10/6修斗名古屋大会観戦記
■団体:修斗
■日時:2002年10月6日
■会場:名古屋市公会堂
■書き手:うしをたおせ(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)
行って来ました、名古屋まで。
会場は3月と同じく鶴舞名古屋市公会堂。まあまあの大きさ。会場客入りは7,8割かな。
全選手入場し、松下選手が代表挨拶。会場ではスポンサーである「住まいの1番」さんが
いろんな意味で目立つ。応援が熱いんだこれが。
そうそう、りっぱなパンフも配ってくれました。ありがたいですね。

まあさっさと観戦記行きますか。


第1試合 ライト級 5分2R
○日沖 発(ALIVE)
×菅谷 Gatch 正徳(直心会格闘技道場)
1R 2'29" スリーパーホールド

ALIVE期待の19歳、日沖選手。確かに若い。177cmとライト級としては長身。
まだまだ細身だが、骨格はかなり大きい。将来はウェルター級かな。
青いキックパンツ風スパッツで登場。色とりどりの紙テープが舞う。
この後の試合もALIVE勢には常に紙テープが飛んだ。

日沖はロー。ガッチはパンチ合わせる。ガッチ、タックルでテイクダウン。日沖は落ち着いてガードを取り、
腕拉ぎ腕固めへ。そしてそのままスイープ!マウントに!パンチ落とす。嫌がったガッチは下を向き、
コーナー際のバックマウントから日沖はスリーパー狙う。少々手こずったが、最後はガッチリ極めて、
一本勝ち。

日沖選手、見事期待通り一本勝ち。あまり様々な展開がなかったので、いろいろコメント出来ないが、
鮮やかな勝ち方。若いし、今後ALIVEの顔になるかも知れない。

ガッチはまたも1Rで一本負け。うーん・・・。でも22歳。若いし。


第2試合 バンタム級 5分2R
○蔵田圭介(ALIVE)
×澤田健一(パレストラ東京)
判定3-0(19-18,19-17,19-18)

澤田選手、かなりきれいな、やや長めな白いスパッツ。Tシャツもすごくきれいで、
某ブランドとのコラボレートとか?左肩には龍の入れ墨。

1R
パンチ打ち合い。お互い右ストレート。澤田のアゴにやや当たり、澤田ヒザをついて、ダウン!
さほど効いていない模様。澤田蹴り。藏田タックルでテイクダウン。小さいパンチ落とす。
クロス切って立ち上がり上からパンチ落とす。澤田、腰を落としていた藏田を下から蹴って減点1。
澤田タックル。藏田切る。またパンチ打ち合い。澤田足かけテイクダウン。パンチ落とす。
藏田は積極的に下から腕十字狙い。いい感じで腰を回すが、澤田は腕抜いてパンチ。

2R
パンチ打ち合い。藏田引き込む。藏田また下から腕十字狙い。ブレイクに。またパンチ打ち合い。
澤田、テイクダウン。上からパンチ連打。

1R後半からは澤田選手のペースだったが、1Rのダウンと減点が効いて藏田選手の勝ち。

藏田選手。ちょっと力強さがない気もするが、基本的にアグレッシブで良かった。下からの十字も
かなり積極的だったし。

澤田選手、地力はある気がしたが、今回は軽いとはいえダウン、そして減点に尽きる。


第3試合 バンタム級 5分2R
×赤木康洋(ALIVE)
○生駒純司(直心会格闘技道場)
1R 4'41" スリーパーホールド

1R
2人とも跳び蹴り。赤木いつもどおり組んでから足かけテイクダウン。パンチを落とす。生駒は三角狙い。
そして腕を押さえて下からパンチ。赤木は掴まれている手首を切ってパンチ連打。
赤木ハーフまでいくも、生駒はスイープしかけつつ立ち上がる。またも赤木テイクダウン。サイド取る。
バックに回りスリーパー狙うも、下に落とされる。赤木立ち上がるも、生駒はバックを奪い、倒して、
そのままスリーパーへ!赤木タップ!

生駒勝利を上げつつ、冷静に両手を合わせる。赤木はずっと呆然としたまま座り込む。

いやー期待どおりのいい試合。素晴らしい生駒選手の極め、下からの仕掛け。ホントいい選手です。

2連続一本負けはしたものの、赤木選手もいい選手。テイクダウンは相変わらず抜群だったし、
激しい攻めも素晴らしい。やっぱり途中で気がゆるむのかな。それともスタミナ切れかな。

2人ともどんどん試合が見たい選手ですね。


第4試合 グラップリング・マッチ 63.0kg契約 5分2R
○梅村 寛(ALIVE)
×大河内 衛(GUTSMAN・修斗道場)
ポイント18-1

梅村さんはKEIKOのラッシュガード着用。

1R
梅村押し込んで片足タックル、テイクダウン。ハーフに。パス、マウント。戻されるも、
またパス、マウント。バックまわってスリーパー狙い。ヒクソンロックからスリーパー狙い。

2R
梅村タックルでテイクダウン。ハーフに。パス、バックマウント。終盤、大河内が反転し上に。
梅村スイープ狙い。大河内パス狙いからバック狙ったところで終了。

まあお見事に梅村選手が圧勝。なんと言っても、相手の足をコントロールしながら左右に体を
流していくパスはマジで美しかった。びっくりしたぐらい。
もうちょっと下からの仕掛けも見たかったけどね。
やはり次は修斗でしょうか。鋭い打撃に、磨きがかかった寝技。復活が楽しみです。

