1/12 闘龍門 桂スタジオ
■団体:闘龍門
■日時:2003年1月12日
■会場:桂スタジオ
■書き手:高倉仮面
16:25
神奈川県川崎市から東京都を縦断、
片道、約1時間40分の電車旅。
東武伊勢崎線、埼玉県越谷市の蒲生駅に到着。

実際に街を訪れる前はド田舎なイメージしかなかった越谷。
確かに周りには畑が多かったが、蒲生の隣の駅になる越谷駅の周辺は、
思っていた以上に大きな街だった。
人口を調べてみると31万人。成程、人が多ければ街も大きくなるか。
街の名物は「くわい」と「だるま」。・・・ピンと来ないのでネットで検索。

●くわい
http://www.pref.saitama.jp/A06/B200/syoku/sai11h13.html

おせち料理の中に入って縁起物として重宝されたり、
苦味を生かしてビールになったりする。
・・・実家のおせちにこんな野菜入ってたっけなぁ?

●だるま
http://homepage2.nifty.com/mmok/mok/

そのまんまの「達磨」でしたな。
越谷だるまねぇ、聞いた事がないなぁ。

上記二つを見る限りでは、
越谷は「縁起物の街」という事にでもなるのだろうか。
街も大きいし、東京へのアクセスもまあまあだし、
住むとなればそれなりに過ごしやすそうな街かもね。


16:35
今日の興行は「桂スタジオ」なる場所で行われるのだが、
初めて来る蒲生の街、当然ながらその所在地がさっぱりわからん。
道筋について駅員に尋ねてみると、
「『蒲生ショッピングモール』を果てまで歩くのが一番近いです。」
との答え。言われるがままに商店街を歩く事にした。

閑静な住宅街の蒲生、
そのメインストリートとなっていると思われる『蒲生ショッピングモール』。
しかし,残念ながら本日日曜日は休みの店ばかりだ。
恐らくは休みの日は買い物客を隣の越谷駅に取られるからなのだろう。
商店街の中には、越谷市内であるにも関わらず草加せんべい屋が点在している。
隣の街が草加市だからなのだろうが、何となく節操のない感じを受ける。

それにしても一本道の先に見える商店街の果てまでが随分遠い。
週プロには「蒲生駅から徒歩10分」とか書いていたのだが、
実際に10分歩いてみれば、未だに商店街の真ん中あたり。
このままでは、商店街を脱出するまでに更に10分は歩かされそうだ。
ま、歩くのは嫌いじゃないから別に良いのだが。

道中、小腹が空いたので焼き鳥屋にて軟骨と牛タンを購入。
焼いている間に店のオバチャンと会話する。

「ああ、プロレスで来たんですか。スタジオなら、すぐわかりますよ。
 スタジオ前には若い人が沢山いますから、それが目印になりますよ。
 なんか、人気あるみたいですねぇ。」

そうですか、若い人が集まってますか。
「人気ある」ねぇ、最近のプロレス団体の中ではかなり元気な方ではあるか。
いつも小さい箱でしかやらないから、実際の人気度は良く分からんけどさ。

それにしても、東京の興行は平日開催が多い闘龍門。
「最近は平日は忙しいので、休日に観戦しよう」と思ったら、
こうして2時間以上も旅をさせられる事になってしまった。
ヤレヤレ、遠いな。

17:00
桂スタジオ到着。
普段は企業イベントやコンサートのリハーサル等に使われている桂スタジオ、
今日はここでプロレスである闘龍門の興行が行われる。

焼き鳥屋のオバチャンが言っていた通り、スタジオ前は大勢の人で賑わっていた。
そして、客層が若い。その上、何と女性客の多い事か。
その女性達の声を拾えば、口々に昨日行われた同団体の川越大会の話をしている。
多分、この女性の殆どがコアな「追っかけ」なんだろう。
こりゃあ、既存のプロレス団体のファン層とはちょっと違う雰囲気だ。

本日の当日券のチケット代はA席で4000円。
地方興行の割にはちょっと高い気もしたが、
それ以上にパンフレットがいただけない。
2000円も取られた上に、内容が古くて薄い。
ハッキリ言って買って損した。闘龍門では2度と買わん。
文句を言いながら会場へと向かう。

さて初めて見る桂スタジオだが、
印象としては「小さいディファ有明」って感じ。
コンクリートが剥き出しになっている壁、特に飾り気もない内装。
この辺の雰囲気はまんまディファだね、比べると明らかに手狭ではあるけど。
そして会場の真ん中に、他のプロレス団体よりちょっと小さめの黒いリングがあり、
周りには約500席程度の客席が。
そこは人でギッシリだ、立ち見の人も数多くいるぞ。
会場は小さいとは言え、人気団体って雰囲気はあるね。

17:10
とりあえず自分の席を探して座りつつ開場を待っていたが、
一向に開始の気配がない。多分、当日券が伸びているんだろうな。
ここでボーッとしているのも勿体なく感じので、
周りの声を拾ってみる事にした。

