速報版観戦記
■団体:DEEP2001
■日時:2002年12月8日
■会場:ディファ有明
■書き手:負井

12/8 DEEP2001 "DEEP2001 7th IMPACT in DIFFER ARIAKE"  ディファ有明 17:00Start
フューチャーキングトーナメント開始の3時に
少し遅刻してディファに到着。
流石にこの時点では2・3割の入り。
逆に、良くこの時間から来ているなあ、と言う感じです。

本興行開始前にトーナメントの準決まで。
全然聞いたことの無い名前から、
既にプロデビューしている選手まで様々な名前が
(シャノン・リッチに勝った男とか)
以下、簡単に結果を

69kg以下級 1回戦※左側が勝者
綿貫浩一(P's LAB東京)<腕十字?>井賀 孝(G-スクエア)
小武悠希(U-FILE CAMP.com)<TKO(パンチ?)>増澤廣征(ワイルドフェニックス)
会田雅芳(和術慧舟會東京本部)<1R4:56 TKO(バックからパンチ)>宮下智也(B-CLUB)
深見智之(CMA京都成蹊館)<1R1:27 TKO(バックからパンチ)>川越和人(XXX)

準決勝
綿貫浩一(P's LAB東京)<1R2:08 腕十字>小武悠希(U-FILE CAMP.com)
深見智之(CMA京都成蹊館)<1R3:22 チョーク>会田雅芳(和術慧舟會東京本部)

◆82kg以下級 1回戦
藤沼弘秀(荒武者総合格闘術)<1R1:54 TKO(タオル・バックからパンチ)>jun[鬼頭潤](The Body Box)
RYO[田中亮](RODEO STYLE)<2R判定3-0>清水康一(CMA京都成蹊館)
森山 大(U-FILE CAMP.com)<2R判定3-0>市川喜栄(和術慧舟會東京本部)
中村大介(U-FILE CAMP.com)<2R0:50 腕十字>木村仁要(誠ジム)

準決勝
藤沼弘秀(荒武者総合格闘術)<1R1:52 TKO(バックからパンチ)>RYO[田中亮](RODEO STYLE)
森山 大(U-FILE CAMP.com)<2R判定3-0>中村大介(U-FILE CAMP.com)

決勝に残った選手以外では、中村選手の勝負強さが目を引きました。
技術的にまだまだ荒いものの、プロ向きのいい選手になりそうです。
流石に同門同士の準決はやりにくそうでしたが。
(抽選で組み合わせ決めたんでしょうか?)
アマだけあって、ストップが若干早目かな、と思って観ていたのですが
レフリーによってバラバラでした
第1試合  82kg以下契約 5分3R
×KAZE
(プロレスリング華☆激)
vs
原 学
(格闘探偵団バトラーツ)

(1R2分40秒 TKO※マウントパンチ)

KAZE選手はマスク着用。が、試合はいたって普通に。
タックルをいなしてポジション取った原選手が
マウント・バックからパンチを入れていって。
個人的には原選手が、先輩の日高選手の勝利ポーズをやっていたのが
ちょっと嬉しかったです。意図的ではないかもしれませんが。
第2試合 95kg以下契約 5分3R
アステカ
(プロレスリング華☆激)
vs
一宮章一
(フリー)

(3R判定 0−1)

偽造王・一宮選手の本日のネタはVシウバ。
紹介Vもまんまパクリ。ただし「食される男」で。
アステカ選手は和田戦と同じマスク・コスチューム着用。

が、試合はいたって普通(ただしレベルは・・・)
序盤は横井選手もセコンドにつけ、よりVT用の練習をしてきたか
と思われる一宮選手がやや押し気味も、
2R以降はスタミナ切れで、両者ともヘロヘロに。
ドロドロのドローという感じでした。
KAZE選手もですが、競技としてちゃんと向き合った分、
こじんまりとしてしまったかな、と。

終了後、ゴージャス松野劇場もありましたが、ウケはイマイチ。
松野氏、佐伯代表にも因縁つけ、次回に続く、か。
第3試合 69kg以下契約  5分2R
フューチャーキングトーナメント決勝戦(69kg以下級)
×綿貫浩一
(P's LAB東京)
vs
  深見智之
(CMA京都成蹊館)

(1R4分50秒 TKO※バックからのパンチでタオル投入)

