UFC40速報観戦記
■団体:UFC40
■日時:2002年11月23日
■会場:・ネバダ州ラスベガス MGMグランド
■書き手:某っち (ex:「格闘潮吹きマン○固め!!」

遂にティトvsケンの因縁の最終決戦を迎えたUFC40。
ラスベガスで一番大きいホテルMGMでも会場は超満員に埋め尽くされていた。

○ウラジミール・マティシェンコ(1R 4:10 TKO)トラヴィス・ウイフ●
この試合はノーTVだったので結果のみネットで調べました。
マティシェンコ、体格差も問題無く勝利したらしい

○フィリップ・ミラー(2R 4:50 チョークスリーパー)マーク・ワイアー●
素晴らしい好試合、とにかくワイアーが素晴らしかった。1R ワイアーのパンチをかいくぐり
ミラーがテイクダウン、しかしワイヤーがすぐさま三角締めに!ミラー、ヒューズがニュートン
にやった様に持ち上げて潰してなんとかインサイドに戻すもまたワイヤの三角締め、なんとか
潰して金網に押し込んで肘を打ち込むが、ワイアの下からの攻撃に四苦八苦していた。
2R 開始直後にワイアのハイキックが命中し、ミラーは崩れ落ちる、ワイアすぐさま襲いかかる
がミラーがなんとかポジションを入れ替えて上を取る、が、ワイアがスイープし上を
制してパンチを連打。ミラー青色吐息だったのだが、ワイアがスタンド勝負を要求し、立たせて
しまう。これが命取りになりミラーのテイクダウンで上を取り、ワイアのスイープを潰し
バックを制してチョークスリーパーで逆転勝ち!ワイアは勝てる試合を落としてうなだれてました。
でも経験を積めばもっと凄い選手になりそう。

○ロビー・ローラー(1R 1:29 KO)ティキ・ゴゼン●
ミレティッチ門下の新星ローラーにティトのパニッシュメント所属のティキ。
両者激しくスタンドで殴り合うも、ローラーが押し気味。
最後はローラーの右フックが命中し、ティキは崩れ落ちる、更に
ローラーが襲いかかり、レフリーがあわてて止めてTKO。
ローラー強いです。

○カーロス・ニュートン(1R 1:45 アームロック)ペート・スプラット●
ヒューズとの再戦へ向けて復帰戦のニュートンだが、相手がイージー過ぎた。
簡単にテイクダウンを奪い、そのままアームロックで快勝!
ニュートン、危なげなく復帰、次回はマッハとやって欲しいな。

○マット・ヒューズ(1R終了ストップ)ギル・カスティーリョ●
階級を下げてきたギルだが、ヒューズの相手は荷が重すぎた。
例によってヒューズがテイクダウン、そのまま金網に押し付けてパンチを
肘を叩き込むヒューズ、多少は下から仕掛けるギルだが、全部ヒューズに
潰されボコボコに。1R終了後、ドクターのチェックが入り
続行不可能って事でTKO。この階級でヒューズと戦える選手は
ほとんどいないのでは?シュートボクセを離脱したペレか、
フランク・トリッグの挑戦を希望だな。

ここでUFCの責任者、ダナ・ホワイトがオクタゴンに登場、ビックサプライズが
あると発表し、誰かがオクタゴンに戻ってくると!
そこで登場したのはあのタンク・アボット!
大歓声で迎えられる。誰と闘いたいか?との質問に、
「まずはお前だ!」とリングアナを指名、アナが大げさに驚く(笑)
「誰でも構わない、かかって来い!」と威勢良くオクタゴン復帰を宣言した。

○アンドレイ・オルロフスキ−(1R 1:25 KO)イアン・フリーマン●
13キロ差があるらしいが、とにかくオルロフスキーがでかくなってる。
フリーマンの一回り大きいんじゃないか?でかくなった分だけ、パンチの
威力が増し、とにかくパンチ一発が重い、重い。一方的に圧力をかけ
最後は右フックから連打でフリーマンをKO!
ボクシング至上主義のアメリカ人観客も大興奮!もう以前のオルロフスキーとは
別人の様に強くなってる。リコに挑戦させてもいいと思うくらい素晴らしかった。

○チャック・リデル(1R 2:59 KO)レナード・ババル・ソブラル●
もうティト以外に相手がいないリデルではババルには荷が重かった。
階級を下げた為か、以前にリングスに来てた時よりも一回りもふた周りも小さくなった
感じのババル。必死でテイクダウンに行くが、リデルの間合いにはまったく踏み込めない。
タックルを切られる以前の問題。最後は強烈な左ミドルが、テイクダウンしようと頭を
下げたババルの顔面に入り、壮絶なKO!レスリング勢にこれだけ鮮やかに勝てる
リデルは立ち技VT選手の理想型と言える完成度を誇っているな。
もう相手はティトしかないし、ティトでも勝てるか分からない。
ただ問題はこの2人は同じチームで親友同士。対戦は実現するのだろうか・・・

○ティト・オーティス(3R終了 ストップ)ケン・シャムロック●

長きに渡る因縁、散々罵り合った両雄、両者入場時にも凄い歓声で試合を盛り上げる。
先に入場していたケンに対し、ティトはオクタゴンに入ると同時に歩み寄り睨み付ける。
だが、勝負は一方的だった。
1〜3R通じてティトがテイクダウンを奪い、金網に押し付けて肘、パンチ、そして
膝を叩き込む。みるみるうちにケンの顔面が腫れ上がっていく。
それでも必死で食い下がるケンだったが、3R終了時には疲労困憊、試合はストップし
ティトのTKO勝利が告げられた。
戦い終わればノー・サイド、両者、お互いの健闘をたたえ合い抱き合う。
ティトは今までの無礼を詫びているみたいだった。
最悪の遺恨試合も試合が終われば綺麗に遺恨を精算した。

全試合一本勝ち、ほとんどが1Rで勝負が決まると言う恐ろしいくらいに成功した
今大会。レベルが高ければ降着する、と言うのが嘘であり、顔面パンチが無い方がいい
ってのも間違いである事がここに証明されたと思う。顔面、肘、膝など全て有効だから
こそ、エキサイティングでスリリングの戦いを提供でき、これこそお金を払う価値が
あると言えるだろう。選手が身体を張って、血を流してこそ、観客に訴えられる。
楽なマッチメイクやぬるいルールで選手が楽してる様なものではどうしようも無い。
厳しい戦いの中にこそ高レベルかつ興奮する戦いになるのである。

ティトは今回の結果でもうあとはリデルしかいないだろう、一日も早くこの両者の戦いが
見たい。リデルの安定感は以上。シウバやアローナもリデルには勝てないかもってくらいの
レベルの高さである。
次回大会はリコの防衛戦にBJvs宇野のライト級王者決定戦が待っている。
リコの相手は誰になるのか?UFCに興味は尽きない。





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