「さっきさぁ、そこでプロレスラー見たんだけど、小さいんだよなぁ。
 俺らと全然変わらないの。俺、もっとプロレスラーって大きいと思ってたよ。」

「闘龍門の興行って、いっつもプロレス記者がいるんだよ。
 イヤ、他の団体だったら絶対にいないような場所にも、必ずいるんだよ。
 やっぱり、人気あるんだなぁ、ここは。」

僕が「面白そうだなぁ」と思ったのはこんだけ。
あんまり情報は拾えなかった、残念。

どうでもいいが、さっきからどこぞのオヤジが、
ストーカー市川の三又を持ってウロウロしている。
挙動不審だ、非常に僕の視界から消えて欲しいのだが。

17:30
闘龍門のテーマが大きな音で鳴り響き始め、
予定時間を30分オーバーしての開始、遅すぎ。
まあ、お陰で会場は超満員なのだが。

そんな中、席はリングから近かったものの、
何となく隣の人との距離の狭さを感じていた僕は、
結局は、席を立って立見で観戦開始。

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●オープニング
今日の対戦カードは第五試合がシークレットカードになっていたが、
その試合が「ウルティモ ドラゴン vs レイ ブカネロ」と発表されると、
会場からは思わぬ豪華なボーナストラックに歓声が上がる。


●校長の挨拶
「セパラ ドス」が会場中に鳴り響く中、
万来の拍手を受けてドラゴン校長が登場。

「皆さん、新年、明けましておめでとうございます。
 この越谷で、闘龍門を開催できる事を嬉しく思います。

 さて、昨年の闘龍門のファイトは軍団抗争で熾烈を極めました。
 そんな中、12月27日にT2Pの後楽園興行にて、
 ミラノ コレクションATはC−MAXのCIMAに敗れた為、
 ミラノの所属するイタリアン コネクションは、
 以前の公約通りに解散する事が決定しました。」

と、ここで入場テーマソングが鳴り響き、ミラノ コレクションATが登場。
リング内に入り、校長にイタリアン コネクションの存続を懇願。

「校長!確かに俺はCIMAに負けました。
 しかし、あの一戦だけで俺たちが解散する事には納得がいきません!」

「でも、約束は約束だろ。お前は嘘つきになりたいのか?」

「確かに俺はこれで嘘つきになるかもしれませんが、
 それでも、俺はイタリアン コネクションに思い入れがあります!
 チームの存続を賭けて、もう一度、C−MAXと闘わせて下さい!」

尚も続くイタリアン コネクション存続問題。
この後、ああだこうだの会話の末にドラゴン校長が決断を下す。

「よし、お前の気持ちはわかった。

 実は・・・。
 俺にはW−1からオファーが来ていて、
 そのマッチメイク権も俺が持っている。
 そこでなんだが。
 お前らのチームの存続を賭けて、
 東京ドームのW−1に出場して試合をしろ。」

ドラゴン校長の思わぬ決断に会場がどよめく。

「但し。お前たちの対戦相手はC−MAXではない。
 お前達と同じT2P出身のロイヤルブラザーズに、
 ある男を加えたチームで争ってもらう。
 このチームに勝てば、お前達のチームの存続を許す。」

ここで、校長の呼びかけに応じて「ある男」が登場。
それは闘龍門Xの石森 太二だった・・・と言っても、
俺はこの人が誰かは全然わからん、
しかし周りは「おおっ!」と驚いているようだ。
みんな、随分に勉強熱心だねぇ。

水兵姿で登場した石森に向かってドラゴン校長が一言。

「皆さん、モーニング息子。ではありません。」

オヤジギャグなのに会場爆笑。
ノリがいいんだろうけど、俺はノル気にならん。
この後、石森が会場に挨拶し、闘龍門からW−1への提供試合が、

アンソニー W 森(ロイヤルブラザーズ)
ヘンリー III 菅原(ロイヤルブラザーズ)
石森 太二(闘龍門X)
vs
ミラノ コレクションAT(イタリアン コネクション)
YOSSINO(イタリアン コネクション)
コンドッティ 修司(イタリアン コネクション)

に決定した事を校長から発表、全員退場。

噂には聞いていたが確かにWWEっぽい演出だな。
初めて観に来た僕にもストーリーが分かったよ。

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第一試合 30分 一本勝負
 マグナム TOKYO(180cm/83kg/Do FIXER)
○横須賀 享(173cm/84kg/Do FIXER)
 vs
 ドラゴン キッド(161.8cm/70kg)
●三島 来夢(178cm/80kg)
[13分38秒 片エビ固め]
※横須賀カッター

第一試合から、今、闘龍門で一番ノッているチームであるDo FIXERが登場。
会場内は典型的エイベックス音楽である「TOKYO GO!!」が大音量で鳴り響き、
リング内を占拠したDo FIXERのメンバーがノリノリでダンスを披露。
会場もこのダンスに煽られ、早くも興奮状態だ。