綿貫選手はセコンドにもついた中台選手を小さくしたような風貌で、
前に出て行く姿勢が気持ちの良い選手。
対する深見選手は、もつれた時のバランスがよく、
バックをとる動きで勝ち上がってきました。
決勝もバックを制した深見選手が、スリーパー・パンチと狙っていって、
最後はパンチ連打で動きの止まったところで。
第4試合 82kg以下契約  5分2R
フューチャーキングトーナメント決勝戦(82kg以下級)
藤沼弘秀
(荒武者総合格闘術)
vs
×森山 大
(U-FILE CAMP.com)

(1R2分20秒 TKO※バックからのパンチでタオル投入)

品川主宰をセコンドにつけた藤沼選手。
その圧倒的な紋紋と、圧倒的なパンチ主体のスタイルで、
暴力的な印象が強いですが、スタンド・グランドともバランスの良い選手で、
パスしてからマウントをとる動き、マウントでの安定感は素晴らしかったです。
対する森山選手も、スタンド主体で全体的にバランスのよい選手で、
U-FILE勢の中でもトップクラスの選手だと思います。
が、試合は藤沼選手が、ポジションとって強烈なパンチ落として
最後はバックからのパンチで完全KOする、一方的な展開に。
レフリーのストップ遅すぎです。

JTCでは体重差のある相手に真正面から打ち合って、玉砕してしまいましたが
同階級なら、相当上でも通用するのではないかと思います。
次は外人相手の試合が見たいです。

深見選手共々、3/4後楽園大会に出場との事。
第5試合 90kg以下契約 5分3R
MAX宮沢
(荒武者総合格闘術)
vs
伊藤博之×
(フリー)

(3R判定 3−0)

藤原ジムで練習しているらしい伊藤選手、蹴りに活路を見出したいものの
結論から言えば、リングス時代と殆ど変わらなかった印象です。
序盤はロー・ミドル出していくものの、
宮沢選手に返され、レスリングでは圧倒され、倒されては上から殴られる展開。
2R辺りからは、完全に宮沢選手が余裕を持って戦っていたような。
気弱そうな表情も変わらず、何とも言いがたい内容でした
第6試合 タッグマッチルール 20分3本勝負
上山龍紀&大久保一樹
(U-FILE-CAMP.com)
vs
窪田幸生&金井一朗
(パンクラスism)

(20分時間切れドロー)

追い込まれてはタッチし、極めかけられてはタッチし、
双方、タッグマッチであることを意識して、タッグマッチらしく戦ったと思います。
どちらかと言えばスタンドの展開が多く、タッチワーク中心に、
それなりに盛り上がっていました。ただ、20分はちょっと長いかな・・・

試合形式としてはアリだとは思いますが、
将来的にこれをどう展開させていくかが問題でしょうか?
第7試合 日本人選抜 vs. ムエタイ戦士3対3 先鋒戦 68kg以下契約 5分3R
TAISHO
(バルボーザ&NBJC)
vs
タッパヤー・クロスポイントジム×
(シスオージム)

(1R4分30秒位 腕十字)

タヤッパー選手のセコンドには、ムエタイといえばこの人、植松選手が。
対するTAISHO選手はB柔術の実力者ですね。
ロー・ミドルでタヤッパー選手、本場の凄みを見せるも、
TAISHO選手、慎重に距離を取って、じっくりテイクダウンすると
きっちりポジションとって十字で一本。
タヤッパー選手も、倒されてから足を使おうとはしていたものの、
そこはレベルの差ということで。
第8試合 日本人選抜 vs. ムエタイ戦士3対3 中堅戦 57kg以下契約 5分3R
×廣野剛康
(和術慧舟會GODS)
vs
“ランバー”ソムデート吉沢
(M16ジム)

(3R判定 0−3)

ランバー、今日の入場は比較的普通。
と思ったら、ガウンを脱いだ下にはアマレス使用のツーショルダーが
グラップルマッチで着てたやつですね。
セコンドはランバーといえばこの人、植松選手。
対する廣野選手はレガースを着用。なるほどいい手かも。
セコンドには宇野選手と漆谷選手が。