大河内選手。圧倒されてしまいました。でも、今回は急なオファーを受けたことを称えるべきでしょう。


第5試合 02年度新人王トーナメント フェザー級決勝戦 5分2R *延長5分1R
×木部 亮(ALIVE)
○小松 晃(総合格闘技道場コブラ会)
判定2-0(20-19,20-20,20-18)

1R
木部ロー。小松パンチ。木部タックルも小松両差しで凌ぐ。木部またタックルでテイクダウン。
小松立つ。今度は小松がテイクダウン狙い。木部はヒザ。小松テイクダウン。小松上からパンチ。
そしてパス狙う。ハーフからパンチ落とす。木部は下からパンチ打ち、アームロック、ヒールと狙う。
小松はまた上からパンチ。

2R
小松テイクダウン。小松じっくり上体固めつつパンチ落とす。終盤ブレイクに。木部投げてテイクダウンも、
パンチは1発ぐらいか。

テイクダウン数やアグレッシブさでは互角だったが、上からコントロールしている時間が明らかに
長かった小松が勝利。見事修斗史上初の新人王に。

うん、まあ予想通り拮抗してましたね。派手な展開はなかったけど、新人王がかかっているだけあって、
最後まで緊張感がありました。木部選手も最後追い込んだんだけどちょっと間に合わなかったですね。

小松選手、基本的にテイクダウンが強くて何でも出来ていい選手。クラスAにも上がりました。
でも、フェザーのクラスAはレベル高い。大変だ。

木部選手も悪くないんだけど、いつも、もう一つ足りないような。


第6試合 ウェルター級 5分2R
○松下直揮(ALIVE)
×鈴木洋平(パレストラ東京)
判定3-0(20-18,20-19,20-18)

1R
松下キック。鈴木パンチ。鈴木両差しになるも、松下コーナーに押し込む。
差し合いになるも膠着しブレイク。鈴木ハイキックからバックハンドブロー。しかしかわした松下の
ロングフックが鈴木を捕らえる。バランス崩した鈴木にパンチで追い打ちかけた後、松下は豪快な
内股!テイクダウン。上から小さくパンチ。

2R
松下タックルでテイクダウン。ボディにパンチ。あまり動きなくブレイク。
またも組んで松下がテイクダウン。ハーフに。上から下からお互い細かいパンチ。またもブレイク。
松下またタックル。鈴木はギロチンで対抗もゴング。

最初は互角だったが、先に大きいパンチを当てた松下がテイクダウン力を生かして完勝。

松下選手強い。パンチも重そうだし腰も重い。戦績もついてきた。だけど、なんか足りない。
上取っても、明確に強いパンチを落とす場面がない。うーん、必要なのは思い切りか。

鈴木選手、またも最近ずっと勝ち負けが交互だ。ウェルターはやはり混戦。

そうそうこの試合は前回と同様、松下選手の友人を中心とした応援団が青コーナーの後ろに構えて
応援をしてました。
「あれー、リングに近いんじゃないの?某応援団と違っておとなしいからいいのかな?」と思っていたら、
ちゃんと鈴木レフリーが青コーナーセコンドに注意して、応援団を後ろに下がらせていました。
例の件は、一応徹底されているようです。


メインイベント フェザー級 サバイバートーナメント一回戦 5分3R
×吉岡広明(パレストラ東京/4位)
○野中公人(PUREBRED大宮/7位)
判定3-0 (30-27,30-27,29-28)

1R
吉岡左フック。パンチ打ち合いに。やや吉岡打ち勝つ。野中組んでテイクダウン。ハーフに。
野中パスそしてサイドからV1アームロック仕掛ける。

2R
吉岡タックル。野中潰してマウント奪う。吉岡はTKシザースからヒザ十字を狙うも、野中は上から
潰してパンチ連打。アリ・猪木状態に。吉岡三角も狙う。野中は上からロー連打。吉岡も下からヒザや
顔面を蹴る。

3R
野中組む。吉岡スタンドでのアームロック狙い。しかし野中はそのまま持ち上げ、叩きつけテイクダウン。
アリ・猪木状態に。吉岡腕十字狙いも野中潰す。吉岡片足タックルからクォーターポジション取るも、
野中は上からパンチ連打。吉岡タックルも野中アームロックで振り回しサイドに。

スタンド打撃こそ、パワーに負けず、吉岡選手が優勢に。しかしテイクダウンはもちろんのこと、
寝技でも野中選手が圧倒した。吉岡選手の仕掛けはことごとく野中選手が脇を差して潰していった。
ただお互い冷静な選手だけあって、動きは激しいもののクールな感じ。そのせいか会場も静かだった。

野中選手、戦前の期待通りサバイバルトーナメントの1回戦勝利。優勝候補にふさわしい戦いぶりだった。
こりゃ強いや。ホント穴がないし。さあ次に当たるのは誰だ。

吉岡選手、スタンド打撃は素晴らしかったが、寝技におけるテクニカルな仕掛けは全て潰されてた感がある。
やはりパワーの差か。本領を発揮するにはやはり階級変更しかないか。


名古屋らしい盛り上がりで、いい大会でした。特に前半はいい試合がかなり続きましたね。
その分、後半がちょっと物足りなかったかな。




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