さてダンスの内容なのだが、
基本は4−8の振りが3回、間に客席を煽る動きが入る。
振り付けは、ボックスステップやパラパラのような簡単な振りに留まらず、
ヒップホップの要素を混ぜたボディウェーブ、ヴォーギング、タットといった、
ちょっと本格的なモノまで入っている。おお、やるねぇ。
レスラー一人一人の動きのキレは良く見るとイマイチなのだが、
最前列で踊っているマグナムのお付きのダンサー2人は、本職なだけあってかなりの切れ味。
多分、この人達が振付け指導しているんだろうな。

ひとしきりダンスを終えたDo FIXER、
まずはリーダーであるマグナムがマイクを持つ。

「オイお前ら、盛り上がっているか!(会場大歓声)

 ・・・うるさい!!(会場爆笑)

 俺は今日、機嫌が悪いんだ!
 何故なら・・・。
 俺は今朝、パチンコで負けたんだ!(会場爆笑)

 俺はCR海物語で遊んでいたんだが・・・、
 何で、三回も「カニ」と「タコ」のダブルリーチを引いているのに、
 三回ともその間の「サメ」が来ちゃうんだよ!
 (会場、知っている人は爆笑、知らない人もつられて爆笑)

 まあ、いいや。

 今日の相手は、解散した正規軍のキッドと三島なので、
 適当にあしらって勝ちま〜す。」

しかし、選手が良く喋る団体だな。
みんなマイク慣れしているから聞いていて苦にはならないけど。

これに対して、地味な入場のキッドと三島。
それにしてもキッドは小さい。161cmだしね。

選手コールの中、Do FIXERが奇襲攻撃を仕掛けて試合開始。
良い様にあしらわれる三島とキッド、見せ場がない。
リングに戻されたのは三島、この中では一番キャリアが浅いだけに、
直ぐにDo FIXERの連携攻撃につかまり場外へ。と、ここでキッドが登場。

成程、闘龍門は本来はルチャのルールである、
「自軍の選手が場外に落ちたらタッチ成立」を採用しているな。

キッド vs 横須賀。ルチャ系の動きでスピーディーな攻防。
マグナム登場、三島に対して打点の高いドロップキック。
更には、Do FIXERのメンバーである斉藤がレフリーの注意を引き付けている中、
残りのメンバー全員で三島を寝かしつけて押さえ込むと、股間にヘッドバットだ。
股間を抑えて呻く三島、許さんとばかりにキッドが登場するが、
Do FIXERはこれもロープに逆さ吊りにして、顔面へのドロップキック。
元正規軍コンビは一方的にやられまくりだ。
三島には、さらにマグナムの垂直落下式ブレンバスター。
横須賀 & 斉藤のダブルブレンバスター、マグナムのミサイルキック。
他にもテンポ良く飛び出すDo FIXERの連携、合体、波状攻撃の嵐。
凄いな、試合に休みがないよ。よく練習している証拠だ。

Do FIXERを相手に何も出来ずにいた三島だが、ようやく反撃開始。
横須賀をジャンピングニーやニールキックで蹴れば、
この流れを受けたキッドはスワンダイブ式の飛びつきウラカンラナ。
怯むDo FIXERが場外へ逃げれば、キッドはトペ スイシーダ、三島はプランチャで飛ぶ。
フラフラになりながらリングに戻ったマグナムには、
キッドがトップロープから一回転しての飛びつきスタナーで大ダメージを与える。
そして横須賀には三島がコブラツイスト & 卍固め、
キッドが飛びつき一回転のメキシカン ストレッチ。

キッドは息を吹き返したマグナムの思い切りの良いラリアットを一発食らうが、
得意のドラゴン ラナで一気に勝負を賭ける。が、カウント2で返された。
ならばと、ミサイルキックでマグナムを場外へ蹴散らすと、
その間に三島が横須賀にバックドロップ ホールド。しかしこれもカウント2。

それでも横須賀を攻めようとする三島だったが、
ここで斉藤が、タイミングの良いブルーボックス攻撃。
これで大ダメージを負った三島にマグナムが重いミドルキックを叩き込むと、
横須賀は、三島をカナディアン バックブリーカーの体勢に担ぎ上げ、
体をひねりつつ三島の顔面をリングに叩きつけた。
必殺「横須賀カッター」が飛び出し、三島が3カウントを許してしまった。

それにしても、スピーディーでテンポの良い試合だった。
選手が若い力をフルに発揮して試合しているなぁ、良い事だ。


第二試合 20分 一本勝負
○新井 健一郎(176cm/85kg)
●ストーカー 市川(165cm/42kg)
[18秒 体固め]
※ヘッドバッド

懐かしの「俺たちひょうきん族」のオープニングテーマである、
「ウィリアムテル序曲」と共に登場したのはストーカー市川。
自分と同じコスプレをした客を見つけると、
プロレスマスコミのカメラに向かって肩を並べてVサイン。
更にはリングの周りのグルグルと回った上で、四方の客を「コマネチ」で煽る。
オイオイ、お前は「ブラック デビル」だろ。

