キングダム・エルガイツ 〜王国の逆襲〜
■団体:キングダム・エルガイツ
■日時:2002年9月14日
■会場:Z-ZONE NAGAYAMA
■書き手:Sandman

当初、8/25に行われる予定だった今大会。9/14に延びたのは恐らく、今回、目玉の交流戦を行うパンクラスの人材がいなかったか、調整に失敗したからかと思う。しかし、8/25時点で交流戦が行われるとは思わなかった、また予定通り興行をするもんだと思い、Z-ZONEへ足を運んだ。とても、これから興行を行うとは思えない会場を見て、「やっぱり、もうやんないのかな」とちょっとガッカリした。

ちょうど三日後に「Dynamite!」が控えていたので、「もしかしたらシウバの対戦相手に入江が立候補したのかも?」とヘンな期待をしてまった。もし、入江VSシウバが実現していたら、その日のベストバウトになっていたかもと、今でもほんのちょっと思っている。
その興行が行われなかったZ-ZONEの壁にチラシが貼られていた。

「7/21 藤原組長現る!! キングダム・エルガイツ プロレス部 プレ旗揚げ興行」

そんな興行やっていたなんてまったく知らなかった。プロレスじゃバウレビにも載らない。後日、友人に聞いたところ、近所の中華料理屋等にはいっぱいチラシがあったとのこと。本当に近所じゃなければ開催すらわからないほどの興行だったようだ。

そのバウレビで次回興行の告知があり、観戦することにした。今回はチケットが前回よりも倍以上の設定だったので、客入りは悪いと想像していたが、前回より多かった。パンクラス効果とは思えない。恐らく今大会はアマチュアタッグトーナメントがあったので、その応援が多かったと思われる。

休憩前までのサテライトバトルは非常に早く終わってしまった為、それぞれの試合の印象がほとんどない。チョーク、フロントチョークで1分以内に終わった試合が3試合もあったため、試合らしい試合はタッグトーナメントぐらいだった。そのタッグトーナメントでは和術慧舟会岩手支部の選手が他よりもレベルが数段上であった。

休憩後、エキシビジョンで"プロレス界の裏ガチンコ王"荒井 修がマスクマン(名前忘れました)とプロレス。レフェリーまで笑みがこぼれる和気あいあいの展開であった。

第1試合 ライト級 10分1R
○鈴木 徹(和術慧舟會) アームロック 広瀬和哉×(IMNグラップリング)
今回出場していた慧舟會の選手達はちょっと他の出場選手とはレベルが違っていた。鈴木が非常に安定した試合できっちり極めた。

第2試合 スーパーミドル級 10分1R
○小池秀信(フリー/ミドル級5位) 判定  荻原 光×(STG横浜)
前回同様、小池のセコンドにはグラバカの三崎がついている。今日はさらに石川も応援しにきていた。ここで試合をすることは絶対にないだろうが、エキシビジョンでもいいからやってほしいものだ。試合はパスガードした(パスガードはポイントがつく)小池の優勢勝ち。

第3試合 エキシビジョンマッチ
入江秀忠(キングダム・エルガイツ) vs  ランバー・ソムデート吉沢(M16ジム)
両者の体格差がありすぎるため、緊張感のないスパーリングに。時たま、入江がヒールホールド等でタップを取り、その後、握手という和気あいあいの展開。試合よりもマイクを楽しみにしていたのだが、「今日はありがとうございました!」で終わり。客のなかには「なんだよ〜、入江のマイク楽しみにしてたのに〜」という声も。やはり、メインじゃないとやれないのか。
ところで入江のキャッチフレーズが無敗伝説なのだが、これは保身じゃないのだろうか?

セミファイナル グラップリングトーナメント決勝
×小林勇輝(和術慧舟会東京本部)アキレス腱固め ○秋元駿一(和術慧舟会岩手支部
寺本大輔(タイガープレイス)           及川希(和術慧舟会岩手支部)
4人中3人が和術慧舟会でこの2チームはとくにトーナメント参加者の中ではレベルが違っていた。優勝した岩手支部のチームは2試合とも危なげなく勝利していた。

メインイベント キングダム vs. パンクラス交流戦 70kg契約 15分1R
×佐藤 力(エボリューション/ライト級3位)判定 富山浩宇○(P's LAB横浜)
富山という選手、どっかで見た名前かと思ったいたら、今度のパンクラスの文体(9/29)でゲートに出る選手だ。パンクラスゲートがキングダムではメイン。パンクラスといえば、パンクラスismかパンクラスGRABAKAだとおもっていたが、キングダムではP's LABがパンクラスでメイン級なのだろう。
今日一番の声援があった試合だった。キングダムのエースと思われる入江よりもはるかに声援が多かった。まぁ、入江の場合はランバーより少なかった。
試合は負けたくないという意地の張り合いによって、膠着の多い展開。5分3Rにすればいいのに、15分1Rだったのも膠着になりやすい要因だった。10分過ぎにはお互いスタミナが消耗しており、大きな展開もなく終了。唯一、パスガードした富山の優勢勝ちだった。尚、富山の応援にismの北岡が来ていた。

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前回あったうさんくさい歌手の歌唱ショーがなく、非常に多かった入場曲が途中で途切れることや、ゴングがないのでレフェリーの「試合終了!」のコールもない。大会運営としてはいいのかもしれないが、前回観戦した人間としてうさんくさい部分がちょっとあったほうがよかった。それがなくなってちょっぴり残念だ。期待していた入江のマイクがなかったのはちょっぴりどころではなかった。前回の続きに何を喋ってくれるか楽しみにしていたのに、残念だ。

純粋に格闘技を観戦しに来た人たちにとっては今回は結構満足したのかもしれない。それは試合中に流れるピンサロでかかりそうな音楽が今回は気にならなかったからである。
次回は今日みたいな試合に入江のマイクにちょっとのうさんくささがあることを期待したい。




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