9・15JWP新宿アイランドホール大会
■団体:JWP
■日時:2002年9月15日
■会場:新宿アイランドホール
■書き手:凸ユーレイ(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

 この日の昼、同所ではNEOの興行が行われた。NEO的には既に、その効果だけに頼っているわけではないがホリプロ・プロレス軍団を絡め、超満員をマーク。JWPでもアイドルユニット「ピカピカ」のライブが行われる、こちらはその効果もあってだろう、なかなかの入り(200人ぐらい?)。
 九州と、新日へのゲスト出場を除いて、JWPの東京の興行に行くのは2ヶ月半ぶり。千葉氏が辞めて代わりのリングアナ、昔アルシオンにいて、ゴング鳴らし間違えてクビになった奴のような気がする。

1.全日本ジュニア王座決定リーグ戦
△米山香織(15分時間切れ)△西尾美香(全女)
 ジュニアのリーグ戦らしく、技はボディスラム、ドロップキック、エルボー、逆エビぐらいしか使わない、気迫と、お互いに負けたくない意地のよく伝わる、熱戦でした。
 半年前に見たときの西尾は、元気の無い、ヘナヘナした感じだったのに、この日は表情もイキイキして、声も始終出していた。変貌ぶりにビックリ。先輩相手じゃないからか? すこぅし下田美馬に顔が似てきたような。
 リーグ最終戦であるこの試合の結果、最高得点にこの2人とアルシオンの高瀬玲奈が並び、この興行の休憩後、巴戦による新王者決定戦が行われることに。

2.○渡辺えりか(12:18ダイビングエルボーから)×松尾永遠(NEO)
 キャリアのほとんどないままJd’を辞め、先日NEOで復帰した松尾。この日、昼のNEOで見た印象では、まったく進歩がなかった。が、それもそのはずデビューしてすぐブランクがあったわけだし、とにかく試合数をこなすのはよいことなのかな。1日のうちの2試合目となる夜の部では、序盤、さっきより良いかなと思わせたものの、後半やはりグダグダに。飛びつきDDTやドロップキックで飛びあがるとき、足の踏みきりが何だか変。それで技のタイミングに狂いが。
 渡辺、自分より下の選手とやる機会が滅多に無いので、嬉しそうにニヤリとしながら、膝を露骨に顔に入れたりする。あとで自ら「イジメちゃった♪」と言っていた。後輩に強い、イヤなタイプか?

3.2カウントフォールマッチ
○コマンドボリショイ(10:26雪崩式裏投げから)×カルロス天野(フリー)
 観客を楽しませることに長けた2人の職人が魅せた、非常に面白い試合。
 開始前、握手すると見せかけて丸め込む得意技を出した天野、ゴング前ということでフォールは無効。その直後に試合開始、丸め込むボリショイ。「(レフェリーと)グルじゃないか!」と抗議する天野。字で書くとつまらないんですが、動きもキビキビしていて、試合の導入部としては文句なし。
 その後も、2で負けになるだけに、また両者丸め込み技が得意なだけに、スリリングな展開。最後も、ボリショイの掌底ラッシュ、裏掌底までも1で返し続けた天野だったが、上記の大技でついに2を聞く。
 ボリ「めっちゃオモロかったから、またやろう天野!」天野「いますぐはムリです
…」ボリ「アホ。ちゃうわ。よく聞け天野。23日の金町大会でどうや」天野「金町は天井が低いから… あの…エート… オンリーギブアップルールでやりましょう」ボリ「お前、ワタシを甘く見ているな。ウソウソ、やろう!」その後、うかつに応じると痛い目を見るため、大変な緊張感にあふれた試合後の握手。

 休憩前、「ピカピカ」のライブ。

 休憩後の情報コーナーは渡辺えりかが。渡辺の喋りはマジでいける。アドリブ何でも利くし。
 
4.全日本ジュニア王座決定リーグ優勝決定巴戦
×西尾(0:33丸め込み)○米山、×米山(1:28丸め込み)○高瀬、×高瀬(3:28首固め)○西尾、○西尾(4:18タイガーSPX)×米山 ※西尾が新王者に
 …プロレスの巴戦て1戦目の敗者が優勝するのがわかっちゃう。3人が1つずつ勝って、3戦目の勝者が4戦目も勝って優勝、っていう… それだと負けっぱなしを出さないで一番短く終われるんだよね。前にJWPのジュニア王者も同じようにして決まったことがあった。
 まあでも、西尾−高瀬、西尾−米山の絡みは、短いとは言えよく動いて面白かったですけどね。高瀬のセコンドにわざわざ吉田万里子が来ていた。
 ホントに悔しそうだった米山、「せっかく最終戦をJWPでやったのに、勝てなくてすみませんでした。必ずあのベルトを獲ります」とファンに約束。

5.JWPタッグ選手権 日向あずみ、○輝優優(王者)(21:53垂直落下BBから)×倉垣翼、春山香代子(挑戦者)
 JWP内世代闘争、先輩を超える為に組まれたユニット“ブルキャッツ”の倉垣&春山が掴んだタイトル挑戦のチャンス。前哨戦で、倉垣は輝から、春山は日向から勝ちを奪っています。
 挑戦者組、骨折が完治していない日向の左肘を集中攻撃。今までの連係(コーナー上に座った春山の肩から倉垣がスプラッシュ、続けて春山もスプラッシュ)に加え、新しい連係にもチャレンジ(倉垣と背中合わせの敵に春山がラリアット、倉垣逆さ押さえこみ→さらにブリッジしてウイングクラッチ)。
 しかし王者側は、常に上を行っていたよう。お返しに春山を長く捕らえたり、あと何といっても当たりが強烈過ぎる! JWPの試合全般に、打撃の当たりが強いのだが… 日向のニー、輝のエルボー、キック。連係で左右からハイキックで挟み撃ちにしたのは凄かった! 対角コーナーでダウンしている相手にすれ違いざま走って同時ニーとか。
 フィニッシュも、エルボーはなんとか返し続けた倉垣に、日向のもんのすごい延髄ニーから垂直で。

 ゴングが鳴るや否や、翌16日同じ新宿アイランドNEOの大会で挑戦するタニーマウス&宮崎有妃がリングに。激闘を終えたばかりなのに日向「団体は違っても平成6年の同期でタイトルマッチが出来て嬉しいよ」と笑顔で(^^;)。つづけて「懐かしいよね宮崎。あのとき三郷の寮で…」と切り出す。JWPでの新人時代のナニゴトかが暴露されそうになり慌てる宮崎、聞きたがるタニー。

 好試合が多く、充実した大会でした。昼のNEOより良かった(NEOは、ホリプロのタレントさんを絡めていろいろやったけど全体の試合内容はイマイチだったと思う。椎名由香 対 坂井澄江(Jd')、元気美佐恵&輝 対 三田英津子&ASARI は良かったが)。




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