対する新井は坊主頭、「山谷ブルース」をBGMに一升瓶を片手に入場だ。
そしてリングに上がるなりマイクを持って話し始める。

「望月さんの一声で、
 確かに正規軍は解散になっちゃったけど・・・。
 何で俺の試合はこいつとの試合なんだよっ!(会場爆笑)」

これに答えた市川。

「オイ、失礼だな。
 いいか、お前と俺は同期なんだぞ!
 だから、正規軍が解散して路頭に迷うお前に、
 こうして、胸を貸すって言ってんだよ!(会場爆笑)
 今日は正々堂々、男と男の勝負をしようじゃないか!(会場笑、拍手)」

普通のプロレスラーなら感動的な場面なのだろうが、
「ブラック デビル」の格好をした、
身長165cm、体重42kgのレスラーがこれを言うと当然ながら全く説得力が無い。
とは言え、新井はこれを断ると試合がなくなる。仕方がなく試合を受ける事に。

試合開始、と、ここで市川が新井に何かをアピール。

「いいか、新井。
 男と男の勝負は、固い握手から始まるんだ。」

と腕を差し出すストーカー。
これに答えた新井、握手をする・・・と見せかけてヘッドバット。
市川は一発でダウン、新井フォール、3カウント。


第二試合 20分 一本勝負(再試合)
○新井 健一郎(176cm/85kg)
●ストーカー 市川(165cm/42kg)
[7分33秒 KO勝ち]
※変形ジャイアント スウィング

会場中が大爆笑の中、勝利に気を良くして引き上げて行く新井に、
市川が必死のマイクアピール。

「ちょっ、ちょっ、ちょっと待てよっ!
 こっちが潔く握手をしようと思った時にそれはないだろう!
 このギャラ泥棒!(会場爆笑)」

これに逆ギレした新井は、

「馬鹿野郎!ギャラ泥棒はお前だっ!(会場大爆笑)」

図星を突かれた市川だったが、何とか必死に食い下がり、
結果、この試合は再試合が行われる事になった。
随分とベタベタのお約束だ。まぁ、それが味なのか。

市川は突然「ブラック デビルの耳飾り」を自ら外して武器にして、
ブルース リーばりのデモンストレーション。
しかし新井はこれを全く相手にせず、レフリーに何やら耳打ち。
そしてレフリーが一言「飽きた。」悔しがる市川、会場爆笑。

それでも続く市川のデモ、呆れた新井はコーナーに座り込んで、
「何でこんな奴と試合しなきゃいかんのだろう。」と思案に暮れる。
しかし、この間に市川の魔の手が。
おもむろに、もう一組の「ブラック デビルの耳飾り」を取り出すと、
座り込んでいる新井の耳に装着。驚いた顔をする耳つき新井、会場爆笑。
これで洗脳されてしまった新井は、市川と共にデモンストレーションを観せる、
が、ここで市川は新井にサミング。どうやら試合開始らしい、長かった。

新井、いきなりのケンカキック。まともに受けた市川はダウン。
フォールするが、カウントは2。これには会場が驚いた。
どうやら、市川の「弱さ」が会場中に伝わったらしい。
しかし、市川は倒れっぱなし、弱すぎ。
「この人、まともに試合なんて出来るの?」と誰もが思った瞬間、
市川は新井をフライング ヘッドシザース ホイップで場外へ落とすと、
そのままトペ コンヒーロ一閃。市川の思わぬ攻撃に会場が大きく歓声を上げる。

しかし、試合はあくまで「やる気なし」。
新井にロープへ振られた市川、これを返して、飛びついての回転エビ固め。
これをカウント2で新井が脚力で返して、逆に市川を押さえ込む。
これをカウント2で市川がエビ固めで切り返す。
これをカウント2で新井が脚力で返して、逆に市川を押さえ込む。
これをカウント2で市川がエビ固めで切り返す。
これをカウント2で新井が脚力で返して、逆に市川を押さえ込む。
これをカウント2で市川がエビ固めで切り返す。
これをカウント2で新井が脚力で返して・・・、以下、延々と続く。

この攻防に呆れたレフリー、段々とマットを叩く気が失せていき、
適当にマットを叩き始める、会場から笑いが起こっている。
そしてレフリーは会場にも拍手を求めると、
散々に煽った挙句にこれをお約束の三本で締める。会場中が爆笑の中、
新井と市川が「オイ!男と男の真剣勝負なのに何やっているんだ!」とレフリーに詰め寄る。
イヤイヤ、色々と飽きないように頑張っているねぇ。

