NEO9・16新宿アイランドホール大会
■団体:NEO
■日時:2002年9月16日
■会場:新宿アイランドホール
■書き手:凸ユーレイ(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

 NEO は今、マネージャーの永田率いるホリプロ女子プロレス軍団(HJPG、ブラック nEo と名乗る)が権利の半分を握り、共同オーナーとなっている。以前から NEO に敵対していた裏切り者軍団(下田、ASARI、三田)に、なんとそれまで NEO 本隊を支えていたはずの井上京子まで加わり、nEo と結託。新宿2連戦は15日がホリプロのアイドル西田夏プロデュース“思いっきり”の闘い、16日は田村欣子プロデュース“楽しい”の闘い、ということになった。
 昨日の西田プロデュースは、ホリプロ効果か超満員(300人ぐらい?)となったが、このストーリーが試合内容にイマイチ反映せず、NEOにしてはやや消化不良な興行に。さて今日は。

1.○米山香織(JWP)(Wリストアームサルト)松尾永遠

 昨日昼のNEO仲村戦、夜のJWP渡辺戦、と合わせて3試合見て、今日の松尾が一番良かった。いやたいしてファイト自体は変わってないんですが。近くで見たからかな。米山が「どうした松尾!」と檄を飛ばす場面あり、ヨネちゃんが引っ張ったのかもしれません。当たりの弱いドロップキックに、セコンドの宮崎が声を張り上げるでもなく普通の声量で「思いっきり行け!」と言ってました。米山の強烈なミサイルキックからのカバーを返したとき、レフェリーのグレースが指を2本上げながら宮崎に向かってニコッとしたり…

2.椎名由香、○石田亜矢子(5:40アイアンクローから体固め)仲村由佳、×甲田哲也

 仲村とNEO甲田社長の、30歳を馬鹿にする発言に怒った石田リングアナが、同い年の椎名とともにチームを結成、試合に臨む。
 甲田“石川梨華”のハチマキを締めて入場。羽織っていた道着を脱ぐと、モー娘。のラグトップ。仲村のテーマ『5,6,7,8』を、夜の部のWMFに出るみちのくの北海珍念がともに踊る。
 “チーム30・30”は『私がオバさんになっても』で入場。揃いの「417」Tシャツ。伊藤こーへーリングアナのコールは「トータル年齢60歳」(爆)。
 ゴング、仲村が椎名に告げ口「甲田さんが控え室で、最近の椎名さんは小ジワが多いって言ってましたよ」「化粧が濃い、って言ってましたよ」「きのう、敬老の日は椎名さんの日だ、って…」はじめ社長に蹴りを入れていた椎名、仲村も引きずり出してストンピング。仲村って、レスリングはそれほど上手くならないのに(失礼!)喋りは上手いですよね。
 石田リングアナはもう何度目?の試合出場で落ち着いたもの。コブラツイスト、カンパーナ、ラマヒを仲村に矢継ぎ早に決める。
 捕まる甲田さん、そのやられっぷりにセコンドの宮崎が大騒ぎ「キモイ〜キモイ〜」。30・30側にレフェリーのグレースも加勢。なぜならグレースも3×歳だから。同じくセコンドのタニー「チーム30・30・30?」と呟く。
 甲田、技を受けるたびにパンプアップする素振りを見せたりするものの、やはり常に劣勢。石田さんが社長を羽交い締めにして椎名に「顔はやめな!ボディボディ!」なぜかだんだん口調が座ってくる石田さん。

 敗れて土下座の仲村組。仲村「お2人のような素敵な30代になりたいと思います」甲田「女性が本当に綺麗になるのは30からだと思います」完全敗北宣言。石田「反省のしるしに、2人のうちどちらか頭を丸めろ」甲田「あ、ハイ、仲村が…(バシッ!)ぼくが…」石田「30歳、まだまだ女盛りです!これからもよろしくお願いします!」。
 昨日のホリプロのタレントさんたちと比べて、同じ素人が加わった試合でも、やっぱり安心して見られるというか、気を使わないですむというか。ネタもよく繰られているというか。大笑いしました。

3.キャプテンフォールイリミネーション(キャプテンはその場で決定)

○井上京子(C)、下田美馬、三田英津子、チャパリータASARI−田村欣子、×元気美佐恵(C)、X(=仲村)、X(=松尾)

 1)京子(0:52ラリアットから同時体固め)×仲村、×松尾 2)○下田(16:35タイガーSPX)×田村 3)○元気(17:30Gドライバーから)×ASARI 4)○元気(17:43丸め込み)×三田 5)○元気(18:07Gドライバーから)×下田 6)○京子(20:31ラリアットから)

