなく思う。




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