この後も市川は、
新井に近いてもらわないと全然とどかないダイビングヘッドバットや、
(これは新井に近づかれ過ぎて自爆)
クロスチョップ、スイングDDT、ラ マヒストラル、
そしてカンチョーの連打で新井を攻め込んだが・・・。

フライング ヘッドシザース ホイップを観せようと新井の頭を足先で挟んだ時に、
新井に「調子に乗るな!」の叫びと共に両足を捕まれ、この体制のままグルグルと大回転。
これは超変形、そして超高速のジャイアント スウィングだ。
目を回して倒れる市川、そして回した新井本人もダウン。ここでカウントが進む。
「1、2、3、4、5、シーックスッ!セブンッ!エイートッ!」と、
昔懐かしいUWFの某リングアナのようなダウンカウントが進む中、
「ナイーンッ!」になってから、
それまで倒れていた新井が、何事もなかったようにスクッと立ち上がる。
対して市川は大の字。「テーンッ!」で試合終了。

ダメージの大きい市川は、若手に担がれながらの退場となった。
最初から最後まで、随分とベタベタなネタの試合だった。
まぁ、面白いから良いのだが。

第三試合 30分 一本勝負
○アンソニー W 森(171cm/70kg/ロイヤルブラザーズ)
 フィリップ J 福政(181cm/78kg/ロイヤルブラザーズ)
 vs
 小川内 潤(170cm/80kg)
●岩佐 卓典(175cm/80kg)
[7分36秒 エスカルゴ]

大袈裟な曲が流れてロイヤルブラザーズが登場。
リング上では気品も高く会場の四方に英国式の礼を見せる。
・・・って言うか、何か無理矢理キャラを演じさせられている感じだ。
何となく一つ一つの動きに照れを感じるぞ。
そう言えば80年代のWWE(当時WWF)は、彼らのような、
野球で言うと「どこかバットを振り切れていないキャラ」が多かったなぁ。

試合開始、先発は森 vs 小川内。腕を取ってルチャ系の攻防。
お互いにヘッドスプリングやバク転を披露して観客を飽きさせない。
岩佐 vs 福政、福政は腕を取っての巻き投げで岩佐を翻弄。
再び森 vs 小川内、タックル合戦の末に森がドロップキック。
倒れた小川内には、福政とのダブルエルボードロップ。
森の得意のジャベが出た、小川内と岩佐をまとめて三角締めで締め上げる。
福政とのダブルブレンバスターを決めた後には、客席に英国式の礼を見せる。
しかし観客、これまであまり沸かず。
「バットを振り切れていない感じ」が伝わっているんだろう。

この後、岩佐と小川内のお約束の反撃。
岩佐と卍固めと小川内のキャメルクラッチのダブル攻撃等のシーンがあったが、
こちらはロイヤル以上に印象に残っていないなぁ。
・・・という訳で試合を大幅に略。

ツープラトン攻撃の乱発があった後に試合は分断、
最後は森が大変観戦記泣かせなジャベ、
「エスカルゴ」を岩佐に極めてタップを奪った。
う〜ん、パッと見は逆片エビ固め +インディアンデスロックって感じだったなぁ。

いずれにせよ、この試合はあんまり印象に残ってませんね。
試合のテンポ自体は良かったんですが。

第四試合 30分 一本勝負
○望月 成晃(175cm/88kg)
●セカンド 土井(173cm/78kg)
[9分52秒 体固め]
※ツイスター

去年末に正規軍の解散を発表した元正規軍リーダーの望月。
この時「今後はアホになる。」とコメントし、新しい軍団の結成を宣言。
元はと言えばDo FIXERの原型となったM2Kのリーダーは望月なのだから、
「アホ」な事はお手のものなのだろう。
で、この試合は、セカンド土井の「望月新軍団への入団試験」なのだそうな。
ちなみにその土井は「巨人の星」のテーマで入場。
なんと言うか、分かり易いキャラだ。

しかし、試合自体は「アホ」な軍団への入団試験の割には、かなり凄惨な試合に。

試合開始、序盤はじっくりとしたレスリングを観せる両者。
バックの取り合いから両者の距離が離れると、
食い入るように観ていた観客から拍手が起こる。

望月は土井をヘッドロックに捉え、長い時間かけて絞り上げる。
土井は暫く捕まっていたが、何とか望月をロープに振る。
しかし、望月はこれをショルダータックルで返すと、
倒れた土井の上半身を起こして背中にサッカーボールキック一閃。
「スドゥーン」という重い音が会場に響き、観客からどよめきが起こる。

ハイアングルのボディスラムから望月の「しごき」が始まった。
徹底した足攻めだ。角度のキツい逆片エビ固め、重たいローキック連打、
拷問式のサソリ固め、更に駄目押しのローキック。
望月の攻めは一つ一つが重厚で、
次第に会場の声援は土井一色になっていく。