ランバー、総合での戦い方が完成されてきました。
距離を上手く取って、差しあいでも倒されず、寝技の防御もキッチリと。
距離とペースを握ると、その強力無比な打撃を存分に発揮。
もうすぐ手が付けられなくなるのではないでしょうか。
廣野選手も、序盤は上手く距離を詰めてテイクダウンしていくものの、
一本を奪うまでには至らず。
2Rからはランバーの強烈なパンチ・キックをしこたま貰ってしまい。
(ランバー、途中からフルスイングしてました)
が、最後まで心折れず、向かっていった姿は感動的でした。

試合終了と同時にパフォーマンス爆発のランバー、
「スナベ!」「スナベモウイカイ!」と、
以前にDeepで敗れた砂辺選手との再戦をアピールしていました。
第9試合 日本人選抜 vs. ムエタイ戦士3対3 大将戦 68kg以下契約 5分3R
山崎剛
(Team GRABAKA)
vs
ナルポン・タックホームシン×
(タックホームシンジム)

(1R1分34秒 腕十字)

若いです、現役ルンピニー王者のナルポン選手。
セコンドにはルンピニーといえばこの人、植松選手。
対する山崎選手には、菊田選手以下グラバカ勢がずらりと

試合は、山崎選手がタックルでテイクダウンすると、
サイド・マウント・アームロックと攻めて、最後は十字で一本。
何もさせずに完勝。お見事でした。
ナルポン選手、蹴りの一つくらいは見たかったですね。
第10試合 契約体重なし 5分3R
×石川雄規
(格闘探偵団バトラーツ)
vs
滑川康仁
(フリー)

(1R3分46秒 TKO※腹固めからパンチ)

試合内容は、まあ良いでしょう。
ラストは足取りにきた石川社長を、
腹固めに固めて逆の腕も取って、パンチを入れてレフリーストップ。
いやでも、石川社長、カッコよかったですよ。バトファンなもので。

「石川さんの勇気をすごく感じて、自分も勇気を貰いました。
何か協力できることがあれば
・・・リングに上がるつもりはありませんが(キッパリ)
自分の貯金が20万位ありますんで、いくらお貸ししようかな、と。
全部は無理なんですけど・・・」
と、滑川選手、微妙なマイクで〆。
第11試合 82kg以下契約 5分3R
須田匡昇
(CLUB J/修斗ライトヘビー級王者)
vs
長南亮×
(U-FILE-CAMP.com)

(3R判定 2−1)

正直な所、この試合、一本こそ取れないかもしれないものの、
何事もなく須田選手が押さえ込んで勝つと確信していました。

長南選手ゴメンナサイ。そしていい試合でした。
須田選手のポジションキープを返せるとは、お見逸れしました。

1・2Rは須田選手が組み付いてはテイクダウンし、
ポジションキープして、パンチを入れていき、
バックを完全に奪って、チョークを決めかける場面もあり、圧倒。
が、長南選手も底力と言うかタイミングと言うか、
抑え込み・マウント・バック等を気合で返し、いいパンチを返す場面も。
3Rには、スタンドで打ち合いにきた須田選手にカウンターパンチを入れ、
ダウン気味に倒して、勢い良く攻め込み、このラウンドは押し気味に。
判定は、3Rを長南選手としても、須田選手の勝ちで問題ないと思います。

須田選手は、とにかくリスクの高いこの場に出てきたのが全て、
と言うか、試合後のマイクが全てを物語っていました。
「全然チャンピオンらしくない試合でした。スミマセン。
もっとチャンスを下さい。コンスタントに試合をしたいんです。
僕はチャンピオンですけど、駄目なチャンピオンなんで、
もっと試合のチャンスを下さい!」
と、今にも消え入りそうな声で。
郷野選手のファミレスマイク以来の切実な肉声でした。

佐伯さん、宜しくお願いします。
前半はまったりした雰囲気で、まあこんなものかな、と思っていたら
後半は非常に盛り上がって、中々に良い興行でした。

メインは大番狂わせと言えば大番狂わせ、
いつもの須田選手の試合と言えば須田選手の試合
長南選手、大健闘といっても良いでしょう。
個人的にベストバウトは廣野VSランバー。この日一番の盛り上がりでした。

入りは8割程度でしょうか。
佐伯社長も色々と大変だと思いますが、是非、来年も頑張って下さい。
今年はお疲れ様でした
今大会の画像及び選手コメントは こちら! 
report by 負井



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