 発表では2人のXが入っていた正規軍側。先に入場したタムラ様「皆さんにお知らせがあります。X は連れてこれませんでした」セコンドの仲村と松尾を呼びこむ。戸惑う2人に平手打ち!そして元気に向かって「2人とも、こんなにやる気があるみたいだ(ウソ)。お詫びの代わりに、キャプテンは美佐恵さんにお願いします(押しつけ)」。nEoキャプテンは京子。
 緊急で加わった仲村と松尾、開始直後に京子の両腕ラリアットで2人同時にフォールされてしまい退場。以降2vs4の状態が長く続き、交替交替に捕まる田村と元気。
 元気とASARI、大×小の取組みが面白い。手が合っているのか、ノド輪などで持ち上げたところから腕ひしぎにいったり丸め込んだりコルバタしたり、動きがスムーズで手馴れた感じ。元気と三田、大×大もすごい迫力、チョップの打ち合い、意地の張り合い。今日も三田はカンパーナをいやがる。
 序盤は、選手も伸び伸びやっている証拠なのかリラックスのしすぎなのか、ASARIが足の組み方を逆にしてサソリに行ってしまい「間違えちゃった♪」と言ったり元気がロープに突進して自軍控えの田村を場外にたたき落としてしまったり、笑いが漏れる展開。京子と下田、ついこないだまで敵対していたのが嘘のようにいまでは「ミマタン」「キョンピー」と呼び合う2人が“仲良しエルボー”の連係を見せたり。しかし中盤以降、あまりの劣勢にNEO正規軍側も介入しはじめ、乱撃の度を増してゆく。
 ついに田村も押さえられ 1 vs 4 に。ここで正規軍側セコンドが一斉にnEo控え選手の足にしがみつきカットを阻止、元気がそれに応え一気にASARI、三田、下田を連破、京子との一騎打ちに持ち込む。このあたり、お互いのカットを阻止するため、場外で両軍のセコンド、椎名や下田が周囲をものすごい速さで走り回る。
 巨獣ぶつかり合うという感じで、ラリアットをなんども打ちこみ合った京子と元気、最後まで立っていたのは京子だった。

4.JWP認定タッグ選手権 

日向あずみ、○輝優優(王者=JWP)(25:13エルボーアタックから)タニーマウス、×宮崎有妃(挑戦者)

 夏のタッグトーナメントで優勝したNEOマシンガンズ。さらにその実力を知らしめようと、同期デビューのJWPタッグ王者に挑戦した試合。マシンガンズがシリアスなファイトで互角に渡り合う、大熱戦になりました。
 特にタニー、序盤ではアマレス風の動きで一歩もひかず。織り交ぜて打つ頭突きが相手に大きなダメージを与える。終盤にはエクスプロイダーの連発も見せて、“強いタニー”を改めて印象付けた。
 いつものコミカルな動きはさほど出さなかったが、それでもポリシーを貫いてところどころでチャレンジ。しかし、味方がコーナーからスプラッシュされるのをパートナーが身を挺して庇う「友情連係」が直後に輝に突き飛ばされたり、なかなか付き合ってもらえない。JWP組も、対比をわかりやすくワザと付き合わなかったのだと思う。手をヒラヒラさせてダウンした敵を跳び越えざま「フゥ〜〜」と言いながらロープ間を何往復かする、本当はそのあと倒れこみヘッドバット、カバーしてカウント1で返されレフェリーに「スリーだろぉ!」と抗議する(ああ長いネタだ)、これは最初の段階で日向に跳び足を掴まれ阻止されたが、そのあと普通の連係から「スリーだろぉ〜〜!」。
 終盤、宮崎が丸め込みを連発、特に外道クラッチと逆さ押さえこみは、あわやというところまで輝を追い詰めたものの、最後はサポーター投げ捨ててのエルボーで王者組防衛。

 若手の試合、お笑い、熱戦と、少ない試合数だが充実した内容で、昨日より面白かった。

 今日のプロデューサー、タムラ様が上がってシメようとしているところに、昨日田村にカッターを食らった首に包帯を巻いた、永田率いるホリプロ軍団が。「お前らが半分決定権を持っているからタムラ様は決定できない。ストレスがたまる。めんどくさいから次の板橋で権利書をかけて 5 vs 5 で決着をつけよう」「京子、下田、三田、ASARI、もう1人はゆき、お前が出て来い」ゆき「27日は行けへんで。修学旅行やから」観衆「え〜〜?(不服・疑問)」タムラ「そうか。(納得)一生の思い出だからな。じゃあ西田、お前だ」西田「27日はダメです。家族で海外へ行きます」観衆「え〜〜?(不服・疑問)」タムラ「そうか。(納得)家族は大切にしないといけないからな。それじゃあ 4 vs 4 だ!」HJGP、憎まれ口を叩いて去り際、永田が一言「痛くて昨日から寝てないんだよ」昨日の恨みを忘れていない。
 ホリプロ軍、こういうスキットだけなら充分面白いと思う。試合までからむとちょっと… って感じかなあ。
 シメはマシンガンズ。宮崎「昨日今日、2日とも来てくれたお客さんが真のNEOファンです」俺、これ言われるの3回目だけど… どうだろう。




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