土井が起死回生のエルボー!
さあ、ここから土井の反撃・・・とはならず、
更に何かを狙ってロープに飛んだ土井には、望月のハイキックが待っていた。
ガツンと入ったこの一撃で土井は再び大の字。
更にはケンカキック、ミドルキックのコンビネーション
非情な望月の攻撃、会場の土井贔屓はますます大きくなるばかり。

やっと土井が反撃を開始。
迫る望月に打撃を入れた後に、まずはカンパーナで締め上げる。
更にはルチャ式のなんとも表現し難い足関節技。
立ち上がる望月に対してはエルボーを連打していった。

が・・・、再び望月の「しごき」が襲う、
非情の重いミドルキック連打、倒れた土井をすかさずカバー。
しかしカウントは2、土井の粘りに会場が沸き返る。
今度はキャメルクラッチだ、土井をキツく絞り上げれば、会場から土井コール発生。
これは何とかロープに逃れたものの、再びリング中央に戻されると胴締めスリーパー。
再び沸き起こる土井コールを背に土井は根性でロープへ。会場は大拍手。

この日の望月、どこまでも非情。
フラフラになって立ち上がる土井にはカカト落とし、ミドルキック、
そして必殺の三角飛びの延髄蹴り。ダウンする土井を望月がカバー、しかしカウントは2。
土井は粘りに粘る、観客も大歓声。
そして、これに答えて土井は起死回生のF5風の豪快な投げで望月を宙に舞わせる。
さあ、この技から最後の反撃なるか!?

・・・という雰囲気になったが、
この技自体が最後の反撃になってしまった。
最後は望月が廻し蹴りから、
必殺のツイスター(回転しながらの垂直落下式ブレンバスター)。
土井がついに力尽き、3カウント。

観客は、望月の非情さにため息をつきながらも、
やがて土井の健闘を称える拍手が起こった。

そして試合後、望月は土井に向かって、

「オイ、土井。今日は根性を見せたな!」

と賞賛。更には、

「お前なら、俺の軍団に入っても活躍できるだろう。
 どうか、俺の軍団に入ってくれないか?」

と、入団試験の合格発表だ。これに対して土井は、

「自分の心は、もう決まってます。

 これは望月さんのくれたチャンスだと思っています。
 是非、軍団に入れて下さい。新しい軍団で頑張ります。」

と返答。これにて、土井の望月軍団入りが決定。しかし最後に望月は、

「ありがとう。だがなぁ、俺の軍団に入るにはなぁ、『ある物』が必要なんだ。
 ま、あとで楽屋裏で教えてやるからよ、今度の後楽園大会までに準備してくれ。」

と意味深な発言。
まあ、今後の後楽園大会への客引きなのだが。

でもまあ、確かにこういう言われ方をすると、
『ある物』が何なのかは大変に気になるなぁ。
うまい事ストーリーを作っていくねぇ、この団体は。


第五試合 45分 一本勝負
○ウルティモ ドラゴン(172cm/83kg)
●レイ ブカネロ(178cm/94kg)
[12分20秒 反則勝ち]
※レフェリー暴行

「セパラ ドス」と共にドラゴンが登場すると客席は大歓声。
左腕のサポーターがとても痛々しいが、
メキシコ・アメリカ・日本の三国でトップを張った小さなボディには弛みがない。
腕のリハビリの間にもトレーニングは欠かさなかったのだろう、
さすがに闘龍門の校長だな、素晴らしい。

試合開始。
意外にも黄色い声援が飛んでいる坊主頭のブカネロは、
定石どおりドラゴンの左腕を取って絞り込むが、
ドラゴンは身体を回転させたりヘッドスプリングでこれを脱出、
さらにはブカネロの腕を巻き込んでの巻き投げ。
逆上したブカネロがドラゴンの足を取ると、
ドラゴンはブカネロの頭を両足で挟み込んでのヘッドシザースホイップ。
ブランクを感じさせないドラゴンの動き、観客からは拍手が。

モンキーフリップ合戦、後に投げられたブカネロが場外に落ちると、
ドラゴンは反対のロープに飛んで空中殺法の準備。ここはブカネロが慌てて逃げる。
場外で充分に間を空けてからリングに戻ると、リング内のドラゴンに握手を要求するブカネロ。
ドラゴンは怪訝な顔で握手を返すも、やはりこれはブカネロの罠。
エルボーを一撃食らわせてドラゴンを倒す。

ドラゴンはここから反撃しようとするが、ここでアクシデント。
何かの技を狙って飛んだが、着地に失敗して右足を捻ってしまった。
足を抱えて悶えるドラゴン、ブカネロは強引にドラゴンを立たせてロープへ振る。
が、ドラゴンは流石に百戦錬磨、ここは側転バックアタックで切り返す。
そしてブカネロは再び場外へ。すかさずドラゴンはエプロンへ移動、
ラ ケブラーダを披露する・・・が。

