プロレスの難しさ、わかったかね
■団体:WRESTLE-1
■日時:2003年1月19日
■会場:東京ドーム
■書き手:生首 (ex:週刊WWE だけどWCWフォーエヴァー!

(左が勝者)
ブッチャ―対さたやん(エルボーでピン)
4万人以上で膨れ上がって、安全のためあちこちに立ち入り禁止区域を作る安全配慮に熱心な主催者。熱心すぎて、客席より立ち入り禁止区域の方が多くなってしまった。
そうした中、始まったこの第一試合、客席を暖めるという重要な任務を帯びている。金の和服で登場するさたやん、はっきり言って佐竹の努力は誉めてあげたい。しかしいかんせん寒々と広すぎる会場空間ではその努力は届きにくい。ブッチャ―は、お前はそれでいいや。ご苦労様でした。

闘龍門対決
えー、私含め闘龍門知らない人には何がなにやらわからない試合でした。ちゃんとがんばってるんだということは十分伝わったけど、場面設定が全く予備知識ないため、闘龍門に多いと思われる女ファンの声援が、間の悪さも手伝って邪魔でノル気をそいでいた。だからミラノコレクションが何なのか、どうゆうムーヴで沸くのか客がついて来ずかわいそうだった。

カシン対サブゥー(腕ひしぎ)
カシン、特に思い入れないが、それでもカリズマを持ってる。それまでのよくわからないブッチャ―戦や誰も知らない闘龍門の人たちと違って、現れただけで空気が変わるのを感じる。
突然呼ばれたサブゥー、犬猿の仲といわれたブッチャ―がちゃんと死んだシークに仁義を切ってるのに、甥のくせに何もアピール無し。仏様のバチあたるぞ、ってイスラム教徒?(どマーク)
品川さんが書いてる通り、カシンは受けが下手。外国からのお客さま、インディーの王をもちっと立てないと。サブゥも動きが取りにくいのかイマイチスイングせず。やはり全米中のインディを一緒にドサ回りクロウバーとは勝手が違うか。
最期に照明やぐらを登り始めたのでおお、自殺ダイブかっ!と思ったがホントにオーウェンになってしまうので2〜3段でやめた。


ウルティモ・ドラゴン、カズ対Uゲレラ、ブカネロ
カズはヤンじゃないとダメなのかな?とりあえずドラゴン復活というのがこの試合の核。

馳、コジ対ヒース、テリー(ノーザンライト)
ヒーリングはプロレス初めて?ぎこちないながらもだんだんのってて来るのがわかり、会場も一安心。だってうっかりガチやりそうで、コジも馳もひやひやなんだもん。テリ―という人もプロレス初めてじゃないな。単に歳で休みが多いだけか。素直にヒーリングのがんばりは誉めたいが、プロとしてはいかがなものか。


コールマン、ランデルマン対ヤン&シン
ハンマー軍団はやっぱり実力者なので、わりと安心してみていられるが、ヒヤヒヤなのはシン。きっと私のサイトでWWEを研究しているのだろうが、ザ・ビッグショーのムーヴを真似たチョークスラムの入り方などに成果を見た。(わっざわざ日本語サイト見るわけないだろ!一人乗りツッコミ)
ただパワーボムが危なっかしいし、あとでコールマンに怒られてないか、怖そうだしあのオッチャン。
ヤンのプロレスセンスは悪くないね。やっぱ年の功か?

橋本対ジョーサン(ウォール・オブ・ジェリコ)
サンのあまりのウケのなさにブーイングな会場だが、これは武藤社長の計算済み。テレビ的にはこうゆう試合が必要なのだよ、いいか、これは「ボブ・サップのレッスル1」であって、プロレスと思うなよ、というメッセージと受け取った。橋本がそれを咀嚼してるのかどうかはわからんが、まあわかってのことでしょう。


ゴールドバーグ、武藤対クロニック
さあ、メインエベント。突如眠りから覚める私。
「KRONIC」のサインと入場テーマ!おお、WCWオリジナルのロゴをつかっとる、思わずデジカメで記録。やはり大型選手は大会場で映える。PPVまだ見てないけど、これで動きが良かったら、クロニックはこの大役、立派に果たしたことになる。
私は前日、試合を長引かせないことと、試合中に休まないこと、ムーヴの時はキメをためる事など大きなお世話の長編ファンレター「Kronic Promotion Plan in Japan」を届けていたので、もうノリは全開。東京ドームに3人くらいいるクロニックを声援する一人と化した。

結果は・・・・大満足!クロニックは十二分に役を果たしたと思う。全日の時みたくダラダラした展開はなく、場外でのゴールドバーグ攻撃や、ちゃんと押すとこは押し受けるところは受けた。ちなみに速報に「BCことブライアン・クラークがメルトダウン」との記述がありましたが、まだPPV確認してませんが、メルトダウンは出てないです(と思います)。BAブライアン・アダムスさんがフルネルソンバスターをキメ、ハイタイムを見せてくれましたので、もうファンとしてはお腹いっぱい。もう本当にありがとうございます。
本日はやはり年下のクラークさんが体力的にも受けとなり、スピア、ジャックハマーを受けて下さいました。ご苦労様でした。大金投じて良い席に座った甲斐ありました。

