10・14新日ドーム
■団体:新日本
■日時:2002年10月14日
■会場:東京ドーム
■書き手:凸ユーレイ(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

 設置席は8割方埋まっていた。実数で3万ぐらい?よく入ったほうだと思いますが。
 今回はラインナップから外れた選手のダークマッチがあったようで、その3試合目、越中・飯塚 vs 後藤・ヒロ の途中で席につきました。

1.○ライガー、垣原、タイガーマスク(12:26垂直ブレーンバスターから)アメリカンドラゴン、×ロッキーロメロ、リッキーレジェス
 ロス道場の外国人勢が、展開の早い攻防や連係など、かなり日本流。そこそこ面白かった。

2.棚橋、○健想(0:31ジャンピングニーから)真壁、×藤田ミノル
 ※再試合 棚橋、×健想(7:29ドラゴンSPX)○真壁、藤田
 棚橋のキレイな投げっ放しジャーマン、延髄斬りから健想のジャンピングニーで藤田あっという間に負ける。出番の全く無かった真壁が再試合をアピール、しばらく2人がかりで攻められたあと健想から勝ち。
 なるべくバランスを取りたい狭間で犠牲になったのはやはり藤田ミノル。新日が藤田を使って何がしたいのか、藤田にとってのメリットはなんなのか、疑問は解消されない。

3.IWGP Jr.戦 ○金本(王者)(18:43アンクルホールド)×ヒート(挑戦者)
 ドームなのに、ヒートお披露目なのに、足関節の取り合いが主軸になった地味〜な試合。ふだんの金本対田中もあまり見ていないが、おそらくそれ以下の内容。退屈。

4.NWF決定戦 ×安田(2:15アキレス腱固め)○高阪
 むだな動きを省いた関節の取り合いから、短時間で高阪が決めた。説得力も保たれ、イメージが崩れない、一番いい決着だと思った。

 休憩後、本人のマスクを被った2人の猪木が登場。ひとしきり揉めた後、マスクを剥がされた偽者は木村健悟。背格好も動きもよく似てた。

5.○吉江(5:33ダイビングボディプレス)×柳澤
 柳澤あい変わらずオーバーでむだな動きだが、標的が大きく頑丈なため思いきって蹴れている。ずいぶん攻めこまれたが、全部受けとめて吉江が逆転勝ち。この2人の試合に、事前に抱いた期待感を大きく上回ったいい試合だった。しかし柳澤は、吉江に負けてはこれ以上使い途がないのでは?

6.△西村(3分10R時間切れ)△ルッテン
 最終ラウンドのみ、ちょっと緊迫したキビキビした攻防があったが、それまではもっちゃりした西村ペースで進んだ。腕ひしぎのブリッジ逃れ、鎌固め、キーロック、コブラ、スピニングトーホールドと得意な動きは全部出したが…
 ラウンド制特有の、ピンチがゴングに救われたりするようなスリリングさもなく、逆に試合がブツ切りされた感じで、わざわざこのルールにした意味が感じられず。引分けのための引分け。
 ルッテンは、本人はプロレスをやる気まんまんみたいだが、どうも方向を勘違いしているような気がして好きじゃない。ただ手四つに付き合ったりすることは彼に求められていないと思う。

7.×成瀬(4:22スリーパー)○村上
 直前の試合の倦怠感を、期待通り村上が晴らしてくれた。キレて短時間決着。
 成瀬が『ウルトラソウル』に合わせて「ハーッ」ってやるのはバカっぽくて笑える。

8.×天山(6:43トルネードクローズラインから)○新ムタ
 ムタが本物のカブキさんとともに入場、演武、毒霧の競演を魅せる。
 終盤天山が攻めこみ、コーナートップに上がるが、嫌な予感が的中、セコンドのカブキさん毒霧発射、天山逆転負け。
 いつまでもこういう扱いをされる天山かわいそう。

9.○蝶野(11:35ヤクザキックから)×ローラー
 ローラー、頭に豪勢な羽根飾り?をつけて入場、蝶野は花道まで車で乗りつけ、T2000の皆さんとともに黒づくめ葉巻くわえて入場。
 試合はなんか、普通だった。ローラーは当たりが弱いような。JWPに男子選手が上がったときののハードヒッティングぶりを見慣れてるからなあ。ローラーを生かした試合ではなかった。まあ試行錯誤か。ローラーはベビーフェイスにしたほうが面白いんじゃないの?

10.×中西(6:26リングアウト)○サップ
 面白かったー!怪獣激突。いきなりサップが投げっ放しパワーボム、これで終わるかと思った。中西が息も絶え絶え上がってきたところ、さらにアメフト流タックル。
 中西も意味不明なモンゴリアンチョップなどで反撃、公約のアルゼンチンも実現。
 中西の、ラリアットに行く前の足踏み鳴らしに、なんとサップが呼応、同じリズムをとってラリアットの相打ちになったのは笑った。面白かったー!

11.IWGP戦 ○永田(王者)(12:55バックドロップ連発から)×藤田和之(挑戦者)
 なんか、去年の武道館と似たような。言い方は悪いけど“擬斗”っぽい。それでも永田だからこそ、藤田相手でもあそこまで試合できるわけで。
 藤田も、フランケンシュタイナーは鮮やかだった。
 去年、藤田が王者で防衛したのと、立場を入れ替えて今年は永田が星を返す。

 なんだかんだ言って、全体的には色の違う試合が取り揃えられ、楽しめはした。




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