何と、これが自爆に終わる。
ダメージの大きいドラゴンに対して、完全に場外で主導権を握ったブカネロ。
鉄柱を使っての左腕攻めでドラゴンに脂汗を流させる。
リングに戻ってからもまだまだ続く左腕への集中攻撃。
アームロック、腕ひしぎ逆十字。ドラゴンが悶絶の叫びを上げると、
会場からはドラゴンコールが沸き起こる。

ブカネロ、とどめとばかりにドラゴンをエプロンへ誘導し、
そのままパワーボムの体制。落ちればかなり危険な技になっていたが、
ドラゴンはリバース スープレックスで返すと、
ブカネロはコーナーポストを超えて場外に落ちてしまった。
そして、すかさずドラゴンはトペの追い討ち。会場からは歓声が上がるが、
落ち所が悪かったのかドラゴンもブカネロも立ち上がる気配がない。
場外カウントは進んでいき、両者へのコールが交差する。
カウントは進む「16、17、18、19・・・」、
間一髪でリングに戻る両者、会場からは拍手が。

ここからは、一進一退の攻防が休みなく続く。

まずはお互いに譲らないクロスチョップの相打ち。
ドラゴンの反撃、コブラツイストでブカネロの体を絞り上げる。
ブカネロはこれを左腕のアームブリーカーで返す。
さらには連続アームブリーカー、再び悶絶するドラゴン。
しかし何発目かを返したドラゴンは、
アメリカでの極め技だったドラゴン スリーパーでブカネロを締める。
ブカネロはこれを脱出するとドラゴンに一撃食らわせ、
コーナーポスト最上段からのダイビング セントーン。
しかし、これをドラゴンはかわして、すかさずラ マヒストラルで丸め込む、カウントは2。

更にドラゴンはブカネロのバックに回わってスープレックスを狙うが、
ブカネロのルード殺法、股間蹴りの餌食になる。
ここからブカネロは暴走、徹底したドラゴンへの股間攻め。
股裂きからの股間蹴り、コーナーポストを利用しての股間攻め。
これで大ダメージを負ったドラゴンに、とどめのパワーボムの体制。
しかし、これはドラゴンがウラカン ラナで切り返す。
観客はここからのドラゴンの反撃を期待したが、
ブカネロはやはり股間蹴り一発で試合のペースを引き戻す。

この反則暴走に郷を煮やしたレフリーがブカネロを止めに入ったが、
ブカネロはレフリーに一撃食らわせて場外へ叩き落とす。
そして、ドラゴンのマスクに手を掛ける、観客は大ブーイングだ。
そのマスクが完全に剥がされるのと同時に、ブカネロの反則負けを告げるゴングが鳴る。

しかしまだまだ続くブカネロの暴行、
マスクを取られたドラゴンは顔を手で隠すのが精一杯。
次々に入ってくる闘龍門の選手達も、ブカネロの反撃の前に成す術なし。
鳴り続けるゴング、リング上は無法地帯と化した。

その時!

ドラゴンのマスクを被った謎の男が乱入。
身軽かつ華麗な動きでブカネロを翻弄し場外へ叩き落とした。

謎の男がマスクを脱ぐと・・・。
何とその正体は、全日本プロレスのカズ ハヤシ。
思わぬ選手の登場に、観客から歓声が上がる。

場外に落ちたブカネロ、何やらスペイン語で叫んでいる。

「□◆×○▲*, cabellera contra mascara, ■◇÷●△/!!」

何やら「髪の毛とマスクをかけてお前とやってやる!」とか叫んでいるようだ。
ドラゴンは、彼の言う事を客席に分かるように一通り通訳した後で、

「そんな事を言っても、お前は髪の毛がないだろぅ・・・!」

坊主頭をなでながら驚くブカネロ、観客大爆笑。

「だがなぁ、たった今、
 W−1への闘龍門からの提供試合が、
 もう一試合決まったぞ!

 ここにいるカズ ハヤシが俺と組んで、
 お前と誰かもう一人とやってやるっ!」

会場はドラゴン & カズのタッグ結成を喜ぶ歓声が上がる。
この後、ドラゴンとカズはガッチリ握手、W−1での共闘を誓った。

ははぁ、自団体のアングルを、上手い事、W−1に繋いだねぇ。
これなら、今日観に来た客の何人かは、W−1に行くだろうな。


第六試合 60分 一本勝負
○CIMA(174cm/80kg/C-MAX)
 SUWA(180cm/95kg/C-MAX)
 ドン フジイ(175cm/105kg/C-MAX)
 vs
 K−ness.(174cm/83kg/Do FIXER)
●堀口 元気(173cm/75kg/Do FIXER)
 斉藤 了(170cm/79kg/Do FIXER)
[14分17秒 ターキー]

本日のメインは、今、闘龍門を沸かせている二つの軍団の真正面からの抗争だ。
先に入場して来たのは、興行のオープニングを派手に演出したDo FIXER。
だが、さすがにくどくなる為かダンスは一切なし。