あ、試合ですが、けっこうグズグズ。しかしそれはまず、GB入場を水道橋駅改札からやるというつかみに客が引いてしまったのが第一。アレない方が良かったね。リングにクロニックと武藤が上がってんのに今から水道橋て!というのが期待感じゃなく、イラつき感になってしまっている。そりゃそうだ。
またGBがあまりヤル気ないのか、やたら関節を連発。GB、けっこう関節うまいの知ってるけど、あれはただのスパイスだから、こんなにやっちゃダメ。何よりそれを全―――たく止めようとしない武藤社長が第一のA級戦犯!そこは割って入ってリングかき回すのはお前の役目だろ!と心の中で叫ぶが、私はヒイキの応援はするが、悪口は叫ばない主義なので黙って見る。

つーか、GBをタッグで戦わせようとした武藤社長のマッチメーク(マッチメイカーかどうか知らんが、稟議に社調印押したんだろ?「マッチメイク申請書・稟議」って書類に)の時点で読めていた。GBも断れよ、この試合も見てるはずのWWEの仕事失うぞ。とにかくハロウィンヘボックでハンデ戦やった以来の対クロニックはGBにとって、あまり良い試合とは言えないでしょうね。GB見せるなら、うーん、もう駒使い切っちゃったからなぁ、武藤が出るか?あとはクロニックみたいな立派なのじゃなく、WAR軍団か何かとハンデ戦でスピアを二人同時決め、ジャックハマーかな。

ああ、スペース足りないや、クロニックのこと書いてると。


ホースト対サップ(体固め)
ホースト、すっごい努力してた。さすが勉強家。120%認める。しっかし下手。まずこの大会オープニングで看板であるサップが登場した時「対戦者がまだ決まってないアングル」を必死に演じるが、マイク入ってないし、田舎の素人がインタビューされた時みたいな緊張感(ひどいな、我ながら言ってること)が走る。
入場時もせいいっぱいプロレスをえんじているが、素人丸見え。試合が始まるとサップがうまくリードして、徐々にスイングし始める。まあ、結果と内容については特になし。一般視聴者がどうみたかですね。

最期に
前回はかなりちゃんと作られてたし、見せ場も多かったが、今回はホーストを最期まで決めずに引っ張るという下手なアングルが大失敗したのではないか。あれじゃあ客来ないわ。一度はクビにしたがヒマだからブッキングしやすいと急に呼んだクロニックや、サブゥーも、名前が出なきゃ動員には貢献しようがない。
あとコジコジがしきりに「逝っちゃうぞー」のタイミング気にしてモニター見てたが、あのビジョンと技のコラボは著しくノリを殺ぐので絶対止めてもらいたい。「スピア」「ジャックハマー」も同じ。まるでプロレスに台本でもあるみたいじゃないかぁ、あれじゃ。

武藤の個人責任じゃないと思うけど、商法上代表取締役ということで、全責任は武藤にあるのだから、マッチメークのセンス悪すぎ。全日のクロニックの世界タッグタイトル剥奪といい、4Way戦といい、使いこなせないなら呼ぶなよ、と言いたい。国際プロレスはどんな選手でもオーバーさせなきゃいけないからジ・エンフォーサーでもホセ・アローヨだって必死になってみんなでアオッたもんだ。
天龍にマッチメイクさせた方が良いんじゃないの?
ま、私はクロニックがちゃんとお仕事してくれたので大満足。あの試合の責任はクロニックには全くなく、全部武藤か、10%くらいGBにあるんで。
ホースト始め、プロレス初めての人、難しさわかっただろう。あとWWEがいかに凄いかね。

後日談
私は品川さんやゆうたろさん、mayaさん、生首2号等、むさいおっさんに囲まれて見ていたので息苦しかったが、この日はクロニック仲間のRさんが急遽関西から来ているので彼女と落ち会うべくとっととおっさんたちと別れた。
ドームホテルのシズラーで優雅に食事を楽しんでると、全くオーラのなくいた、普通のガイジンのニイチャンが、プライド初代ヘビー級コンテンダー、ヒース・ヒーリングだった。ヒーリングのこと良く知らないのでめんどくさいから声かけず。
彼女と別れた後、ケータイが!「今BAとBCがホテルロビーにいるからすぐ来い!」との指令。速攻でタクシーでホテルに戻るが、もはや元WCW世界タッグ王者はおらず。当たり前だが。初めて生クロニックに会い、すこしイッちゃってる彼女から詳しく事情聴取した。ま、とにかくオメデトウ。
こーゆー時、男は不利だな。やれないし(やれないわけじゃないが、遠慮したい。私はヘンタイじゃないんだ!!スコット・スタイナーならやられてもいい)




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