そして後からの登場はC-MAXの面々。
入場テーマがこれでもかというくらいに大きな音で鳴り響くと、
C-MAXはリング上のDo FIXERを蹴散らし完全占拠、
フジイのゴングに合わせて、CIMAは得意のクレイジー・ファッ○ン。
女性ファンからは「待ってました!」の黄色い大歓声だ。
人気あるねぇ、CIMAは。やっぱり、プロレスファンの女性って、
こういう悪ガキ系にとことん弱いのかねぇ。

試合開始・・・なのだが、
この試合、兎に角、展開が早い、早い、早すぎ!
選手六人の顔見せも早々に、出るわ出るわの連携・合体攻撃のオンパレード。
とてもじゃないが、繰り出される技が多すぎて全然思い出せない。
鍛え上げられた若い選手同士が繰り広げる試合には、
他団体にはないスピード感や躍動感があるぞ。
凄いなぁ、今までの試合以上に凄いなぁ。

・・・って、これじゃあ全然観戦記になってないな、失礼。

そんな中、最初につかまったのはDo FIXERの堀口。
CIMAは得意のサソリ座固め、乱入したフジイはストンピングの追い討ち。
これには、最近Do FIXER入りした斉藤が客席に向かって、
元気一杯に「H・A・G・E!」とコールを促す。
それにしても、自分の身体的欠陥を長所にするとは、堀口も開き直ったもんだな。
しかし、尚も続くC-MAXの連携攻撃。今度は三人がかりでの徹底した股間への波状攻撃だ。

斉藤の音頭による「H・A・G・E!」コールが再び爆発、
これに煽られて堀口はフジイに反撃しK-nessにタッチすると、
ここからDo FIXERの反撃開始だ。K-nessは高さのある股間へのニードロップ。
そしてフォールの体制だがCIMAが乱入、K-nessのマスクに手を掛ける。
これに激怒したDo FIXERの面々はリングに乱入、まずはCIMAを蹴散らすと、
次々に乱入してくるC-MAXの面々を返り討ち。今度はDo FIXERが試合のペースを握った。
CIMAにターゲットを絞って、まずは斉藤が逆エビ固め。
更には三人掛かりによる顔面攻撃のオンパレード。

大ダメージを追うCIMAに黄色い声援、これに答えて今度はC-MAXが反撃だ。
SUWAからは得意のジェットプール(肩車してのフェースバスター)、
CIMAからは場外へのトペが飛び出す。
しかし、Do FIXERだって負けていない。
堀口はノータッチのトペでSUWAに反撃、
リング上に残った斉藤は巨漢のフジイにフィッシャーマンズ バスター、
そして得意のサイクリング ヤッホーが出そうとするが、これはCIMAがカット。
K-nessが登場、垂直落下式ブレンバスターの洗礼。
そして両軍から次々に飛び出す連携、合体、波状攻撃。リング上は大混乱。

そんな中、最終的に試合を決めたのはCIMAだった。
最初からターゲットにしていた堀口をパワーボムで投げ捨てると、
最後は、足掛け腕固め + ネックロック + チキンウィングアームロック。
新技「ターキー」にてギブアップを奪った。
グッタリと倒れている堀口には、フジイがのど輪落としのダメ押し。
C-MAX完勝の図、ここに完成。

沸き起こる黄色い声援の中、CIMAがマイクを握る。

「校長、俺たちもW−1に出るぞ!
 ○○さん、日程どうなっている!」

と、リングアナに詰め寄る。
これに対して、何やら答えるリングアナ。

「何ぃ〜、1月19日?
 ・・・メチャメチャ三重の興行と被っとるやないけ。(会場爆笑)

 まぁ、俺たちC-MAXは他団体とバッティングしても、
 優先するのは、この闘龍門のリングやっ!(会場拍手)

 最近はDo FIXERやら望月の新軍団やらで揺れとる闘龍門やが、
 C-MAXは心一つで繋がってる。俺たちから誰か引き抜けるなら引き抜いてみろや!

 (何故か拍手が起きない)

 アレッ?(会場爆笑)」

とんだアクシデントもあったが、改めて締めの言葉を吐いた後、
最後はTARUを加えた四人でコーナーポストを占拠し団結力をアピール。

それにしても、興行が終了したのに、
誰一人として帰ろうとしない。
興行の完成度、満足度の高い証拠と言えよう。

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雑感:
演出面においては、わかりやすいマイクアピール、
若手vsベテラン、お笑いの試合、等、一つの興行の中でも観客を飽きさせません。
成程、WWEを良く研究していると思います。

しかし、この団体の真骨頂はタッグにあると言えるでしょう。
他団体と比べて試合のスピーディーさやテンポがダントツです。
若い選手同士による試合でないとこんな試合を組み上げる事は出来ないでしょうし、
兎に角、こちらが考える先に矢つなぎに出てくる技の数々には驚きましたね。

久々にプロレスを観て満足しました。
成程ね、人気が出る訳だよ。

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以上、長文失礼。




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